お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2012年3月23日

塩胡椒入れ:お給仕係


イタリアンなカフェのラガッツォ二人組です。これが「塩胡椒入れ」ですよ! 

その証拠に、後ろを見ると穴があります。穴二つが胡椒入れ、穴三つが塩入れです。高さは10センチほどでしたか。塩胡椒入れ(S&P shakers)を集めていた頃にeBayで落札しました。品物として高級なわけじゃありませんが(中国製だったかもしません。)、とても面白いと思います。届いた日、値段その他のデータは当時のMacが壊れてすっとんでしまい、わかりません。



Mac内の写真整理中にみつけました。撮った日付が2010年4月7日とあります。

これを見たとき、いろいろお世話になった昔なじみの友達が好きそうだ!好きに違いない!きっと彼女の姉上もこういう顔が好きだ!むしろ姉上のほうが好きかもしれない!......と思い、お礼をかねた贈り物にしようと買った品物でありました。(ですから写真を撮っておいたのです。)ところが機会を逃して、その後忘れていました。近所に住んでいるんですけどね。(ナハハ......。)壊れていなければいいのですが。今も部屋のどこかにあるはずです。

2012年3月22日

災難:こんどはICレコーダー

写真は追ってのせます。大した写真じゃありませんが。


今月は魔の月です。
月の初めにデジタルカメラと携帯電話を一度に壊しました。
買い替えたソフトバンクのルーターは機能不全で、なぜか夜間はYouTubeが見れません。
おまけに差し歯が抜けて、そのあと歯医者さんでとんでもないことになりました。
そして昨晩はICレコーダーでした。

壊したのはオリンパスの「ボイス・トレックV75」です。
とても使いやすい録音機です。(これしか使ったことがないんですけど、ICレコーダーの中ではいちばん優秀だと思っています。だから必要のたびに3台買いました。)

話を逆の順番でしましょう。


● パーソナル製品|修理について オリンパス公式ホームページ内の修理のページ

精密機器・デジタル機器全般の基本として、メーカー保証が保証するのは「自然故障」。これは「普通に使っているのに動かなくなった」とか「何かができない」といった種類の故障だそうです。精密機器、デジタル機器に致命的な「濡らした」「落とした」など、持主の過失による故障は保証外のため、修理はしてくれますが保証期間内でも有料なのです。(販売店の保険に入っている場合はそちらの契約内容によります。)

修理に出すには、オリンパスに届ける方法が3つあります。
(1)オリンパスを通して宅配便で運んでもらう——この場合、梱包資材を宅配便が持って来てくれるそうです。
(2)自分で梱包して宅配便で送る。
(3)サービスステーションに持ち込む。(東京では小川町。地下鉄小川町または淡路町下車。)

東京に住んでいて良かったと思うのは、たいていのサービスステーションが自分の足で行ける場所にあることです。(でも沖電気のプリンターの修理のときは、持ち込みより宅配便で運んでほしかったようでした。)私が持ち込みを好むのは(a)早く持って行きたい、(b)宅配便の送料がもったいない、(c)サービスステーションはたいてい都心にあるから、帰りに町歩きができる、という理由です。(今は違うかもしれませんが、ケンウッドにトリオ時代のステレオのターンテーブルを持ち込んだとき、受付からして作業場みたいでカッコよかったし、薮蕎麦に近い神田の風情もよかったのでした。ソニーの修理にはよく行きましたが、昔は数寄屋橋でしたから銀ブラできました。その後つまらない所に引越してしまい、10倍くらい?広い場所になっていたことから、よほど故障の持ち込みが多いのだろうと思いました。キャノンは銀座と新宿で、新宿三井ビルでは働いていたことがあります。)

どの方法で届けるにせよ、さいしょに電話するのがよいと思います。そもそも修理できるのか、修理する意味があるのかの確認が必要です。その時点で修理代の目安がつく場合もあります。修理を依頼することになったら、サイト内にある「修理用カルテ」をプリントして「症状」を書いて添付できるようになっています。(病院と同じですね。)先に状態がわかればすぐに修理に取りかかれて、その分作業が早いということです。技術者さんにとって大事でしょう。

● 修理用カルテ

私の場合、結論をいえば修理を諦めました。電話で話をすると、単純な話、1万円はかかるそうで、買った値段とあまり変わらないからです。ああ、そうでした。技術者さんがドライバーでネジを回した時点で1万円、とはよく言います。簡単でも難しくても「技術料」です。さらに部品を交換すればその分が加算されます。(そういえば昔、シャープのちょっと上等なビデオデッキの修理に来てくれた技術者さんが、ひととおり調べた後に「私が触わると技術料が発生しますから、あなたがここをこうしてください」と言って、すごく簡単なことだったためにタダですませてくれたことがありましたっけ。)

10万円20万円するものを1万円か2万円で直してもらえたらありがたいことです。でも1万円2万円のものは修理に出すのは高いし、みすみす買い替えるのも安くないし、いつも複雑な気分になります......。


というわけで、以下はそれに至った「おバカにも程がある・パート2」というべき話です。


昨日の夜は卓袱台の上のネスカフェの瓶だったかお茶筒の上に愛用のオリンパスV75をのせて、家族の会話を録音していました。(私はそういうことを日常的にやっています。)それで、私がよそを向いている間でしたが、たまたま家族がどちらかを無頓着に取ったときだと思うのです。私が卓袱台に向き直ったときには、すぐに片付けなかった器に残っていた夕飯の煮っころがしのおつゆの中にV75がひたっていたのです!
「ぎゃああああ!」
あわてて取り出し、周囲を拭きました。落ちたのを見ていてすぐに取り出したなら大したこともないと思うのです。でも1分、いや2〜3分たっていたかもしれません。

電源は入っていますが録音は止まっていました。でもよく見ると、表示されているデータの日付が2月11日です。本体メモリーのデータが出ているのでした。マイクロSDに切り替えようとすると、その操作は可能ですが「カードを挿入してください」と出てしまいます。マイクロSDカードを取り出すと一部が濡れていました。ということは中も濡れています。でもあんなに小さい穴の中を拭けません。(拭いて済む話でもありませんが。)

MacにつなぐとV75を認識しましたから、本体メモリーの内容を全部コピーしました。(一部または全部を既に移していた気がしないでもないのですが念のため。)いっぽうマイクロSDは認識しないのでした。

というわけで本体メモリーは無事で、ファイルを選ぶことも再生できることもわかりました。ただし本体メモリーは満タン状態でしたから、初期化しないと新しい録音が可能かどうかわかりません。(まだ試していません。)マイクは露出していますから最初に濡れたはずで、それも心配です。

たまたま同機種のV85も持っていますから、マイクロSDカードをそちらに入れてみますと再生が可能でした。(とりあえずデータは全部無事で助かりました。)ということは、V75のSDカードを読み取る部分が濡れて壊れたのでしょう。

ネットでオリンパスのサービスステーションを調べ、朝の10時すぎに電話しました。
(コンピュータは同じ水害でもジュースなど「砂糖水」のたぐいが最悪でイチコロだと聞いたことがありますが)煮っころがしのおつゆも残った塩分が後々内部を腐食させていくことがあるそうで、修理したからといって完治は難しいとのことでした。その上での修理代が1万円+なのです。今回は第一に「濡らした」こと、第二に液体が「煮っころがしのおつゆであったこと」がまずかったのでした。


さて、いじっているうちに充電切れの画像が出ました。それで再びUSBをMacに繋ぐと、律儀にもいつもどおりの充電が始まりました。壊れたのはたぶん一部なんでしょう。幸いまだV85がありますから急いで買う必要はありません。(カメラのときはどうかしていました。)あとで全部を初期化してみて、また使えるようなら使える部分を使おうと思います。

今月の反省:(1)私はデジタル機器の取り扱いについて、根本的に態度を改めなければいけないようです。
      (2)食事の後片付けはさっさとやりましょう。

2012年3月7日

携帯電話で迷い中



先週の土曜日に携帯電話を壊してしまいました。(しかもデジタルカメラと一緒にです。)とても気に入っていたのに同じ機種はもう作っていず後継機種もないということで修理に出したのですが、治らない場合を考えて次の機種を選んでいるところです。

電話なんか大嫌いなのに、事情があって一昨年の7月に初めて携帯電話を買いました。長年のMacユーザーとして「どうせ買うならiPhone」と思っていましたが、当時は品切れで入荷待ちだったため、お店の中で一番よかった「お子様ケータイ」を買いました。それなら今度こそ「iPhone」かというところですが、この1年半の間に考えが変わり、私は「スマートフォン」というやつがとても嫌になりました。

ところが世間では今やスマートフォンが主流で、「携帯電話」が過去になりつつあるというのですから驚きました。「スマフォ」の良さはわからないでもありません。でも誰もがあんなものを持つ社会がいい社会のわけがない、と私には思えるのです。

それでケータイですが、私は周囲の人達が持っているようなケータイが嫌なんですヨ。「人と同じものを持ちたくない」というのではなく、あの二つ折りの形が好きになれないのと、使わない機能のテンコモリが嫌なんです。はっきり言って私に必要なのは通話のみ。メールもしません。(メールはMacでやります。)いらない機能は使わなければいいだけですが、できれば必要だけを満たす機種がないものかと。ですから「らくらくフォン」が有力候補でした。でもお店にいくと、老人用のケータイも今では二つ折りで、文字がゴチャゴチャ書いてあって、うっとおしい姿をしていました。残念なことです。

家電の量販店へ行くと各社の製品を一度に見れますから、地元のヤマダデンキでいろいろ吟味しました。そして今候補にあるのは「ハニービー4」(上の写真)と「ルミックスフォン」です。

「ハニービー」はPHSなのでした。(PHSってサービスを終了したと思っていました。)小さくてチャチくて、文句ナシにカワイイ! 色がきれいだし、ボタンが少ないし、文字がゴチャゴチャ書いてないし、二つ折りじゃないし、軽いし、形だけじゃなく中身の画面のデザインもカワイイし、それに維持費が他社より安いんです。高校生や大学生にとても人気があるそうですし、二つ目に持ったり家族で色違いで持つ人もいるそうで宜なるかな。(ハニービーのスマートフォンもすご〜くかわいいんです。iPhoneより好きです。)問題はソフトバンクから電話番号を持ってこれないことです。(でも下4桁の番号なら同じものを取りやすいそうですが。)

● ウイルコム、HONEY BEE 4

いっぽう「ルミックスフォン」はカメラに電話がついたものです。実は一昨年お子様用を買った後にレトロなカメラに似せたデザインの同様のケータイを見つけて「オモシロイ!こういうのが欲しかった!」と思ったことがあり、カメラとケータイを一度になくした今の私には一番いい品物です。(壊したカメラもルミックスですから上手いぐあい。)ソフトバンクのお店で見たときには4万円以上して、私にはとても買えないと思ったのに、同じものをドコモに乗り換えて購入すると「タダ」だと教わってビックリ。しかも今月末まで2万円のキャッシュバックがあり、ソフトバンクの解約とドコモの契約にともなう諸経費も相殺されてしまうというのですから。もちろん電話番号も持って行けます。がぜん欲しくなりました。ただ問題は、これを見る直前にリコーのコンパクト・デジカメを注文してお金も払ってしまったのですよ。(取り消してもらえないこともないでしょうが。)


● ルミックスフォン/ドコモ
● ルミックスフォン/パナソニック

とはいえ「ルミックスフォン」のルミックスはデジカメのルミックスとは違います。店員さんのお話やメーカーのサイトなどを自分でまとめてみますと、人がケータイで撮りたがる種類の写真の機能に特化した感じで、そちら側へのサービスはテンコモリですが、カメラとしての性能は、たとえば望遠など遥かに劣ります。とてもデカくて重い。今はカッコよく見えるけれど、契約期間の2年の間には飽きそうな気もします。ヤマダデンキのカメラ売場のおにいさんが言うように、所詮は「カメラとしても電話としても中途半端」でしょうか?

「ルミックスフォン」とデジカメの両方を持ち歩くなら意味がありません。どのみち通話の契約しかしない予定ですが、いろいろ考えれば「ハニービー」が賢明か......。迷います。

といいつつ、ソフトバンクの「お子様ケータイ」の修理がうまくいけばまた使います。それを祈るばかりです。


(追記:3月21日)
ソフトバンクに修理に出したケータイは、2週間たっても音沙汰がありません。修理が無理なら早く連絡がきそうなものですが、遅いのは治りそうだということ? とまれ昨日はお天気もよくて、お散歩がてら駅前のドコモに行きました。ケータイというものは他社へ乗り換えるのが一番お得だと知りましたが、2万円のキャッシュバック(商品券だそうですが)は今月末までですから、修理を待たずに乗り換えるべきかもしれないからです。駅正面の新築ビルにあるドコモはソフトバンクの何倍も広くて、店員さんもお客も何倍もいて、こういう世界をよく知らない私は驚きました。

そこであらためてルミックスフォンも見ました。でも新しいデジカメを買ってしまった今では非現実的です。ドコモで見たケータイの中では1年前に出たという「F−O5C」というのがいいと思いました。色は白、黒、ピンクのみ、裏側がいかにも手抜きなトホホな姿をしていますが、ほどよい大きさで持ちやすい形をしており、二つ折りではないし、数字のボタンはスライド式で必要なときだけ出せばいい作りです。鉛筆型のタッチ用の棒のような物がぶらさがっていますが、おそらく通話に必要ありませんから、外せば邪魔じゃないでしょう。

● ドコモ F−O5C

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