お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2012年1月26日

「田中ニュース」が見るSOPAとPIPA

アメリカで問題になった2つのネット規制(=言論統制)法案について田中宇(さかい)氏が1月25日付で記事を配信しました。アメリカだけの話と思わずに多くの人にぜひ読んでほしいと思い、リンクを貼ります。とくに後半でスマートフォンの危険性、日本への影響等にも言及しているからです。

● 米ネット著作権法の阻止とメディアの主役交代 

 (田中ニュース 2011年1月25日付)

SOPAとPIPAはお流れになったそうですが、1月26日付Infowars.comによると、実はオバマ大統領はそれが議論になる何ヶ月も前に、もっとひどいACTA(国際インターネット協定らしきもの)に署名していたといいます。中国をはじめ世界のどの国の企業でもインターネットのプロバイダにアメリカのコンテンツの削除要請を可能にするものだそうです。これでもかこれでもかと、アメリカによるアメリカいじめが進行中。まったくどうなっているんですか?!

(続きは追って書きます。)

2012年1月24日

中国の不思議な靴


1月21日(土)は小金井に集まって新年会をやる予定でしたが急遽中止(延期)になり、私とIは「それじゃ吉祥寺にでも行こうか」ということで、雨やみぞれの降る中を町にくりだしました。彼女は吉祥寺をよく知っていて、いろいろ趣味のよいお店を教えてくれました。しかし私ときたらカメラを忘れてしまったのです。だからお天気のいい日にまた来て、あらためて備忘をかねて書こうと思います。今日はIと別れたあとの帰り道で見つけたお店でのお買物の話です。

不思議な靴

オリエンタル・スタイル「QILIN」......キリン? 吉祥寺東急の南側にひろがる商店街の中のお店です。中国物産といってもちょっといい物ばかりを集めているようです。また、昔なら大中にあったような文化大革命時代のままの魔法瓶が今も売っていました!(赤くてバラの絵で真空ガラスでコルク栓で、最高にレトロなアレ。2リットルくらい入って2900円。ほしかった!)また少数民族の中古の織物などは、ときどき見に行くと出物に遭遇しそうな気配が濃厚でした。

とまれ私は靴を買ったのです。「黒い布製で刺繍のある、中国っぽい靴」なんですが、ブーツ型で足首の所がゴム編みのニットという防寒用です。こういう形はこれまで見たことがありません。履かせてもらうと「39」という大きさがぴったりでした。布ですからどこにも当たらずらくちんです。ちょうど黒のスパッツをはいていましたから、黒い色が足からずっとつながって見えて、赤いところがスリッパをはいているようで面白いし、私の手編みのレッグウォーマーを履いても悪くないと思いました。(洋風の暮らしなら冬の室内履きに最高でしょう。)



さらに店員さんの話をきいて驚きました。靴底は布をたたんで重ねたものだというのです。その分厚い段々を縫い合わせたのが底に見える白い糸で、今はゴム底を貼ってありますが、昔は縫ってガチガチに固めた状態で履いていたそうです。どこの民族のものでしょうね。(たぶんこの靴を履いたら漢族の帽子をかぶっちゃいけないでしょうね。)





しかしそのゴム底が気になります。すぐにすり減るのじゃないかと。ですから近所の靴屋さんで長く履くにはどうしたらいいか、予めかかとの底を貼ってもらえないか相談しなきゃと思います。(6200円のところ2割引セールで購入。1月21日)

靴の中敷の織りネーム。

生姜のアメ?「チャイムズ」


アメのようなものですが、「ginger chews」と書いてありますから「噛む」ものですね。でも「チューレット」ほど柔らかくありません。グミを固くした感じ?かもしれません。原材料は「さとうきび、麦芽糖、ショウガ、タピオカの澱粉」だそうで、一応「ナチュラル」なようです。

甘過ぎない甘さでしっかりショウガの味がして、意外とおいしいアメ(チュー)です。今の私は風邪がなかなか抜けなくてドンガラ声のままですから、そういう喉には生のショウガのようにしみて、なんだか嘘っぽい「のど飴」よりも薬効成分がきいている気がします。





この缶がいいでしょう? ちょうどタバコの箱の大きさです。いい黄緑色だし、正面の模様以外にもあちこちエンボスで盛り上がっていて凝っています。歯をむいた変な笑い顔がほどよく気持ちわるいのも輸入品らしい味を出しています。でも蓋があけにくいのが難です。ここにもエンボスがあるのに、指をひっかける役をしていません。日本人だったらきっともっと開けやすく作ったと思います。
(1月22日/アメリカ製、12粒入りで494円、ちょっと高め。クイーンズ伊勢丹石神井公園店)

2012年1月23日

吉祥寺「コットンフィールド」のキット



あれ以来(とは、去年の夏のこと)ロン・ポールのトートバッグを愛用していますが、食糧の買い出しみたいな大きなズック袋です。値段のわりには内ポケットもなくて、ポーチがないとバッグの中がゴチャゴチャです。そのポーチですが、前に友達のHが持っていた、娘の北欧旅行のお土産とかナントカ言っていたポーチがすてきだったんです。平たくて大きめのがま口型でした。私のは普通のチャック(ファスナーともいう)の布袋で、もうヨレヨレでしたからネ。まあそれはそれとして。

21日にIが連れて行ってくれた吉祥寺の「コットンフィールド」はそうとうお洒落な生地屋さんでした。バッグ類のキットもたくさん売っており、その中にがま口型のポーチがあったのです! 既製品ならもっとよかったけれど、作るのも悪くないし、たぶん買うより安いでしょう。

柄はこれだけですが、くっきりしたきれいな縞模様じゃありませんか。生地、裏地、口金、紙ひも、型紙、作り方のコピーと完成品の写真が入っていて735円でした。作るには他に目打ちやペンチや生地用ボンドなどが必要だそうです。


(追記:2013年7月12日)
コットンフィールドは7月15日月曜日をもって閉店します。


2012年1月22日

1月21日、4位だったロン・ポール

(CBS News のサイトより)

● サウスカロライナ州の最終結果発表(CBS News)

びっくりですね。サウスカロライナ州で、メディアの「予想」どおりギングリッチが1位とは。そしてロムニーは2位、サントラムは3位、なんとロン・ポールは4位(ビリ)。「サウスカロライナで勝たないで大統領になった人はいない」みたいなジンクスがあるそうで、ここでの勝利は象徴的に大事らしいのですが。

1月3日に予備選が始まってからバックマン、ハンツマン、ペリーが戦線離脱しました。予備選のこの早い段階で3人も離脱してしまったのはロン・ポールには痛手でした。多くの候補者がいれば票はバラけてポールは上位にのぼる可能性がありますが、これじゃロン・ポールは危機の崖っぷちじゃありませんか。そのせいか、この結果を受けたロン・ポールの演説は少し悲しげな表情で始まりました。

● Watch Ron Paul's Speech After South Carolina Primary




万が一(というのも変ですが)、もし不正がなかったとしても、「ポール対その他」の戦線では離脱した候補の支持者の票はロン・ポール以外に移動するのですから、残った人の票が増えポールの票は相対的に減ってしまいます。ポールに投票するために新たに共和党に登録する人が大量に現れないかぎり巻き返せません。しかもこの予備選に参加するにはその州の予備選の3週間前までに有権者登録しなければならないそうで、ぐずぐずしていたり投票日直前にテレビでディベートを見て投票したくなっても間に合わないのです。なかなか厄介です。

11月の本選は民主党候補(現職大統領)と共和党の指名を受けた候補1名との一騎打ちですから、ポールを大統領にするには、ポールを本選に出さなければならず、そのためには予備選で勝たせなければなりません。しかも「選挙人の獲得」という日本にはなじみのない要素があります。最終的な勝利を決めるのは「delegates(党大会に出席する代表?)」の数だというのですから、日本人にはわけがわかりません。

CNNの解説を見ていると、サウスカロライナは「オバマに勝てる人」を選んだとのことで、50パーセントがギングリッチを「勝てる人」だと見ていたというチャートを見せるのでした。しかしそれは「オバマと争点が少ない」という意味じゃないかと思ってしまいます。

ロン・ポールには元気に予備選を続けてほしいと思います。各地でどれだけの支持者があるか、実際の数字をジャンジャン見せつけてほしいものです。もし大統領に選ばれなくても彼の主張は多くのアメリカ人にとって目からウロコでした。アメリカの不幸の原因を理解させ、そこにも解決の方法があることを伝え、人々の考え方を変え希望を与えています。とくに20代30代の若い層では50%がポール支持者だといわれており、この流れと勢いは変わらないんじゃないでしょうか。今後は政治的に大きな力となるに違いありありません。また、高齢のポールにとってはこれが最後のチャンスですが、いつか息子のランド・ポールが大統領になるだろうと思わせます。ランド・ポールはケンタッキー州選出の上院議員(1期目)で、父親のようにきれいな目で父親に比べるとおとなしそうですが、メディアに出演する機会も多く知名度がどんどん上がっており、みなの密かな期待を集めています。

予備選が始まったとき、私は「事実上ロムニー対ポール」ではないかと思いましたが、現実は厳しいんですね。しかしロン・ポールが大統領にならなかったらアメリカは北朝鮮型専制国家への道をつき進むだけですか? 日本はアメリカの干渉を受けつづけて、日本人の稼ぎはこれまで以上にアメリカに吸い上げられ専制政治を押しつけられ、やがてはアメリカのご都合で戦争に巻き込まれるのでしょうか? いわゆる「NWO(ニューワールドオーダー)」はアメリカで着々と進行中に見えます。そして相変わらずNHKは予備選の結果を伝えても「ロン・ポール」の名前はけして口にしません。

ロン・ポールの主張を理解しようとすることで何が問題なのかが見えてきます。それは日本に関係ないことばかりではありません。勉強しましょう。次の予備選は1月31日のフロリダ州、2月4日のネバダ州です。



(追記)不本意ながら私はずいぶん弱気なことを書いてしまったようです。ロン・ポールのファンサイト Ron Paul.com にこんな投稿がありました。

● Unstoppable: The Ron Paul Revolution Continues Ron Paul.com 1月22日付

「ロン・ポールの「革命」は続いている、ロン・ポールは勝ち続けているよ」と言うのです。つまり、2008年の予備選と比べてどれほど支持者が増えたかをグラフで示しています。

サウスカロライナ州での得票率 3.62% → 13%

サウスカロライナ州の得票数 16,155 → 78,093
はじめの3州での得票率
 アイオワ 9.9% → 21.45%  
 ニューハンプシャー 7.8% → 22.91%  
 サウスカロライナ 3.62 → 13%
はじめの3州での得票数
 アイオワ 11,841 → 26,219  
 ニューハンプシャー 18,308 → 56,872 
 サウスカロライナ 16,155 → 78,093

ナルホド! サウスカロライナはもともとロン・ポールへの支持の薄い所で、そのわりに実はこんどの選挙ですごく支持者を増やしていたのですね。アメリカのあるメディアで「ロン・ポールはもはや候補者ではなく運動(movement)だ」という発言がありましたが、選挙とは別のことが同時に起こっているのを誰もが感じているのでしょう。なにしろ選挙のほうでは「紳士協定」で「みんなで一位持ち回り」だそうですから、今回はギングリッチの番だっただけかもしれませんね。

また、どういう人達か知りませんが「東京財団」なるサイトにかなり詳しい分析があったのでリンクを貼ります。

● アメリカNOW 第85号 2012年共和党大統領予備選挙始動:アイオワ州党員集会結果の分析
● アメリカNOW 第87号 ニューハンプシャー共和党予備選挙結果、およびアイオワ・ニューハンプシャーの意味 

2012年1月21日

中国のタイル(鍋敷き)

1月21日、吉祥寺にある中国物産のお店「QILIN」(キリン?)で買いました。

15センチ角のタイルです。絵柄は10種類くらいあったでしょうか。10センチ角くらいの小さいタイルもありました。(大きい絵をそのまま小さくしたのではなく、同じモチーフを小さいタイル用に描いたものでしたから、大小どちらもすてきでした。)タイルにしては普通のINAXなどのタイルより軽い気がします。鍋敷きだそうで、テーブルを傷つけないよう裏には全面に薄いゴムみたいなウレタンみたいな黒いものが貼ってあります。でも飾りでも何でも使えますよ。もしお勝手とかお風呂とかお手洗いとか、家の中でタイルを使う場所を改装する予定があれば、こういうタイルを所々に配したいものです。

きれいな乳白色の地に手描きの絵で、ちょっとだけ迷った末3枚買いました。金魚は赤一色でほんとに絵になりますね。(本物の金魚はキモチワルイのもありますけどね。)それにこの金魚はいい顔をしています。水草みたいなのが一方向を向いていますが、どこから見てもおさまりがいいように出来ているようです。



いっぽう青一色で絵になるのは壷です。一色といっても茶色っぽい線書きに、青の濃淡で色づけしています。タイルの側面も青く縫ってあります。



ミントンの「ハドンホール」を連想するような色彩豊かな絵柄です。側面も緑色です。お花はぜんぶ違う形、挨拶しているような2羽の鳥、2羽の蝶々、羽虫みたいのが一つ。とってもきれい。



私が選んだのは3枚ともお店で最後の絵柄だったそうです。次の入荷が楽しみです。

お正月に「今年は必要な物以外買わないぞ」と努力を誓ったのに、町へ出ればすぐこのとおり。でもどの絵もほどよく凝っていてほどよく雑で、とってもアジアンで、曲線ばかりの楽しげな動きがあって、「やっぱりこういうのは好きだあ」と思うのでした。(1枚1350円のところ2割引セールで購入。)

2012年1月19日

牡蠣のおつまみ



近頃のお気に入りです。近所のクイーンズ伊勢丹というスーパーに置いてあるお料理カードにあった牡蠣(かき)料理をもとにしました。カードでは、牡蠣にお酒をふりかけてお鍋でジャージャーした後にお醤油をかけてさらに加熱し、最後に油をかけますが(それも美味しいのですが)、私は少々洋風にしてみました。ちなみに牡蠣はスーパーで買うよりも魚屋さんで粒ぞろいの大きな立派なもの(100グラム300円)を買うほうが安いのでした!

(1)多くても少なくても牡蠣を、片栗粉などを使ってきれいに洗う。
(2)お鍋に牡蠣、少量のお酒(日本酒)、みじん切りのニンニク、パセリやコリアンダーなど適当なハーブやスパイス類、塩を入れて、牡蠣がプクーっと膨らみお酒がなくなるまで転がす。(お酒は150グラムの牡蠣で大さじ1杯くらい?)(汚れが出ちゃってお酒が黒くなってなかなかなくならないときは汁を捨てます。)
(3)先に入れるお塩を少しにして、プクーっとしてから香りづけのお醤油を入れてもよし。
(4)火を止めてオリーブ油を牡蠣がかぶるまでたっぷり入れる。

◎ オイルをかけてすぐ食べても一日おいても美味です。
◎ 昔自分で作ったクリーム煮の牡蠣にあたって猛烈におなかをこわしたことがあり、たぶん牡ふくらんですぐに仕上げたのが原因と思われ、以来牡蠣にはしっかり火を通すようにしています。
◎ 昔デパートのスパイス売場で「薫製味」の粉を売っていたのですが今もあるでしょうか。ここにあれをふりかけたら「インチキ薫製風味」でさらに美味しくなるのじゃないかと空想します。

(写真が美味しそうに撮れなくてすみません。)

(追記:1月27日)薫製風味の粉を見たのは確か池袋西武の地下の「富沢商店」でした。今日池袋を通ったのでのぞいてみると、スパイスの棚じたいとても小さくて(GABANしかない)、めあての物はありませんでした。(何十年も前の話ですからね。)それで検索してみると、こんなのがありました。

● 萬有栄養株式会社、スモーク風味調味料一覧

2012年1月18日

新しいケーキ屋さん「Abloom」


昨年12月(先月)、石神井に新しいケーキ屋さんができたのに気づきました。ふだんあまり通らない富士街道ぞいの、駅の回りの再々開発みたいな場所にある小さなビルの1階の小さなお店ですが、窓からのぞくと都会のお店のようにお洒落な感じで期待がふくらみました。なにしろ一昨年「クレムドール」が閉店してしまってから、石神井公園駅周辺にはちゃんとしたケーキ屋さんがなくなっちゃったからです。でもたまに通ると夜で、閉店後で、昨日やっと買ってきました。名前は「アブルーム」と読めばいいんでしょうか。

見てくれが派手ではないから、Colcloughのきれいでレトロなケーキ皿にのせてみましたよ。

いやー久々にほんとののケーキ屋さんのケーキを食べました。上の白いのはチーズのお菓子です。私は下の茶色いのを食べました。バナナとチョコのお菓子で、何種類ものムースとかクリームとかスポンジとかが複雑に重なっていて、ナッツが入っている所もあって、一口ごとの変化がおいしくて楽しいのでした。じゅうぶん味わえる大きさもちょうど。こんなお菓子なら毎月1回食べたい!と思いました。こんなケーキ屋さんが地元にあるなんてうれしいことです。お店のおにいさん、おねえさんもやさしそうだし。

お菓子の種類はあまり多くない印象で、クッキーも小さな袋入りが少しだけですが、徐々に増やす予定でしょうね? 石神井村の住人においしいケーキというものを教えてやってください。このつぎは紅茶も一緒に買います。


ところでこのお皿は私のお気に入りで、一昨年イギリスのeBayで、3枚だけ売っていたのを3枚買ったものです。古いケーキ皿はこのように四角っぽいものが多く、1930年代くらいの紅茶の碗皿とケーキ皿のセット(トリオ)では、ケーキ皿はこういう形ばかりです。紅茶碗皿とお揃いでもバラで使っても私はこの形のほうが好きで、どうしてみんな丸くなっちゃったのかと思います。このお皿の製造年はわかりませんが、私の勝手な印象では四角っぽいケーキ皿は1960年代か1970年代(いや1960年代以前?)には廃れたのじゃないかと思います。ですから、とてもきれいな状態ですが50年前くらいのものかもしれません。わかりません。Colclough(コルクロフ?)は日本ではあまり知られていませんが、ほかにも素敵なデザインがたくさんあるイギリスのメーカーです。

2012年1月17日

zazzleで作った靴が届きました


zazzleの靴は12月下旬にすべて削除されてしまい、現在は作ることも買うことも、人様の傑作を見ることもできません。この靴は幸いその前に注文したため手にすることができました。(注文から1ヶ月半くらいです。)

ところがですね......梱包を開くといきなり不織布の袋。あれれ?「Keds」の箱に入って届くのじゃなかったの? そして中から靴を取り出すと......あれれ?! 小さいっ!!!

私の足は23.5で、イタリア製やフランス製の輸入物を買うときは「6.5」(6ハーフともいう)です。しかしzazzleの国際サイズ比較表を見ると「6.5」はすごく大きい靴で、「5」くらいらしいし、アメリカ人の友達に尋ねるとやはり「5ではないか」ということなので「5」を注文しました。しかし現物を見るといかにも小さいのでした。それで改めてzazzleに行ってみると——靴は削除されましたが一覧表は残っていました——やはり23.5は「6.5」くらいなのでした。えーっっっ、私はいったい何を見ていたのでしょう??? 

シンデレラ姫のお姉さんのように強引に足を入れてみました。入ることは入りましたが、タテにもヨコにも耐えられる状態ではありませんでした。これは「22」くらいでしょうか。トホホ。

靴の出来映えはナカナカのものです。この靴に使った画像は私が数年前に作ったニードルポイントです。アメリカのドールハウス用の絨毯の本を見ながら、1センチに4目か5目くらいのキャンバスにタベスリー・ウールを刺したものです。それを写真に撮りました。(スキャンしたより写真のほうが感じのいい画像でしたので。)zazzleはそういう画像データを送ると指示通りの靴にしてくれたのでした。(正確にはzazzleをとおしてKedsという靴屋さんが作るのですが。)ズック靴ですから布に印刷してあり、近くで見ると織目がじゃまして刺繍のステッチがよく見えません。また色が全体的にちょっと物足りないというか、思ったよりあっさりした色合いです。でもたぶんそういうのは、ここで使われている印刷が刺繍の細かい立体感や質感を再現するのにはあまり向いていないということだと思います。(ふつうに描いた絵や写真やコンピュータ・グラフィクスのほうが期待を裏切らないかもしれません。)靴としてはけして悪い出来ではありませんよ。縁取りの赤は画面上で見たより真っ赤で、いい感じです。靴としても、ゴムの底が二色使いだし(つまり固さの違うゴムを使っているから)履きやすそうです。


いや〜、かえずがえす残念です。zazzleの一覧表など見ないで、疑問を持たずに「6.5」を買えばよかったのに。しかももう製造中止で、再注文さえ不可能でしょうか。でも履けない靴だと未使用のままとっておけるということで、一つの「作品」と考えればそれも悪くありませんね。

ところで肝心なこと。品名が「ゴム、布」と表記されていたせいか、靴なのに関税はかかりませんでした。

2012年1月6日

1月3日のロン・ポール




アメリカ時間の1月3日に、大統領選挙の予備選がアイオワ州で始まりました。結果は
1位 ミット・ロムニー 
2位 リック・サントラム 
3位 ロン・ポール 
4位 ニュート・ギングリッチ
5位 リック・ペリー
6位 ミシェル・バックマン
7位 ジョン・ハンツマン
でした。
(くわしくは上の表をご覧ください。表のでどころはCBSニュースです。)

ロン・ポールが21%を獲得して3位と知って、まずは「ヨカッタ」と思いました。この結果を受けてバックマンは戦線離脱宣言。1月10日のニュハンプシャー州の党員集会に向けた1月7日のディベートには、残った6人が参加するようです。

ロムニーは元マサチューセッツ州知事で4年前にも立候補していて知名度が高く、最初から有力候補でした。ディベートなど見ているとハンサムでソツのない話で、人気があるのがわかる気がしました。去年の模擬選挙では常に上位にいました。しかしこんどの結果は1位といっても4年前より得票数は少ないそうです。

不思議なのがサントラムです。去年は「有力候補」がお当番のようにコロコロかわり、模擬選挙のたびに1位が入れ替わったもので、アイオワの集会の直前まではギングリッチが「有力候補」でした。ところが13%で4位。そしてあまり話題にならず1位になったことのないサントラムが2位。しかもロムニーとの差はわずか8票。ううむ......?

開票後のAlex Jonesを聞くと、ロン・ポールはダントツ1位だったはずだというのです。投票が行なわれたアイオワ州の党員集会というのがそうとう変だったようで、これまで古式ゆかしく「挙手」だったものが今回は紙での投票に変わり、票の集計場所は秘密で非公開で、その票を入れた箱があちこちで行方不明になったとか、投票者よりも票数が多かったとか、票の集計場所でとつぜん20秒ほど停電したとか、変な話が次から次から出てきます。あるいは、票は数えるが何人が投票したかを報告する義務がない(オプション)というのは、どういう規則? さらにあのジョージ・ブッシュの選挙参謀であったカール・ローブが出てきて「紳士協定でロムニーとサントラムで票をわけた」とか言い出したり、わけがわかりません。また次のニュー・ハンプシャー州はインチキの温床である電子投票だとかで、ひと波乱おこりそうです。

● Iowa Vote Count Observer Claims Fraud Helped Romney Win 投票の立会人は不正がロムニーを勝たせたと言っている



● Alex Jones Nightly News - 01-04-2012 - Iowa Caucus Results Special - ELECTION FRAUD UNDERWAY!!!.mp4 アイオワ投票結果特集——不正選挙が進行中だ!



しかしこれら全てが「ロン・ポールをつぶすこと」が目的だったら?......たぶんそうなんでしょうが......ポールの勢いがどれほど恐れられているか......ということです。クリスマス、年末年始、テレビや雑誌や町の広告など、ロムニー、ロムニー、ロムニーだらけで、いっぽうロン・ポールに対してはメディアが攻撃の石つぶて。よりによって「人種差別主義者」よばわりとか、アル・ゴアまで出て来て「ロン・ポールは危険だ、投票してはいけない」とアピール......って、アナタ民主党でしょう? でもね、ロン・ポールの支持者は誰にとって「危険」なのかわかってますよ、誰が批判しているかちゃんと見てますよ。

私はオバマとポールのディベートを見たくてたまりません。ジョージ・ブッシュは背中にお弁当箱を入れていたけど、オバマはやっぱり目の前にテレプロンプターを置くのでしょうか??? それとも司会者がオバマに答えやすいようにひたすら配慮するのでしょうか?

● IOWA CAUCUS 2008 vs IOWA CAUCUS 2012 アイオワ2008対アイオワ2012



2008年にはみんな揃って「アイオワの投票結果はとても大事だ」「非常に大事だ」と言っていたのに、「もしロン・ポールがアイオワで勝つならアイオワは政治的価値を失なうだろう」「アイオワの結果はぜんぜん問題じゃない」と、はあ、こうもあからさまに変わるのですね。おそらく「絶対にロン・ポールをつぶせ」という命令がくだっているメディアとしては、燃えるまえに火消し。危機感がひしひしと伝わってくるのでした。いまや若い人の50%はロン・ポール支持だといわれています。誰が何を言ったか、支持者は見てますよ、覚えていますよ。

2012年1月3日

米国アイオワ州、1月3日

一昨日のお元日に地元のお寺と神社にお参りしたとき、のんびり行って往復小一時間の道すがら、この町ではどんなお飾りをしているか見てみました。立派な門松を立てている家が一軒、簡単な松飾りをしている家が数件、しかし玄関にお飾りをしている家はほんのわずかで2軒くらいでした。今に始まったことではありませんが、伝統とはかくも容易く廃れるものなのですね。昨日1月2日の朝、銭湯の初湯につかったあとに石神井公園でも歩いて帰ろうとしたところ、ある住宅で2階のベランダいっぱいにお布団を干している家がありました。お正月だというのに、絶句です。今日1月3日、うちの年寄りに必要なものがあってスーパーに行きました。私の前でお会計した人が買ったものは12個入りのトイレット・ペーパー、台所のスポンジ、あと何やら液体のスプレーボトル(「住まいの洗剤」か「食器用洗剤」?)。日本人は今いずこ? うーむ......。

アメリカ大統領選挙の予備選が1月3日にアイオワ州から始まります。最初のアイオワで1位を取ることは2つ目以降の投票行動に影響を与えるから大事だという人と、アイオワで1位を取って本選へ勝ち進んだ候補者まれだから大事じゃないという人と、いろいろいて、よくわかりません。

しかしメディアのロン・ポールに対する選挙妨害は先月ピークに達したかのようです。どのテレビや雑誌を見てもミット・ロムニーだらけで、たまにロン・ポールの記事があると「人種差別社だ」といったトンチンカンな中傷記事だったといいます。「何が何でも潰せ」という命令が下っているのでしょうね。とりもなおさず、ポールが現在の支配層にとって恐れられているということでしょう。ですから、これでロン・ポール大統領が誕生した暁には、メディアはどのツラ下げて大統領に接するつもりかと思います。

夜が更けたらCNNでも見てみようと思います。

2011年12月20日

藤井厳喜の経済本

ロシアを例にとり「大きな経済危機の中で私達を守るのは現金でもゴールドでもなく人間どうしの助け合いだ」という考えを読んで藤井厳喜という人に興味を持ち、amazonにたくさんある中から新品・中古あわせて3冊買いました。年末だというのに近頃のamazonは出荷がすごく早くて、17日に注文したらその日に発送、18日に届いたのですが留守をしてしまったため、19日に受け取りました。どれから読もうか迷いますが、この「ドンと来い! 大恐慌」って書名にそそられました。



「ドンと来い! 大恐慌」
藤井厳喜・著
ジョルダンブックス・刊
2009年4月10日発行
1700円

いやあ元気のいい書名ですね! ほんまかいな。腰巻きで佐藤優が「血が騒ぐ」と「激賞」、本文に入る前の「推薦文」には西村真悟とか西部邁とか、肩書きでいうと元公安調査庁部長とか警察大学学長とか名を連ね、じゃっかんの方向性を感じないでもありませんが、まあ、いいでしょう。(とはいえ公式サイトでこの人の経歴を見ると、岡崎久彦と仕事してたりします。)この本は著者がとくに、これまで経済書など読まなかった人達にも読んでほしいという目的から、くだけた文体、およびサービスのてんこ盛りです。

まず最初にカラー折り込み「世界大恐慌のからくり」の図。巻頭に本の結論7項目を披露。すなわち、

  1. 本当の「大恐慌」は来ない
  2. 資本主義は終わらない
  3. アメリカ中心の世界経済は崩壊した
  4. アングラ・マネーが金融崩壊の引き金を引いた
  5. ブーム&バスとは繰り返される
  6. 日本は世界経済危機のなかで圧倒的に優位な立場に立っている
  7. 大恐慌サバイバル術を教えよう!
最後にフード・コンサルタントとの対談、巻末には32ページの特別付録、「話題の『大恐慌本』徹底検証」で19冊の目次付き書評!(私はここから読み始めました。)

状況の解説では、私が2008年のリーマンショック以降に読んだり聞いたりしてきたようなことが、......なんだ、......だね、といった話し言葉調で、確かに読みやすく書かれていました。

しかし後半の、大不況の解決策の段になると、えーーーっっっ?!?!でした。「ユダヤ人に学び、ユダヤ人を日本んに呼び込んで繁栄しよう」というのです。ちょっと。「ユダヤ人」が鍵ですか? 最初に披露した7項目の中に「ユダヤ人」なんて言葉はありませんでしたよ。そりゃあ悪いユダヤ人もいいユダヤ人もいるでしょう。しかし前半で解説したアメリカの成れの果ての金融業で大儲けしたのは誰だったの? (そういえば、その章で「金融ユダヤ人」とは一言も言わず、あの異常な金融業界のありようを「そうするしかなかった」と表現していましたね。「アメリカには残された方法が金融しかなかったから、しかたなく金融に進んで、その結果のリーマン・ショックであった」というふうで、好意的、同情的でした。)さらに「日本にユダヤ人の金融センターを」?!?! アメリカという賭場を失った人達に日本を次の賭場としてさしあげたいのですか? これじゃまるでリーマン・ショックの後にテレビで「今こそ郵貯でアメリカ国際を買いましょう」とのたまった元財務大臣です。(そういえば去年は「日本にユダヤ人1千万人移住計画」という噂がありました。ドンと来い、ユダヤ人がついている......)

「ユダヤ人」「ユダ金(金融鵜ユダヤ人、ユダヤ金融資本家)」「ハザール人」「グローバリスト」「グローバル・バンカーズ」......呼び方はさまざまですが、対象となる人間は(人間ではないという説もありますが)ほぼ同じです。「大小にかかわらず海外の優良な企業と手を組んで乗り切ろう」という意味なら、あえて「ユダヤ人」と限定する必要はないでしょうに。でもユダヤ人は「無やマイナスから物を作る能力」に長けているから、ユダヤ人でなけりゃ駄目らしいのです。(「無から有を作る」とは、まさに「銀行システム」を作れるようなユダヤ人?.....そういうのは.ユダヤ人の中でも近代以降世界の諸悪の根源じゃないんですか?)ああ、さすが岡崎氏とお仕事をした経歴はダテじゃありませんね。そうなると、上に揚げた本書の推薦者達の「愛国心」て......???

解決策はほかに2つあり、「ジャンジャン国債を発行して日銀が買い取る」ことと「政府発行紙幣」です。(ちなみに「日銀の買取り」は「禁じ手」です。)経済で私に持論はありませんが、こういう事柄はヤバイと言っている人のほうが説得力があると思います。80年代から顕著にオカシくなった日本人ひとりひとりの頭の中身や生活様式の切り替えも大事ではないでしょうか。

この本は昨年11月の刊行です。その時点で、この「大恐慌」を危惧される時代に日本と「円」がどれほど優位に立っているかを説き、だから怖がるな希望を持て、と言いたいところまではわかります。しかしその後311の大震災がありました。今読むと......ナルホド、だから「311人工地震」で「日本つぶし」が必要だったのね、というふうに思えてなりません。著者の考えに大震災後の変化があれば知りたいものです。

この本は60万部突破だそうで、amazonでの評判もすこぶる良いのです。(もちろん「ユダヤ人誘致」が受けたとは思いませんが。)悲観論の多いなかで「現実を知ることが大事」「若い人達に希望を与えたい」との趣旨はたいへん立派ですが、蓋を開けたらナ〜ンダ。経済に関心のなかった人が鵜呑みにしたら......とても恐いと思いました。




「国家破産以後の世界 After Japan's Default」
藤井厳喜著
2004年12月20日初版発行
光文社
950円

英単語やフレーズが多いせいか、横書きの本です。そしてどういう意図がわかりませんが、日本語の本文中、むやみやたらと日本文に対応する英単語や用語が併記されています。2004年の本とはいえ時事英語、経済英語のボキャブラリー補充に役立ちそうです。




「日本はニッポン! 金融グローバリズム以後の世界」
ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・編
藤井厳喜、渡邉哲也対談
総和社・刊
平成22年11月25日発行

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2011年12月19日

zazzle について

2011年12月時点の記事です。
更新版は「 ページ」の「 zazzle cafepressについて/ページ」
にあります。右の茶色いサイドバーにリンクが貼ってあります。
折々の話はサイドバーの「内訳」にある 「zazzle 」の項目を
クリックしてご覧ください。


zazzle について、とり急ぎ書いてみることにしました。
今年8月末にたまたま「CafePress」と「zazzle」というサイトを知り、最初は何だかよくわかりませんでしたが、その後お買物をしたり自分でも商品を作ったりする中でわかったことを書きます。内容はCafePressに共通することも多いので、両方の参考になればと思います。


In association with Zazzle.com

↑ ここには ↑ このマークが出るはずなのですが、私の技術ではなぜか一緒に出ません(トホホ)。でも「?」をクリックすればzazzle(アメリカ版)にジャンプします。

In association with Zazzle.com

↑ 日本版 zazzle のサイトはこちらの「?」をクリック。


● 日本版zazzleサイト開始の公式な記事 ここ
● zazzleの紹介と使い方を解説する(たぶん日本版立ち上げ前の公式)サイト ここ


  1 概要


zazzle(ザズル)とは、シリコンバレーで生まれたアメリカ最大の「プリント・オン・デマンド」のサイトであり、企業です。「プリント・オン・デマンド」とは「注文が来たら印刷する」という意味のようです。(CafePressも同様のサイトです。)その実態は?

(1)作る......自分のコンピュータの画像データをzazzleにアップロードして、zazzleが用意している何十種類かの無地の素材に、自分が撮った写真や描いた絵などをパソコンの画面上で貼り付けることでオリジナル・グッズが作れます。

● 取り扱い商品一覧 (多くの商品で形、素材、色などのさらなる選択肢があります。この一覧表にないものもあります。)

(2)買う......そうして作ったオリジナルの品物を1個でも印刷して売ってくれるのです。また、zazzleのマーケットに並んだいろんな国のいろんな人達による1億種類を超える商品から好きなものを買うことができます。

(3)売る......自分の作った品物を、自分が買う買わないにかかわらず、zazzleのマーケットに公開して販売することができます。(売れると、デザイン料として自分が決めたパーセンテージの金額を受け取ることができます。)

そういう3つの機能をもっています。
お買物するとき以外、それらは全部無料です。
ちょっとビックリです。

同様のサイトに「CafePress (カフェプレス)」があり、ここに書いた事柄はだいたい共通していると思いますので、そちらの参考にもしてください。CafePressははアメリカのサイトしかありません。画面上でデザインするときの機能はzazzleより劣りますが「簡単にできる」ともいえます。「zazzle派」か「CafePress派」か、それぞれにファンがいますし、両方にお店を出している人もいます。

アメリカでも話題になった新しいビジネスで、大手メディアがテレビで紹介しています。こういう場所でこんなふうに作られているのですね。(初期投資はたいへんな金額だったでしょうね!)

 
  

  2 機能

zazzleはアメリカのサイトですが、十ヶ国以上にサイトを持っており、日本版サイトもあります。(しかし日本版サイトは機械翻訳でできているらしく、日本語がメチャクチャで、正しい商品情報が伝えられているとはとても思えません。)日本版サイトもアメリカのサイトと同じ機能を持っています。 zazzleのサイトに公開されている商品を見るだけならユーザー登録は必要ありません。 

(1)作る 
zazzleにユーザー登録すれば誰でもオリジナルの品物を作ることができます。写真、CG、スキャンした画像など、自分のコンピュータ内にある画像データをzazzleにアップロードして「my image」におさめます。Tシャツ、バッヂ、エプロン、あるいはポスターやカレンダーなど自分が作りたい商品に自分の画像を貼りつければ出来上がりです。模様の大きさや位置などは簡単な操作でかなり自由な調節ができ、かなり思い通りに作れます。(デザイン機能はCafePressよりもすぐれています。)文字や文章を入れることもできます。用意されている日本語の書体は貧相ですが、自分のワープロで好きな書体で作った文字列を画像としてアップロードすればいいだけです。オリジナルのTシャツを作ってくれるお店は日本にもありますが、zazzleの面白いところは、扱う品物がたくさんあるため、一つの写真からTシャツとマグカップと靴と犬の服と大きなポスターとiPhoneのカバーと......等々、一つのデータで何種類もの品物を作ることが可能な点です。「my image」におさめられる画像データの容量は無制限、かつタダです。 

(2)買う 
最初に書いておくべきこととして、インチキ商売や詐欺ではないという意味で安心してお買物ができる所です。その意味では初めての海外通販を経験するのにもよいと思います。(ただし、届いた商品が気に入らない、間違った商品が届いた、届くのが遅い、届かないといった種類の、海外通販につきもののトラブルが無いという意味ではありません。どんなに信用のあるお店でもその種のトラブルはありえます。)(また、印刷はとてもきれいですが、ビデオにもある通りアメリカ人の手作業ですから、日本人が基準とする緻密さに及ばない場合の覚悟は必要です。) 自分の作品でも他の人の作品でも、買う場合には住所やカード番号など、あらためて個人情報の入力が必要です。日本のサイトで買っても品物の製作と発送はアメリカ西海岸ですから「海外通販」や「個人輸入」をおこなうことになります。日本のサイトでは画面に出ない商品もあるため、面白い商品を探すにはアメリカのサイトも見てみたらよいと思います。(アメリカのサイトから買う場合はアメリカのzazzleに登録する必要があります。)代金と送料の合計はアメリカのサイトで買っても違いはありません。送料は非常に割高です。しかし自分の作った物を持つ楽しみや他にないデザインの品物を買う面白さがあると思います。(送料については後述) 自分で作った物を買う場合には(a)個人的な物として非公開で自分の分だけ買うのと、(b)ついでにマーケットに公開して販売するのと、二つの方法があります。(b)をやるには品物ごとに「売りに出す」ための若干の手続きが必要ですが、公開することによって「商品」となり、自分で買っても自分の設定したデザイン料(royalty)の分だけ値引きされ、安く買えます。zazzleのマーケットで他の人の作品を買う場合にも、若干のキャッシュバックがあります。他の人の作品を買った場合は、ヤフオクやeBayやamazonのマーケットプレースと同様に、品物に対するフィードバック(評価)を求められます。 品物を買うコツは急がないことかもしれません。基本的に「在庫切れ」のない仕組みですし、売れ筋を中心に年がら年中何かしらの商品の割引セールをやっています。どうせ送料は種類ごとの計算でまとめ買いの利点はないのですから、サイトをこまめに見て、目当ての商品がセールになるのを待って買えば比較的安く手に入ることになります。また一度買って品物が届くと次回のお買物は1割引になるようです。 

《送料について》  送料は実際にかかる費用ではなく、「1つ目がいくら、2つ目から1つごとにいくら」という計算です。自分の欲しい物の送料を知るには、zazzleは「仮のチェックアウト」をすすめています。とりあえずチェックアウトすると(初めての場合は住所などの入力も必要ですが)、品物ごとに送料が出ます。その画面上で数の変更や削除ができて、その都度新たな送料が出るので、何度でも送料と相談しながらお買物の内容を決めればいいわけです。その次の段階の最終的な「発注」をするまではお買物したことになりません。 送料は前述の計算方法のためとても高くつきます。(缶バッヂや絵はがきなど、たいした重さもかさもない物でもまとめて買うとすぐに送料が何千円になります。(ふざけてます。そのくせアメリカ本土宛には送料無料サービスなどやっているのですから、何とかしてほしいものです。) しかも品物の種類ごとに計算されます。たとえばTシャツ1枚と絵はがき1枚を買うと、一緒に送れば絵はがきなど重さのうちに入りませんが、ここではTシャツはTシャツ絵はがきは絵はがきで、別々に作って出来た順に発送する仕組みのため、それぞれに「1個目」の送料がかかるというわけです。おそらく品物によって製作にかかる日数が大きく違うため、種類別の発送はやむをえないかもしれません。 また、輸送手段も選択肢がほとんどなく、クーリエ(速達書留扱いの国際宅配便)だけのものもあり、20ドル程度のビニール製バインダー1冊の送料が36ドルだったりします。クーリエや書留速達郵便はとても早く、品物が行方不明になることも輸送中に破損することも滅多にないから一番いいに決まっていますが、買い手には品物に対して払える限度というものがあります。zazzleにとっては苦情を減らせるからなのでしょうが。(バインダー、お皿、靴など送料が異常に高い物や関税のかかる物は日本版では販売の対象ではなくなったのか、画面で見えなくなっています。) 日本版のサイトからアメリカのサイトはURLの「co.jp」を「.com」に変えれば見れます。アメリカのサイトで買う場合は、アメリカのサイトのアカウントを作ります。 日本版サイトで買ってもアメリカのサイトで買っても、どのみち「海外通販」です。日本版サイトでは送料の目安がとても安く載っていますが、商品の値段が1ドル100円換算なのですから、どのみち支払う金額はトントンになるように出来ているようです。 

《支払いについて》  支払いには他の通販と同じくクレジットカードを使いますが、PayPalのアカウントがあると便利です。他のいろいろなサイトでもいちいち個人情報の入力なしに使えますし、PayPalの画面上の操作で円での支払い(その日のレート)を選択することもできます。

(3)売る 
自分で作ったものは、品物ごとに販売の手続きを画面上で行なえばマーケットに陳列できます。陳列しても、ものすごい数の商品がありますから、人の目に触れることさえなかなか難しいでしょう。しかしいろいろな販促ツールが用意されており、自分のサイトやブログなどにタダで使えますから、せいぜい利用することだと思います。(私もこのブログでいろいろ使ってみました。) zazzle内に、自分が作ったものだけを集めた「お店」を持つこともできます。(出店・維持・運営の全てがタダです。) zazzleに用意された品物は、どれも基本となる「最低価格」が決まっています。そこには予めデザイン料として10%が含まれています。作った人には誰でも最低10%の利益が確保されているということです。(ただしzazzleは勝手にセールをやりますから、商品が値引きされれば作者の利益は目減りします。)10%より多いデザイン料も任意に設定できます。デザイン料が増えるとその分売値が高くなる、という仕組みです。 商品が売れると自分の決めたパーセンテージにもとづきデザイン料が支払われます。ただし1ヶ月の合計が25ドルに満たないものは、翌月に持ち越して、25ドルに達した時点で支払われます。支払いの手段は小切手かPayPal。外貨建ての小切手など送られたら、銀行で換金する手数料でパーですから、PayPalのアカウントを作ったほうがいいと思います。PayPalのアカウントがあると、お買物をするのにも便利です。また条件をクリアして支払い待ちの状態にあるお金は、zazzleでのお買物の支払いに充当することもできます。    

  3 くわしい話  

よい所わるい所をふくめ、今後徐々に書いていきます。 この記事の更新は右の茶色いサイドバーにリンクをはった「zazzle、cafepressについて/ページ」で行ないます。

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◎ その他折々の zazzle 関連の話は、右側の茶色いサイドバーの「内訳」(ラベル一覧)にある「 zazzle 」をクリックするといろいろ出てきます。

◎ お役に立てば幸いです。コメントをお待ちします。
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2011年12月10日

12月9日の分

12月9日の分は11月23日の記事(世界恐慌? 計画恐慌? 日本はどうなるの?)の追記として書きました。(12月16日の分も追記しました。)

ここからジャンプしてください。

おまけ......その「追記」でとりあげた動画です。

Alex Jones 2011-12-08 Thursday (リンジー・ウイリアムズのこわい話)



● お金のしくみ Hip Hop(2008年にも紹介した動画ですが、その後行方不明になり、今日また見つけたので載せます。)

2011年12月9日

ZazzleのTシャツの問題点


Zazzleで買ったTシャツがやっと届きました。マグカップと一緒に注文したのですが、こちらは普通の航空便でひと月かかりました。あけてビックリ、とても良い出来とはいえません。(この話は後半で。)

Tシャツは大好きでも2000円以上出す気がない私が、どうして送料を払ってまでアメリカくんだりで買うかというと、これがロン・ポールのシャツだからです。 ロン・ポールのバッグやバッヂは CafePress という、同じような「マーケット」のサイトで買ったことがあります。ロン・ポール支持者のサイト「DailyPaul」がそこでグッズの販売をしているから、サイトへのカンパを兼ねてそこで買いました。こんどのは zazzle にある LibertyManiacs というお店です。ここはどれほど政治意識をもってやっているのかわかりませんが、洒落たデザインが多くて欲しくなりました。ふだんの私は外国語の文字の入ったTシャツは特別な理由がない限り(お店の開店記念パーティーに着るTシャツにメッセージを書くなど)ほぼ絶対に着ないことにしていますが、この場合はアメリカの田舎町の通りでバンパーステッカーを掲げて立っている男の子の気持ちだからです。

zazzleは注文が入ってから制作するので、Tシャツも一つのデザインで自分の好きな色、形、男物か女物かを選べます。色は白が基本で、次に薄い色、濃い色と値段が高くなります。形は袖の長さやオシャレの度合いで高くなり、素材もいろいろで、そういう中から自由に選ぶことができます。それを1着でも購入できるのがとても面白いのです。

「Who Is Ron Paul?」のデザインでは男物の一番安いTシャツを選びました。一番安くてもボソッとした生地ではなく、なめらかで、思ったよりよい物でした。男物ですから襟ぐりは少々大きめで寸胴で、丈も長めです。でも形にうるさいことを言わないなら(絵柄を重視するなら)、あるいはダボっとしててもいいなら、女の人でもこれを選べばいいと思います。






日本版zazzleで商品を見るときはURLの .com を .co.jp とタイプしてください。(Vice versa.)なぜ日本版があるのにアメリカ版ばかりリンクしたがるかというと......

このTシャツ、日本版zazzleでの商品名は「真実は反逆のワイシャツです」ですって!? 

そういうところが嫌なんですよ。全部機械翻訳まかせだからでしょう。






作者がこのTシャツにつけた名前は「Truth Is Treason Shirt」です。

TRUTH IS TREASON IN THE EMPIRE OF LIES.
(真実とは、嘘の帝国において反逆の大罪なのだ。)

というロン・ポールの著書に出てくる文言をデザインしたシャツだからです。(この「treason」は「大罪」ですが、わけても政府転覆や国家への反逆などの政治的に非常に重い罪を意味する言葉。)それはともかく。

そろそろzazzleのTシャツの問題点に移ります。

このシャツは袖が小さめ、丈が短め、全体に細身でお洒落な形の女物です。それで値段がぐっと高くなります。どの形でも白が一番安いのですが、モデルが着た感じが良かったので、さらにフンパツして黄色にしました。実際の品物は期待したとおりの形で、生地も薄くてしっかりしていました。でも上の写真を見ればわかるとおり、プリントの色がずっと薄いんです。3年着て洗いに洗って褪めたみたいな色です。とくに2行目と4行目の文字はちょっと離れたら見えないんじゃないかと思うくらいです。新品をわざとボロにする「distressed T-shirt」だと思えばいいんでしょうかネ。

同系色なので色がなじみやすいのかもしれません。白地ならもう少しくっきり見えたかもしれません。zazzleの画面上で見るのはあくまでデジタルな色を重ねた3Dのマッピングに過ぎないのですから、実際の素材と染料の関係はもっと複雑でしょう。しかし私達に知るすべはありません。というわけで、色物のシャツを選ぶときには注意が必要だと思いました。というわけで、

★間違いが少ないのは白地のシャツ。
★薄い色にはくっきりと濃い色のデザイン。
★シャツの地とプリントで色の濃さが同じような微妙な色のデザインは危険。

それでも買うなら幻滅、返品・交換の手間を覚悟の上で、と言いたくなりました。(思い通りの品物が届けば喜びもひとしおでしょう!)


しかし問題はさらに深まります。

なんと私はこげ茶の長袖Tシャツも買ったのです。






日本のTシャツと同じに、濃い色のシャツのプリントは白や薄い色とは違い、絵柄をくっきり出すために(生地の色が透けないように)ビニールをはりつけたような感じです。そこまではいいのですが。

Tシャツのプリントは、おそらくズボン用アイロンを大きくしたみたいなもので熱処理するのだと思います。そして私のシャツをプリントした人がものすごく下手だったのだと思います。このTシャツは熱処理のアイロンの大きさに相当する部分が台無しです。シャツの前面のほぼ全部がが(おそらく熱が高すぎた、処理の時間が長過ぎたために)変色しています。すっかり全部ならまだ良いのですが「アイロンの形」だから困ります。しかも袖の一部にまで及んでいます。

とても人前で着れたものじゃありません。


Tシャツ全品5ドル引きセールで買いましたが、濃い色だし長袖だし送料が高いし、私にとっては安くないシャツでいsた。送料先方持ちで交換してほしいのですが、英文のメールで交渉したり、返品の梱包をしたり、返送のために郵便局へ行くことを考えると面倒になります。洗濯するうちに変色部分の境目がボケて目立たなくなることを期待して、苦情を言うだけにします。(この頃の私はとても忙しくてとても疲れていて、どうでもいいやという気持ちでした。現にこの記事はかきかけのままだったのを1月23日にまとめています。)

というわけで、純粋なアパレルメーカーなら必ず検品してはじくでしょうに、純粋じゃないから検品しないんでしょうか。デタラメですね。アイロンが下手な作業員もいるようですから、zazzleのTシャツは白か薄い色にしましょう。
はあ......あいかわらずアメリカは駄目だなあ、と思いました。

● CNNが取材したzazzleのビデオ 0:25くらいにプリントしているところが一瞬現れます。

(おまけ)以下にそのシャツの出来そこないぶりを展示します。

ひどい。





ひどい。ゆがんだ長四角が裾までべーったり変質・変色しています。あーこれを返品も交換もせずに放置したなんて、私、どれほど疲れていたんでしょう......。(1月23日の感想)


★ なお瑕疵があって返品の交渉をするときは、すぐに写真に撮ってメールで送るのが一番です。メールのフォームが決まっていて写真を添付できないときは、写真を送れるアドレスをきいて送るか、もしブログをお持ちならブログに写真だけ載せてURLを伝えればすぐに見てくれるものです。

2011年12月1日

明日もコンサート

あれあれ、もう12月1日です。

11月はいろんなことが重なってもの凄く忙しくて、寝る暇も食べる時間もない日が続きました。そんな中で19日にはウィンウッドとクラプトンのコンサートに行きました。そのときのことブログに書く暇もありませんでした。(zazzleのことなど書くのが簡単ですが、ライブとなると大変で、書きかけのままなのです。)他の人達は体験や思いの丈などたくさん書いているのだろうと思いつつ、あっという間に11日が過ぎてしまいました。2日の金曜日に今度は武道館へ聞きに行くのですが、ああもういろんな事がごちゃまぜで、わけがわからない状態です。でもいい時間を過ごせたらと思います。

2011年11月30日

布の展覧会ふたつ




私はなまけ者でなかなか自分で調べないのですが、幸い友達がいい展覧会を教えてくれます。

● 「苧麻の美」~福島・三瓶コレクションより~展

斎田記念館
12月7日まで

福島の復興かんれんのお手伝いをしているJさんから教わった、福島に伝わる「からむし・ちょま」なる幻の布の展覧会です。明治大正期の着物を中心に展示しているそうです。日本には各地に独特の織りの伝統があったのですね。そもそも日本の過去は今やすべて幻みたいなものですが。博物館として福島のために「節電や寄付以外にできることはないか」と模索して実現した展覧会だとのことです。斎田記念館は初めてですし、これを機会に行ってみたいと思います。

● 「世界の絣」展

文化学園、服飾博物館
12月17日まで
(当該サイトより上の写真を無断借用いたしました。)

文化学院といえば、まだ20代のときに今は亡きTさんが連れてってくれたことがありましたっけ。ロの字型をした灰色の建物がハイカラでレトロな素敵な校舎でした。今サイトを見たら、すごいビルディングになってしまったんですね。実はそこに1979年から「服飾博物館」があって、今イカットの展覧会をしているというのです。これは行かねばなりません! 明日は朝からPさんがお手伝いに行くから一緒にどうかと誘ってくれましたが、朝は家の用事で行けません。時間に追われた地域イベントの準備もありますし。いずれも4日の地元の防災イベントが終わってから、来週ゆっくり見に行こうと思います。

(追記:12月17日)
行ってきました、最終日の「イカット展」。素晴らしい展覧会でした。日本、アジア、中近東、ヨーロッパを網羅したみごとなイカット/絣(かすり)の数々。すべての展示品に解説がついていて、理解を促してくれます。カタログも1000円でした。

私はすっかり思い違いをしていました。「文化学院」と「文化学園」があるのですね。今日のは「文化学園」です。新宿の南口を出て西方向に5分くらい進むと大きな「ファイザー」のビルがあり、その1階に入口があります。

2011年11月29日

私の靴に初のコメント!

このコントラストは1960年代の「オップ」にも通じそうな、古くて新しいテーマ? 婦人物のスリッポンです。
この靴に、今日カッコイイ」って初コメントが入りました!!
zazzle には婦人靴だけで22万5千種類にあるんですよ。(新しいもの順で検索すると2つ目だったからでしょうが)人様の目にふれただけでもすごい! 感動ものですっっ!!!



先日マグカップを一般公開したらこういう宣伝機能が使えるようになりましたので使ってみます。いろいろ作った中の靴だけを選んで、新しいものを中心に出てくる仕組みにしました。(御用とお急ぎでない方はどうぞご覧くださいませ。こざっぱりしたもの、破壊的でキモチ悪いの、いろいろありますよ!)

販売中の靴、製作中の靴、すべての靴がzazzleによって予告なしに削除されてしまいました!!  クリスマス商戦後でしょうか? zazzleの商品から靴がなくなったのです。2012年よりzazzleで扱う靴が新しくなるらしいのですが、なんと乱暴なんでしょう。信じられません。(したがって、↓下のリストも空っぽです。)


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クリスマス・グッズ

25年ほど前は「クリスマス嫌いのクリスマス・グッズ好き」でありました。その後かわいいクリスマス・グッズもひととおり見慣れると、ただの「クリスマス嫌い」になりました。私はキリスト教徒ではありませんから自分のプライドとして、商人達と一緒になって騒ぐ気にならないのです。それはキリスト教という世界的大宗教に対する敬意でもあると考えています。ですからクリスチャンの友達が家で大事そうに「Nativity」のセットを飾るのをいいなあと思って眺めます。でも信仰に関係なくクリスマスの飾りつけやクリスマス音楽でにぎわう町は異常ですよ。贅沢なクリスマスケーキもおかしい。いやです。派手なのも地味なのも、イルミネーションのたぐいにもうんざりです。あれは成人の日くらいまで続きます。まともなお正月飾りの町が懐かしい......。中国の都市でもクリスマスが好きみたいで、「クリスマスがキリストの誕生日だとも知らない」のに大騒ぎをしたがるのは非キリスト教文化圏に共通の傾向? 

しかし、ですね、現在私はクリスマス・グッズを作っているのです。zazzleでアメリカ人に売れたら嬉しいナ楽しいナ、と思ったからです。そう、今年の私は「商人達」の側の人間です!

とりあえずこんな感じで作り始めました。



これはお皿です。じーっと見ていると、縁がもちあがっている立体感が見えてきます。zazzle のお皿は一種類だけでメラミン製ですが、大きさが直径25センチですからクリスマスのディナー皿になるし(ナイフで印刷が落ちるかも?)(むしろお料理が出るまでの飾りのお皿にしたら雰囲気が出ますね)、1枚だけてもケーキをのせたり大皿料理を盛ることができて実用的です。



おそろいのマグですね。(この木には黄色い点々を入れてあります。)自分ではカワイくできたと思っています。よくあるパターンではありますが。

この単純な木の形をモチーフにして、バッグ、エプロン、バインダー、靴などいろいろ作っているところです。そしていくつか売りに出してから人様の作品が気になって見て回ると......こんな真っ赤っかはないのでした。赤と緑が「クリスマス・カラー」で、この季節は町が赤と緑でいっぱいになる......とか昔聞いたことがあるのですが、それは幻聴であったか、過去の話か。

zazzleでクリスマスがテーマのバッグを検索したら、「Christmas Bags」として5万5000種類が公開されていました。(「55,000種類」ですよ!)「人気の順」で並んだのを何百か見ると、「赤と緑」「クリスマス・ツリー」「サンタクロース」といったベタなデザインはとても少なくて、あっても絵の小さいの、かなり簡略化したのが主流です。イラストに添えた文字にも「Merry Christmas」なんて一つもないと言っていいくらいです。(ちなみにzazzleとは誰でも物を造って売れるアメリカのサイトで、「自分が使いたい物を売りましょう」と勧めています。)ベタなグッズはあまり持ち歩かない時代になったのでしょうか。

● クリスマスのバッグ、zazzle内の検索結果

そういえば80年代にアメリカ人だらけの職場にいたとき、本場物のクリスマスカードの言葉に「Peace on Earth/地上に平和を」という言い方が多いのを知りました。アメリカ人にとって季節のカードを送り合う相手がクリスチャンばかりとは限らない時代になったのだ、と思いました。

さらにクリスマス物を見て回ると、zazzleのお皿はもともと装飾的で凝ったものが多いのですが、素人っぽいものを含めてベタな物がぐっと増えます。マグカップはさらにベタな度合いが増し、クリスマスらしい古典的なものやステレオタイプが目立ちます。金額が手頃で売れ筋だし、小さくて、職場でも家庭でも自分の手元に置いておくものだからでしょうか。それとも、単にそういう図柄を表現しやすい「形」だということ?かな?

● クリスマスのお皿、zazzle内の検索結果 
● クリスマスのマグ、zazzle内の検索結果

(11月30日変更: 上で紹介したクリスマスツリーのマグカップは見かけ上の理由でガラス製に変更しました。ここにある陶器製のはリンク先の商品ページで見たり買ったりできます。)

2011年11月28日

アリス・スターモアの模様編み図案集



Alice Starmore's Charts For Color Knitting (New and exanded edition)
Alice Starmore 著
Dover Publication 刊
2011年
(スコットランドで1992年に出版された本を、アメリカのドーバーが改訂版で出したもの。)
amazon.comで12.27ドル(日本のアマゾンでも1457円)

今日は本も届きました。アリス・スターモアの図案集です。複雑で美しい彼女のセーターやカーディガンが、作品例として少し載っており、うち二つは編み方も書いてあります。しかし編み方はこの本のおまけみたいなもので、色使いのお手本としてのカラー写真です。「パターン集」ですからね。



というわけで模様編みのパターンがいっぱい!! これはすごい。彼女のフェアアイルの本「Book of Fair Isle Knitting」にも沢山の伝統的なパターンが収録されていて驚きかつ喜んだものですが、ここにも猛烈に入っています。各国の伝統的なパターン、ケルトのパターン、総模様に使うパターン、またワンポイントに使えるモチーフなど。ニードルポイントへの応用についても触れています。編物が好きなら誰が買っても損しないと思います。ドル安の今こそ、これまで欲しかった本の買い時かもしれません。(事実そうなんですよ!)

ブログ主のお店 KNIT-RIT FABRIC の宣伝 アメリカ版

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