お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

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2014年12月15日

ネルのパジャマ

8月に十条の商店街を歩いていたら昔ながらの寝具店にワゴンが出ていて、もう夏物のパジャマを安売りしていました。見ているうちに「あ、そうだ私はネルのパジャマがいるんだった」と思い出して、お店の人に尋ねました。すると「ネルのパジャマはありませんよ」と言うのです。「何年か前まであったけど。」いわれてみれば、私が最後にネルのパジャマを買ったのは3年か4年前で、その後買ったのは普通の木綿、二重織りの綿ジャージー、あるいはフリースでした。その都度いいと思う物を買っていただけですが、確かに回りにネルを見なかった気がします。

何故? 世の中の皆さんは冬でも普通の木綿のパジャマなのだそうです。夜中暖房するからでしょうか。あるいは、雑貨屋さんでもよく売っている安くて暖かいフリースのパジャマに人気が移ったんでしょうか。いずれにせよ無いというなら自分で作るしかありません。(その後吉祥寺のユザワヤに行きました。子供のパジャマ用しかないかしら、でも無地ならあるだろう、水色やピンクの無地ならあるだろう、と思ったのですが……ところがネルそのものを売っていませんでした。)

日本の流行についていけない時には海外を頼ります。ネットでアメリカの生地屋さんを見るといっぱい売っていました。(英語だとフランネル flannel です。) 子供用も大人用も無地も模様もマンガも、実にいろいろ。マイケル・ミラー一社だけでもこのとおり。

●  Michael Miller のフランネルのページ

私は一番気に入ったこれを買いました。

Michael Miller It's a Girl Thing Aretha on Cotton Flannel
何度見ても好きです、この柄。バラは直径5〜6センチ、白地にチャコールグレイ、灰色、かなり強いピンクの3色使い。こんなに単純な図案なのに楽しくのどかな感じで、生地は両方向から使えます。つくづくデザインのプロってすごいなーと感心します。








Riley Blake Cotton Jersey Knit Happy Flappers Main Blue
ついでにこれも買いました。ライリー・ブレイクの綿ジャージーですが。お花の間に所々すごく小さいフクロウがいます。背景がピンクと水色と茶色の3種類あり、水色系にしました。ズボンを無地の水色の綿ジャージーにしてもいいと思います。








でもパジャマって生地をたくさん使います。普通のサイズの長袖長ズボンの上下で5メートル。1メートル千円なら5千円ですよ。フリースなら出来ているのが千円で買えるのに。(そりゃ5千円のフリース・パジャマもありますけど。)作る作業もたいへんで、ブラウスとズボンの2着を作るのと同じです。パジャマはズボンの方がくたびれやすいから、自分で作るならズボンを2つ作りたいところですが、お金も手間もかかり過ぎ。パジャマは既製品を買ったほうが絶対とくです。

型紙は市販品を買いました。何の変哲もない形でちょうど良いのですが600円+税もしました。でも雑誌の付録とは違い、別の紙に写さなくても切ってそのまま使えます。(近頃は縫い代をつけた線で切るのが良いようです。) 形が気に入れば何度でも使えます。売ってる型紙ではまともな服は作れないと言う人もいますが、そこはまあ寝間着だし、とりあえずパジャマの形になって着やすければいいんです。



2012年1月31日

初めてのニット・ソーイング


実は去年の11月に吉祥寺のユザワヤでロックミシンを買いました。2本の針と4本の糸を使って裁断しながら縁かがりと本縫いができるミシンです。その特典として講習を1回受けることができます。なにしろ先生と1対1で教われるぜいたくな講習ですから、やっと予約を取れたのが1月31日でした。その間には家でニットや生地や紙の試し縫いのほか、普通の生地(ブロードのプリント)で巾着袋を作ってみました。ブロードをロックミシンで縫うのには少々無理がありましたが。(糸の調子がニットの伸縮性を考えて設定されているミシンなので、普通の伸びない生地では縫い目がゆるくなるからです。)ニット・ソーイングは先生に教わるまで我慢しました。

生地だけ持参すれば他はすべて貸してくれて、2時間ほどでプルオーバーを1着縫ってしまうというすごいコースです。(ロック・ミシンはそれくらい簡単に服を作ることを可能にする、ということです。)講習では自分が買ったのと同じ機種を使い、ミシンの操作と縫い方の両方を教わることができます。しかもすごーくやさしい先生です!

型紙は決まっており、サイズを選ぶだけ。私はLにしましたよ。多少の変更は可能で、私は丈を普通より5センチ長くしてもらうことにしました。既製品の着丈はたいてい55センチですが、かねがねもっと長いのがほしいと思っていたからです。ハイネックの襟も幅を少し広くしてもらいました。生地は先生が手際よく裁断してくれます。どうやるって、型紙を待針で止めたりしません。ロック・ミシンでは待針を使ってはいけないそうで、生地に型紙を置いたら重しをのせて、そのまま丸いカッターを転がして切ってしまうのでした。あっという間です。生地を裁断するときは型紙を待針で止めて、重ねた布がずれないように注意しながらシロモでしつけして、重たい裁ちバサミで切ったものですよ。それからしつけを一目ごと糸切りハサミで切ってトントン叩いて......縫った後にはしつけを毛抜きで抜いて......ですよ。ロックミシンでは縫うときも待針は使わず、洗濯バサミを小さくしたようなクリップで止めるのです。へえ〜〜〜、ひたすら驚きでした。



生地で服を縫うとき、私にとって一番難しいのは袖付けです。ところがニット地をロック・ミシンで縫うときは、しつけも無しにまるで直線縫いのように縫うのでした。そのかわり一番難しいのは意外にも襟付けでした。襟の部分は直線の長四角ですが襟ぐりは丸いからです。さらに、ニット・ソーイングでは身頃側の襟ぐりに対して襟は必ず85%になっているそうで、襟のほうを伸ばしながら身頃の襟ぐりに沿わせて縫うことになるのです。その引っぱる塩梅がなかなかわからず、途中でちょっと引きつりました。とうめんの私の課題はこういうときの布送りだと思います。

裾かがりは「裾びき押さえ」という専用の押さえに交換しておこないます。この押さえは別売りで2千円ほどだというので買うことにしました。

模様のあるモコモコしたニット地を選んだのは正解でした。下手な縫い方が全然目立ちませんよ! 「最初だから基本を」などと考えて白のTシャツなど作ったら悲惨だったでしょう。私は作業がそうとう遅かったのですが、それでも2時間ちょっとで1着が完成しました。(いちばん上の写真は先生に服を持ってもらいました。本当は先生のお顔も写させてほしかったんですけど。)

さあ、これからはいろんな物を作りますよっっっ!

2011年12月9日

ZazzleのTシャツの問題点


Zazzleで買ったTシャツがやっと届きました。マグカップと一緒に注文したのですが、こちらは普通の航空便でひと月かかりました。あけてビックリ、とても良い出来とはいえません。(この話は後半で。)

Tシャツは大好きでも2000円以上出す気がない私が、どうして送料を払ってまでアメリカくんだりで買うかというと、これがロン・ポールのシャツだからです。 ロン・ポールのバッグやバッヂは CafePress という、同じような「マーケット」のサイトで買ったことがあります。ロン・ポール支持者のサイト「DailyPaul」がそこでグッズの販売をしているから、サイトへのカンパを兼ねてそこで買いました。こんどのは zazzle にある LibertyManiacs というお店です。ここはどれほど政治意識をもってやっているのかわかりませんが、洒落たデザインが多くて欲しくなりました。ふだんの私は外国語の文字の入ったTシャツは特別な理由がない限り(お店の開店記念パーティーに着るTシャツにメッセージを書くなど)ほぼ絶対に着ないことにしていますが、この場合はアメリカの田舎町の通りでバンパーステッカーを掲げて立っている男の子の気持ちだからです。

zazzleは注文が入ってから制作するので、Tシャツも一つのデザインで自分の好きな色、形、男物か女物かを選べます。色は白が基本で、次に薄い色、濃い色と値段が高くなります。形は袖の長さやオシャレの度合いで高くなり、素材もいろいろで、そういう中から自由に選ぶことができます。それを1着でも購入できるのがとても面白いのです。

「Who Is Ron Paul?」のデザインでは男物の一番安いTシャツを選びました。一番安くてもボソッとした生地ではなく、なめらかで、思ったよりよい物でした。男物ですから襟ぐりは少々大きめで寸胴で、丈も長めです。でも形にうるさいことを言わないなら(絵柄を重視するなら)、あるいはダボっとしててもいいなら、女の人でもこれを選べばいいと思います。






日本版zazzleで商品を見るときはURLの .com を .co.jp とタイプしてください。(Vice versa.)なぜ日本版があるのにアメリカ版ばかりリンクしたがるかというと......

このTシャツ、日本版zazzleでの商品名は「真実は反逆のワイシャツです」ですって!? 

そういうところが嫌なんですよ。全部機械翻訳まかせだからでしょう。






作者がこのTシャツにつけた名前は「Truth Is Treason Shirt」です。

TRUTH IS TREASON IN THE EMPIRE OF LIES.
(真実とは、嘘の帝国において反逆の大罪なのだ。)

というロン・ポールの著書に出てくる文言をデザインしたシャツだからです。(この「treason」は「大罪」ですが、わけても政府転覆や国家への反逆などの政治的に非常に重い罪を意味する言葉。)それはともかく。

そろそろzazzleのTシャツの問題点に移ります。

このシャツは袖が小さめ、丈が短め、全体に細身でお洒落な形の女物です。それで値段がぐっと高くなります。どの形でも白が一番安いのですが、モデルが着た感じが良かったので、さらにフンパツして黄色にしました。実際の品物は期待したとおりの形で、生地も薄くてしっかりしていました。でも上の写真を見ればわかるとおり、プリントの色がずっと薄いんです。3年着て洗いに洗って褪めたみたいな色です。とくに2行目と4行目の文字はちょっと離れたら見えないんじゃないかと思うくらいです。新品をわざとボロにする「distressed T-shirt」だと思えばいいんでしょうかネ。

同系色なので色がなじみやすいのかもしれません。白地ならもう少しくっきり見えたかもしれません。zazzleの画面上で見るのはあくまでデジタルな色を重ねた3Dのマッピングに過ぎないのですから、実際の素材と染料の関係はもっと複雑でしょう。しかし私達に知るすべはありません。というわけで、色物のシャツを選ぶときには注意が必要だと思いました。というわけで、

★間違いが少ないのは白地のシャツ。
★薄い色にはくっきりと濃い色のデザイン。
★シャツの地とプリントで色の濃さが同じような微妙な色のデザインは危険。

それでも買うなら幻滅、返品・交換の手間を覚悟の上で、と言いたくなりました。(思い通りの品物が届けば喜びもひとしおでしょう!)


しかし問題はさらに深まります。

なんと私はこげ茶の長袖Tシャツも買ったのです。






日本のTシャツと同じに、濃い色のシャツのプリントは白や薄い色とは違い、絵柄をくっきり出すために(生地の色が透けないように)ビニールをはりつけたような感じです。そこまではいいのですが。

Tシャツのプリントは、おそらくズボン用アイロンを大きくしたみたいなもので熱処理するのだと思います。そして私のシャツをプリントした人がものすごく下手だったのだと思います。このTシャツは熱処理のアイロンの大きさに相当する部分が台無しです。シャツの前面のほぼ全部がが(おそらく熱が高すぎた、処理の時間が長過ぎたために)変色しています。すっかり全部ならまだ良いのですが「アイロンの形」だから困ります。しかも袖の一部にまで及んでいます。

とても人前で着れたものじゃありません。


Tシャツ全品5ドル引きセールで買いましたが、濃い色だし長袖だし送料が高いし、私にとっては安くないシャツでいsた。送料先方持ちで交換してほしいのですが、英文のメールで交渉したり、返品の梱包をしたり、返送のために郵便局へ行くことを考えると面倒になります。洗濯するうちに変色部分の境目がボケて目立たなくなることを期待して、苦情を言うだけにします。(この頃の私はとても忙しくてとても疲れていて、どうでもいいやという気持ちでした。現にこの記事はかきかけのままだったのを1月23日にまとめています。)

というわけで、純粋なアパレルメーカーなら必ず検品してはじくでしょうに、純粋じゃないから検品しないんでしょうか。デタラメですね。アイロンが下手な作業員もいるようですから、zazzleのTシャツは白か薄い色にしましょう。
はあ......あいかわらずアメリカは駄目だなあ、と思いました。

● CNNが取材したzazzleのビデオ 0:25くらいにプリントしているところが一瞬現れます。

(おまけ)以下にそのシャツの出来そこないぶりを展示します。

ひどい。





ひどい。ゆがんだ長四角が裾までべーったり変質・変色しています。あーこれを返品も交換もせずに放置したなんて、私、どれほど疲れていたんでしょう......。(1月23日の感想)


★ なお瑕疵があって返品の交渉をするときは、すぐに写真に撮ってメールで送るのが一番です。メールのフォームが決まっていて写真を添付できないときは、写真を送れるアドレスをきいて送るか、もしブログをお持ちならブログに写真だけ載せてURLを伝えればすぐに見てくれるものです。

2011年11月14日

マグカップの続きと靴

zazzle のお店にぼちぼち商品を並べています。今日はマグを2つ加えました。





二つ目のマグは、先日いっしょうけんめい作った刺繍の一つを使った模様です。靴も作りましたよ。スキャンした刺繍のデータを靴のキャンバス地に印刷したわけです。マグは黒の縁取りなのに靴は焦茶の縁取りで、ちょっとカコワルだったかしらむ。

靴を買うところには各国のサイズ表記の一覧が出てくるのですが、これが少し謎です。私の足は「23.5」で、輸入物では「6ハーフのC」がちょうどいいのに、ここでは「7ハーフ」になる??? 「C』は足の回りの細い順に「A,B、C......」の「C」で、わりとダンビロだということです。ここの靴はキャンバス製(ズック靴ともいう)で、太さは「標準」のみで、そういう太い細いの選択はできません。私は売りに出す前に、まず自分の靴がほしくて作って買おうとしたのですが、何の手違いか注文がキャンセルされてしまったため、まだ手元にないのです。近々再注文して、サイズの確認もしなきゃいけないと思います。





Funny T-Shirts

2011年8月30日

セミ・オーダーいろいろ Zazzle


先に紹介した「リバティ・マニアクックス LibertyManiacs.com」は、Zazzle というサイトの中にあるお店でした。Zazzle はいろいろな既製品をを売っているお店が集まった「市場」であると同時に、用意された無地の素材と既製品を元にセミオーダーで特注品を作ってもらえるのが特徴なのでした。Tシャツ、パーカー、ズック靴、文房具、エプロン、トートバッグ、マグカップ、などなど......。

というわけで、とり急ぎ画面上でバインダー(22ドル)とマグカップ(16.75ドル)を作ってみました。おもしろ〜〜〜いっっ!!



バインダーは元となる絵柄によって学校用、お料理のレシピ用、ビジネス用などがあり、厚さと中のわっかの種類を選べます。(紙は別売りです。またアメリカのバインダーですからレターサイズで穴3つじゃないかと思います。)ですから、元となるデザインのタイトルを変える、色を変える、自分の名前を加える、というやり方と、全部自分で作るやり方があります。マグカップは真っ白の状態から自分で作ります。このマグカップは半透明の素材ですが、もう少し安い陶器製もあります。

ズックの靴はなんと自分で描いた模様でさえ
作れるらしいのですっっ!!!
>

(それ以前に既製品が8万種類以上あったりして......驚異のページはここ。Keds Shoes というお店です。)

いずれも豊富なフォントと自分のイラスト/写真が使えます。衣類では文字をミシン刺繍にもできます。アメリカの会社ですから漢字と仮名がありませんが、jpegに変換して作れば大丈夫です。プレビューの機能がすぐれていて、色の組み合わせや写真の位置を細かく確認しながら決められます。さらに、「ミニマム・オーダーなし」。商品の値段にかかわらず一点から受注してくれます。日本からの注文ももちろん受け付けています。送料を入れると安くありませんが、自分で作った物を持つ楽しさを思うと高いとはいえないかもしれませんよ!

もっと時間をかけて凝ったイラストを用意して、近いうち何か注文してみようと思います。品物が届いたらご報告いたしますね。



(追記)おーっと、日本語のサイトがありました。ロゴを貼りましたのでクリックしてみてください。
 


(追記)同様のサイトに CAFE PRESS というのもありました。こちらのサイトは日本からお買物ができますが、サイトはアメリカ版のみのようです。

2011年8月18日

セーターのお手入れ(毛玉編)


見るのも暑苦しいお話ですみません。本来は春にするべきことでしょうが、私の好きな洗濯用洗剤「海へ」を入手しましたので、冬のセーターを洗いました。(実は今年はまだ洗っていなかったのです。でもセーターとは毎年洗うべきものではないんですよ。)

セーターの洗い方はまた別の日にするとして、今日は洗った後のお手入れです。

このセーターは去年の秋に麻布十番で買いました。イタリア製です。イタリア製といってもピンキリで、何でもいいとは限りませんし何でも高価なわけでもありませんが、これは安くていいセーターだったと思います。全体が裏編みで、前見頃の中央だけ模様編みが入っています。

ウールが75%、ポリアクリルが25%。10センチ幅に12目の極々太の甘撚り糸で、しっかり編んでありますがとても柔らかくてフワフワです。従ってすぐに毛玉ができましたが、そのままひと冬着ました。毛玉が多いと洗っても薄汚れて見えます。毛玉が編み目を隠してもやもやにするし、毛玉が汚れやすいせいでもあります。というわけで毛玉を取ります。毛玉を取ると、セーターはとってもきれいになります。

毛玉を取る道具は編物や洋裁のお店で売っていますが、あれはハイゲージ(編み目の細かいもの)のニット用だと思います。こういう太くてフワフワの糸のニットではハサミが一番です。よく切れる普通のハサミです。(私が使うのは100円ショップのハサミです。100円ショップには驚くほどいいハサミを売っていて、とても重宝します。)

やり方は簡単で、(私は右利きですから)左手で毛玉をつまみ、その根元をハサミで切るだけです。毛玉を無理に引っ張らないのがコツです。また、間違っても編んである糸を切らないようにします。セーター全部の毛玉を取るのはそれなりに根気がいります。ですからまず片方の袖だけとか身頃の半分だけを区切ってやると、作業前・作業後の違いがわかって楽しくなります。



上の写真のようにモヤモヤしていましたが、きれいになりました。



これを繰り返せば糸は痩せます。でも目に見えてやせるまでには何年もかかるはずです。お気に入りのセーターなら、薄汚れてしまったと思わないで毛玉を取ってみましょう。そしてすり切れるまで着ましょう。

2011年5月10日

はじめてのカモフラ



3月11日の大地震以来、自粛するつもりはなくてもお買物の気分になれず、それどころか怖くて怖くて家から出るのも嫌でした。2ヶ月ほどしてようやくカラオケに行ったし、次は町のお店を見てみたくなって恵比寿のアトレに行きました。

何が欲しいというわけでもなく、エスカレーターを上った所のふだんあまり入りらないお店にフラリと入ると、意外にも年齢を選ばない素敵なものが並んでいました。まず大降りの素敵なショルダーバッグを手に取りましたが、すごーく高いのでやめました。次に目に入ったのがなんとが迷彩色(カモフラージュを略して「カモフラ」ともいう)のパンツでした。細身のずぼんは欲しかったのですが、50過ぎて迷彩色はないダロと思いますよ。こういうのをカッコ良く着こなす人がいるのを知っていますが、自分が着たいと思ったことはありませんよ。でも何故かカッコよく見えて試着したところ、シルエットが良くてカッコ良かったのです。裾が長いままではくのも好きですし。

同じ迷彩色でも、これは全体に沈んだ色合いだからいいのかもしれません。伸縮性の生地でぴったりして動きやすく、カーゴパンツ式に太もものポケットがかえって足の線を隠してすっきり見えるのでした。腰のポッケはジッパーが付いているし、ポケットの裏地もプリントだったり、細部までいい作りです。ジーンズに比べると上に着るものを選びますが、夏はどうせTシャツですからね。(でも冬でもはけそうです。)お店の人は断ちっぱなしの大きな襟ぐりのTシャツ(灰色で英語の文字など書いてあるやつ)などとの組み合わせをすすめてくれました。ナルホド雰囲気が出ます。(私は英語の文字が書いてあるものは着ないことにしてますが。)

値段はとても高くて、ふだん買うものの3〜4倍ですが買いました。しかし、これにドンピシャのスニーカーが欲しくなりそうで困ります。
(5月9日、恵比寿アトレ)

しかし……今カモフラに目がいってしまったのには、やはり大災害の心理的影響があるかもしれません。私には難しい意味での自衛隊というものがよくわからなくて、考えはずっと保留でした。でも災害時にはいつも凄いなあ偉いなあと思いました。こんども東北で被災した人達が「自衛隊の迷彩服を見てほっとした」と言うのを聞いたとき、その感じがとてもよくわかる気がしました。(以来その言葉はあちこちで引用され、ちょっと都合良く引用されるときもあり、なんだか都市伝説ならぬ被災地伝説みたいになりつつありますが。)そんなことから迷彩色に対する印象が少し変わったのかもしれません。

2009年4月2日

リュネット・ジュラ・プチ/ラ・フェデリース/パイユドール


早朝からeBayで負けの三連発。ぐったりです。これではいけないと、簡単にお昼をすませて数ヶ月ぶりの原宿へ行きました。理系のYさんから、リュネット・ジュラ・プチ(あの凄い眼鏡屋さん)が閉店するという話を聞いたのは去年の10月。それにともないセールをやるというのです。行かないではいられません。でも…………ついつい行けなくて。3月末までといいますから、ともかく今日は行こうと思ったのです。

ところが。お店に着くと後片付けの最中で、「29日までだったんですよ」と言われてしまいました。繁華街の商店のこと、「月末」といってもカレンダー・デイト(日付どおり)ではなく、最終日曜日のことだったのですね。あまりにも当然の話に再び肩を落としました。「今日はついていない。やじプラの星占いでは「今日ラッキーなのは金運が最高の…………」とワニさんが5匹並んだのに。(あれもこれも買えなかった=支出がなかった=金運? しょぼい…………。)眼鏡屋さんは表参道ヒルズにある店舗と一緒になるそうですから、あの独特な眼鏡はいつでも見にいけるのですが、閉店セールはもうありません。それにこの住宅街のお家のようなお店が好きでしたから残念です。

こうまでついていない一日。帰りにラ・フェデリーズとパイユドールに寄りたかったけれど、どうしよう? こんなに御無沙汰したから、みんな忘れていて惨めになるだけかしら…………? でもどうせコーヒーを飲むなら他のお店に行くのもナニですから、あの赤と黄色のお家に向かいました。

ドアを開けておずおずと入っていくと………… えー、嘘。なんでみんな私がわかるの?! というくらい笑顔で迎えてくれました。信じられません。みんなの記憶と頭の良さを本当に尊敬します。レモンとバニラシュガーで頬っぺがキュンとなるクレープを食べながら、「こんなについていない一日なのに、なんて嬉しいことだろう」と思いました。しかもお店のMさんが隣に来て、私のショボイ話に耳を貸してくれるわ、アートのことや彼女の針仕事の面白い話をしてくれるわ…………お喋りが楽しくて運勢の急転に驚きます。この建物は荒川修作の「天命反転住宅」ならぬ「運勢反転店舗」なのか?と思いました。雨の晩にたまたま見つけて初めて入ったときの不思議な気持ちを思い出しました。

それにしても私はとてもひどい格好をしていました。家にいたままの服にふだん用の冬の黒い上着を羽織って、頭にはなんと黒のニット帽。昨日までとても寒かったから。でもお天気はいいから歩いていて暑苦しかったら替えようと、木綿のニット帽をバッグに入れたつもりが忘れていたという失態。よく原宿が歩けると思いますよ。我ながら無頓着が恥ずかしくなりました。でも思い切って2階の夢のようなパイユドールにも行っちゃいました。(知らないお店だったら絶対に入れませんよ。)でも彼女もまったく変わりなく迎えてくれて、帽子のことを中心にたくさんお喋りをしました。(お喋りって、ほんとにいいものですね。)今日は夏糸で編んだ二色使いのヘアバンドが素敵でした。これも見て好きな色と似合う色は全然違うんでしょう。でも私は帽子を取ったら髪もひどい状態なので試着は我慢して、深く吟味したのち、アンティパストの春物のソックスを一足買いました。最初はくっきりした色違いの黒がいいと思いましたが、やはり陽気が明るくなるから白です。(3月31日)

2008年6月14日

Tシャツ for パイユドール


原宿の帽子屋さん「パイユドール」から2周年のお祝いの招待状が届きました。そんなパーティーに何を着ていけばよいのか?? 実は昔姉がアンティークで見つけてくれたシルクや総レースのシース(丸襟、袖無し、超シンプルな形のワンピース)、ちょっと早いかもしれませんが真っ白な麻のフリフリドレスなどがあり、アクセサリも靴も、こんなときに良さそうな、ちょっとレトロな雰囲気を作る素材さえ各種持っているはずなのですが‥‥‥‥今年はデブって衣類が全て不可です。

あんなお洒落なお店の常連さんたちがどんなお洒落をして現れるのか楽しみ‥‥‥‥と思いつつ、もとより私は張り合うタマじゃありません。そして根がお洒落じゃない私みたいなおばさんが一番カッコわるいのは、無理して頑張ることだと思います。これら諸条件を考慮すれば、脇から攻めるしかないでしょう。

というわけで「特製・2周年お祝いTシャツ」を作りました! 

あとは(着用可能な)いつものジーンズ。たいへんカジュアルですが、この格好なら春に買ったパイユドールの帽子(ニットキャップ)にも合うでしょう。(そう、帽子が主役です。)シャツの上から太めのベルト、足下は4月に買った銀色のミュールにしました。


20枚くらい描いた中から中心の絵を選びました。あとは2周年の「2」をたくさん描き、お料理を出してくれるクレープ屋さんの「ラ・フェデリーズ」の名前と、ANTIPASTを連想する靴下を加えました。スキャナでMacに取り込み、画面上で色を付け、大きさを決めて、アイロンプリント用紙に出力。ハサミで適当に切り抜き、シャツの上に適当に配置して、アイロンでぎゅ〜。出来上がった後、背中が物足りなくなってヘビのプリントを追加しました。

パーティーですから多少の華やぎがないと、とケータイのデコ用のキラキラを4種類買いました。プリントの上からペタペタ・キラキラ貼りたかったのです。しかし、プリントを終えたのはパーティー当日のお昼過ぎで、ひと安心したらキラキラのことなど忘れてしまったのです! 気がついたのはお店に着く5分前くらいでした。トホホでした。

一緒に行くYさんもPさんもお仕事があるため、到着は遅れるもよう。私は先に行くことにしました。お店は新作を展示してパーティーの前から開いているというからです。パイユドールに入ると、お店のお嬢さんたちは全員集合でたくさんいて、いつもに増して華やかで、にこやかに迎えてくれました。私はなんとなく胸を隠しぎみの揉み手状態で「エヘヘ、コンニチワ‥‥‥‥」。お店の中を見ているうちに、「バラ色の淑女」(と私が名付けたお嬢さん)が現れて声をかけてくれました。Yさんのことも尋ねてくれたので「もちろん来ますよ」と。そして私はお喋りついでにTシャツをアピールしました。「今日のお祝いに作ったんです」と。するとお店中のお嬢さんたちが一斉に「きゃ〜っ」と喜んでくれて、私、ほっとしました。

「パイユドールは2周年」へ続く


今回使ったアイロンプリント用紙は「ELCOM やわらかアイロンプリントペーパー/白・淡色生地用(5枚入)」です。発色が良く、薄くて柔らかで(写真のようにたくさん貼付けても)生地になじみます。生地の伸縮に合わせてのびます(!)から、Tシャツにぴったりです。

2008年5月8日

「渋谷系Tシャツ」だそうです


「ジーンズメイト」という名前のいわゆるジーパン屋さんで、男物の専門店だったようです。渋谷の通りを歩いていると歩道にせり出した棚にTシャツが山と積んであって、上にはハンガーにかかった見本がいくつも出ていて、それが面白くていくつか手に取ってみました。この写真のシリーズ以外にも昔の商店の藍染めの前掛けを思い出させるような紺地のシャツ、その他いろいろあり、日本語の文字がデザインとして生かされているのがナカナカいいと思ったのです。このTシャツは他に白地とえんじ色、種類もいくつかありました。生地は所々太さの違う糸が入って横すじのようにデコボコした厚めの綿ジャージです。男物しかないため、私が着るとXLくらいの感じです。

(このお店で問題だと思ったのは、値札に1900円とあるのにレジで消費税を追加したことです。何年も前に値札には税込み価格を表示することと決まったのですよ。税抜き価格は税込み価格と併記してもよい、という話なのであって。)


さて、私はこのシャツを着て一人で歩けるのでしょうか。少なくとも渋谷には行かないと思います。(5月5日)

2008年4月18日

失敗のベルト・その後

久々の個人輸入で失敗したベルトの件で週明けの15日にPeruvian Connectionから比較的好意的な返答が届きました。このことは後日4月11日付「お買物の検証(1)」に追記として書く予定です。

2008年4月11日

お買物の検証(1)



今では多くの人が経験していると思いますが、カタログの通信販売では届いた品物に幻滅することがあります。とくに海外通販では自分の理由で返品交換するには高い送料を自分で払うのが普通ですから、下手なものを買うと事実上返品できず、本当にがっかりします。ですからカタログの写真から商品をどう読み取るかが腕だと思っていました。私はめきめきを腕を上げ、同時にアメリカのカタログの写真にはどういう知恵があるのか、カッコよく撮るだけでなく商品を上手く説明し表現しいると思ったものです。しかし十数年ぶりに衣類を買うと、やはり腕は衰えていました。関税を忘れていたのはお笑いですが、「似ても似つかぬものが送られることがある」ということに考えが及ばなかったのです。

革ベルト(Brown Studded Belt/カナダ製)
小包を開き、ひとめ見て呆れたのがベルトです。カジュアルで使いやすそうな物が49ドルから35ドルに下がっていて、セーターの上に付けるのにちょうどいいと思いました。上の写真がカタログの写真です。ネット上のeカタログではいろいろな着こなしで複数の写真があり、拡大して細部を見ることもでき、その写真は今見ても素敵なのですが。

Peruvian Connectionはアクセサリー類の値段がとても高く、ベルトも素材に関わらず150ドル前後が普通ですから、元の値段が49ドルなら土台大したものじゃないのかもしれません。しかし写真と現物ではデザインが同じなだけで、いまどき「中国製」でもこんな物はないだろう、「どれでも1000円!」のアクセサリーショップにあっても誰も買わないだろうと思う代物でした。

第一に革が薄い。前と後ろで革目がまったく違う。4カ所で色が褪せている。正面が折れて先がめくれている。そもそも色違いがないはずなのに届いたものは濃い焦げ茶です。大きな真鍮のバックルも薄っぺらでした。返品の送料がもったいないので残しますが‥‥‥‥交渉の余地はありますし、苦情は伝えなきゃいけないと思います。とても驚きました。




カタログの写真とは似ても似つかぬヨレヨレのベルト。
(peruvian connection)(fashion)(belt)


(追記)近々経過を書きます。


(追記:2009年1月30日)たいへんな怠慢でした。交換の手続きと関税の還付についてはすでに書きましたが、このページのことを少々。

まず、なぜこの記事を書いたかといいますと、ブログのネタにしたのと同時に、ブログというのは届いた商品に不満があるとき買ったお店に情報を伝えるのにとても便利なのです。

返品や交換を望むとき、普通は返品伝票に書いて品物を返送すれば済みます。しかし今の時代、まずメールで連絡を取ると状態を把握できて安心です。(交換するにもお店で在庫切れということもあるからです。またセールの商品は返品交換を受け付けないお店もあり、うっかり返送するとそれっきりということもあります。)メールでは「注文の商品が届いたが、商品に不満な点があるから返品したい(又は交換したい)」という旨を伝えます。

ところで今回の私はさらに「詳しくは私のブログを見てください」と、このページのアドレスを書き添えました。ただ返品したいだけでなく、私が何にがっかりしたかを伝えたかったからです。ブログはどこからでも見てもらえますし。商品の状態を写真で伝えることができます。英語の文章で説明するよりお互いにずっと簡単です。(このページでは当初4枚の写真を載せて、クリックするとうんと大きくなるようにしておきました。)

メールを送った後に自分のブログのアクセス解析をチェックすると、すぐにメールを見てすぐにブログを見て、しかも何人かの端末で見てくれたことがわかりました。もともとコミュニケーションのいいお店ですが、こういう反応を見ると信頼できる気がします。

見出しの下の「削除」というのは、比較のためにカタログから転載した商品の写真があった所です。メールでは「説明のために無断で使用しましたが問題があれば削除します」と書きました。先方からの返事で削除してほしいということだったので削除したわけです。

でも不満や苦情だけでなく、すごく商品がとても気に入ったときに使っている様子を伝えるブログのアドレスを送るのもいいかもしれませんね。それで返事がきたら「いいお店だ」ってわかりますし。

お買物の検証(2)

Peruvian Connectionでは15年前くらいに夏用の変わり編みのプルオーバーを買い、とても良いもので今も愛用しています。編込みは今回が初めてです。売れ残りでサイズが合わないのを承知で「参考作品」とわりきりました。なんとも「Handknit」です。Handknit(手編み)には棒針で編むのと機械を手で動かして編むものとありますが、見たところ編み機のようですがよくわかりません。どちらもきれいな作りです。

◆セーター(Persian Rug V-Neck)
ペルシャ絨毯の文様をモチーフにした総模様の色使いが大胆でみごとです。並太程度のピマコットンで、種類の違う糸(マーセライズドとそうでないもの、など)やミックスの糸を使って色数以上の深みがあります。全面インタージャ(日本語では「糸を交差させる編み方」という言い方の模様編み)、縁編みはかぎ針編みです。ほんらい体の線に沿う自然なゆるみのデザインであるものを、胸回り100センチ用のLサイズゆえ私が着るとドボっとした感じです。多少見劣りがするものの、着れば外に出られそうです。

◆カーディガン(Giverny Cardigan)
商品名の「ジベルニー」とは画家モネが住んだ土地の名で、モネの庭園の代名詞です。その庭をイメージしたカーディガンというわけで,その点ではいまひとつかも。このカーディガンはXSで丈も短めなのにとても重いのでした(660グラム)。糸は並太程度で、アルパカ60%+ピマコットン40%と贅沢です。色数はそう多くありませんが、色違いの糸の2本取りにしたり同じ色の変わり糸を使うなど凝っています。段染め糸に見えるかもしれませんが全面インタージャです。裾と手首はゴム編み、襟と前立ての縁取りは細編みです。問題はボタン穴が小さいこと。XSですから当然身幅はもう少しほしいけれど、前ボタンを止めても細身のカーディガンとして普通に着用できそうでした。長い袖は少したくし上げるかゴム編みを折り返します。合い着にぴったりです。

◆帽子(Plush Scooter Cap/キャスケット)
お調子に乗って帽子も買いました。ウール50%+綿50%で艶のある肉厚のベルベットできれいな焦げ茶色です。仕立てもきちんとしています。秋も深まった頃のツイードやフェアアイルのセーターによく合うと思います。詳細はまた秋に。

(sweater)(cardigan)(peruvian connection)(knitting)(fashon)

2008年4月9日

海外通販と関税



4月9日に Peruvian Connection に発注した品物が届きました。実は私、海外通販歴が長いのです。最初は30年以上昔で、バブル時代〜90年代半ばまでよく利用して知識と経験を積みました。その後ご無沙汰しましたが、書籍はときどき買い、この冬もたくさん買いました。しかし衣類を買うのは十数年ぶりでカンどころが鈍ったか、なんと関税のことを忘れていました。しかも今回はその税額がかなり高いと感じましたから、ここはひとつおさらいをしたのです。

関税の計算はとても複雑で、税関のサイトではいろいろな説明や一覧表を示してくれますが、頭がくるくるしてしまいます。そこで税関に問い合わせたところ、丁寧な説明があり、納得しました。要約すればこうです。

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♪ 1万円未満は免税です。ただし小包の中身全部の合計が1万円未満の場合です。書籍など、金額にかかわらず免税のものもあります。

♪ 商品代金の合計が1万円以上10万円以下の個人輸入の場合は一律の「簡易税率」が適用されます。衣類関係であれば、厳密には10%以下の品物と10%以上の品物が混ざっていても一律に10%。お得な場合も損な場合もあるかもしれません。

♪ 「簡易税率」が10%の場合、小包の中の商品の合計金額の60%を、その日の為替レートで円に換算した金額に対して一律10%が課されるのでした。(合計金額が500米ドルなら300米ドル→(1米ドル=110円として)33000円分の商品に対して10%=3300円)

♪ その10%に加え、商品の合計金額33000円に対する国の消費税4%、その4%に対する25%の地方消費税が加わります。(33000円の4%=1320円)+(1320円の25%=330円)(税金の合計=3300円+1320円+330円=4950→端数切捨で4900円)

♪ 他に通関料200円が加わります。(〆て5100円)
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そういうわけで、円換算で10万円までのお買物に対しては1割程度を余分に考えておくべきなのですね。(ただし時にまるまる課税されない場合があり、そういうのはメッケモノです。)

疑問のあるときは、税関の出張所で具体的に説明してもらえます。小包に添付されている「課税通知書」の番号を伝えると、先方に控えがあるので話がツーカーです。後になってアタフタしないように、事前に税率を教えてもらうこともできるそうです。

● 東京税関を通過した貨物(課税通知書の番号が13で始まるもの)
  東京外郵出張所 03−5665−3755
● 成田税関を通過した貨物(課税通知書の番号が14で始まるもの)
  成田航空貨物出張所 0476−32−6037

そういえば昔「Victoria's Secret」のカタログで、29ドルくらいの大特売のパンプスを買ったとき、それが総革で値段以上の関税がかかったのを思い出しました。その場合は一律ではなかったのかもしれません。しかし「Bruno Magli」のときはどうでしたっけ? 過去の記憶が曖昧でじれったい感じです。でも一般に「靴」とくに「革靴」は高い関税を覚悟すべき品物です。(日本に入ってこない素敵なデザインが多いんですけど。しかも高級品はサイズを指定すれば試さなくてもドンピシャの履き心地なんですけど‥‥‥‥。)

予め税関のサイトで「簡易税率」の一覧表を見て、自分の購入したいものが課税対象かどうか大まかに把握しておくのがいいと思います。今度いつ買えるかは知りませんが。

●  少額輸入貨物の簡易税率
●  総額10万円以下の貨物の簡易税率(上の説明より少し詳しいもの)
● 個人輸入関税手続


ブログ内の関連項目
● 4月19日付「海外通販・返品の巻
● 4月26日付「海外通販・関税の還付の巻」
またはこのページの上のバーの「ブログ検索」(白い所)で「海外通販」を検索してください。

2008年4月2日

Tee が届きました。



「飛天の tee」が届きました。「Pearl Archangel Cap Sleeve Tee」というのが商品名です。生成りにベージュでレース模様、そこに灰色まじりの紺色のラメで天使のプリントです。キャップスリーブの名のとおり小さい袖がついて、フレンチスリーブではないところがミソです。襟ぐりのリブもレース模様のプリントで、ラベルの代わりに内側に文字を描くなど、いろいろ凝っています。カタログのイメージどおりのきれいなTシャツでした。



とはいえ問題は残りました。普段着るものより襟ぐりが大きいことはカタログを見てわかっていましたが、現物を試着すると少々ドキドキですね。(世の中では普通ですが。)また現在の私はLに近いMサイズで、アメリカの既製品はSがちょうどです。これはSですがプチサイズではなく、私より10センチくらい背の高い人が基準のため、これくらい大きな柄ではバランスに無理があるかも。ヒールの高い靴でなんとかするか、まったく気にせずいくか‥‥‥‥。(4月1日)

(T-shirt)(angel)(peruvian connection)

2008年3月26日

ニットで無駄遣い



Peruvian ConnectionのTシャツは今頃空を飛んでいるかもしれませんが、私のお買い物は止まりませんでした。オンラインのeカタログでは郵送されるカタログにはないセールをやっていて、もう作らなくなくなった物、サイズや色の揃わない物を安売りしていたのです。(売り切れた商品はすぐに反映されるので、オンラインならではです。)7割引のアルパカもありました。手編みのセーター類の割引率はそれほど大きくありませんが、昨シーズンの物に限らずかなりの種類が出ており、素晴らしいものがありました。そこで、これまで手が出ないと決めつけていましたが思いきって買うことにしました。それを敢えて「無駄遣い」というのには、一つはL、もう一つはXS、いずれも私のサイズではないからです。売れ残りですからね。そもそも着るには袖が長過ぎますし、自分が着るためよりも、わが創作活動における参考作品といいますか‥‥‥‥いわば「持っていることの楽しみ」です。半月もすれば届くでしょう。いつもとは違う奇妙な期待でわくわくします。

2008年3月18日

「飛天」の tee


これは天使で「San Miguel」と書いてありますから「聖ミカエル」でしょう。天国の門の鍵を持つといいますが、これは何を持っているのか、弓のようにも見えますが。しかしカタログの写真は小さくて、最初に見たときにはアジア的な天使だと思いました。いい感じです。

Peruvian Connectionという通信販売のTシャツ(tee)です。昨日新しいカタログが届き、その日の晩にこのTシャツをネットで注文しました。するとXSとSが既に売切れで入荷待ち。でも夏までには届くでしょう。

最初は勝手に向こうから送ってきたカタログだったと思いますが、一目でファンになり、毎回楽しみで、もう十数年になります。中近東の絨毯やアジアの織物などエスニックな要素をかなりお洒落に取り入れた衣類やアクセサリが満載。とはいえ購入はこれで2度目。なぜならと〜っても高いからです。また、私くらいまでの世代の日本人(旧日本人?)の体型に合う「プチサイズ」がないため、欲しくてたまらなくても長袖はためらいます。(プチサイズとは背の低い人用です。欧米人の各サイズで、巾はそのままで袖丈を短めに、着丈を短めに、ウエストラインをやや上に、というぐあい。これは重要です。一度これを無視してプチサイズのないお店からシルクのスーツと半袖のワンピースを買いましたが、バランスがおかしくて着れたものではありませんでした。)さらに、カタログで気に入ったものが果たして自分に似合うか? こうした個性的なデザインではそこも難しいところです。しかし何より、ファッション雑誌より編物のスタイルブックより、見ていて楽しいカタログです。

このお店は社名のとおりペルーとの関わりが深く、冬はアルパカ、夏はピマコットンを使い、凝りに凝った編込み模様のセーターやカーディガンを主にペルーで作って販売しています。たとえば、これは今度のカタログでいちばん値段の高いもので、いかにもPeruvian Connectionらしいカーディガンです。100%ピマコットンの糸を使い、インタージャ(編込みのやり方の一つ)で蓮の花のモチーフを全体に配し、さらに刺繍をほどこし、縁はかぎ針編み。以上〆て575ドル。送料を加えればいくらドル安でも6万円。この種のものはだいたい500ドル以上です。(これで手の半分がかくれるほど袖が長かったら、お金持ちでも買わないでしょう? いやいや、お金持ちだったら自分が着ることなど考慮せずに蒐集します!)

こちらは Kaffe Fassett のデザインによるスロウ(=throw/小ぶりの毛布)。何色使ったかわかりません。595ドル。そういえば数年前のKaffe Fassettのあのセーター、無理しても買っておけばよかったと今でも悔いています。

正直をいえば、昔のほうが目を惹く凝ったものが多かったと思います。最初に見た頃はカタログも小さく、上の写真のような手編みのニットばかりでした。その後も一つのカタログにいくつも載っていました。ここ数年はみるみる減って、機械編みや生地の商品が増えたのです。スカートや小物など、コーディネートする品物を全部扱うように変わっただけでなく、たぶんお客が増えて、その注文に応じるために、手のこんだニットは少量ずつ種類を多く作るよりも同じ物を大量に用意する必要があるのでしょう。残念ですが仕方ないのかもしれません。

このお店もずいぶん前からネット上にもお店を出していましたが、昨日は早く注文するために数年ぶりにそちらも見ました。すると、すばらしくきれいで便利なサイトになっていました。もう釘付けです。カタログに載った商品の複数の写真や詳細な説明があり、写真はズームできて、素材の感じまでわかります。また、過去のカタログも2冊まるごと見ることができ、在庫があればもちろん今でも買え、一部の品はセールもやっています(主に大きいサイズですが)。また、実はここが大事な話だったのですが、ネット上では「プチサイズ」があったのです! 一部の商品に限られるとはいえ。いったいいつから? 知りませんでした。(十年前に「プチサイズを作ってほしい!」と私がお願いしたのがきいたのでしょうか? そのときすぐに返事のファックスが届き、こちらに返信を求めるものでしたが、当時はとても忙しくて放っちゃったのですが。)

ネット上のお店は「eカタログ」だけでなく、アルパカやビクーニャなど南米の糸のこと、ペルーの編み手たちのこと、デザインのこと、「フェアトレード」(途上国の資源や人的資源を搾取しない取引の運動)のこと等々、商品や製作にまつわる様々な記事や写真があり、興味をかりたてます。また、去年の9月からブログも始めたようです。ちょっとがんばって読んでみたくなりました。

● Peruvian Connectionのeカタログ
● あやしげな日本語の日本語版eカタログ
● 創業者Hurlbutさんのブログ "Common Thread"

2008年3月17日

織りネーム(続き)

20年前と同じデザインの織りネームを今も作れるのがイギリスの良さだとしたら、華やかなのがアメリカでしょうか。(ちょっと大雑把ですけど。)欧米(とくにアメリカ?)は持ち物に名前やイニシャルを付けるのが大好きだという話を前に読んだことがあります。そういうのを「personalized ナニナニ」といってましたっけ。ということで「personalized woven name labels」で検索すると面白いのが見つかりました。画像を持ってくるわけにはいきませんが、たまにはこんなものを、ちょっと見に行ってみませんか?

1938年創業の、その名も「Name Maker」。セミオーダーの商品がたくさんあります。見やすいサイトで、そのまま注文もできる仕組みです。セミオーダーの織りネームなら最小20枚で15ドル〜20ドル程度で各種あり、多色使いもあってにぎやかです。

● Name Makerが扱う織りネームのいろいろ

リボンは何十色もあり巾もいろいろインクもいろいろ、35文字も書けるから実に多様。追加料金でイラストやロゴの印刷も可。

● Name Makerのリボン

かわいいものが欲しければ、少し贅沢してこんなのがあります。

● Name Makerの織りネーム、贅沢版

すごいのは特注の織りネームです。

* 最高級のタフタ、サテン、ダマスク生地
* いかなる形、大きさも可
* ロゴ、イラストなど忠実に再現
* ほとんどの生地、糸、インク(パントーン)に対応

す、すばらしい! しかしミニマムオーダーが500で、値段は個別。用がなくても作りたくなりますが、用がなければミニマム500枚は多すぎますし、いくらになるやら。ざんねん。

さらにBCIというメーカー。ハイエンドはファッショナブルでもあるのですね。織りネームは素材も技術もデザインもみごと。写真をそのまま織っちゃいます。印刷ネームの素材は木、金属、合成樹脂、何でもありです。リボンはもはや「テープ」であって、織りも印刷もミシン刺繍もあり。畢竟こちらは企業向け。したがって、実は私が探している物なんかよりも普段私達が見ている物が多いかもしれません。製品見本の写真にはスターバックス、ジャンフランコ・フェレ、ベネトン、MTV‥‥‥‥誰でも知っている名前が次々と。ロットは1000。値段も400ドル前後です。う〜ん、かっこいい。

● BCI Corporationの織りネーム
● BCI Corporationの特注テープ

こういうものを見ていると、60年代の「BIGI」はがんばってたんだ〜と思います。

メーカーはたくさんありますが、だいたい二つの傾向に別れるようです。一つは趣味用。家庭的な手芸作品や子供の持ち物に付けるものは、ちょっと野暮ったくてかわいくて、お値段もお手頃です。もう一つはアパレルなど業務用。当然個性が勝負の世界です。そこでは主に織りネームはブランド名を書くもの、印刷ネームは「ウール100%」「ドライクリーニングのみ」などを書くものという使い分けがあるようです。そういえば私達の身の回りを見てもそうでした。こんな所でこんなふうにこんな値段で作っているのねと思うと、興味をそそる世界でした。


● ブログ内の関連投稿「織りネーム」

2008年3月10日

パイユドール、春の巻


日曜日に原宿へ繰り出した目的はパイユドールです。2月に春物が入荷するとの案内が届き、理系のYさんと行こう行こうということになりました。狭い階段を上ると、やはり興奮してしまいます。こんどもすてきな帽子と靴下でいっぱいでした。ここは「BARAIRO NO BOSHI」という帽子屋さんの直営店で、靴下は「ANTIPAST」というメーカーのものです(衣類も少しあります)。この組合わせはほんとにすごいと思います。

このたびの私の収穫は黄色い靴下です。コントラストの強い色づかいですが、けして単純ではありません。手を入れると透かし編みの部分に肌色が透けてニュアンスが深まります。さてこれをどう使いこなしたらよいのか。私にはなかなか難しいのですが、楽しみでもあります。

去年の5月ここで買ったニット帽がとてもよかったので、今年も春から夏にかけて毎日かぶれるような帽子があればと思いました。そこでまず目に入ったのが編込みのニット帽です。単純な形に、花の編込みで、小さいリボン飾りがたくさん。私に似合う色があり、これは使えそうだと思いました。しかしお店の人は、どこからか予想もしないものを持ってきて勧めるのです。綿100%ですが紫色、耳のあたりにイチゴが2つぶら下がっているという(桜田淳子系)形です。せっかくですが、私は下がり物は苦手ですし、似合いもしませんよ。他のものをあれこれ試しました。

しかし他を試すほどに、店員さんが勧めてくれた紫の帽子が一番面白いし、似合って見えてきました。ぶらさがったイチゴも斜め後ろにずらすと、いい感じになることを発見しましたし、その日のカッチリとステッチのきいたコートを着てみると不思議と合います。それに、適度なゆるみやイチゴの茎の所のひっつれ効果は、頭の形をいいシルエットに覆うのでした。この感じは自分で真似て編んで出せるものではありません。お店のお嬢さんにも帽子にも感心してしまいました。というわけで、この帽子を買ったのです。紫色はちょっと難しいと思いがちですがが、むしろ何を着ようと毎日かぶってしまう、というやり方がいいかもしれません。

さて、いつものように私がジタバタする間、Yさんはサラサラとお買い物。木綿のキャップ1つと靴下を3足。まあすごい。その後おやつの時間にフェデリースの椅子で記念撮影しました。(3月9日)

● このブログ内の関連項目「パイユドールとバラ色の淑女」(2007/6/8)

2007年10月19日

「縫い」のTシャツ


青山のジェムアートで、やはり「縫いプロジェクト」のTシャツも買うことにしました。彼らの描いた絵(へたうま調)を身頃いっぱいにプリントしたものですが、自由奔放なアップリケなど、一つ一つにプラスアルファの面白さがある長袖のシャツです。前に見たとき、断ちっぱなしの緑色の布(たぶん洋裁の裏地)の「アップリケ」のついた白いシャツがいいと思ったのですが、果たして残っていましたから。食べこぼしなど粗相をしないよう気をつけて着たいと思います。

また、「しょうぶ園」での制作風景を紹介するDVDも購入しました。彼らの仕事はほんとにすごいから、その様子に興味があるのと同時に、誰かわかってくれる人に教えてあげるときには有効な媒体だと思うからです。(10月17日)

ブログ主のお店 KNIT-RIT FABRIC の宣伝 アメリカ版

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