お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

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2014年12月20日

チュートルマン作戦



これが「チュートルマン」です。 

頼りになりそうな響き。
謎の赤い薔薇が余裕を感じさせます。

 
チュートルマンとは何か?
チューの捕獲器です。

お勝手でしまい忘れた大根をかじるぐらいならいいんです。でも家の柱をかじったり、壁に穴をあけたり、何より天井裏で電線を噛んだりしたらどうしようと、ハラハラします。また私があちこちの部屋に積み上げている物々……手間暇かけて買い集めた古いオモチャや本や布などを汚されたり食いちぎられたら困ります。(あちこちで物音がするのですが、どうなっているか知るのが怖くて見に行くのも嫌です。)

去年の2月頃だったか、朝お風呂の脱衣場で一匹果てていて、我が家のチューが自然消滅しました。したと思いました。あああ、よかった! ところが秋の終わり頃に新しいのが住みついてしまいました。古い家はチューが寄ってくるのです。今時のナントカハウスみたいな家は入る隙間もないでしょうけど。住宅街で古い家を壊すと、住んでいたチューが近くの古い家に引越すともいいます。(前のチューも隣家から来たと思われます。)いずれにせよこんどのは種類が違うようで、年がら年中ピーピーよく鳴きます。それまでのチューはお勝手やお風呂場に出てきただけですが、こんどのは所かまわず走り回ります。畳の部屋をすごい速さで横切ります。あ、あ、信じられなーい!!! だから通り道にベタベタを置くとタンスの上を走っていきます。タンスの上にも置くと反対側を走ります。(ベタベタを一番踏んでるのは私じゃないかと嫌になります。)そして人間を尻目に見たことないぐらい大きくデブっていくのでした。しかもある頃から二匹で仲良く走り回るのを見かけました。ほんとにマンガですよ、お勝手口や縁側を二匹が前後に並んでピョンピョン跳び回っているなんて。そして子孫繁栄ですわ…… 

私はこれまでも心を鬼にして立ち向かってきました。一番効くのはベタベタです。 でもこれにひっかかるのはチビチューだけです。それも半年に1度ぐらい。 足をとられると鳴いて仲間に危険を知らせるからだそうです。この夏は薬屋さんでこういうのをみつけ、試しました。

ひとくち食べれば効く
コワイデスネー。
でも食べなきゃ意味ないのです。

(たしか2500円で買いましたが、
え、アマゾンだと1700円ですか……)



こないだうち私はアマゾンでいろいろ買物をしたのですが、面白そうな物をイモヅル式に見ていた時にたまたま見つけたのが「チュートルマン」でした。商品説明と購入者のレビューを読み、さっそく購入しました。

チュートルマンが届いてしばらくは、暗い所がいいだろうと廊下に置きましたが全然だめでした。冬ですから寒い廊下など通らないのかもしれません。やはり常駐しているお勝手でしょう。日頃もの音をたてている、壁ぎわのゴチャゴチャした所に置きました。数えていませんが4日目か5日目でしょうか、今日かかりました! やった、やった、やった、やった、うっれしー!

チュートルマンの説明書によると、チューは罠にかかっても真っ暗なので安心しているそうです。(鳴いて仲間に危険を知らせることがない。)しかしうちのチューはひっきりなしに動いていてカチャカチャ音がしっぱなしです。でもベタベタにかかったチューのようには鳴かないから、遊んでいるのでしょうか。

さて、チュートルマンでチューを捕えた後はどうするのか。

水攻めです。チューの入ったチュートルマンを専用の別容器に入れて水を満たして溺死させるのです。仕方ありません。困っているのですから。明日は日曜日。水攻めをして月曜日のゴミに出します。

同様のネズミ捕りが他のメーカーからも出ています。どちらも効くと思いますが、私は名前にひかれてこちらを買いました。

● チュートルマン 中島利器
● 新型ネズミ捕獲器 栄工業

翌朝、
チューを水攻めにする際に手際が悪くて逃げられました。トホホ…… 

教訓:(1)捕まえたら早く水攻めにする。
   (2)予めロックの練習をして、本番は手際良く。

つづく  


2014年12月19日

ストーブとヒーター

 

英語だと、部屋を暖めるだけの暖房器具が「ヒーター」、暖房の熱源で調理もできるのが「ストーブ」、だそうです。ナルホド。私は文句なしにストーブが好きです。やかんをかけてお湯をわかせばいつでもお茶が飲めるし、水蒸気が空気を潤します。何時間もかかる煮込み料理もストーブにのせておけば、お勝手のガスの口を長い時間占領せずにすみます。

先月昔ながらの石油ストーブを買いました。トヨトミのRS-29Eです。(品番のEは今年生産したという意味。去年のはD。)前に買って気に入っていましたが、ちょいとした事情で廃棄したから2台目です。(今は外出する時間がないためアマゾンで買いました。驚くことに数年前に家電量販店で買ったのの半額以下でした。)タテ長で場所をとらず、持ち手がついていて動かすのが楽。奥行きがあって上にヤカンやお鍋を載せられて、申し分ありません。このところすごく寒くて毎日一日中ストーブをつけていますが、おでんのお鍋をのせておいて、いつもアツアツです。おつゆが減ったらお湯を足し、食べたらタネを足して、かれこれ5日間ぐらいいつでもおでんのある暮らし。

 
● トヨトミ RS-29E のページ

同じ石油ストーブでもアラジンのブルーフレームは危なっかしくてやかんをのせられません。上に五徳のような出っ張りがありますが、小さくて滑りやすいのです(不安定)。去年やかんを載せていて、ちょっと体が触れたと思ったら落ちてしまい、私は足首を火傷しました。部屋が広くて誰もいないあっちの方に置いたままなら大丈夫でしょうけど、うちは昔の間取りで狭いので。

ガスストーブもやかんやお鍋の載る形があり、燃料の補充をしなくいいしいいんですが、やっぱり管が邪魔です。どの部屋にもガスの口があるわけじゃないし。だから灯油を買うのも灯油をタンクに入れるのも面倒ですけど、それでも石油ストーブが好きです。

一方、ヒーターといえばエアコンやファンヒーターですね。空気を乾燥させて、音もうるさい。うちは建物が古くて、そもそもエアコンを設置する場所がありませんが、東京ガスの温風ファンヒーターを使ったことがあります。つけて最初にガーーーッと熱い風が出るのはいいんですが、数分すると問答無用で弱い風に切り替わってしまい、手動で調節できないのが寒い日には不便でした。そしてバリバリの乾燥のすさまじさに閉口しました。おまけに3万円以上したのに次の冬に出したら壊れていました。

炎が出ない暖房器具は、おそらく火災防止の目的で求められているのだと思います。でもエアコンは季節の出し入れをしなくていいし、燃料の補給がいらないし、リモコン操作が便利だし、すぐに部屋があたたまるし、好まれる理由は他にもいろいろありそうです。私はちっともいいと思いませんが。私にはまるで冷房を含めた「エアコン信仰」のように見えます。

昨年親が臨時で老人ホームに入居した時、(当然ながら)個室内はオール電化で暖房は壁に設置したエアコンでした。1月末でしたからともかく暖房を入れ、すぐに暖かくなりましたが、親子とも1日で喉に直撃を受け風邪をひいてしまいました。 湿度計を見るとすぐに10%ぐらいになってしまうのですからたまりません。何とかしなければ、オイルヒーターかなあ、と探しているとこういう暖房器具を見つけました。値段は4万円を超えるのですが、評判がいいので即買いました。実際とても良いものでした! 今年も使っています。

 遠赤外線パネルヒーター「談話室」


● 日本アールシーエス(メーカー)のサイト

炎でもなく温風でもなく、遠赤外線であたためます。
360度全方向をあたためます。半分(180度)でも使えます。
それぞれに入切のスイッチと、250W/500Wの切替スイッチがあります。
触ってもやけどしません。小さい子供や老人のいる部屋にイイッ。

品物が届くとすぐに親の部屋に運びました。(重さは8キロ。)老人ホームの部屋は暖房なしでも10度でしたから、これ一つで十分でした。炎がなく風もなく音もなく、本体がじんわり発する熱だけで暖めますから、自然で気持ちのよい暖かさです。乾燥しないから寝ている間もずっとつけていられます。(温度調節は250W、500W、750W、1000Wの切替え。サーモスタットはなく、人が自分で切らないとずっとついたまま。物がかぶさった時だけ安全装置が動いて止まります。)

しかし職員さん達がまったく理解しないので困りました。居合わせた人に説明しても、他の人は知らないまま。全員を集めて説明するわけにもいきません。何十人もいる職員さんはみな若く、エアコンしか知りません。ですから室温を自分で加減するという発想がないらしくて、部屋の真ん中でこのヒーターがついていても消えていても目に入らない。部屋がちょうど暖かい状態なのに、温湿度計も2つ置いてあるのに、エアコンが消えているからとスイッチを入れていってしまい、私が訪ねて行った時に室温が30度を超えて寝ている親が真っかっかになっていた、ということさえありました。

どうしてこんなことになるのでしょう?

私が子供の頃の日本人はさまざまな火を使いこなして生活していました。うちではお炊事はプロパンガスでしたが、お風呂は石炭、こたつは練炭、火鉢は炭、あんかは豆炭、 庭では落葉や廃材の焚き火、そんな感じです。小さい頃から火を使う生活の中にいれば、子供は親のやることを見ていて火遊びなどしません。私は小学生でも火を扱うのが上手で、自分で工夫しながらとても少ない紙と薪で上手に炭をおこしたり、石炭を燃やしてお風呂をわかしました。火事や事故を起こしたことはなく、やけどをしたこともなく、危なかったことさえ一度もありません。うちが特別だったのではなく、私達の世代ぐらいまでは小学校でも、教室でダルマストーブを焚いて一日火の世話をするのは日直とかお当番の子供達に任された仕事でした。もちろん全国を見渡せば、家の中に炎がある時代には不注意による火災がたえなかったでしょう。でも圧倒的多数の人間は火を慎重に安全に扱っていました。

炎を使わない調理器具や暖房機器が普及して、おそらく火災は減ったでしょう。(失火が減っても放火は増えていないか調べたいところですが。)独居老人が増えた時代にはオール電化がいちばん安全なのはわかります。大きな地震を想像すればどの家にも火がないほうがいいに決まっています。しかし安全で便利な道具が人間をどれほど鈍感にしてしまったか。同時に人類が火を手にした太古の昔から受け継いできた火の扱いの伝承が途絶えてしまった。それはそれで、火災とはまったく別の次元で、非常に恐ろしいことではないかと思えてならないんですが。



2014年11月25日

楽しいバリカン


安物ばかりだけどいくつかかつらを買い込んで楽しくなってきましたので、次はやはり頭を坊主にしなくちゃと思いました。美容院へ行って「坊主にしてください」と何度言いたかったか。(いや実は何度か言いましたが、私も肝が座ってないのかウヤムヤになってしまいます。)坊主にするのにいつもの青山の美容院でいつものカット料金を払うのはもったいないでしょう? それにその頃はまだかつらを持っていなかったし。(かつらを買ったら似合う形にカットしてね、という話はつけていましたが。)ともかく渦巻きだらけで扱いにくい自分の頭を坊主にして、最高に似合うヘアスタイルのかつらを常用する、というのをいつかやってみたかったのです。坊主といえばバリカン。だからアマゾンでバリカンを検索してみました。

パナソニックとフィリップスのバリカンがずらっと出てきます。全然わからないので、評価の星の数が多い品物のレビューを見ていくことにしました。購入者のほとんどが男の人だと思われますが、読んでいると世間(の一部?)では「セルフ坊主」が流行っているようでした。自分で自分の頭を坊主刈りにするのですね。そういう人がけっこういるのでした。あとは野球部の責任者あたりが部員の頭を定期的に刈ってやるとか、子供の頭をお母さんが刈ってやるとか。

《品選び》
バリカンは大きく分けて二つあるようです。いわば一つは丸坊主系、もう一つはショートカット系。                        
坊主系のバリカンは0.5ミリ刻みに長さが調節できるというのですが、1ミリの坊主と1.5ミリの坊主ってどれぐらい違うのかしら??? とまれ坊主というのは長さ3ミリぐらいまでをいうようです。片やショートカット系のバリカンだと3ミリぐらいから始まり数センチの長さまで調節できます。

私はさすがに尼さんになるつもりはありませんので、ショートカット系を探すことにしました。その中で二つに絞りました。フィリップスとパナソニックです。


どちらも評判のよい機種で基本的な事は似たようなものです。違いというと、

● フィリップス 9C5390 メンズグルーミング
□ 充電時間1時間、使える時間1時間
□ 3ミリから42ミリまで1ミリ単位で刈れる
□ アタッチメントなしで長さの調節ができる

● パナソニック ER5209-W カットモード(ナチュラルアタッチメント付)
□ 充電時間8時間、使える時間40分、コンセントにつないでも使える
□ アタッチメント交換で3ミリから7センチまで調節できる
□ 「テクニックBOOK」が付いている

充電が1時間とは早い! これは魅力です。でも私はお風呂で使えなくても構わないし、コンセントにつなげばいつでも使えるのですから8時間でも問題なさそう です。一方アタッチメント交換は面倒くさいし、部品が多いと収納がかさばるし失くすと困るのに対して、本体だけで長さの調節可能なら、そっちがいいに決 まっています。そして迷った結果、「カットモード」にしました。決め手は「テクニックBOOK」。スタイルに合わせた具体的な刈り方の解説があったほうが いいだろうという思ったのです。

《刈ってみた》
さて、パナソニックの「カットモード」は注文した翌日の朝イチで届きました。母の仕度を済ませてデイサービスに連れて行った後、おもむろに箱を開けました。こざっぱりしたチャック付きの入れ物に全ての部品がきれいに収まっています。(これを見て最初に、これだけの品物を3990円で売らなければならないパナソニックが気の毒になりました。中国の奴隷労働による価格破壊がなければパナソニックもふつうの値段で売れたはずなのに……といっても、この品物とて中国製ですが。)

説明書きを読むと「最初に16時間充電してください」とあります。初めて使う時と長く使っていなかった時には充電に倍の時間がかかるのだそうです。しかし交流式でなら(コンセントにつないで使う)その場で使えました。ですから説明書きをひととおり読むと、待ちきれなくて頭を刈り始めました。そのとき、やっぱり「テクニックBOOK」が付いていてよかった!と思いました。すごく参考になります。

準備としてはビニールのゴミ袋の底に穴を空け、かぶって穴から頭を出し、ケープのできあがり。これで十分だわ。袋の口をめくって刈った髪を落とすようにしました。

丸坊主への誘惑はありましたが、最初だし穏便に7センチを試しました。後ろ頭を頭頂に向かってかきあげるように動かします。しかしもともと短いのでかすってしまうばかり。そこで4センチにしてみると、ブーーーーンとバリバリバリが重なったいい音がしてきます。わくわく。頭をタテにヨコにナナメにバリカンを動かします。私の場合髪がいろんな方向に生えているから「テクニックBOOK」どおりだとかすってしまうので、生え方によって方向を変えながら刈りました。襟足と耳の回りは2センチ。いや〜刈るごとに爽快、いい気分です。そしてふだんはカミソリで剃っている襟足のまわりはアタッチメントを外してバリカン本体を使いました。そうすると0.5ミリになります。バリカンだと刈りそこなっても怪我はしないだろうから、左手でも怖くなく剃れました。一番難しいのはもみあげでしょう。ここも4センチで刈ったあと、適当にハサミを入れて整えました。なんとかなりました。

その結果、美容院で「失敗しても怒らないから」「似合わなくても帽子かぶって暮らすから」と何度言ってもやってもらえなかった「ベリーショート」ができました!!! まーなんですか、あの「セシルカット」ってやつ(みたいなもの)です。「悲しみよ、こんにちは」のジーン・セバーグです。体型は違いますけどね。ひゃひゃひゃっ! かっこいいわー。バリカン最高!


フィリップス セルフヘアカッター QC5570
メンズグルーミング

ところでフィリップスに面白いバリカンがありました。「自分刈り」用に作ったもので、刃の部分が180度動くのです。つまり右手で持つ時と左手で持つ時で90度ずつ刃を曲げられて、後ろ頭がとても刈りやすそうです。(写真は左に90度曲げたところ。)ただしこれは丸坊主系ですから、おこづかいに余裕ができたら襟足用に購入するかもしれません。



2013年12月24日

zazzle: クッションとメッセンジャーバッグ

怒濤のように押し寄せた zazle の割引セールのメールもアメリカ時間で12月23日で終了。今日は静かです。しかし私には心残りがあります。日本時間の21日に「クッション半額」という驚くべきメールを受け、私は買うつもりでいたのに買いそびれてしまったのです。

最後の投げ売りとも言うべき、Tシャツ、クッション、トートバッグ、マグカップ、ポスター、マフラーの5割引セールでした。クッションが半額になるなんて初めてです。Tシャツやマグカップのような常に人気のある商品と違い、全然セールに出ません。あるとすれば「全品15%引き」とか「全品20%引き」とか、そういう時だけです。しかも来年またやるとは限りません。なぜなら今年はクリスマス商戦をひかえた頃にクッションの種類を増やしたため、その宣伝も兼ねているのじゃないかと思うからです。かえすがえす惜しいことをしました。


なぜ買いそびれたかというと、このセールのお知らせには終了時間が書いてなかったからです。一昨日22日の午後にお昼寝をして、目が覚めたら4時で、そうそうクッションを注文したいのだったとMacに向かったときにはまだセール中でした。しかし一緒に布巾(tea towel)を買おうとしていて、全部買うとすごい出費だからどれを削ろうかという悩みは前の晩から続いていていたのです。あれこれ家の中の仕事をしながらやっと決めて5時3分過ぎぐらいにクリックしたら、セールが終わっていました。日本時間の5時が期限だったようです。

zazzle のクッションはすごく高いんです。私が始めた時にすでにあったかどうか覚えていませんが(この頃なんでもすぐ忘れてしまいます)、私が最初に作った時の値段は45ドルでした。もともと高かったのが(アメリカでは諸物価高騰の折)今では63ドルです。町に出て一つ6300円のクッションを探したらいい物がたくさんありますから、いくらオリジナルでも高すぎてあまり売れなかったのでしょう。そのため先ほど書いたように今シーズンは種類が増えました。四角のクッションはこれまで20インチ(50センチ)だけでしたが16インチ(40センチ)の物ができ、さらに綿100%だけだった所に安いポリエステル製が加わりました。ポリエステルで16インチだと値段も30ドルぐらいで、ぐっと手近になったわけです。

しかし価格よりも大きな問題がありました。私は自分で作ったものを2つ購入しましたが、とにかく発色が悪いのです。一つは暗い模様で黒と赤を効かせたもの、もう一つは灰色っぽい中で濃いピンクをアクセントにしたものです。届いた物はどちらも全体が煙の向こうにあるようなくすんだ色でした。真っ黒であるべき色が茶色の混じったネズミ色で、真っ赤もショッキングピンクもぼーっとしています。これで45ドル?!と思いました。それが今は63ドルですからね、冗談じゃありませんよ。売れないからいいようなものを、これでは恐くて作れません。しかしポリエステル製ができ、化繊ならもっと発色がいいんじゃないかと期待します。その確認もしたかったんですけど。

絵はがきや封筒では単価が安いので半額で買っても一枚あたりの送料を加えると高くて売れませんから足が出ます。でもクッションが半額だと売りに出すときに1個あたりの送料を加算しても定価で売れれば計算上少しは利益があります。自然派の「小野路やまいち」でポリエステルのクッションが売れるかどうかわかりませんが、アートフェスタもあるし、お店の飾りにはなると思って4つは欲しかったんですけど。

(逃した魚の群れ。自分では気に入っていますけど。)

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(↓他にも変てこりんがいろいろあります。どうぞご覧ください。)
Knit-Rit Fabric のクッション売り場


近頃の zazzle はワンパターンが多くて退屈ですが、探せばいいクッションがありました。この機会にどちらか買おうかと思ったんですけど。

Victorian Design #2 @ VictoriaShaylee Pillow

これはナイル川ほとりのパピルスでしょうか。このまま刺繍の図案にしたくなります。VictoriaShaylee さんのクッションです。(人様の作品の画像を引用してはいけないのかもしれませんが)この人はルノワールや浮世絵をはじめ既成の有名な作品を使っているようですから、これもアールヌーボー時代の作品かもしれません。)


Louis Wain の "Cats at the theater" クッション

これはルイス・ウェインという猫画家の作品です。もっときれいな絵もあるのですが、この不気味さがたまりません。劇場の桟敷席に集まった猫だそうですが、舞台を反射している目だけ色がついています。こんな絵を描くなんて、たぶんビクトリア時代のイギリス人じゃないかと思います。このお店(Artworks)にはWainの絵がたくさんあって、私は去年絵はがきやグリーティングカードをたくさん買いました。


でもこの大特売ではメッセンジャーバッグも5割引になっていたんです。クッションとは送料が別ですから品物を決めた時点で先に4個買いました。2年前に作った物を今見るといろいろ粗が見えて、急いで修正したものもあります。私は自分で作った物はなるべく自分で買って確認していますが、このバッグはちゃんとしていますよ。リックショーというアメリカの小さなメーカーで作っており、中国製ではないんです。柄がきれいに出ていれば来年4月の「小野路やまいち」に持って行きます。(ぜひお手に取ってご覧下さい、ぬあんちゃって。)

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2011年8月30日

セミ・オーダーいろいろ Zazzle


先に紹介した「リバティ・マニアクックス LibertyManiacs.com」は、Zazzle というサイトの中にあるお店でした。Zazzle はいろいろな既製品をを売っているお店が集まった「市場」であると同時に、用意された無地の素材と既製品を元にセミオーダーで特注品を作ってもらえるのが特徴なのでした。Tシャツ、パーカー、ズック靴、文房具、エプロン、トートバッグ、マグカップ、などなど......。

というわけで、とり急ぎ画面上でバインダー(22ドル)とマグカップ(16.75ドル)を作ってみました。おもしろ〜〜〜いっっ!!



バインダーは元となる絵柄によって学校用、お料理のレシピ用、ビジネス用などがあり、厚さと中のわっかの種類を選べます。(紙は別売りです。またアメリカのバインダーですからレターサイズで穴3つじゃないかと思います。)ですから、元となるデザインのタイトルを変える、色を変える、自分の名前を加える、というやり方と、全部自分で作るやり方があります。マグカップは真っ白の状態から自分で作ります。このマグカップは半透明の素材ですが、もう少し安い陶器製もあります。

ズックの靴はなんと自分で描いた模様でさえ
作れるらしいのですっっ!!!
>

(それ以前に既製品が8万種類以上あったりして......驚異のページはここ。Keds Shoes というお店です。)

いずれも豊富なフォントと自分のイラスト/写真が使えます。衣類では文字をミシン刺繍にもできます。アメリカの会社ですから漢字と仮名がありませんが、jpegに変換して作れば大丈夫です。プレビューの機能がすぐれていて、色の組み合わせや写真の位置を細かく確認しながら決められます。さらに、「ミニマム・オーダーなし」。商品の値段にかかわらず一点から受注してくれます。日本からの注文ももちろん受け付けています。送料を入れると安くありませんが、自分で作った物を持つ楽しさを思うと高いとはいえないかもしれませんよ!

もっと時間をかけて凝ったイラストを用意して、近いうち何か注文してみようと思います。品物が届いたらご報告いたしますね。



(追記)おーっと、日本語のサイトがありました。ロゴを貼りましたのでクリックしてみてください。
 


(追記)同様のサイトに CAFE PRESS というのもありました。こちらのサイトは日本からお買物ができますが、サイトはアメリカ版のみのようです。

2011年8月17日

パソコン用スピーカーのケーブルの話


● 「プロケーブル」の iPod 用ケーブル

たいへん遅くなりましたが、パソコン用のスピーカーにつなぐべきケーブルの話を本日(ただし7月28日付で)アップしました。関心のある方は上のリンク先をぜひごらん下さい。

2011年7月28日

「プロケーブル」の iPod 用ケーブル

(諸般の事情により投稿が遅れて申訳ありません。
なんと8月17日の公開になってしまいました!
でも原稿を書いた日の7月28日付にします。)



本日26日、愛知県の「プロケーブル」さんからケーブルが届きました。
はやる心をおさえ、記念撮影をしてから繋ぎました。

どういう順番で書けばいいのかもわかりません。結論を先に言いましょう。このケーブルをつないだら、パソコン用スピーカーがオーディオに変わってしまいました。試しに元のケーブルに戻してみると、薄い膜がかかったように聞こえました。でも単に「くっきりした」というのでもありません。何とも形容しがたく、あれこれ書いてもしょうがない気がします。イギリスの60年代のポップス、ボサノバ、ジャズ、昭和歌謡、バロックなどで聞き比べたところ、いずれも新しいケーブルの音の良さが明らかで、中でも室内楽のバイオリン(イ・ムジチ)のソロの差がもっとも顕著でした。これはITMSで衝動買いしたのでよくわからない曲なのですが、現代音楽かもしれませんが、バイオリンのぴんと張った弦の上で弓が踊っている様がありありと聞こえたのです。(その後インターネット・ラジオでいろいろ聞きましたが、50〜60年代のジャズのベースはボンボンきます。これだけ来たら低音は充分です。かなりの大音量でもいい音です。)

要するに、このケーブルをつないだだけで音がとってもとっても良くなりました。音楽の質が上がった感じです。一日中聞いていたくなります。

これが「プロケーブル」さんのいう「フラットな音」なのかもしれません。「フラットな音」とは平板で単調な音のことではなく、レコードが作られた状態をそのまま再現する音のことです。ですから楽器も違えば歌手も違う、和太鼓のソロでも千人の大合唱でも、あらゆる音楽の録音時の個性をそのまま再現することが「フラットであること」です。私はそういう音を出すのは「モニター・スピーカー」だと思っていました。ですからケーブルの役割が大事なのだと知って驚きました。事実、良いケーブルが音楽を良い状態で運んでくれれば、こんな小さなスピーカーでも能力の限りの音をちゃんと出してくれるということなのですね。

すでに「パソコン用スピーカー GX-100HD(B)」で書いたとおり、Mac(MacBook Pro)で手軽に音楽を聞くために、パソコン用としてはちょっと上等なスピーカーを買いました。ネット上のユーザーの意見では「低音が弱い」「同梱のケーブルが貧弱」という意見が多いのが気になりましたが、実際に品物が届くと、私には気にするほどではありませんでした。ただMacとスピーカーをつなぐ同梱のケーブルが私には少し短くて不便でしたから、長いのに買い替えたいと思いました。とはいえべつに急ぐでもなく暮らしていたある日(先週のこと)、ネットで偶然にも「プロケーブル」というオーディオ専門店のサイトを知りました。音楽業界のプロやその道何十年のオーディオ・マニアが出入りするお店のようなのですが、とっても興味深い面白い情報が満載のサイトでしたから、読み始めると止まらなくなり朝になってしまったくらいです。そして私が欲しかったケーブルが「iPod用ケーブル」として売っていましたから、どうせ買うならそういうお店のいいケーブルを使ってみたくなったというわけなのです。商品のページは以下のとおりです。

● プロケーブル iPod 用ケーブル
● プロケーブル スピーカー・ケーブル

興味深い記事が満載のサイトですから、ぜひあちこち見て回ってほしいと思います!


<私が買ったもの>

「iPod用ケーブル」はイギリスの音楽に一番いいというイギリスのバイタル社製のケーブルを選びました。一番上の写真がそれです。長さは3メートル。先っぽはステレオ・ミニプラグ、もう一方はRCAで、ともにアメリカのノイトリック社製で金メッキです。4900円。(値段はケーブルの長さで変わります。20メートルまであります。)

スピーカーに付いていたケーブルに比べて太い! 鉛筆のような太さです。


同梱のケーブルとはこんなに違います。


左右のスピーカをつなぐケーブルは「特注品」です。針金のようにしっかりした……というか正に針金です。銅の単線で(AE線)メートル単価100円のを1メートル、片方は切りっぱなし、もう一方に同じノイトリック社のRCAを付けてもらいました。650円。

(これは自分では選べなかったため、私のスピーカーではどのケーブルが良いか相談して作ってもらいました。オーディオに何十年の人生と何百万何千万のお金をつぎこむようなお客さんを相手にしているお店なのに、ド素人のこんな質問にも答えてくれるのですよ。すごいと思います!)



接続するために、切りっぱなしのケーブルのビニールを剥いて銅線を出しました。(私はこの種のことが得意だったはずなのに、なんと下手くそな…… でもここは銅線を見てください。)左側がAE線で、太い一本の銅線です。右側は同梱のケーブル、赤と黒のよくあるやつで、細い細い銅線が束になっています。

太さもだいぶ違います。AE線は銅線を赤と白でくるんだものを更にベージュ色でくるんでいるからです。

「いいケーブルを使わないといいスピーカーもいい音が出ない」という話は、十代の頃に聞いたか読んだかしました。ですから30年前に自分のステレオを買ったときには、「秋葉原」に「ケーブルを買いに」行ったことがあります。でもいきなり行って買えるものではなく、また買える値段ではなく、ただただ驚き、空しく手ぶらで帰宅しました。ケーブルのことはそれっきり忘れていました。

しかしプロケーブルさんのサイトを読むと、ことオーディオの世界では何につけ高いものが良いものと限らないことがよくわかりました。

音楽が好きなら誰でもいい音で聞きたいと思います。しかし質が良いといわれるオーディオ機器は高価だし、そこまでいい音や究極の音を求めるわけでもないのが普通です。いってみれば「ちょっといい音にしたい」という感じじゃありませんか? そういうときに例えば質の高いケーブルを使うだけで音の質をうんと高められるとしたら、これは大いなる喜びではありませんか! ケーブルを見直して、まずは自分が持っている機材に本来の力を発揮してもらいましょう!

<私のつなぎ方>

「iPod用ケーブル」のRCAプラグをアンプ付きスピーカーにつなぎ、左右のスピーカーをスピーカー・ケーブルで繋ぎました。(つまり同梱のケーブルを付け替えただけ。)それでCD、DVD、ダウンロードした音楽、ラジオその他音声を聞くときに「iPod用ケーブル」のミニプラグをMac(MacBook Pro)のヘッドフォンジャックに挿して、聞き終わったら抜きます。(いわゆる「直挿し」の「アナログ出力」です。)

ただ、新しいケーブルに替えると音量がとても小さくなりました。スピーカーの音量つまみを12時にしていたものが、3時でも物足りないくらいです。プロケーブルさんにそのことを伝えますと、Macの場合は自動的に音量が半分になってしまうからMac側で設定しなおせばよいと教えてくれました。そこでMacのユーティリティの中にある「Audio MIDI 設定」で設定しなおしたら全部OKでした。何から何まで本当に親切なお店です。

<いわゆる「ノイズ対策」>

PCのユーザーではUSB接続のオーディオボードやサウンドボードをつないで、そこに挿す人が多いようですが、音を良くするというよりはノイズ対策のようです。そこで試しに「直挿し」の無音の状態でMacの音量とスピーカーの音量を同時に最大にしてみましたが、まったくノイズがありませんでした。少なくとも私には聞こえませんでした。過去にもヘッドフォンでノイズを感じたことなく、どんなもんかと思っていましたが。ですからMacの場合にはノイズ対策はいらないと見なしました。オリンパスのICレコーダを「直挿し」してもノイズはありませんでしたし。(iPodはまだ試していません。)

そういうわけでWindowsのユーザーは最初からノイズ対策が必要かもしれませんが、Macのユーザーにはオーディオボード(主にゲーム用)もサウンドボード(主に音楽用)も必要ないと思います。もちろんCDプレイヤーもiPodドックもいりません。(欲しいなら別ですが、なくても問題ないのです。)コンピュータ音楽を作ったり演奏や朗読の録音するなど他の用途がある場合に限り、目的に応じた適切な機材を揃えるのが正解ではないでしょうか。

2011年7月3日

小型の洗濯機

ずいぶん前に(10年以上前?)スーパーか電気屋さんでバケツのような小型洗濯機を安売りしているのを見て、少しの物を洗うとか洗い分けするのに便利カモと思ったことがあります。実際に使うには給水と排水があり、電源も必要で、部屋のどこででも使えるわけではないのですが。それに無くて困るものではないから、忘れていました。でも今日たまたまこんなのを見つけました。こういう面白い形のものを見ると再びちょっとムズムズします。

● かかわいい便利経済的たまご型小型洗濯機ECOEGG 1キロまで。バスタオル2枚程度。脱水はできないんですね。タテヨコ33センチ、高さ46センチ、重さ6キロ。

● 【たまご型ミニ洗濯機】 同じ商品の説明。

実際には電気のコードと給水排水のホースをつなげますから、使用中は広告の写真のよりもごちゃごちゃするでしょうが。


小型の洗濯機は他にもいろいろありました。

● 小型洗濯機|一人暮らしに便利なお勧め超小型洗濯機 小型の洗濯機を何種類も売っているお店のページです。


小さい二槽式。小さい全自動もありますが。



この機種は今も売っているんでしょうか。この「オモチャを大きくした」感じが素敵ですねえ! 

● 2槽式2.2キロ小型洗濯機【MyWAVE・ダブル2.2】 上の洗濯機と類似の商品を探した結果、どうやれこれしかなさそうです。立派な独立した二槽式に進化し、重さも10キロで、機能は向上しましたが魅力は今ひとつです。リンク先の商品説明にはYouTubeの動画が付いています。


こちらは少し毛色の違う洗濯機です。↓



● ワンダーウォッシュ 手回し洗濯機! 3500円!(10年くらい前に通信販売のカタログで見たことがあります。そのときはもっと値段が高かったと思います。)ワイシャツ4〜5枚を洗える?! どうせ脱水できない洗濯機ならこちらのほうがいいカモ?!

入物に蓋をしてくるくる回すことで普通のお洗濯よりよく落とすというのです。泥んこのズックでも。ぬるま湯を入れてドライクリーニング用の洗剤を入れれば絹もカシミアも洗える?! これはちょっと利点かもしれません。電気のモーターがないから重さも2キロです。給水はバケツかホースで。排水は排水パイプがあるそうですが、ヨイショと持ち上げて流し台や庭に流せるかもしれません。邪魔な電気のコードもなく……あら、ちょっといいカモ?

2011年7月1日

パソコン用スピーカー GX-100HD(B)

一昨年くらいにこのブログでパソコン回りのスピーカについて書いたことがありますが、諸般の事情で結局買わなかったのです。(ちょっといいヘッドフォンを買ってしまいました。)

このたびやっと、6月26日付の「オンキョー・ダイレクトのアウトレット」で書いたように、WAVIOシリーズのGX-100HD(B)を買いました。(アウトレットですから正確な商品番号はGX-100HD(B)-Qです。)フラッシュをたいて記念撮影をしたら左のようになりましたが、実際はコーン以外全部真っ黒です。

このスピーカはオープン価格で、オンキョー・ダイレクトでは2万9800円、アマゾンで2万4800円のところ(あらら、今見るとアマゾンでは2万3900円3万1580円)、アウトレットでは送料込みで1万9800円でした。アウトレットは出たもの勝負で次があるとは限りません。「わけあり品」ですから吉と出るか凶とでるか、わかりません。本当は別のスピーカを買うつもりでしたが、この製品がここまで安くなるならばと、ここはギャンブル気分で買ってみました。注文した翌々日の6月28日に届きました。

スピーカーは無地の白い段ボールに梱包されて配送用の茶色い段ボールに入っていました。説明書の入った袋は未開封でした。何処を修理したのかしなかったのか等はわかりません。

以前の経験から、パソコン用のスピーカーは量販店に行っても試聴できる機種は少なく、試したい機種があるとは限らず、騒々しい店内でどこまでわかるか自分に自信もありません。ですからお店には行かず、ネット上の評判とメーカーの説明で決めました。また私は音響機器に詳しくなくて手持ちの古いステレオやヘッドフォン以外に比較できないのですが、繋いでみるといい音がしました。アマゾンのレビューには「低音が弱い」という意見が多くあり、それに対して低音は効いているという反論は僅かで、そこが少し気になっていましたが、実際に聞いて私は満足です。

年をとったせいか、ただ大きい低音よりも「きれいな低音」がほしくなります。その点このスピーカは小さいのが無理して出している低音ではなく、大きさに見合った自然な低音で、耳に快適です。そもそも低音の質と量はその曲を録音した時点でかなり決まっているはずで、数十年前のモノラル時代のビッグバンドはどうしても甲高いし、最近の曲でも作り手があまり低音を強調していない場合もある、という具合にやみくもに低音を求めても無理なことがあります。(アマゾンのレビュアーには何を聞いて「低音が弱い」と感じたかを書いてほしかったものです。)このスピーカーでは、いかにもベースを効かせたジャズではカッコいい低音がボンボン響きます。一方クラシックの大オーケストラの重厚な低音域では大きいスピーカーの迫力にかないません。しかしこの値段と小ささにそれを望むほうが間違っていますし、全体に品のいい音で、きれいに聞くことができますから文句を言うほどではないと思います。(もし物足りなければ木製の本箱や箪笥の上などに置いて共鳴させるのはどうでしょうか。さらにうんとお金をかける方法もありますが。)

古今東西のいろいろな種類の音楽で試し聞きをするとどれも上等です。ポップスはもちろん、とくにアコースティックな音楽がいいと思います。室内楽、古楽、フォークロア、昔のジャズなど。(今ラジオの美空ひばりがかかっていますが、歌謡曲もイケます。)iTunesのイコライザーで調節するとボーカルもベースも打楽器もさらに生き生きします。私の場合日によって強調したい音や耳障りな音が変わるため、イコライザーをよく使います。

写真ではわかりづらいでしょうが、本体の高さは26センチです。しかしアンプの入っている右側は4.5キロ、左側も3.3キロあり、箱は厚さ15ミリの木製です。小さいのにきちんとした作りで(前面のネットも外せます)、よく出来たミニチュアのようです。そして音も、ステレオの時代の大きなスピーカ・システムの音をそのままミニチュアにした感じで、とくに夜間に小さな音で聞くときに安定感とバランスの良さを感じます。パソコン回りのスピーカーであれば離れて大音量で聞くより近くで小さい音を聞く方が多いでしょうから、ここは大事です。パソコン用にしては高価ですが、音楽を聞くにはやはりこれくらいがいいと思いました。大正解です。今はインシュレーター(スピーカーを載せる足)も、ましてやサブ・ウーハー(低音用のスピーカー)も必要ありません。(ちなみに私はMacBook Proを使っています。)

アンプ内蔵でアナログとオプティカルのインプットが可能ですから、ミニプラグをつなげばICレコーダでもテレビでもラジオでも何でもきけます。iPodにつなぐにはインプットのケーブルの先のプラグをiPodに差し込むことになります。充電はまた別途です。専用のドックみたいに便利ではありませんが、たいていのドックよりいい音じゃないかと想像します。

アンプ内蔵の右側は後ろがすごく熱くなります。「放熱を兼ねているから熱くなるけど大丈夫」と書いてあるものの、心配になるくらい熱くなります。でも心配はいらないそうです。

(比較したもの)
● GX-D90(Y)
同じWAVIOシリーズのGX-100HD(B)の一つ下の機種です。前にスピーカを探していたとき一番いいと思いました。本当は真っ黒いのは苦手で、この明るい色の木目と灰色のネットという全体のデザインが好きです。今見てもいいし、何より値段が4千円ほど下がっていました。ですからこれを買うつもりでした。しかしアマゾンのレビューを読むと低音がとても効いているという意見のほかに、「低音がブーミー」とあり、「ブーミー」の意味がわかりませんがど〜も否定的な意味のようで気になってしまいました。でもアウトレットのGX-100HD(B)がなければこちらを買ったと思います。

● 【レビュー】 高音質スピーカー WAVIO GX-100HD 買ってからみつけたemdesgin.comさんのレビュー、2008年11月25日付

(追記:この記事を上げたとたんにアクセスが続いたため、7月7日に少し書き足しました。)

(追記:7月28日)
愛知県の「プロケーブル」というオーディオ・ケーブル専門店で、Macとスピーカーをつなぐのにも使える「iPod用ケーブル」を買いました。同梱のケーブルが私には少し短くて不便だったため長いケーブルが欲しかったのですが、どうせならいいケーブルを試してみようと思ったのです。結果、すばらしい変化がありました。前日まで満足していた音などお話になりません。イコライザーもほとんどいりません。オーディオのことはわかりませんが、たぶん「いいケーブル」とは同梱の一般的なケーブルよりもスピーカーへ「音楽を運ぶ能力」に優れているのでしょう。いいケーブルに替えることはスピーカーが持つ力を引き出す事であり、サブウーハーを足したりオーディオボードを足したりするより前にするべきことで、お手軽に、そして(おそらくアレコレ足すよりも)いい音を得る方法かもしれませんよ! とても興奮しています。詳しくは別項に書きます。乞うご期待!


(追記:8月17日)

● 「プロケーブル」の iPod 用ケーブル

たいへん遅くなりましたが、本日このブログ内でケーブルの話を公開しました。皆様の参考になれば幸いです。

2011年6月26日

オンキョー・ダイレクトのアウトレット


オンキョー・ダイレクトは老舗の音響機器メーカーのオンキョー株式会社の直販サイトです。とくべつに安売りが自慢ではなさそうで、価格では量販店やamazonに負けます。しかし欲しい製品が確実に買えることやアフターサービス、ポイント制などに利点がありそうです。

特記すべきは産地直送ならではのアウトレットがあるのですよ。初期不良その他の理由で開封後に返品されたものを、オンキョーの技術者が調べた上で必要なら修理を施し、使用に問題ないことを確認して販売しているとのこと。ですから製品や付属品や説明書などは使用に差し支えないわずかな傷や汚れがあるかもしれず、返品・交換はナシで、送料は一律無料、メーカー補償は1年間です。そういう物がハナから苦手は人は別ですが、これはかなりおとくでしょう。

すごく神経質な人がどうでもいいようなことを理由に返品したものなら「アタリ」ですね。機械に変な癖のあるものだと「ハズレ」かもしれませんけど。

そこでかなり上等なパソコン用のスピーカー「GX-100HD(B)-Q」が出ていましたから買いました。(GX-100HD(B)と同じものです。)この続きはまた後日。(6月26日)


● このブログ内の関連記事です。スピーカーは6月28日に届きました。続編をパソコン用スピーカー GX-100HD(B)という題名で書きましたので、こちらもどうぞ。

2009年10月9日

伊東屋で老眼鏡


これはなに? 薄くて小さい老眼鏡です。他に黒、紫、黄緑の色違いと、模様の無い黒一色がありました。私はさんざん迷い、橙色にしました。レンズの度は一種類で、1.5......だったかな。へこみをちょいと押すとプラスチックのレンズがピョコン!と飛び出します。出先で老眼鏡が欲しいのは、ちょっと何かを読むなど限られた時間だけですから、立派な眼鏡をかさばるケースに入れて持ち歩くより、こんな小さな道具がよさそうです。紐を通す穴があり、首から下げるのも可。ゴムの輪っか付き。長さ9センチ弱、厚さ4ミリ。ドイツ製。3800円。銀座の伊東屋で購入。(Made in Germany のシールは剥がす予定です。)(10月9日)

2009年1月28日

キルト展で有田焼 2


キルト展の帰り、珍しく朝から行動したために疲れて地下鉄で居眠りしてしまいました。膝に載せていた大荷物の一つがゴトンと床に落ちて気づいたのですが、落としたのは有田焼の入っている袋でした。でも念入りに梱包してあるから大丈夫と思いつつ、帰宅して開いていくと…………いちばん迷っていちばんフンパツした小鉢が割れていました。とても滑らかで手に持った感触や丸みがよくて、染め付けも手書きで、裏側もきれいな模様が入っていて…………1つだけ買ったのですが、直系8センチほどで1500円、値引きしないほうの商品だったのに。ああ〜、残念です。一度も使わないで割ったなんて。アロンアルファでくっつけて小物入れにならないかと考えています。(1月20日)

2008年8月19日

STUDY ROOM で注射ピュ〜





上野駅の公園口を入って奥深く‥‥‥‥こんな商店街があったとは、と驚いたのは今年の春。しかし帰りが遅くなりがちで、お店が全部開いている時間に行ったのは今度が初めてです。夕方の6時頃で、まずは駅弁屋さんに行くとすでに空っぽ同然。トホホでお店を出ると、向こうに見えるのは‥‥‥‥ガイコツ?

ともかく等身大のガイコツがお出迎え。ウインドーを見ると科学博物館の売店で見たお土産が並んでいます。え? ここは科学博物館の姉妹店なの? それなら博物館まで行かなくても事足りちゃうかも? 中に入ると科学博物館ぽいものがいっぱい。また竹橋の科学技術館の売店にあった本物の宇宙食も売っています。(後できくと、科学博物館とは別だが、あそこに卸している会社のお店のようです。)

お店はお客でいっぱい。夏休み中のせいか子供もいっぱい。あれこれいじりまくりです。壊れやすい物など、お店の人が注意することもあるのですが、それが感じがよくて、はあ上手いなあと思いました。とにかくいろんなものがあり、いちいち見ていたら何時になるかわかりません。面白いのを見つけたところで切り上げないと。


はい。うまくできた注射器の‥‥‥‥筆記具です。よく使うのはボールペンですが、シャープペンのほうが格好がいいので2つ。(芯をこの倍くらい出すといい感じです。)どちらも薬は4色あり、ボールペンのインクは黒一色です。(147円)

次は温度計。大きな数字に色がついて見やすくて、色によって上昇傾向か下降傾向かもわかります。ただし紙に「コレステリック液晶」を貼ったもので、定規としてはヘロヘロです。線を引くより長さを測るのに向いていますね。温度は目安とのことですが(それはどれも同じ)テーブル脇に置いていると便利です。定規は25センチ、温度計は16〜35度で、470円くらいでした。

もう一つとても欲しかったのは、七宝焼のようにきれいな仕上げの小さい小さいカエルのペンダントです。4200円ですが、今はDTMの支出がかさんでいるので我慢しました。

営業時間は朝10時〜夜10時。それなら遅くに来たときも開いていたはずなのに、どうして見逃したのか、不覚です。なお、科学博物館の売店の姉妹店ではないが、あそこに卸している会社のお店だそうです。都内下北沢とここ、他では仙台、中部国際空港、静岡、福岡天神にお店があります。(8月17日)

● 教育雑貨店 ザ・スタディールーム 通信販売もやっていますが、商品紹介のページにある数点だけでしょうか? だとしたらちょっと残念です。

2008年8月15日

MACで録音


マイクつながりです。アップルストアにBlueというメーカーのマイクが載っていました。(わりと最近だと思われます。)三本足のついた白い球体で、名前は「Snowball」。なんともいい形をしています。サスペンション・マウントというある種の保護らしいのですがRingerという商品名の飾りのようなものを付けるとさらに魅力的。販売者のサイトには色違いもあり、ほかにも古いのか新しいのかわからないような、面白くて美しい形のマイクがいくつも載っていました。

● ブルー・マイクロフォンズ (上に並んだ色をクリックするとそれぞれのマイクが現れます。)

しかし値段を見るとSnowball以外の機種はたいへん高価。Snowballだけがお買い得に見えます。

素人がポドキャストを楽しむ時代。あたりを見れば5千円以下でもちゃんといい格好をしたマイクがあるのですね。すると1万9800円は素人に贅沢でしょうか。(ちょうどヘッドフォンを選ぶときの迷いに似ています。)しかし解説によればこのマイクは、


キッチン・テーブルでギターをレコーディングする場合も、またスタジオでバンド全体を録る際にも、これまでUSBマイクでは実現不可能だった、細部に渡るサウンドをキャプチャー可能です。

とあります。「キッチン・テーブル」が泣かせます。マイクと一対一でも、取り囲む形でも、静かな朗読もバンドの大音響もアリなんですね。しかもMac本体でBlueのマイクであることを設定すればUSBポートにつなぐだけで音声をGarageBandのトラックに録音できる‥‥‥‥というのは、すご〜く簡単ということ‥‥‥‥しかもこの外観ですよ。

このマイクを使いたいがために、発生練習や朗読を始めたりして。寒くなった頃には、炬燵に入ったまま棚に手を伸ばしてこのマイクを取り、炬燵板の上にMacとマイクを並べてポドキャストのレコーディング、なんて‥‥‥‥それくらい話すことがあったらいいのに。

● アップル・ストア 買うなら送料無料のアップルストアがお得のもよう。

(写真はアップルストアとブルー・マイクロフォンズのサイトから拝借いたしました。)

2008年8月13日

iPod で録音


今日お店を歩いていて面白いものを見かけました。Degitec社製「ボイスレコーダー」あるいは「iPod ドックコネクタ搭載 iPod 対応録音アダプタ」、型番 LIC-iREC01 です。パッケージには「iPod用マイク」と書いてあり、写真のとおり、iPodの長さが少し長くなるだけの大きさのステレオ録音マイクです。へえ、こんなことができるんですか。

iPodの下部のドックコネクタの所に突っ込むとそれ用の画面表示に変わり、iPod上で操作するそうです。マイクを向けて、普通に録音です。電源はiPodですが、この録音アダプタとMac(パソコン)をUSBで繋げば充電しながらの録音再生できる‥‥‥‥ アナログ機器各種、たとえば手持ちのレコードプレイヤーをミニジャックに繋げばアナログ・レコードがWAVデータとしてiPodに録音できる‥‥‥‥ iPodに入れたWAVデータはiTunesへ転送できる‥‥‥‥ ほんとかいな。

アナログ・レコードの録音では音質が気になります。元のレコードプレイヤーの性能が第一かもしれませんが、WAV、ということはiTunesにダウンロードしたMP3の音楽よりも音がいいこともありえます。(アナログ・レコードで持っている昔の曲をiPodで聞くためにITMSで買いなおすなんてこと、ありがちですからね。)ちなみに録音周波数帯域は20Hz〜16kHzとのことです。(FMラジオの上限は15kHZとか。)WAVのサイズがAIFFと同じなら1分あたりの目安は1MB。8GBのnanoなら半分使ってもかなりの量が入りそうです。iPodドック付きのレコードプレイヤーなどを買うより、小さいし安いし、普通のボイスレコーダーにも使えるし、お試し気分でそそられます。

量販店での販売価格は7980円でした。即買いそうになりましたが、今日の目的ではないと深呼吸。なにしろ今はあれこれ欲しいものがいっぱいです。(でも明日かあさって買っちゃうかも。あーでもMicro Korgが‥‥‥‥)


● カタログはこちら PDF書類をダウンロードしてください。(上の写真はここから拝借いたしました。)

● アナログ音源のデジタル化については、たとえば「アナログ音源からCD作成スレ」など手がかりになるかもです。


(追記:8月14日))
ヘッドフォンを求めて町の量販店に行ったついでに見ると6980円でした。これは買っておいて無駄ではないと思います。マイクは他にも4種類あり、録音、再生、iTunesへの転送ができるものと、さらに他の機器からの録音(ライン入力)ができるものの2種類があり、6980円と7980円でした。たとえばiTalk Proはライン入力ができませんが、こんな感じです。↓ 黒しかないのが残念ですが。

● iTalk Proの フォーカル・ポイントのサイト。

2008年7月29日

パソコン回りのスピーカー(3)


お店でネットであれこれ見て回った結果、「アンプ付スピーカー」ならオンキョーの GX-D90(Y) がいいと思うに至りました。(シッポの(Y)は木目仕上げのことで、他に黒の(B)があります。)購入者の中には「木目がチャチイ」と言う人もいましたが、立派そうじゃありませんか。写真では大きさがすぐにわかりませんが、幅は12センチ余り。パソコン回り用の小さいスピーカーです。アップルのサイトやお店で見たときはボーズの Companion もいいじゃないかと思いましたが、別にボーズが好きなわけではないし、日本にいい専門メーカーがあるのですから、まずはそっちへ行きたくなったのです。

オンキョー(音響)は私が子供の頃から専門メーカーとしてステレオ売場にデンと存在していました。家にはモノラルのレコード・プレイヤーがありましたがステレオが欲しくて、親の予算の10倍20倍のカタログばかり集めてきては熟読したものです。わかりもしないのに「stereo」なんて雑誌も買いました。当時のトリオはKenwoodになって普及品を作って時流に乗り、サンスイ(山水)は経営でたいへんな目にあってその後どうなったのか、DENONはデンオンだった記憶しますが、今見るとデノンになっていたり。40年もたてばいろいろあります。そんなことを思い出しました。

さて、このスピーカーは2003年の発売だそうで、もう終わりに近いのでしょうか。アマゾンでは残り5台(8月2日時点で残り3台)とあり、量販店では見かけませんでした。あちこちで読んだ購入者のレビューではいずれも中高音がかなりの好評で、低音では各人の好みで評価がわかれます。低音が出るかでないかではなく、その出方についてです。私の耳がそこまで繊細かは知りません。

値段はオンキョー直営の販売サイト「オンキョー・ダイレクト」で1万6590円、アマゾンでは1万3748円、どちらも送料無料、その差2842円。ただしオンキョー・ダイレクトは購入、返品、相談、ユーザー登録、修理、など全部が一本で便利です。また返品期間30日、無料修理保証3年間、手数料なしの代引きもあります。一方アマゾンのページのどこを見ても保証のホの字もありません。もちろん普通の保証は付くでしょうが、売ったら自分は何もしない=安い、というとでしょう。(バッタ屋か?)

今頃知りましたが、オンキョーは大阪のメーカーでした。保証期間中の修理は家に宅配便が来て持って行ってくれて、修理が済むとまた宅配便で届けてくれるという仕組みだそうです。保証期間後はそれを自分でやるから、都内に窓口のあるメーカーの品物よりお金も時間も余計にかかることになります。Kenwoodの修理なら神田の本社にターンテーブルを持ち込んで、帰りに薮蕎麦でザル一枚なんて楽しみがありましたが、今調べたら引越しちゃったようですね。しかしソニーみたいにああも頻繁に修理窓口に出向かにゃならん、ということはないだろうと期待します。

というわけで、オンキョーの GX-D90(Y) をオンキョー・ダイレクトで買うことに決めました。(しかし今はクレジットカードの再発行待ちのため、しばしお預けです。)

● オンキョー 公式サイト。製品紹介以外に、オーディオの楽しみ方、知恵、テク、音質重視の音楽ダウンロード、購入後の製品の使い方やユーザーからのアドバイスまで、たいへん充実したサイト(+ブログ)です。エライ!

● オンキョー・ダイレクト

それでも気になるのは「パソコン回りのスピーカー(1)」で書いた「Dwarf」というあやしげなスピーカーです。天井から吊るしたいという好奇心に負けていまうかもしれません。でもそれだったら「モニター」を買うべきだと思います。しかし「モニター」との違いを今一つ理解していませんので、自分の用途と環境と予算をふまえて確認しておこうと思います。


(ブログ内関連記事)
パソコン回りのスピーカー(1)必要になった理由
パソコン回りのスピーカー(2)どれにしようかな
パソコン回りのスピーカー(4)モニターについて(予告)

2008年7月28日

パソコン回りのスピーカー(2)

「パソコン回りのスピーカー(1)」に書いたとおりで、スピーカー選びを続けています。この種の品物は値段はピンキリ、デザイン千差万別、機能チンプンカンプン、おまけに安くても名機があったり高くても評判がボロクソのものがあったり、日頃情報に接していない素人にはわけがわかりません。まずは目的を明らかにしてみます。

ふだんは内臓スピーカーとイヤホンで充分ですが、音楽制作ソフトで作った曲をモニターするために、必要なときだけ簡単に繋げてそこそこの音が出るもの、左右の音がわかるもの。そのあたりが条件です。

USBケーブルで繋ぐスピーカーが、コードも邪魔にならず便利だと思いましたが、今はAC電源、ヘッドホン・ジャックで繋ぐのが主流だそうです。理由はいろいろあるようで、判ったような判らないような。聞きかじりを寄せ集め、好みを反映しつつ、候補にあがったのはこんな感じです。


● ヤマハ NX-10

探し始めて最初に目を奪われたのはヤマハの〈NX-10〉でした。高さ10センチ程の横長で、最高にカッコイイと。スピーカーを4つ使って音が良いそうだし、電源はUSB、ACアダプタ、乾電池の3つ巴。ステレオが一つに収まっているから接続のコードが邪魔にならず、使いたいときだけ繋いで使うのにいいと思いました。ヤマハの宣伝もリキが入っています。しかしヤマハが量販店に置いてあるのは稀で、現物をまだ見ていません。低音も出るといいますが、この大きさで実際どんな感じでしょう? 定価が2万5千円ですからね。高すぎますけどね。


● Dwarf

しかしこんな変なものを見つけてしまいました。興味津々です。潜水艦のソナーの技術を応用したとかで、直系5センチのカメラの交換レンズみたいな物。これ一つでステレオ・サウンドが360度に広がると。本棚やテーブルに載せれば共鳴して、本棚もテーブルもスピーカーになってしまうと。いいお酒の瓶を載せると音が良くなる、お酒のグラスを載せていい音楽をかけるとお酒が美味くなると。等々。1万9800円のところ期限付きセール価格9800円。いや〜、このいかがわしさに心が揺れます。


● ソニー SRS-U10

お店で見て、すっりした姿が気に入ったのはこれ。家の中で作業場が定まらず、やりかけのいろんなものが散らかった中で、使いたいときだけ持って来て使う、という使い方になるのですから、左右に分かれていない方が便利だと思うのです。ツマミは電源と音量だけ、入力はミニプラグのジャックが1つとは一見トホホですが、実際の用途では問題ないかもしれません。電源はACだけです。音を聴かせてもらいましたが、お店が騒々しくて他機との違いの判別は困難でした。でもポドキャストを聞いたり、軽く音楽を聞き流すには充分かもしれません。税抜きのメーカー価格は8300円。1万円のスピーカーの音がずっといいなら、そちらが欲しくなるはずの微妙な値段です。プレゼンはもとより屋外で使うこともないでしょうから、ヤマハNX-10 との比較ならこちらのほうが賢明かもしれません。


● Bose Companion 2 II

見た目のカッコよさ、ある程度の重さ、邪魔にならない大きさ、一般の評判のよさ、騒々しい店内でもわかる音の良さ、こうした点でいいと思ったのはボーズのCompanion 2。パソコンの両脇に置くこと=近い位置で聞くことに特化した製品であること、したがって小さな音でも音質が落ちないという特徴があるそうです。アップルのサイトでもユーザーの評判は上々で、6畳8畳くらいなら、部屋全体で聞いても悪くないようです。またお店でヘッドホンも試しましたが、これを通すと音がよくなる気がしました。割引率は大きくなくて、量販店でも1万4千円台です。ボーズは音に癖があるとか、音楽の種類を選ぶとか、人によって好き嫌いが分かれるとか、いろいろ聞きますが、今のところ候補の一つです。


● Harman/Kardon Soundsticks II

お店で聞いて明らかに音がよかったのはハーマンののSoundStick II。いわゆる2.1ch(にーてんいち・ちゃんねる)で、低音用のスピーカーを一つ加えた3点セットです。美しい居間に3つを並べてもいいけれど、この棒みたいのをパソコンの机の両脇に立てて、机の下に大クラゲ(ドームともいう)を置けば、邪魔にならずに重低音を楽しめる、というわけです。しかし空間占拠の絶対量というものが問題です。足下まで整然とした作業机を持っている人でないと‥‥‥‥ またアップルのユーザー評では、音はいいけどクラゲのてっぺんが穴だから埃がたまるのが心配だ、という話もあり‥‥‥‥ 値段も量販店で2万円超と少々高めです。(まあ、私には現実的じゃありませんが。)


● オンキョー GX-D90(Y)

さらにあれこれ見ているうちオンキョーのスピーカーが気になり始めました。木目と黒があり、私なら木目です。販売価格帯は1万3千円台〜1万6千円台で、ちょうどボーズのCompanionと比較できそうです。細かいところを調べているところですが、こんなに小さいのに入出力のジャックが金メッキとは泣かせます。とはいえ大きさは上のボーズの倍もあり、重さもツマミの付いている右側は3キロ以上です。そうなると、まずスピーカーの置き場所を定め、使いたいときにMacをそこへ持って行き、Macにプラグを差して使う、ということになりそうです。


ところで、スピーカーにはいわゆる「スピーカー」と「モニター」というのがあって、素人にはよくわかりません。モニターでは edirol や M-Audio 以外は聞いたこともない外国物が多く、メーカー名ががらりと変わります。

モニターは音楽を作る人が作っている音を確かめるための道具で、出来上がった音楽を楽しむのに使う普通のスピーカーとは少々造りが違うそうです。音質が大事になりますから、大きさや重さや値段がある程度以上になります。いわゆるパソコン回りのスピーカーのような多様な色もデザインもなく、昔ながらの四角い形で、左右2本をセットで使うのが普通です。だからといって、CDやダウンロードした曲を聞くのにモニターでは不都合があるのかどうか、そのへんはわかりません。

私のレベルでは音が出ればいいのかもしれませんが、いちおう素人なりにDTM(デスクトップ・ミュージック)で使いたいのですからモニターのほうがいいのかもしれません。というわけで、次回はモニターのことを調べてみようと思います。


(ブログ内の関連記事)
パソコン回りのスピーカー(1)必要になった理由

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