お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2015年1月27日

zazzle: 生地のプリントを始めたとか

今日の zazzle からのメールは新商品の紹介でした。なんと生地のプリントを始めたそうです。


自分の絵でプリント生地を作るのは30年以上前からの憧れでした。昨今では日本でも個人の注文を受けてくれる所があり、市販の布と同じ本物のプリントをしてくれるのですが購入が50メートル単位で、現実的じゃありません。それに対して「プリント・オン・デマンド」と呼ばれるサービスでは、たぶんパソコンのプリンタのようにデザインの色を何色かに分解して最低限の色数で再現して一度にプリントするのだと思います。ですから画面上で作った色のとおりには出来上がるとは限らない、色の再現は布の種類によってもかなり違うということを覚悟しておかなきゃいけません。

そういう気楽なオリジナルの生地をプリントしてくれる所だとアメリカに SpoonFlower というサイトがあります。(去年の夏に知りました。)ここは zazzle のようにいろんな製品にするのではなく、生地、包装紙、壁紙の三つに特化しています。生地なら1ヤードから購入できます。すごいことです! 生地の種類がすごく多くて、ごつい帆布から綿ジャージーやクレープデシンまで豊富にあってすごくいいと思ったのですが、肝心の「オリジナル・デザイン」がちっとも作れないままでした。

zazzle のプリントも同じだと思います。生地は綿、麻、ポリエステルなど7種類あり、衣類、雑貨、インテリアのいずれにも使えるように布幅が54〜60ヤード(約137センチ〜152センチ)です。値段は1ヤード(90センチ)あたり一番安くて約23ドル〜32ドルですが、これを高いと見るか安いと見るかは人によるでしょう。しかしこれに高い高い送料を加えたら、さすがにちょっと考えてしまうかもしれません。

zazzle の布の種類一覧のページ





2014年12月20日

チュートルマン作戦



これが「チュートルマン」です。 

頼りになりそうな響き。
謎の赤い薔薇が余裕を感じさせます。

 
チュートルマンとは何か?
チューの捕獲器です。

お勝手でしまい忘れた大根をかじるぐらいならいいんです。でも家の柱をかじったり、壁に穴をあけたり、何より天井裏で電線を噛んだりしたらどうしようと、ハラハラします。また私があちこちの部屋に積み上げている物々……手間暇かけて買い集めた古いオモチャや本や布などを汚されたり食いちぎられたら困ります。(あちこちで物音がするのですが、どうなっているか知るのが怖くて見に行くのも嫌です。)

去年の2月頃だったか、朝お風呂の脱衣場で一匹果てていて、我が家のチューが自然消滅しました。したと思いました。あああ、よかった! ところが秋の終わり頃に新しいのが住みついてしまいました。古い家はチューが寄ってくるのです。今時のナントカハウスみたいな家は入る隙間もないでしょうけど。住宅街で古い家を壊すと、住んでいたチューが近くの古い家に引越すともいいます。(前のチューも隣家から来たと思われます。)いずれにせよこんどのは種類が違うようで、年がら年中ピーピーよく鳴きます。それまでのチューはお勝手やお風呂場に出てきただけですが、こんどのは所かまわず走り回ります。畳の部屋をすごい速さで横切ります。あ、あ、信じられなーい!!! だから通り道にベタベタを置くとタンスの上を走っていきます。タンスの上にも置くと反対側を走ります。(ベタベタを一番踏んでるのは私じゃないかと嫌になります。)そして人間を尻目に見たことないぐらい大きくデブっていくのでした。しかもある頃から二匹で仲良く走り回るのを見かけました。ほんとにマンガですよ、お勝手口や縁側を二匹が前後に並んでピョンピョン跳び回っているなんて。そして子孫繁栄ですわ…… 

私はこれまでも心を鬼にして立ち向かってきました。一番効くのはベタベタです。 でもこれにひっかかるのはチビチューだけです。それも半年に1度ぐらい。 足をとられると鳴いて仲間に危険を知らせるからだそうです。この夏は薬屋さんでこういうのをみつけ、試しました。

ひとくち食べれば効く
コワイデスネー。
でも食べなきゃ意味ないのです。

(たしか2500円で買いましたが、
え、アマゾンだと1700円ですか……)



こないだうち私はアマゾンでいろいろ買物をしたのですが、面白そうな物をイモヅル式に見ていた時にたまたま見つけたのが「チュートルマン」でした。商品説明と購入者のレビューを読み、さっそく購入しました。

チュートルマンが届いてしばらくは、暗い所がいいだろうと廊下に置きましたが全然だめでした。冬ですから寒い廊下など通らないのかもしれません。やはり常駐しているお勝手でしょう。日頃もの音をたてている、壁ぎわのゴチャゴチャした所に置きました。数えていませんが4日目か5日目でしょうか、今日かかりました! やった、やった、やった、やった、うっれしー!

チュートルマンの説明書によると、チューは罠にかかっても真っ暗なので安心しているそうです。(鳴いて仲間に危険を知らせることがない。)しかしうちのチューはひっきりなしに動いていてカチャカチャ音がしっぱなしです。でもベタベタにかかったチューのようには鳴かないから、遊んでいるのでしょうか。

さて、チュートルマンでチューを捕えた後はどうするのか。

水攻めです。チューの入ったチュートルマンを専用の別容器に入れて水を満たして溺死させるのです。仕方ありません。困っているのですから。明日は日曜日。水攻めをして月曜日のゴミに出します。

同様のネズミ捕りが他のメーカーからも出ています。どちらも効くと思いますが、私は名前にひかれてこちらを買いました。

● チュートルマン 中島利器
● 新型ネズミ捕獲器 栄工業

翌朝、
チューを水攻めにする際に手際が悪くて逃げられました。トホホ…… 

教訓:(1)捕まえたら早く水攻めにする。
   (2)予めロックの練習をして、本番は手際良く。

つづく  


2014年12月19日

ストーブとヒーター

 

英語だと、部屋を暖めるだけの暖房器具が「ヒーター」、暖房の熱源で調理もできるのが「ストーブ」、だそうです。ナルホド。私は文句なしにストーブが好きです。やかんをかけてお湯をわかせばいつでもお茶が飲めるし、水蒸気が空気を潤します。何時間もかかる煮込み料理もストーブにのせておけば、お勝手のガスの口を長い時間占領せずにすみます。

先月昔ながらの石油ストーブを買いました。トヨトミのRS-29Eです。(品番のEは今年生産したという意味。去年のはD。)前に買って気に入っていましたが、ちょいとした事情で廃棄したから2台目です。(今は外出する時間がないためアマゾンで買いました。驚くことに数年前に家電量販店で買ったのの半額以下でした。)タテ長で場所をとらず、持ち手がついていて動かすのが楽。奥行きがあって上にヤカンやお鍋を載せられて、申し分ありません。このところすごく寒くて毎日一日中ストーブをつけていますが、おでんのお鍋をのせておいて、いつもアツアツです。おつゆが減ったらお湯を足し、食べたらタネを足して、かれこれ5日間ぐらいいつでもおでんのある暮らし。

 
● トヨトミ RS-29E のページ

同じ石油ストーブでもアラジンのブルーフレームは危なっかしくてやかんをのせられません。上に五徳のような出っ張りがありますが、小さくて滑りやすいのです(不安定)。去年やかんを載せていて、ちょっと体が触れたと思ったら落ちてしまい、私は足首を火傷しました。部屋が広くて誰もいないあっちの方に置いたままなら大丈夫でしょうけど、うちは昔の間取りで狭いので。

ガスストーブもやかんやお鍋の載る形があり、燃料の補充をしなくいいしいいんですが、やっぱり管が邪魔です。どの部屋にもガスの口があるわけじゃないし。だから灯油を買うのも灯油をタンクに入れるのも面倒ですけど、それでも石油ストーブが好きです。

一方、ヒーターといえばエアコンやファンヒーターですね。空気を乾燥させて、音もうるさい。うちは建物が古くて、そもそもエアコンを設置する場所がありませんが、東京ガスの温風ファンヒーターを使ったことがあります。つけて最初にガーーーッと熱い風が出るのはいいんですが、数分すると問答無用で弱い風に切り替わってしまい、手動で調節できないのが寒い日には不便でした。そしてバリバリの乾燥のすさまじさに閉口しました。おまけに3万円以上したのに次の冬に出したら壊れていました。

炎が出ない暖房器具は、おそらく火災防止の目的で求められているのだと思います。でもエアコンは季節の出し入れをしなくていいし、燃料の補給がいらないし、リモコン操作が便利だし、すぐに部屋があたたまるし、好まれる理由は他にもいろいろありそうです。私はちっともいいと思いませんが。私にはまるで冷房を含めた「エアコン信仰」のように見えます。

昨年親が臨時で老人ホームに入居した時、(当然ながら)個室内はオール電化で暖房は壁に設置したエアコンでした。1月末でしたからともかく暖房を入れ、すぐに暖かくなりましたが、親子とも1日で喉に直撃を受け風邪をひいてしまいました。 湿度計を見るとすぐに10%ぐらいになってしまうのですからたまりません。何とかしなければ、オイルヒーターかなあ、と探しているとこういう暖房器具を見つけました。値段は4万円を超えるのですが、評判がいいので即買いました。実際とても良いものでした! 今年も使っています。

 遠赤外線パネルヒーター「談話室」


● 日本アールシーエス(メーカー)のサイト

炎でもなく温風でもなく、遠赤外線であたためます。
360度全方向をあたためます。半分(180度)でも使えます。
それぞれに入切のスイッチと、250W/500Wの切替スイッチがあります。
触ってもやけどしません。小さい子供や老人のいる部屋にイイッ。

品物が届くとすぐに親の部屋に運びました。(重さは8キロ。)老人ホームの部屋は暖房なしでも10度でしたから、これ一つで十分でした。炎がなく風もなく音もなく、本体がじんわり発する熱だけで暖めますから、自然で気持ちのよい暖かさです。乾燥しないから寝ている間もずっとつけていられます。(温度調節は250W、500W、750W、1000Wの切替え。サーモスタットはなく、人が自分で切らないとずっとついたまま。物がかぶさった時だけ安全装置が動いて止まります。)

しかし職員さん達がまったく理解しないので困りました。居合わせた人に説明しても、他の人は知らないまま。全員を集めて説明するわけにもいきません。何十人もいる職員さんはみな若く、エアコンしか知りません。ですから室温を自分で加減するという発想がないらしくて、部屋の真ん中でこのヒーターがついていても消えていても目に入らない。部屋がちょうど暖かい状態なのに、温湿度計も2つ置いてあるのに、エアコンが消えているからとスイッチを入れていってしまい、私が訪ねて行った時に室温が30度を超えて寝ている親が真っかっかになっていた、ということさえありました。

どうしてこんなことになるのでしょう?

私が子供の頃の日本人はさまざまな火を使いこなして生活していました。うちではお炊事はプロパンガスでしたが、お風呂は石炭、こたつは練炭、火鉢は炭、あんかは豆炭、 庭では落葉や廃材の焚き火、そんな感じです。小さい頃から火を使う生活の中にいれば、子供は親のやることを見ていて火遊びなどしません。私は小学生でも火を扱うのが上手で、自分で工夫しながらとても少ない紙と薪で上手に炭をおこしたり、石炭を燃やしてお風呂をわかしました。火事や事故を起こしたことはなく、やけどをしたこともなく、危なかったことさえ一度もありません。うちが特別だったのではなく、私達の世代ぐらいまでは小学校でも、教室でダルマストーブを焚いて一日火の世話をするのは日直とかお当番の子供達に任された仕事でした。もちろん全国を見渡せば、家の中に炎がある時代には不注意による火災がたえなかったでしょう。でも圧倒的多数の人間は火を慎重に安全に扱っていました。

炎を使わない調理器具や暖房機器が普及して、おそらく火災は減ったでしょう。(失火が減っても放火は増えていないか調べたいところですが。)独居老人が増えた時代にはオール電化がいちばん安全なのはわかります。大きな地震を想像すればどの家にも火がないほうがいいに決まっています。しかし安全で便利な道具が人間をどれほど鈍感にしてしまったか。同時に人類が火を手にした太古の昔から受け継いできた火の扱いの伝承が途絶えてしまった。それはそれで、火災とはまったく別の次元で、非常に恐ろしいことではないかと思えてならないんですが。



2014年12月18日

フィリップ・ジェイコブの「Iznik」

http://freespiritfabric.com/core-pages/gallery.php?gal_id=617&sw_id=10253










イギリスの布のデザイン会社 Free Spirit にスノウ・レオパード(Snow Leopard)というブランドができて、フィリップ・ジェイコブ(Philip Jacob)という人が現れて、イズニック(Iznik)というトルコの模様のコレクションを発表しました。キルト用の木綿とインテリア用のサテンです。これはニュースではなくて今年の春ごろのようですが、私は最近知って驚きかつ喜んだのでした。

トルコのタイル壁そのもののような鮮やかな色づかい! 手抜きのない美しい模様!!

● Free Spirit Fabrics/Snow Leopard Designs

↑フリースピリットのサイトでコレクション全部を見ることができます。(ここにはスノウ・レオパードの「Botanical」というコレクションも紹介されています。ついでに見てみましょう。こちらはイギリスらしい素敵な花柄です。)

フィリップ・ジェイコブという人を紹介しているページはウェストミンスターのサイトにありました。

● Product Line - Westminster Fibers

ウェストミンスターはイギリスの繊維会社で、日本でも有名になったローワンのエイミー・バトラーやケイフ・ファセットのプリント生地を作っている所です。フリースピリットはキルト用のプリントを作っている所で、そのサイトはローワンと連名ですが、よくわかりません。ウェストミンスターに出入りしているデザイン会社、という関係なのかなあ、と思います。ちなみにローワンはもともと毛糸を作っている会社です。

フィリップ・ジェイコブはケイフ・ファセットと仕事をしているんですね。ブランド名はケイフ・ファセットですが。過去の作品を見るとケイフ・ファセットか?という模様がいくつもあり、ナンナンダーって感じです。1980年代からいろんなイギリス大手の企業でデザインをやって、今はフリーランスで、長年勉強してきた18世紀来の古典美術を元にデザインを続けているとか何とか。哲学の本なんか出版しているんですね。さらに恐竜の骨を調べたり、facebookで動画を発信したり、zazzleでマグを売っていたり、あらららら……

● philip jacob iznik fabric の画像検索結果

↑上の検索結果を見るとケイフ・ファセットとエイミー・バトラーの有名なプリントも出てきます。実際にはフィリップ・ジェイコブが手がけたデザインだったとか???

さて、Iznik を紹介しているページはここです。

● Iznik Swatch Gallery


最初に載っているのはこのコレクションを使ったエキゾチックなキルトです。一つ一つの模様が大きいので作るのはあんがい難しくないかもしれません。中央の四角いパーツの一辺は20センチ以上。全体で150センチ四方の作品です。こんなキルトが家にあったらウキウキします。こんなキルトなら作ってみたくなります。作り方(英文)は上のリンク先でダウンロードできます。


上の写真はアメリカの生地屋さん Hancock's が実際に作った物でしょうか。裏地もすばらしい。写真を拝借したのでお店の宣伝がてらリンクを貼っておきます。↓

● Hancock's の Iznik の売り場

Hancock's ではこのキルトのキットを販売していましたが既に売り切れでした。私は必要な分をバラで買おうとしましたが、他に使い道がないような模様ほどたくさん必要で、不本意に高くつくのと、このキルトに使っていない模様(最初に載せた模様など)のほうが欲しかったからやめました。

生地は流行り物。シーズン限りで生産をやめてしまうプリントは数多です。イギリスでも滅多に出ない模様ですから、こういうのがお好きな方は今のうちに海外通販で買っておきましょう。円換算で合計1万円をちょっと超えるぐらいまでは関税もかかりませんよ。




2014年12月17日

キャンプシャツとレトロな型紙

「キャンプシャツ」と書いてネットで検索するとなんか変です。子供がキャンプに行くのに持たせたシャツの話とか……。画像検索するとTシャツばかり出てきます。Vネックの、しかも男物ばかり。でも「キャンプシャツ」はキャンプ用のシャツでも男物でもVネックのTシャツでもありませんよ。私はね、キャンプシャツの型紙がないか探しているのですけどね。

「camp shirt」で画像検索すると「キャンプシャツ」がぞろぞろ出てきました。キャンプシャツは布製のシャツです。公的な定義は存じませんが、特徴は衿です。台のない四角い衿で、前の合わせの一番上は小さいボタンとボタンループがついていて、そこを止めるとちょっと窮屈な感じ。そこを止めてもいいけれど、外して開衿で着ます。基本カジュアルですが、昔(25年ぐらい前?)はタルボット(Talbot's)のカタログに毎回きれいな柄の絹のキャンプシャツが載っていたものです。無地も模様も、半袖も長袖もあります。昔昔アイビールックという学生らしい服装が流行ったときには木綿で作った物がお店にいっぱい売っていて、むしろ女の子達が普通に着ていました。

近頃はあまり見かけません。私があまり外出しなくなったから?? でも洋裁の本をあれこれ見てもまったく載っていません。

それで考えてみたのですが、もしかしたら日本ではキャンプシャツのことを「アロハシャツ」と呼んでいるんでしょうか? でも「アロハシャツ」だと最初から開衿で、一番上のボタンループもありませんよね。(ボタンホールでも構わないんですが。)「アロハシャツ」だと女物がなさそうです。困ります。いい生地を手に入れたから自分で作りたいのですが、前記のとおり作り方など見つかりよう筈もありません。

で、「camp shirt」の画像検索の結果を見ていたわけですが、ほどなく私の思いとドンピシャのこんなイラストがありました。まんなかの女の子がかわいい! 左上がキャンプシャツですが、どのブラウスも私の好みだわ! (私は近年主流のブカブカした「大人服」というものがいやなんですよ。)

 Vintage Sewing Pattern Button Front Blouse Camp Shirt Simplicity 5285
 (PenelopeRose on ArtFire より 以下同じ)

そのサイトへ行ってみると、なんとビンテージの型紙を売っているお店じゃありませんか。

● Penelope Rose Vintage Sewing Patterns

そんなお店があるんですね! 

型紙は普通大きな紙に大中小複数のサイズを同時に印刷してありますが、この型紙は中古だから前の持ち主が自分のサイズを切り抜いているそうです。そのサイズがなんとデブいことにバスト40インチ……って1メートルじゃありませんか!(イラストとイメージが違いすぐる。)でも買うことにしました。型紙を作る手がかりになるでしょうし、海外発送もやっていたので。

他にもありました。

Vintage Sewing Pattern 1960s Blouse Button Front Simplicity 5326

ブラウスの柄が違うだけでデザインはすべて上と同じに見えます。いずれも1963年発売のものだそうです。こちらも型紙を切り抜いてありますが、サイズが私にちょうどです。

そしてこれ。

 Vintage 60s Button Front Blouse Advance 2868 bust 34"

開衿のブラウスですが、この形も好きです。右上に「Misses」という赤い文字。これミス用です、中年マダム用じゃありません。昔の女の子は大人っぽかったんですよね。そしてきちんとしていましたよね。商品説明には60年代初期としか書いてませんが、上の二つと同じ頃のようです。型紙のメーカーが違うのでイラストの雰囲気も違います。こっちは古くさく見えますね。

三つとも半世紀の昔の型紙ですから、丈は短め、幅は細め、ウエスト特に細め、ではないかと思います。また衿が小さく、襟ぐりがきついかもしれません。それはそれで臨機応変にアレンジしましょう。でも形の古さも年齢にも関係なく、身のこなしがきびきびしていれば着ていてカッコいいでしょうねえ……

ところで Penelope Rose というこのお店は Art Fire というサイトの中にあります。Art Fire というのは Etsy みたいなもののようです。

今はクリスマス前でアメリカでは郵便物がものすごく増えて一番混み合う時期です。だから型紙が届くのにはいつもより日数がかかるでしょう、と13日にメールが入りました。年明けかもしれません。急いではいません。でも生地はすでに大量にあり、使いたい生地はいくつか決めていますから、型紙が届きしだい着手したいものですが……本当に作れるのかしらねっっっっ??



2014年12月15日

ネルのパジャマ

8月に十条の商店街を歩いていたら昔ながらの寝具店にワゴンが出ていて、もう夏物のパジャマを安売りしていました。見ているうちに「あ、そうだ私はネルのパジャマがいるんだった」と思い出して、お店の人に尋ねました。すると「ネルのパジャマはありませんよ」と言うのです。「何年か前まであったけど。」いわれてみれば、私が最後にネルのパジャマを買ったのは3年か4年前で、その後買ったのは普通の木綿、二重織りの綿ジャージー、あるいはフリースでした。その都度いいと思う物を買っていただけですが、確かに回りにネルを見なかった気がします。

何故? 世の中の皆さんは冬でも普通の木綿のパジャマなのだそうです。夜中暖房するからでしょうか。あるいは、雑貨屋さんでもよく売っている安くて暖かいフリースのパジャマに人気が移ったんでしょうか。いずれにせよ無いというなら自分で作るしかありません。(その後吉祥寺のユザワヤに行きました。子供のパジャマ用しかないかしら、でも無地ならあるだろう、水色やピンクの無地ならあるだろう、と思ったのですが……ところがネルそのものを売っていませんでした。)

日本の流行についていけない時には海外を頼ります。ネットでアメリカの生地屋さんを見るといっぱい売っていました。(英語だとフランネル flannel です。) 子供用も大人用も無地も模様もマンガも、実にいろいろ。マイケル・ミラー一社だけでもこのとおり。

●  Michael Miller のフランネルのページ

私は一番気に入ったこれを買いました。

Michael Miller It's a Girl Thing Aretha on Cotton Flannel
何度見ても好きです、この柄。バラは直径5〜6センチ、白地にチャコールグレイ、灰色、かなり強いピンクの3色使い。こんなに単純な図案なのに楽しくのどかな感じで、生地は両方向から使えます。つくづくデザインのプロってすごいなーと感心します。








Riley Blake Cotton Jersey Knit Happy Flappers Main Blue
ついでにこれも買いました。ライリー・ブレイクの綿ジャージーですが。お花の間に所々すごく小さいフクロウがいます。背景がピンクと水色と茶色の3種類あり、水色系にしました。ズボンを無地の水色の綿ジャージーにしてもいいと思います。








でもパジャマって生地をたくさん使います。普通のサイズの長袖長ズボンの上下で5メートル。1メートル千円なら5千円ですよ。フリースなら出来ているのが千円で買えるのに。(そりゃ5千円のフリース・パジャマもありますけど。)作る作業もたいへんで、ブラウスとズボンの2着を作るのと同じです。パジャマはズボンの方がくたびれやすいから、自分で作るならズボンを2つ作りたいところですが、お金も手間もかかり過ぎ。パジャマは既製品を買ったほうが絶対とくです。

型紙は市販品を買いました。何の変哲もない形でちょうど良いのですが600円+税もしました。でも雑誌の付録とは違い、別の紙に写さなくても切ってそのまま使えます。(近頃は縫い代をつけた線で切るのが良いようです。) 形が気に入れば何度でも使えます。売ってる型紙ではまともな服は作れないと言う人もいますが、そこはまあ寝間着だし、とりあえずパジャマの形になって着やすければいいんです。



2014年11月25日

楽しいバリカン


安物ばかりだけどいくつかかつらを買い込んで楽しくなってきましたので、次はやはり頭を坊主にしなくちゃと思いました。美容院へ行って「坊主にしてください」と何度言いたかったか。(いや実は何度か言いましたが、私も肝が座ってないのかウヤムヤになってしまいます。)坊主にするのにいつもの青山の美容院でいつものカット料金を払うのはもったいないでしょう? それにその頃はまだかつらを持っていなかったし。(かつらを買ったら似合う形にカットしてね、という話はつけていましたが。)ともかく渦巻きだらけで扱いにくい自分の頭を坊主にして、最高に似合うヘアスタイルのかつらを常用する、というのをいつかやってみたかったのです。坊主といえばバリカン。だからアマゾンでバリカンを検索してみました。

パナソニックとフィリップスのバリカンがずらっと出てきます。全然わからないので、評価の星の数が多い品物のレビューを見ていくことにしました。購入者のほとんどが男の人だと思われますが、読んでいると世間(の一部?)では「セルフ坊主」が流行っているようでした。自分で自分の頭を坊主刈りにするのですね。そういう人がけっこういるのでした。あとは野球部の責任者あたりが部員の頭を定期的に刈ってやるとか、子供の頭をお母さんが刈ってやるとか。

《品選び》
バリカンは大きく分けて二つあるようです。いわば一つは丸坊主系、もう一つはショートカット系。                        
坊主系のバリカンは0.5ミリ刻みに長さが調節できるというのですが、1ミリの坊主と1.5ミリの坊主ってどれぐらい違うのかしら??? とまれ坊主というのは長さ3ミリぐらいまでをいうようです。片やショートカット系のバリカンだと3ミリぐらいから始まり数センチの長さまで調節できます。

私はさすがに尼さんになるつもりはありませんので、ショートカット系を探すことにしました。その中で二つに絞りました。フィリップスとパナソニックです。


どちらも評判のよい機種で基本的な事は似たようなものです。違いというと、

● フィリップス 9C5390 メンズグルーミング
□ 充電時間1時間、使える時間1時間
□ 3ミリから42ミリまで1ミリ単位で刈れる
□ アタッチメントなしで長さの調節ができる

● パナソニック ER5209-W カットモード(ナチュラルアタッチメント付)
□ 充電時間8時間、使える時間40分、コンセントにつないでも使える
□ アタッチメント交換で3ミリから7センチまで調節できる
□ 「テクニックBOOK」が付いている

充電が1時間とは早い! これは魅力です。でも私はお風呂で使えなくても構わないし、コンセントにつなげばいつでも使えるのですから8時間でも問題なさそう です。一方アタッチメント交換は面倒くさいし、部品が多いと収納がかさばるし失くすと困るのに対して、本体だけで長さの調節可能なら、そっちがいいに決 まっています。そして迷った結果、「カットモード」にしました。決め手は「テクニックBOOK」。スタイルに合わせた具体的な刈り方の解説があったほうが いいだろうという思ったのです。

《刈ってみた》
さて、パナソニックの「カットモード」は注文した翌日の朝イチで届きました。母の仕度を済ませてデイサービスに連れて行った後、おもむろに箱を開けました。こざっぱりしたチャック付きの入れ物に全ての部品がきれいに収まっています。(これを見て最初に、これだけの品物を3990円で売らなければならないパナソニックが気の毒になりました。中国の奴隷労働による価格破壊がなければパナソニックもふつうの値段で売れたはずなのに……といっても、この品物とて中国製ですが。)

説明書きを読むと「最初に16時間充電してください」とあります。初めて使う時と長く使っていなかった時には充電に倍の時間がかかるのだそうです。しかし交流式でなら(コンセントにつないで使う)その場で使えました。ですから説明書きをひととおり読むと、待ちきれなくて頭を刈り始めました。そのとき、やっぱり「テクニックBOOK」が付いていてよかった!と思いました。すごく参考になります。

準備としてはビニールのゴミ袋の底に穴を空け、かぶって穴から頭を出し、ケープのできあがり。これで十分だわ。袋の口をめくって刈った髪を落とすようにしました。

丸坊主への誘惑はありましたが、最初だし穏便に7センチを試しました。後ろ頭を頭頂に向かってかきあげるように動かします。しかしもともと短いのでかすってしまうばかり。そこで4センチにしてみると、ブーーーーンとバリバリバリが重なったいい音がしてきます。わくわく。頭をタテにヨコにナナメにバリカンを動かします。私の場合髪がいろんな方向に生えているから「テクニックBOOK」どおりだとかすってしまうので、生え方によって方向を変えながら刈りました。襟足と耳の回りは2センチ。いや〜刈るごとに爽快、いい気分です。そしてふだんはカミソリで剃っている襟足のまわりはアタッチメントを外してバリカン本体を使いました。そうすると0.5ミリになります。バリカンだと刈りそこなっても怪我はしないだろうから、左手でも怖くなく剃れました。一番難しいのはもみあげでしょう。ここも4センチで刈ったあと、適当にハサミを入れて整えました。なんとかなりました。

その結果、美容院で「失敗しても怒らないから」「似合わなくても帽子かぶって暮らすから」と何度言ってもやってもらえなかった「ベリーショート」ができました!!! まーなんですか、あの「セシルカット」ってやつ(みたいなもの)です。「悲しみよ、こんにちは」のジーン・セバーグです。体型は違いますけどね。ひゃひゃひゃっ! かっこいいわー。バリカン最高!


フィリップス セルフヘアカッター QC5570
メンズグルーミング

ところでフィリップスに面白いバリカンがありました。「自分刈り」用に作ったもので、刃の部分が180度動くのです。つまり右手で持つ時と左手で持つ時で90度ずつ刃を曲げられて、後ろ頭がとても刈りやすそうです。(写真は左に90度曲げたところ。)ただしこれは丸坊主系ですから、おこづかいに余裕ができたら襟足用に購入するかもしれません。



2014年11月23日

中国のネット通販 【買ってみた】



ここ1、2年、私は白髪のオカッパ頭のカツラ(ウィッグともいう)を求めていました。往年のフランス・ギャルのような真っ白なおカッパ。理由はここでは省きますが。

以前町に出たおり通りがかりのカツラ屋さんできくと「白は無い」と言われました。ネットで買えるときいて探しても、白+オカッパはありませんでした(見つかりませんでした)。ところが先日久しぶりにネットで画像検索すると、そこだけ光輝いているかのようないい感じの写真がありました。(冒頭の写真です。)その画像のページへ行ってみると、なんとかつら屋さん! おお、このかつらが買えるのね!! しかしよく見ると、そこはなんと、中国のショッピングモールでした。 AliExpress (アリ・エクスプレス?)というモールの中のお店だったのです。

● X&Y Angel

かつら以外にもスカーフやアクセサリを扱うお店ですが、すごくたくさんの種類のかつらを売っていました。商品説明はわかりやすく、モデルがみんな可愛いから見ていて楽しい。どの髪型も魅力的に見えます。値段も12ドルぐらいから高くても20ドル台です。でも「中国……?!」と二の足を踏みました。日本で売っているかつらは中国製ばかりですから中国製でいいんですが、やはり一抹の不安が……

しかも海外宛も送料が無料です。ただし中国郵便の書留に限ります。うわ〜、まずますあやしい。EMSも選択できますが、こちらは有料で一つ1200円ぐらいだったでしょうか。

ところで私がそのサイトを見た時には「11月11日にサイトを挙げての大特売をやる」という広告が出ていました。ううむ、さらに安くなるのか、ううむ……と考えるうちに11月11日になりました。見てみるとこのお店のかつらも2割か3割ぐらい安くなっていたようなので、久しぶりのバクチの気分で買うことにしました。いいと思う髪型が6つぐらいあった中から、どちらがいいか迷っていた白いオカッパを両方、他に金髪と茶髪を一つずつ。全部で62米ドルです。バクチですからもちろん中国郵便を選択し、無料で送ってもらうことにしました。

北京に住んでいるKちゃんにそのことをメールすると、「大丈夫?」との心細いお返事。
 
しかし、品物は11日後の11月22日に届きました。ちゃんと書留で、受け取りにはハンコを押しました。ボール箱はいたみもなく、いい状態です。中をあけると納品書も何もなく、ただかつらの入ったビニール袋がぽんぽんと4つ入っているだけでした。(これじゃ白いオカッパのどっちがどっちの商品かわかりません。)でもちゃんとした品物がちゃんとした状態で届いたんですよ。それぞれのカツラにネットも付いていました。

二つの白いオカッパは微妙に色が異なっており、一つは真っ白に近く、もう一つは僅かに金髪がかった白でした。いずれも髪の量が写真より少ない気がして、とくに一つは後ろ頭に髪の土台が透けそうでした。さらにどちらのオカッパも前髪の幅が広くてプッツン切りのため、耳の前を落ち着ける分の毛が足りない感じです。(今から上の写真を見るとやはり耳の前のところの髪が不自然ですよね。)でもまあ値段が値段で送料タダですから、「まいっか」と思いました。長さは全体に少し長めです。かつらって買った人が自分に合わせて微調整するようにわざと長めで仕上げてあるようですね。私は不得意なんですが、少し手を加えないといけないようです。波打つ66センチの金髪も、髪の量がもう少し多くてもいいと思いましたが、造作はきれいで、受けねらいのお遊びには十分です。ただし人工毛はとても細くて絡まりやすく、お手入れが大変そうです。

最後に出てきたのは……あれ?……小さくて丸くてまっ茶っ茶で、こんなの注文したかしら?という品物でした。いわゆるマッシュルームカットのようですが。改めてネットで商品の写真を見れば、モデルさんは脇をマッシュルームではないようにセットしていたのだとわかりました。かぶってみると、これがすごくイイッ! 私の頭にぴったりです。毛の量もよく、前髪がちょうど額のシワをかくして若返ってしまいます。嬉しくなって自分撮りしました。写真に撮っても全然私に見えません! 一目でかつらとわかるかつらもいいものです。似合うんですからいいでしょう? かぶって外にも出かけましたよ。かつらは帽子と同じで、この季節は暖かくて重宝しそうです。このかつらは11米ドルぐらいでした。北京のKちゃんも「心配したけどよかったね」って言ってくれました。


(後日談・12月1日)
マッシュルームカットのかつらが気に入って、「送料タダだからもう一つ買っておきたい」 と思ってAliExpressのお店に行くと……No longer available と……もう品切れでした。残念です。






2013年12月24日

zazzle: クッションとメッセンジャーバッグ

怒濤のように押し寄せた zazle の割引セールのメールもアメリカ時間で12月23日で終了。今日は静かです。しかし私には心残りがあります。日本時間の21日に「クッション半額」という驚くべきメールを受け、私は買うつもりでいたのに買いそびれてしまったのです。

最後の投げ売りとも言うべき、Tシャツ、クッション、トートバッグ、マグカップ、ポスター、マフラーの5割引セールでした。クッションが半額になるなんて初めてです。Tシャツやマグカップのような常に人気のある商品と違い、全然セールに出ません。あるとすれば「全品15%引き」とか「全品20%引き」とか、そういう時だけです。しかも来年またやるとは限りません。なぜなら今年はクリスマス商戦をひかえた頃にクッションの種類を増やしたため、その宣伝も兼ねているのじゃないかと思うからです。かえすがえす惜しいことをしました。


なぜ買いそびれたかというと、このセールのお知らせには終了時間が書いてなかったからです。一昨日22日の午後にお昼寝をして、目が覚めたら4時で、そうそうクッションを注文したいのだったとMacに向かったときにはまだセール中でした。しかし一緒に布巾(tea towel)を買おうとしていて、全部買うとすごい出費だからどれを削ろうかという悩みは前の晩から続いていていたのです。あれこれ家の中の仕事をしながらやっと決めて5時3分過ぎぐらいにクリックしたら、セールが終わっていました。日本時間の5時が期限だったようです。

zazzle のクッションはすごく高いんです。私が始めた時にすでにあったかどうか覚えていませんが(この頃なんでもすぐ忘れてしまいます)、私が最初に作った時の値段は45ドルでした。もともと高かったのが(アメリカでは諸物価高騰の折)今では63ドルです。町に出て一つ6300円のクッションを探したらいい物がたくさんありますから、いくらオリジナルでも高すぎてあまり売れなかったのでしょう。そのため先ほど書いたように今シーズンは種類が増えました。四角のクッションはこれまで20インチ(50センチ)だけでしたが16インチ(40センチ)の物ができ、さらに綿100%だけだった所に安いポリエステル製が加わりました。ポリエステルで16インチだと値段も30ドルぐらいで、ぐっと手近になったわけです。

しかし価格よりも大きな問題がありました。私は自分で作ったものを2つ購入しましたが、とにかく発色が悪いのです。一つは暗い模様で黒と赤を効かせたもの、もう一つは灰色っぽい中で濃いピンクをアクセントにしたものです。届いた物はどちらも全体が煙の向こうにあるようなくすんだ色でした。真っ黒であるべき色が茶色の混じったネズミ色で、真っ赤もショッキングピンクもぼーっとしています。これで45ドル?!と思いました。それが今は63ドルですからね、冗談じゃありませんよ。売れないからいいようなものを、これでは恐くて作れません。しかしポリエステル製ができ、化繊ならもっと発色がいいんじゃないかと期待します。その確認もしたかったんですけど。

絵はがきや封筒では単価が安いので半額で買っても一枚あたりの送料を加えると高くて売れませんから足が出ます。でもクッションが半額だと売りに出すときに1個あたりの送料を加算しても定価で売れれば計算上少しは利益があります。自然派の「小野路やまいち」でポリエステルのクッションが売れるかどうかわかりませんが、アートフェスタもあるし、お店の飾りにはなると思って4つは欲しかったんですけど。

(逃した魚の群れ。自分では気に入っていますけど。)

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(↓他にも変てこりんがいろいろあります。どうぞご覧ください。)
Knit-Rit Fabric のクッション売り場


近頃の zazzle はワンパターンが多くて退屈ですが、探せばいいクッションがありました。この機会にどちらか買おうかと思ったんですけど。

Victorian Design #2 @ VictoriaShaylee Pillow

これはナイル川ほとりのパピルスでしょうか。このまま刺繍の図案にしたくなります。VictoriaShaylee さんのクッションです。(人様の作品の画像を引用してはいけないのかもしれませんが)この人はルノワールや浮世絵をはじめ既成の有名な作品を使っているようですから、これもアールヌーボー時代の作品かもしれません。)


Louis Wain の "Cats at the theater" クッション

これはルイス・ウェインという猫画家の作品です。もっときれいな絵もあるのですが、この不気味さがたまりません。劇場の桟敷席に集まった猫だそうですが、舞台を反射している目だけ色がついています。こんな絵を描くなんて、たぶんビクトリア時代のイギリス人じゃないかと思います。このお店(Artworks)にはWainの絵がたくさんあって、私は去年絵はがきやグリーティングカードをたくさん買いました。


でもこの大特売ではメッセンジャーバッグも5割引になっていたんです。クッションとは送料が別ですから品物を決めた時点で先に4個買いました。2年前に作った物を今見るといろいろ粗が見えて、急いで修正したものもあります。私は自分で作った物はなるべく自分で買って確認していますが、このバッグはちゃんとしていますよ。リックショーというアメリカの小さなメーカーで作っており、中国製ではないんです。柄がきれいに出ていれば来年4月の「小野路やまいち」に持って行きます。(ぜひお手に取ってご覧下さい、ぬあんちゃって。)

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2013年12月23日

CafePress で家事放棄

zazzle は作る時にデザインの自由がきくのがいいけれど、買うときに送料が高くてたまりません。

cafepress(カフェプレス)は zazzle と双璧といわれている所です。ロン・ポール支援グッズなど何度かお買物したことがあり、この種のサイトを知らないで最初に遭遇していたのはcafepressのほうでした。(cafepress のほうが政治色の強いものが多いようです。)去年か一昨年か忘れましたが、cafepress もやってみようとお店作りを始めたところ、お店作りも品物作りも zazzle とはまるで勝手が違ってわからなくて途中でやめました。でもそれをまたやってみようと思います。zazzle を初めて2年半、私が作った物では商売にならないとわかりましたが、自分で売ったり自分が使うために作りたい物がたくさんありますから、似た物なら安く入手できるほうがありがたいからです。

cafepress も今年大きく変化しました。(いちばんわかりやすいのは送料の計算が zazzle に似た形になったことです。送料そのものも変わったかもしれません。)でも商品を作るのに前はどういう操作だったか細かく覚えていませんから気にしません。

このブログで今やアクセスが一番多いのは zazzle 関連です。(I Will Survive を超えました。)この手のサービスあるいはビジネスに関心を持つ人が多いのだと思います。というわけで、私は今お店の作り方その他を最初からやり直していますから、その手順なども紹介したり、あらためて zazzle との違いについて書いていこうと思います。

とりあえずcafepressリンクを貼っておきましょう。
クリックすれば cafepress のホームページへ飛びます。


 

  Design your own products at CafePress.com!


2013年12月19日

zazzle で包装紙!

このブログ以上に zazzle を放置していました。もういやになっちゃったし、あまり無駄遣いしたくないから頻繁に届く広告メールも無視です。しかし11月になるとアメリカではクリスマス商戦に入って zazzleもじわじわと大安売りを始めます。私は友達にあげるために作っておいた絵はがきとグリーティングカードを安く買うために、ちょっと注意をしはじめました。カードが半額になっても金額として大きくありませんが、一緒に買うと送料が安くなる品物があるんです。例えばカードとふきんを買うと送料が別々に計算されますが、カードとトートバッグなら送料が一緒でかなり割安になります。(ふきんはランチョンマットやクッションと一緒に買うと割安です。)セールはそういう送料節約のためのまとめ買いの機会でもあるのです。

そんなわけで数ヶ月ぶりにzazzleに行くといろいろ新しい商品が加わっていました。その中で驚いたのが「包装紙」です。包装紙ですよ、ラッピングペーパーというやつです。あれを自分で作れるというのです! えーっ、すごい! 私は興奮しました。だって私は、中学2年生のときに池袋パルコができて、その5階か6階にあった「カミカ」という紙のお店を見たときから包装紙が大好きなんです!! いくら家庭にパソコンとプリンタが普及しても、包装紙だけはプロッターでもなければ作れません。私は嬉しくなって zazzle の包装紙を作り始めました。

そして何日かすると突然「包装紙が半額」というメールが舞い込みました。うわっっっ……

私はもともと怠けている家事を一切放棄し、ただちに包装紙作りに専念して、限られたセール終了時間ぎりぎりにグリーティングカード、トートバッグと共に発注しました。(zazzle の大安売りはメールで知らされますが、突然「今日1日限り」とか「今から夜11時59分まで」とか、人を急かせるやり口です。いつ何が安くなるかわかりませんから、欲しい物は日頃から用意していないといけないのです。それが zazzle とのつきあい方というものなのです。)

興奮のため前置きが長くなりましたが、11日に注文したその包装紙がもう届きました。(カードとトートバッグはまだです。)送料も顧ず二回発注した内の先の3種類です。

こういうのを作りました。(今カメラが家の中で行方不明で実物の写真が撮れません。)
結論を先にいえば「トレビア〜ン!」です


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(画像の下の商品名をクリックすると売り場で見れます。
KRfabric はお店の略称です。下の行をクリックすると
他の人達の作った包装紙も見れます。もちろん購入もできます。)

いずれも Patterno というソフトを使って作った簡単な模様を zazzle のデザインツールで「タイル(連続模様)」にしました。紙は3種類から選べます。安い順に glossy、linen、photo gloss で、ここでは glossy と linen にしました。包装紙は贈り物を包むだけでなく、厚紙を入れてノートの表紙を作ったり、箱に貼ったり、封筒にしたり、切れ端だってしおりになるし、はたまたドールハウスの壁紙にしたり……全ての紙工作に使えます。もっと作って来年の「小野路やまいち」で切り売りをしたくなりました。

(1)紙が大きい!
もともと6フィートと書いてありますが、現物を見るととっても大きくて嬉しくなります。伊東屋などで広げて売っている物の3倍か4倍あります。(アメリカ人はクリスマスには大きなプレゼントをたくさん包むのでしょう。一番短くて6フィート巻きですから、かなり大きな箱でもつぎはぎ無しで包めます。)これが16ドルとは有り難い話です。送料を払っても、これなら作って買う価値があると思いました。(しかも半額で買ったのですから踊りたくなります。)

(2)デザインがよく再現されている
「正確に」再現されているとは言いません。細かいことを言えばきりがないでしょう。glossy の印刷ではぼかしをいれた茶色と赤の区別がつきません。しかし意図した雰囲気がよく出ていると思います。満足です。zazzle にすれば家族やペットの写真入りの包装紙が念頭にあるわけで、たぶん値段が一番高い photo gloss ならさらに原案に近づくのかもしれません。(色の正確な再現を一番に求めるなら黒一色でデザインすれば間違いないと思いますヨ。)

(3)紙の質がよい
市販の輸入物の包装紙と同じです。大きな箱をきちんと包める厚さがあります。

謎が残る点は

(1)「艶あり」と「艶消し」が逆?
glossy というなら艶のある紙のはずで商品説明にもそう書いてありますが、実際はどう見ても艶消しです。しかも品のある艶消しです。いっぽうlinen には麻の織物を模したテクスチャーがあり(タテヨコに細かい筋)、表面に光沢があります。艶消しの紙(matte paper)と書いてあるんですけど。買うときには注意してくださいね。(といっても zazzle のこと、私が受け取った物が正しいという保証はありません。)

(2)紙の大きさが違う
商品説明によれば大きさは3種類とも共通で、幅が2フィート、長さが6フィートと15フィートと30フィートです。しかし glossy と linen では大きさがまるで違うのです。ちゃんと計っていませんが、 linen はすごく大きくて幅が15センチ近く広いんです。どうなっているんでしょう?(そのため国際宅配便だというのに2つの筒に分けて届きました。大きい筒に小さいのも一緒に入れるということを何故しないのか? アメリカ人だから?)photo gloss は買ってないから判りません。

たまたま在庫切れで手持ちの紙を使ったんでしょうか? 次回そのつもりでデザインしたら本来の大きさで届いて計算が狂ったり? わかりません。カスタマーサービスに問い合わせる気もおこりません。


ところで、この包装紙を発注して何日もたたずに「包装紙75%引き!」というメールが届きました。でも見なかったことにしました。来年は75%引きで買いますヨ。(いいのをいっぱい作っておこうっと♪)


(追記:12月24日現在、上の包装紙と一緒に注文したカードはまだ届きません。上の包装紙と同じ日に注文した別の包装紙もまだ届きません。私はクリスマスに関係ないから急いでいませんけど……。)

2013年12月15日

来年の「小野路やまいち」



昨日「小野路やまいち」の事務局からメールが届き、来年4月に第二回を開催するとのことです。すぐに参加を決めました。

やまいちは町田市小野路にある彫刻家の宮沢氏の「アトリエIZUMI」の敷地(すばらしい里山)を使って開かれるフリーマーケットです。日頃からいろいろ手仕事で物を作っている人たちと買い手とが直接売買する場として企画されたものですが、ほかに食べ物屋さんの出店と音楽やダンスのパフォーマンスもあってお祭りのようです。私は初めて自分の作った物を売る体験してとても楽しくて、恒例行事になるのを期待していました。

今年はIさんが教えてくれたのが2月。実はとっくに申込期限を過ぎていたのも知らず、友達のよしみで参加させてもらいました。40日あれば zazzle の商品を取り寄せる以外に新しいものも作れるだろうと思って子供用やミニチュアのセーターなどを編み始めたらドッコイ、例によっていくつか同時に進めたものだからどれも間に合わず、出来上がったのはコースターだけでした。今は4ヶ月前。こんどはちゃんと準備できるでしょう。(たぶん。)

とはいえ、当日は一緒に行こうというだけの話だったのに、私より早く着いたために結局朝からずっと(終電間際のカラオケまで)つきっきりでお店を手伝ってくれたSさんは九州へ引越してしまいます。荷物の搬入搬出もそうそうMくんに頼ってばかりではいけないし、どうしよう? そういうことも一人でちゃんとやれるようになりたいと思います。

2013年7月9日

パナソニックの「スマートビエラ」

パナソニックの公式ページです。青い矢印の所を大きくすると

さりげなく「WEB限定CM」と書いてありますが。


● パナソニック、スマートビエラ(パナソニックのページ)
● 各界で活躍する著名人にスマート美エラを体験していただきました!!(パナソニックのページ)

パナソニックが「スマートビエラ」という新しいテレビを発売して、ちょっと凄いことになっているというのです。特徴は、スイッチを入れた時にメニュー画面が出て、そこに地上波テレビもYouTubeも一緒に並んでいて選べるようになっている......これまでもネットを見れるテレビはありましたよ。しかし最初から地上波とネットを同列に扱うテレビは初めてだということで......だから? 私は何につけ「スマートなんとか」という便利過ぎる品物は好みませんから、こんなもの良いとも欲しいとも思いませんけど......

実は私はチャンネル桜の番組でこのことを知りました。その動画の解説はこうです。

Panasonicが発売した新型TV「スマートビエラ」。これは従来のTVと異なり、TV放送とインターネットの受信を同列に扱った機種であり、今後のTVの当然在るべきスタイルとも言えるものである。ところがこれに関し民放各局は、「CM拒否」という恥も外聞もない対応で普及を阻止しようとしている。果たしてTV局が守ろうとしているものは何なのか?(以下略)

つまりインターネットの情報に無縁であるためにマスメディアの流す情報を鵜呑みにしている大衆が真実に目覚めてしまうかもしれない、それはインチキばっかりこいてるマスメディアには都合の悪いこと、だからテレビ(民放全局)はこの製品を宣伝しない、ということのようです。詳しくは下の動画をご覧ください。(それにしてもずいぶん大袈裟な題名ですね。)

● 【スマートビエラ】TV業界激震!民放各局「CM拒否」の醜態


しかしテレビでネットを見るためにはプロバイダー契約をして毎月数千円の支払いをしなきゃなりません。ですからネットに興味がない人がいきなりこのテレビを選んで、ましてや意味もわからずプロバイダー契約をするとは考えられません。ですから現実には「コンピュータを扱えない老人が居ながらにしてネットの動画を見られるようになる」ということは起きないでしょう。でも老人本人ではなく、たとえば家族が買ってあげるときに、情報弱者にならないようにプロバイダー契約込みでスマートピエラを選ぶ、ということはあるかもしれません。

ですから天地がひっくり返るほどの話じゃないと思いますけど、テレビにとってはコマーシャルを拒否するほどの大問題なのですね。なんだか笑っちゃいますね。ビビっちゃったんでしょうかね。

ところで私、今年の2月にテレビを買いました。自分が見るためではなく、家族が2ヶ月ほど老人施設で暮らすことになって、年寄りにテレビは必要だろうと思ったからです。(でも実際はほとんど見ていなかったようですが。)私はテレビを買うのが初めてで、我が家にとっても何十年ぶりのことで、電気屋さんに行ってもわけがわからず頭がクラクラしました。ですから「シャープは日本で作っていて評判よかったみたい」な気がしてシャープを買いました。しかし日本での生産はとっくの昔に終わっていたのでした。でも大きな画面できれいな画像で、これで3万円台とは大したものだと思いました。その後家族が荷物とともに自宅に戻ると、そのテレビは廊下に放置されたままです。うちでは相変わらずソニーの13型のブラウン管(80年代のトリニトロン)のをJ-COMにつないでいます。(注:つないであるが見てはいない。)

ですからとうぶん新しいテレビを買う予定はありませんし、賢すぎる便利すぎる機械は大嫌いですが、チャンネル桜が指摘するような情報の解放の第一歩という意味だけにおいて、このパナソニックの「スマートビエラ」は支持したいと思います。

2013年7月5日

「じっくり学ぼう!日本近現代史」


(何故かコメは青字が好まれています。)

いやはや面白いサイトを見つけました。
倉山満の「じっくり学ぼう!日本近現代史」です。

● 「じっくり学ぼう!日本近現代史」 ニコビューアでの番組一覧
● 「じっくり学ぼう!日本近現代史」 番組による一週間ごとのリスト(連続再生が可能)

(上の一覧の最初に出て来るペリーの動画(開国を請うペリー)はこの番組と無関係の駄作です。すごい閲覧数ですが、間違ってもご覧になりませんように!)

● CGS(チャンネル・グランド・ストラテジー)のブログ

倉山満という人は、日頃から「大日本帝国憲法」が素晴らしいとか「大日本帝国陸海軍」は世界最強であったとか、ネットの外で聞いたら時代錯誤な右翼の煽動家のような主張ばかり行なっている人です。しかしネットでは絶大な人気があり、「信者」と呼ばれる熱烈な支持者も多くいて、若手保守論壇の先端を行っている観があります。実際に話をきけばなるほどと思わせます。考えが偏っているというよりは、「普通に真面目に資料にあたって研究したら、教科書で教えることや新聞記事やテレビ番組のほうがおかしいという結論に達してしまったのではないか?」という印象を受けます。倉山満の肩書きは「憲政史家」で、いったいどれだけ知識が詰まっているのかと思わせる人物ですが、もともとは畑違いであったという意外な話題も番外編に出てきます。

この番組では学校で歴史の授業をちゃんと勉強した人達にとって、教わらなかった事や教わった事の本当の事情など、目から鱗の話が満載のようです。(私はちゃんと勉強しませんでしたからそのへんの驚きが希薄ですが、ついつい続きが見たくなります。)私は歴史が嫌いではありませんが、日本の幕末や明治の歴史は苦手です。ごちゃごちゃしてよくわかりませんし、何か読んでも白人の横柄に腹の立つことが多くて関わりたくないと思ってきました。NHKの大河ドラマは男の怒鳴り声ばかりでうるさくて嫌だし、司馬遼太郎の小説も興味がないし。ですからこの連続講座を見ても、視聴者としての水準に達していない状態です。しかし今を生きる日本人として、今を理解するためにも「近現代史」は必須科目だとずっと思ってきました。ですからこの番組を自分にとって

(1)単純にお手軽に、幕末から大東亜戦争の敗戦と戦後処理までの(あるいは今日に至るまでの)現代史の大きな流れを理解する
(2)戦後の価値観にとらわれない現代史を理解する

という二つの意味をもつ教材としたいと思います。

私が育って来た戦後の昭和の時代では「保守」は「親米」を意味し、左翼は「革新」とよばれて、事実上の「親ソ(旧ソ連)」か「親中」でした。「革新」という言葉はだんだん使われなくなりましたが、同じ状態がついこの間まで続いていた気がします。つまり、政治の右も左も外国にすり寄っていて、自分の国の地面に足を踏ん張っている政治家がいるのかいないのかわかりませんでした。それがすなわち「戦後レジーム」の姿なのでした。戦争に負けて、それまでの日本はすべて間違っているという理屈に基づいた世界観がすっかり出来上がっており、学校でもその理屈にもとづいた教育がなされてきました。私をふくめ戦後に生まれ育った人間は、みな普通にそういう世界に慣らされてきたわけです。(私はそれを「無自覚左翼」と呼んでいます。)

しかししだいに自分の国と歴史に色眼鏡をかけずに向かい合ってみようという立場の学者や言論人が現れてきました。また内外であらたに公開された資料などにより、戦前戦中戦後の歴史が徐々に書き換えを迫られています。そのことをメディアは「右傾化」と言いますし、まだまだ一般の人々もそう感じることが多いようです。しかし自分の国の歴史について、悪いと思っていた事が実は悪くなかったと知ることや、平和だと信じていた所に大変な問題が潜んでいたと知ることに何の不都合があるんでしょう? この歴史の見直しがいつから始まった動きかは知りません。一つだけ確かなのは、テレビ新聞などマスメディアはこうした動きを一切無視しているということです。マスメディア自身が、そうした戦後レジームの維持に大きく貢献する存在だからです。

今保守論壇を牽引する人達の多くは40代かと思います。皆さん著作活動が盛んですが、ネットで直接語りかけもします。個性派ぞろいで、話が上手くて面白くて引き込まれます。ほんとにおなかを抱えて笑いたくなるような、そういう面白さで語るから、若い人達にも支持されるのでしょう。そうした個人の魅力も思想を伝えるには大事な要素なのだとあらためて思います。

ところでこの番組は「チャンネル・グランド・ストラテジー(CGS)」というチャンネルで公開されており、聞き手である地方政治家の金谷宗幣という人の「龍馬プロジェクト」の一環のようです。この「龍馬プロジェクト」という活動メンバーの話は以前ネットで聞いたことがあり、あまりパットしないなあと思っていました。(私は坂本龍馬にまったく魅力を感じませんし......)しかしこのような番組をネットで無料公開するとはエライと思います。そしてスギタハウジングという不動産屋さんがスポンサーだそうです。何処のどういう企業かわかりませんが、何の宣伝ビデオも流さずに支援するとは、なんとも奇特だと思います。

一方この番組は公開録画で、収録時の参加費用は2000円だそうです。動画には「高い」とか「タダにしろ」とかコメントが流れます。しかし一回十数分の動画とはいえ、これだけの内容の講座を毎日無料で配信しており、それを面白いといって見ている視聴者が言う台詞でしょうかね。人様の技術や知識はタダで使うものではない、相応の対価が必要であることは少し前までは当然でしたが。そういう所にも日本人の劣化を感じざるをえません。

2013年6月28日

zazzle:またまた無断の大変革決行


cafepressのメールを見たあと、今 zazzle の自分のお店に行って目を疑いました。スキンというのか、サイトのデザインが昨日とまったく変わっているのです。 自ら「ザズル・ブラック」と名乗っていた黒が消え、ロゴとトレードマークさえ変わっていました。まあ、確かにゴチャゴチャしたページだと思いましたし、これまでにも小さな変更はあったものの、ページの構成も何もかも、一夜にして変わったとは驚きです。ユーザーに何のことわりもなく!

......と思ってeメールをよく見ると6月25日にStore design changes - coming soon!」というメールが入っていました。(毎日毎日スパムとしか思えないセールのメールばかりなんですから、かんじんのお知らせを見落としがちです。)メールでは「詳細は追って知らせます。でも皆さん準備しておくように」「詳しくはフォーラムで」と書いてあります。とはいえォーラムは英語のみです。日本のサイトでお店を出している人はどうやって知ればよかったのか。(日本のサイトも勿論変わっていますよ。)フォーラムでは6月20日からスキンの変更に関して活発なやりとりが行なわれていたようです。しかし3日前にお知らせが入っていようと、フォーラムで議論されようと、ユーザーの希望も都合も無視した一方的な決定であることに違いありません。なんという専制!

URLで出てくる最初のページはお店の表紙で、作った品物を種類別、あるいはデザイン別に並べて紹介するのが普通でした。自分で用意した写真やイラストを使うことができました。最初のページでお店の雰囲気やデザインの傾向がわかるように作り、お客は興味を持った所をクリックしてその先にあるたくさんの品物を見たわけです。またお店のデザインはテンプレートを選ぶだけでもいいし、個々のユーザーがある程度自由に作ることも可能でした。(たとえば私はこのブログと共通の雰囲気にし、敢えて素人っぽいあっさりした感じにしました。)技術のある人はさらに別のソフトを使って自由なデザインができたようです。つまり、何万人何十万人のユーザーが自分の雰囲気を出す為に努力して個性的な最初のページを作ったわけです。それをパッと一瞬で消してしまうのですね。数十万足の靴を削除したときと同じですね。すごい専制ですね。

あまりといえばあんまりです。私は作業のためゆうべから表紙を含めて4ページほど出しっぱなしにしていたのですが、こんなこととは知らず更新して消してしまいました。今はクッションのページだけ残っているのでコピーします。こんな雰囲気でした。



しかしなんと、今度の新しいスキンでは一番上に画像を入れる以外は何もできないようで、背景の色さえ変えられません。何故?!と思わずにいられません。さらにここにコピーした二つの画像には一目瞭然の重大な違いがありますよね。ここ数年来?の世の中で顕著な傾向らしいのですが、インターネットでは黒から灰色への流れがあるらしいのです。私がこのブログで使っているブロガーというサイトでも、1年か2年か忘れましたがある程度の移行期間を経て管理画面のデザインが変わりました。紺色とオレンジ色をアクセントに黒い文字でくっきりしていたものが、灰色、灰色、灰色......です。見にくいったらありません。そして zazzle もご覧のとおりで、お店の画面も管理画面も灰色、灰色、灰色......に変わっていました。若い人には関係ないのでしょうが、年寄りにとって薄い灰色や薄い水色の小さい文字を読むのは苦痛です。ほんとに嫌です。

今は出かけなくちゃいけませんので、詳細はまたのちほど。


(続き)
3年は続けようと始めた zazzle ですが、ほんとに嫌になってきました。

フォーラムの質疑応答を少し見ると、スキンを変えた最大の理由はどうやらスマートフォンやタブレット(iPadなど)に対応させるためで、はっきり言えばはそういう小さい画面用に変えたということなのです。(私はiPhone も iPad も持っていませんのでどのように見えるのか判りませんが。)スマフォ用の画面をPCで見せられるんですから、そりゃあ画像や見出しが異様に大きくなりますよね。慣れるのにどれだけかかるか...... 見る人を増やせば売上げも増えるという皮算用で、ここでもユーザーの気持ちを無視して zazzle.comの売上げが増えればいいという考えを貫いています。こんな画面じゃPCで見る人が減るのじゃないかと思いますが、購入者が明らかにPC層からスマフォやタブレット層に移っているのなら、こういう変化も仕方ないのもしれません...... 当然ながら画像の大きさにとまどうユーザーの意見はフォーラムにもありましたけど。

お店づくりの機能がほぼ全部そがれて、千差万別のお店ごとの個性が失われたのが残念です。自分のことをさらけ出すか、ただ売るだけの味気ない場所になってしまいました。私にとってはお店の見た目を作ることも大きな楽しみだったのに。また来訪者数のカウンターが2900を越え、まる2年を待たずに3000に到達しそうで最近はとくに毎日楽しみに見ていたのに、その機能もなくなりました。がっかりです。新たにお店を作り直す気がおこりません......どうしよう?(でもすぐに他のユーザー達がいろいろな工夫を見せてくれることでしょう。それを参考とし励みとしたいと思います。)

同じ時期にcafepressも大きく変わりますよと言っているのは、こういう zazzle の姿勢を意識したものでしょうか。 zazzle と同じ方向へ流れないでほしいものですが、cafepressだって儲けなくちゃいけませんから何ともいえません。様子見です。




cafepress:近々大変身の予定とか

 cafepressはお店の作り方が(私には)わかりにくくて何もしてきませんでしたが、 今朝下にコピーしたメールが入りました。cafepressが近いうち大々的に変わるというのです。例にあるのはメンバー間の交流とメンバーの個人情報の公開についてです。私はそういう方面は興味がありませんので嬉しい変化とは思いません。(個人情報の扱いには皆さんひどく神経質である一方、自分から露出したい人がこんなに沢山いるのは驚きです。グーグルやアマゾン等のサービスを無批判に利用することも含めて。)私はそういうことより、デザインツールをもっと使いやすくしてほしいんですが......。

 zazzle もだんだんアレなので、cafepressとちゃんと比較してみようと思っていたところです。cafepressは来月変更するそうですから、その後で再びお店作りを試してみようと思います。

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2013年6月12日

西部ゼミナール(平成25年6月1日〜)

このブログはお買物と私の商売の話だけに特化しようと決めたばかりなのに、いい話を聞くと載せたくなります。

● 西田ゼミナール 若き日本人が語る古き良き日本論【1/4】
東京MXテレビが毎週放送している「西田ゼミナール」で、今月1日から放送している4回物の第一回。今年(平成25年)の4月の収録だそうです。



● 続き(第二回)はこちら 第三回は6月29日放送予定

2013年6月11日

恵比寿アトレのロシア料理店

昨日恵比寿の部屋の掃除の帰りに、時間つぶしを兼ねて軽く夕飯を食べることにしました。家族と二人なのでお手軽にアトレ(駅ビル)の6階へ。夕方すこし肌寒くなったから温かいものがいいし、つばめグリルの洋食や飲茶と迷いましたが、せっかくだからふだん食べないものがいいねということで、「マトリョーシカ」というロシア料理店にしました。

表に出ている見本を見ると、ピロシキ、ボルシチ、つぼ焼きなど、おなじみの食べ物が体裁良くならんでいます。どれにしようか迷うほどいろんなセットがあります。しかしよく見ると野菜サラダは「はと麦入り」、つぼ焼きのシチューは「豆乳入り」など不安要素の文言があり、普通ビーフ・ストロガノフであるものが鶏肉のストロガノフだというのも少し気になりました。経験から、こういう小細工をするお店の食べ物はおいしくないからです。でも「ハズレでもいいということにして、食べてみよう」と入って、サラダ、ピロシキ、ボルシチだけの一番簡単なセットと、もう少し入ったセットを注文し、分けながら食べることにしました。1000円と1500円程度です。しかしその後テーブルにさらに変なものを見つけました。「今月のつぼ焼きのふたは抹茶味です」というような貼紙です。決定的に「しまった」と思いました。

果たして予測どおり。ピロシキもボルシチも私が作ったほうが何倍も美味しいんですけど。私がピロシキを作ったのはロシア文化に興味を持った大昔ですが......またロシアのピロシキも地域や家庭によって種類はいろいろでしょうが......ここのピロシキにはキャベツもゆで卵も春雨も入っていないし、ほとんどひき肉だけみたいで、あんまり味もないのでした。ボルシチは酸味が強く、肉のだしのこくはなく、大きなじゃがいも一個以外具が見えないぐらいで、アラララ......でした。つぼ焼きに至っては、かぶさっているパイ生地が抹茶味だそうで......おいしいわけがないでしょう。こういうものを作る感覚が私には理解できません。

普通の洋食屋さんや「ヘルシー」が売り物の食堂のメニューにひょっこり入っているお料理ならともかく、いくら値段が安くてもロシア料理店を標榜するにはあまりにもお粗末でございました。お店の雰囲気は悪くないのに残念です。

2013年6月8日

引越:クレインの便箋と封筒


引越の片付け+荷造りで出て来たものの第二弾。クレイン社の便箋です。そうそう、これがお気に入りだったんです。すっかり忘れていましたけど。アメリカ製ですからレターサイズです。50枚の箱入りです。いくらだったか忘れました。2500円ぐらい? 蓋をあけるとまだ半分ほど残っていて、日差しも埃もさえぎられていたからきれいなままです。英文をタイプした1992年6月1日付の手紙とお揃いの封筒が入っていました。

封筒は8枚残っていました。帯に25枚入りと書いてあり、1300円という伊東屋の値札がついています。25枚で1300円とは当時かなり高価だったはずですが(今はいくらでしょう?)、 zazzle の封筒が送料込みで1枚あたり140円近いのですから、高級品のクレインがえらく安く感じます。

あたたかみのあるクリーム色です。紙の種類はコットン。「kid finish」すなわち子山羊のなめし革のようなしっとりと上品な仕上げというわけ。社名ロゴの透かし入り。インクで書いてもプリンタで印字しても見栄えのするとっても素敵な紙です。

なんて趣味が良かったのだろう!

20年ぶりというわけですが、こういう物が出てくると私はちょっと戸惑います。自分は飾りのない質の良い物が好きだったのだ......と思い出してしまうからです。今 zazzle でやっていることと正反対じゃありませんか。 zazzle で作った封筒はもちろん気に入っています。だから自分の中でどっちつかずの分裂が起こってしまうのです。


ブログ主のお店 KNIT-RIT FABRIC の宣伝 アメリカ版

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