臨時休業のお知らせ
主に通信環境の都合でしばらく休業いたします。
(無駄な出費がショックでしたし、写真なしでは気分もでません。)
とりあえず1週間ほど?
またのお越しをお待ちしております。
くずぽん
お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります
光ケーブルのメディアコンバータという器具の電源アダプタが壊れましたが、実は本体も変です。空のお弁当箱のように軽い箱です。うちでは壁に固定するような使い方ができず、部屋の隅にころがした状態で、そこからコードを伸ばしてMacにつないでいました。ふだん動かすことも少ないのに、今手に取ると、なぜかネジが外れたように、中でカタカタいいます。メディアコンバータにも何かあったのでしょうか。これはプロバイダに交換してもらうしかないないそうです。しかし体調は悪いわ、部屋は散らかしているわ、プロバイダの都合もあるわで、すぐに来てもらうわけにもいきません。そのため今は臨時にダイヤルアップ(電話回線/56K)を使っています。光ケーブルに入ってからも、電話しかない場所でメールを開くことがあるために最初のプロバイダを解約していないので、こういうときにば予備になります。
しかしですね、今日は風邪の調子がまた悪くなって、午後銀行へ行き、ついでに食糧を買って帰るととても疲れて、夕方の「ぜんまいざむらい」が始まる前にぐったりしてその場で泥のように眠ってしまったようです。「にほんごであそぼ」は覚えているので、5時くらいでしょう。起きたら夜の12時前。そしてビックリしました。私としたことがインターネットの電話回線をつないだままだったのです! ブログのアクセス解析を2〜3分チェックしたあと、7時間以上つけっぱなし!! ぎゃ〜っ!! ネットの接続料金と電話代、いったいいくら?! 1万円くらい?!
電話回線しかなかった頃には、インターネットの画面が5分か10分動かないと自動で回線が切れたものです。確かそういう設定があったのでした。あわてて確認すると、今は光ケーブルのつなぎっ放しが当たり前で、そういう設定がないのですね。トホホ、トホホ、トホホホホ‥‥‥‥
5月21日付「『寄付は‥‥‥‥』追記しました」に追記して、タイトルを嫌味っぽく「募金‥‥‥‥善意の花園」に変更しました。
数日来風邪です。2日寝込んだ後も体は熱っぽさが抜けず、頭はぼーっとして、鼻ビービー、咳ゲホゲホ。1日1箱ティシューを消費しながら、おとなしく過ごしています。楽しいお出かけもお買い物もなく、その状態で募金のことなど考えていたせいか、頭痛がしてきたり、胃が痛んだり。楽しい話題ではありませんが興味がわき、いろいろ考えました。ブログの趣旨からは少々外れますが、文字数の多い雑談として、もう少し書きます。
すでに書きましたが、私には募金(とくに「募金キャンペーン」)に対して「しなきゃいけない」「しないよりはしたほうがいい」という感覚がないため、かまびすしい募金ブームに驚いています。これまで国内・外の大きな災害のたびにこうだったのでしょうか? 新聞社は昔からやっていますが、地上波テレビ、ケーブルテレビがあり、ネット上ではYAHOOやNIFTYがやっています。試しに「募金受付」でぐぐってみると、出るわ出るわ‥‥‥‥ナンジャコリャ〜状態です。「善意」のお金を出したい人がたくさんいるのはわかりましたが、「善意」のお金を集めたがる人がこんなにいるのか!と純粋に驚きです。もちろん人の善意は尊いものですが、何につけ誰も否と言えないものには「ほんとか?」と思う性分の私は、これは絶対に変だと思うことにしました。人々は日々の暮らしによほどの後ろめたさを感じているのでしょうか?
(つづく)
(体調不良でナマイキにも筆が進みません。おまけにマウスのプラグの接触不良と同じ日に、天敵の「電源アダプタ」(こんどは光ケーブルのメディアコンバータの)に問題が発生。現在なんとダイヤルアップで通信してます。とうぶん新しい写真のアップは困難と思われます。いろいろトホホです。またのお越しをお待ちしております。/くずぽん)
(つづく)
続き(5月28日)
はじめに余談ですが、このたびのミャンマーと中国の災害支援で善意のお金を集めている人達はふつう、集めたお金を日本赤十字社か日本ユニセフ協会に寄付するようです。海外の災害ですから、それら国際機関の出番なのでしょうが。(フジテレビは会長が日本ユニセフの役員であることからユニセフへ回すのでしょう。)その中で際立ったのはニフティです。壁紙をネットで販売して売り上げを寄付するというチャリティで、相手も「国境なき医師団」と個別であり、珍しく主体性を感じました。
さて、そのように募金についてあちこち見て回るうち、「クリック募金」という言葉を知りました。ネットを使った募金なら当然クレジットカードの引き落としでしょうから、いちいち氏名やカード番号を登録したり身元を明かしたり、便利そうだが嫌だな思いました。しかしそんなのは見当違いで、「クリック募金」とはこういうものでした。
クリック募金とは?
クリック募金とは、クリック募金サイト上の募金ボタンをクリックするだけで、無料で募金ができる仕組みです。あなたに代わって、スポンサー企業が寄付をするのであなたには一切お金がかかりません。
◆ 南太平洋諸国支援‥‥‥‥3,878,000
◆ シルクロード緑化‥‥‥‥3,825,520(画面切り替えの間にも増えている!?)
◆ 種まき塾‥‥‥‥1,313,029
◆ シンレイ山脈 森林・生態系回復‥‥‥‥1,044,476
◆ 熱帯雨林保全‥‥‥‥7,035,458
◆ 循環型農業支援‥‥‥‥2,447,936
◆ 野口健 環境学校‥‥‥‥2,439,183
◆ 学校の環境教育支援‥‥‥‥2,646,593 (5月25日のある時点)
分散設置型クリック募金 DONATION.JP
寄付はしたことがない。ボランティアまで行動できない。でも、社会貢献はしたい。街頭募金をみかけては、何もできない自分にもどかしく思っていました。
そんな、矛盾した気持ちを抱えていたある夏の日のひらめき。こんな、典型的日本人な自分でも、社会貢献できるスタイルはないんだろうか。
そんな素朴な疑問への答えが、クリックするだけでなく、バナーを設置することでも貢献できる、分散設置型クリック募金、という仕組みでした。
サイトオーナーの方へ(しくみの解説)
インターネットがもたらした、個人メディアの時代。数え切れない数のサイトやブログが存在し、今この時間にも増え続けています。
たくさんのサイトが入り口になり、訪問者が1秒の善意を提供するだけで、大きな、大きな、「善意のお金」が生まれます。
そのお金が、社会的に異議のある活動に循環していけば、今よりもっと、いい世の中に変わっていくのだと思います。
5月20日付「ドラえもん募金‥‥‥‥寄付はお買い物?」に追記しました。
とても長くなりましたが、思うところを読んでいただけたら幸いです。
テレビ朝日が「ドラえもん募金」をやっています。サイクロンのミャンマーと地震の中国、二つの被災地への支援です。電話を使った寄付は他にもあり、ドラえもんに限ったことではありませんが、とりあえずドラえもん募金について先日来思うところを書きます。
(1)消費税?
以前は(何年か前は)「電話一回で100円」といっていたと思いますが、このたびは「105円」です。どうも「100円のお買い物+5円の消費税」という金額に思えてしょうがありませんが、これは「消費税込み」ということでしょうか。驚きです。どうして寄付に課税されなきゃいけないんでしょう。しかも消費税を? 寄付は消費なんですか???
寄付を募る側は何を売っているんでしょうか? 私達、かわりに何も受け取りませんよ。たとえば「赤い羽」を「商品」と見たてて定価+消費税を支払えというなら、そういうのもありかなと思います。しかし「消費税パーフェクトガイド.com」を見ると、その「赤い羽」を例にあげて共同募金の寄付金は経理上「不課税取引」であると解説しています。「一方的な金銭の贈与で対価性がないため」です。別の専門家向けのサイトでも「したがって、寄付金、補助金、贈与などの無償取引は原則として課税対象にはなりません」と書いてあるのですが。
● 消費税パーフェクトガイド 共同募金等への寄付金の支払い
● 消費税という税金のあらまし はじめて課税事業者として消費税を申告する方へ
NPO向けの経理指南のサイトでは、寄付金を受け取った側の経理処理として、集めたお金を何に使うかで(そこに消費税が発生するか否か、等々で)税率が違うといいます。プロでも難しい計算になるそうです。しかしそれはお金を集めたNPOの経理処理であって、私達お金を出すほうの問題です。下のようなQ&Aがありましたが、読んでも理解できません。しかも回答者は匿名です。
● ドラえもん募金に消費税がかかるのはどうしてですか?
(2)手数料
ずいぶん前に(阪神の地震のときだったか、もっと後か忘れましたが)、電話で100円寄付をするアレは、100円のうち30円が手数料で70円が寄付の正味だと聞きました。(その話にしたがえば)千円寄付しようと10回電話すれば、300円が手数料、700円が寄付なのでした。ですから私は「70円寄付の100円コースと970円寄付の1000円コース」というように電話番号を二本立てにするとか、できるだけたくさん寄付できる仕組みにしてくれたらいいのにと思ったものです。事実は、現在は、どういう割合でしょう。テレビ朝日のサイトを見ても、募金の案内だけで手数料には触れていませんね。
どんな寄付でもたいていは運営費などの経費をピンはねするものです。以前ある募金の収支報告で、集めたお金の半分以上を「運営費その他」に使っている所を見たことがあります。でも後々思い出すだに明細を公表している分エライと思いました。ドラえもん募金もピンはねが事実3割なのか、3割が妥当なのかを含め、その点を明らかにした上で堂々と理解を促す努力が必要ではないでしょうか。
● テレビ朝日ドラえもん募金「新潟県中越沖地震被災者支援」募金結果のご報告
(3)収支報告
上の「ご報告」で、集まったお金の100%を日本赤十字と新潟県に寄付したとありますが、問題はその金額が「ピンはね後」ではないか?ということです。1回100円(または105円)で合計金額「71,527,692円」とあり、下3桁が「692円」というのがナニです。そして、ピンはねの事実を含め、ピンはねの割合、金額、使途はすべて不明。千万円単位のお金ですから、こんな不明朗会計はないと思いますよ。せめて何件の電話があったのか併記してほしいものです。
寄付してもらった側の日本赤十字のサイトを見ると、寄付の受付などの案内の場所はすぐにわかりますが、使った結果はすぐに見られるようになっていません。(ないかもしれません。)「よくある質問」にも載っていません。皆さんよほど無関心、ということでしょうか。
日本赤十字は決算報告をサイト上で開示しています。私はこういう表を読むのが苦手ですが「NHK海外たすけあい」などの海外支援の寄付金およそ160億円が一般会計に計上されているのを見つけました。(一般会計?!)しかしそのお金がどう使われたのか、どこを見ればよいのかわかりません。国内向けの寄付金はどこにあるのか、それさえわかりません。(支出には自分の建物の改修などが目立ちます。)元々いい噂ばかりではない団体ですが。素人から集めた寄付金なのですから、素人にわかるように、円グラフなど大雑把でいいから正直なものをわかりやすい所に載せてほしいものです。
● 日本赤十字社/よくあるご質問
● 日本赤十字社/決算報告
(4)結論
ドラえもん募金の寄付を受け取った日本赤十字も、当然そこから「運営費その他」をピンはねした金額を支援に回すのですから、二重のピンはねです。それなら直接郵便振替で日本赤十字に寄付したほうが無駄が少ないと思います。
それにしても日本政府が大好きなアメリカでは、(承認された団体への)寄付は所得税控除の対象だというのに、この国では本当に「寄付」から「消費税」を徴収しているのでしょうか。万が一そうなら呆れてものが言えません。
「鼓笛隊の襲来」
三崎亜紀/光文社/1400円
TBSラジオのお昼過ぎの番組「ストリーム」のファンです。(ラジオがあればラジオで聞きますが、近頃はpodcastで聞くほうが多くなりました。)毎週木曜日には面白い本を紹介する「ストリーム・ブックレビュー」というのがあります。私は隔週登場して内外の小説を紹介する「豊崎社長」が大好きで、低い声、辛口で歯切れのよい語りがいいんです。彼女が紹介する本はどれもとっても面白そうですが、じっさい年季の入ったプロの読み手として高水準の本を選んでいるのだと思います。
私はここ十年以上ほとんど本を読みませんし、たくさん読んだ頃も歴史や思想が中心でした。主に小説を読んだのは二十代で、その後は、おおまかに言って村上春樹を最後にだんだん遠のいたように思います。ですから「ストリーム・ブックレビュー」聞いて「面白そう」と思っても、読むわけがなく、本屋さんに行くことはありませんでした。でも先週の木曜日に紹介された「鼓笛隊の襲来」は読んでみたくなりました。本屋さんで手に取ると200頁ほどの小さい本で、しかも短編集ですから、読みつけない私でも読めそうだと思い買ったのです! ちゃんと読み終えたら感想を書きたいと思います。
鼓笛隊の襲来
彼女の痕跡展
覆面社員
象さんふべり台のある街
突起型選択装置(ボタン)
「欠陥」住宅
遠距離・恋愛
校庭
同じ夜空を見上げて
私はチョコレートが好きで、スーパーで売っているような普通のミルクチョコが好きです。安売りがあればつい買います。今日はスーパーのレジに近い所で森永のチョコ安売りしていて、つい買いました。このブログでは好きな物の話を書きたいのですが、森永チョコレートにがっかりした話をします。
いつもと違って金色で、森永チョコレート誕生90周年という特別の包装だったのですが、帰ってよく見て気持ちが悪くなりました。どの人種の子供でも可愛い子供は可愛いと思います。しかしどうして90周年のチョコレートの包みに白人の子供の顔があるのかわかりません。しかもこの顔がキモチワルイというか、キタナイというか、とても嫌なのです。顔の上に「90」と数字を重ねるのも趣味が悪いと思いますし、写真の下には「おいしい笑顔云々」と書いてあります。どういうセンスか‥‥‥‥。もしこれが可愛い子供の笑顔だとしても、今でも白人が消費者の気をひくために有効なんでしょうか。日本の消費者とは未だにそういう感覚なのでしょうか。どうして日本の子供が笑っている顔じゃいけないんでしょう。どうして90年前の包装紙の復刻とか、その日本初のチョコレートを販売した社長さんの肖像ではいけないんでしょう。(5月1日)
(追記:08年7月27日)
このページへのアクセスが多いのですが、これは素人が広告を見て面白いなと思っただけの記事で、筆者は現物を見てもいなければオーディオに詳しいわけでもありません。検索して来てくださった方には何の役にも立ちそうになく申訳ありませんが、そこのところご了承ねがいます。
夕飯のおかずを買いに石神井公園駅前商店街を歩いていると、いつものように化粧品屋さんの店先にはおばちゃん向けの帽子のワゴンや手提げをいっぱい掛けたスタンドが出ていました。しかし今日は通り過ぎざま私のアンテナが「ん?」と反応したのです。いったん振り返ってから、やはり後戻りして手提げを見に行きました。いったい私に何が見えていたのでしょう?
夏に重宝しそうなかわいいかぎ針編みのハンドバッグです。裾広がりの小振りな形が、ありそうでなさそうです。艶のある太い糸で、化繊でしょうが、Chevronが鱗のように立体に折り重なっているのが凝っています。開口部はもっと広くてもいいと思いますが、ちゃんと磁石の留め具が着いていますし、裏地が張ってあってチャック付きの内ポケットもあります。私はここまで作れません。それにこれを1玉800円のオリムパス・スピードで編んだらいくらかかるか‥‥‥‥これは1050円なのです。(Rue du Bac・神戸アルファルファ/中国製)
持ち手の部分は同じ糸でしっかり包んであるため、素手でもったらひとたまりもなく真っ黒になりそう。気をつけて使いたいと思います。(5月14日)
(handbag)(crochet)
グロリア・ゲイナーで私が持っているのは〈Walk On By〉のシングルだけです。(もちろん45回転のドーナツ盤の話ですよ。70年代ですからね。)ラジオか何かで聞いて気に入ったのでしょう。でもグロリア・ゲイナーを1枚持つなら〈I Will Survive〉であるべきで、〈Walk On By〉を買うならディオンヌ・ワーウィックであるべきで、私は昔からレコードを買うときにメガヒットを外すところがありました。(でも後から本家ディオンヌ・ワーウィックの〈Walk On By〉を聞いて、洒落た軽さに拍子抜けしましたけど。)
ITMS(iTines Music Store/アップルの音楽ダウンロード)はすべての音楽を網羅してはいませんし、いわんや日本版ITMSは。しかし「大ヒット」とはすさまじいもので、グロリア・ゲイナーの〈I Will Survive〉はオリジナル以下本人のライブ、セルフカバー、リミックスで72種類、他の歌手のカバーを含めると150種類近くありました。やはり本人が一番ですが、ダイアナ・ロスも悪くないし、日本人の尾藤桃子さんもいいし、変わったところでは「ラの歌」という題でサポータース・ミッションなる人々がサッカーの応援歌として「ラ・ラララ〜」と合唱して盛り上がっています。いまさらながら名曲というものの底力を見ました。
どうせなら最初の録音が欲しいのですが、ITMSはなぜか本当のリリース年の記載がありません。70もある中で最初の〈I Will Survive〉はどれか? それは意外と簡単で、題でわかります。〈恋のサバイバル〉と書いてあるものです。当時は欧米のポップスには邦題を付けるのが普通で、それが「恋のナントカ」「愛のナントカ」ばかりだったからです。この邦題で思い出すのが桃井かおりで、当時(70年代)彼女がラジオの深夜番組でこの曲をかけたときのことです。邦題に異議をとなえ、原題は〈I Will Survive〉だが「survive と survival は違う」といい、この「survive」は「一人でもやっていけるわ」というような意味なのだ、と。しかるに「サバイバル」は「生き残り」ではないか。「『恋の生き残り』じゃねえ‥‥‥‥」とけだるく語ったのでした。
(1)とまれ〈恋のサバイバル〉を買いました。3分18秒。
(2)翌日、やっぱり同じ録音(と思われる)の7分59秒のバージョンを聞きたくなりました。
(3)40過ぎた声?のセルフカバー、4分25秒のもの。
(4)そして4曲メドレーのリミックス、9分40秒のもの。
以上4個、各150円。70年代のドーナツ盤は1枚400円でしたっけ?
ついでに目についた所にあった(5)バッハの「バイオリン協奏曲第二番」と去年からショッピングカートに入っていた(6)ルイ・アームストロングの「What a Wonderful World」も購入しました。
ITMSでは一昨年の夏にずいぶん買いました。公然の裏技で英米からも購入できますし、夜中でもその場でダウンロード+カード払いで買えるのですから便利です。また、とうの昔に廃盤になってそれきりの曲がかなり復活していて、1曲でも買えるから嬉しくなりました。しかし年のせいか形がなく音だけというのが何とも奇妙に感じたものです。またバックアップ、コンピュータの認証など関連の知識や作業も必要で、多少面倒でもあります。その体験談は別途まとめたいと思います。(5月9日)
(music)(gloria gaynor)(i will survive)
〈Young@Heart〉の映画の話を知り、YouTubeのビデオを見て涙して、あらためてグロリア・ゲイナーの〈I Will Survive〉を聞きたくなりました。実はお婆ちゃんたちの歌ではすぐに題名が出てこなかったくらい、長いあいだ聞いていませんでした。iTunes Music Storeで試聴して、いい声だなあと聞き惚れました。当時の私の印象では、グロリア・ゲイナーはそれほど美人ではないし、カバー曲の多い二番どころの歌手でした。でも今聞くとすごく上手くて、カバー曲でも自分の物にして歌っていたのだとわかりました。そしてお買い物を済ませると、次はこちらに見とれました。
ご注意: すごく音が大きい動画です。音量を最小に下げてから開始してください。
はじめは恐かった。凍りついた。
あなたがいなきゃ生きていけないと思っていた。
でも毎晩毎晩、あなたが私にどんな仕打ちをしたか考えて、
私は少しずつ強くなって、どう進めばいいかわかったの。
それなのに今日、帰ってきたら部屋にあなたがいる。
どこからか戻ってきて、悲しそうな顔をして。
こんなことになるとわかっていたら鍵を替えておくんだった。
キーを置いていってもらえばよかった。
さあ帰ってよ。出ていって。あなたなんかもう歓迎してないんだから。
別れを切り出して私を苦しめた人じゃなかったの?
私が粉々になっていると思った? 臥せって死んでしまうと思った?
違うのよ。私は生きるの。愛さえ知っていれば人は生きていける。
私には私の人生があるし、愛も持っている。だから一人でやっていくの。
駄目にならないように力をふりしぼらなきゃならなかった。
ぼろぼろの心をつなぎ合わせようと必死だった。
夜がくるたびに自分を哀れんで泣いた。
でも今はまっすぐ顔を上げている。
だから別人に見えるでしょう。
もうあなたに恋して鎖に繋がれていたときみたいな子供じゃない。
あなたは私が待っていると思って寄ってみたくなっただけ。
でも私の愛は私を愛してくれる人にとっておくんだから。
だから帰ってよ。出ていって。
‥‥‥‥‥‥‥‥
♪ ← www.lyricdownload.com |
私、TBSラジオのお昼の番組「ストリーム」を1日遅れのポドキャストで聞いています。火曜日の「コラムの花道」は町山智弘さんが「Young@Heart」という映画を紹介しました。(とりあえずこっそり☟)
「ジーンズメイト」という名前のいわゆるジーパン屋さんで、男物の専門店だったようです。渋谷の通りを歩いていると歩道にせり出した棚にTシャツが山と積んであって、上にはハンガーにかかった見本がいくつも出ていて、それが面白くていくつか手に取ってみました。この写真のシリーズ以外にも昔の商店の藍染めの前掛けを思い出させるような紺地のシャツ、その他いろいろあり、日本語の文字がデザインとして生かされているのがナカナカいいと思ったのです。このTシャツは他に白地とえんじ色、種類もいくつかありました。生地は所々太さの違う糸が入って横すじのようにデコボコした厚めの綿ジャージです。男物しかないため、私が着るとXLくらいの感じです。
(このお店で問題だと思ったのは、値札に1900円とあるのにレジで消費税を追加したことです。何年も前に値札には税込み価格を表示することと決まったのですよ。税抜き価格は税込み価格と併記してもよい、という話なのであって。)
さて、私はこのシャツを着て一人で歩けるのでしょうか。少なくとも渋谷には行かないと思います。(5月5日)
◆「日本音楽まるかじり」-- Have a big bite of Japanese music (CD2枚組/ビクター)
夜の10時を過ぎたというのに渋谷のHMVが開いていて、なんとなく入ってしまいました。音楽はとんと聞きませんし、今どきCDを買うとしたら昭和歌謡しか思いつきません。大きいお店でも意外と置いてないのよねと思いつつ一階を眺めていると、一番奥にナツメロなどの棚がありました。歌謡曲大全集やムード歌謡決定版など手に取りますが、オムニバス盤はとかく好きじゃない曲や「時代がちょっと違うんじゃない?」という曲が入っていて買うに至りません。別に買わなきゃいけないわけじゃないのにアレコレ見ていると、こんなのを見つけたのです。ジャケのイラストもかわいいし。「邦楽」ではなく「日本音楽」です。収録曲の内訳を見出しで言うと、
縄文の音
雅楽
声明(しょうみょう)
琵琶
能・狂言
沖縄古典音楽
地歌・箏曲
三味線音楽
胡弓
尺八
アイヌ音楽
民俗芸能・民謡
新日本音楽
現代邦楽
渋谷でチェーン店ではない食べ物屋を探すのはなかなか大変です。
今日は白鳳という中華料理店の看板を見て近づいてみました。西武ロフトからセンター街に向かう途中です。地下一階のお店ですが通りにメニューが出ており、海老ソバがあったので食べてみることにしました。入ってみると落ち着いた雰囲気の立派なお店じゃありませんか。そして海老ソバですが、おいしかったのです! ゆるやかなトロミが上品な感じです。細くて縮れた麺も独特で、スープは濃すぎず薄すぎずコクがあって美味しくて、具の彩りも良く、私は気に入りました。(プリプリの海老が5つ入っていたのに、下にもぐっていて写真に一つも映らなかったのは撮影者の不覚でありました。いや盛付けの問題か?)値段は税・サービス料込みで1095円です。
帰りにもらったお店のカードを見るとこのお店しか書いてありませんでしたから、チェーン店ではなさそうです。さすがです。(5月6日)
渋谷でチェーン店ではない食べ物屋を探すのはなかなか大変です。
覧会を見たあと渋谷の町を歩くうちにおなかが空いてきました。「兆楽」という中華屋さんに入ってみました。中央が厨房でカウンタが囲んでいるという格好で、麺類とご飯ものの庶民的なお店です。タンメンはしょっぱい口だけれど、野菜がいっぱいで昔ながらのタンメンらしい味で私はOKです。ふと見ると餃子が6個で200円と書いてあります。お土産で2つ作ってもらいました。合計で990円。庶民的です。(餃子は家庭で作るくらいの普通の大きさで、これはお買い得。)
お店を出ると何のことはない、宇田川町の交番の所で、「龍の髭」の反対側でした。(龍の髭はいいんですけど、お店が小さくて、食べるのに窮屈なのが難なんですよ。)(5月5日)
◆ 「西アジア遊牧民の染織」展覧会カタログ
なんと図録がありましたから飛びつくように買いました。160点もの品物をオールカラーで印刷して1200円とは、とても有り難いことです。絨毯やキリムの本は洋書にたくさんありますが、袋物をこれだけ載せたものはまずないでしょう。しかし印刷の色はかなりトホホです。全体に黄色が強すぎて赤が明るすぎて、けばけばしく、自分が見た印象とはずいぶん違います。しかし、たぶん色の再現よりも、本に入る大きさに印刷しても模様がはっきり見えることを優先したのでしょう。袋物を見ていると、それ自体の珍しさ美しさだけでなく、絨毯やキリムといった大きな織物のパターン(模様)を袋物の大きさにどう応用しているかにも面白さがあると思いました。その意味では、模様の形や色の境目がわかることのほうが後々資料として役に立つはずです。たとえば模様を起こすときなどです。
三鷹の駅前商店街を歩いていると、歩道までせり出した陳列棚にお鍋が積んでありました。そこにアルマイトのお鍋があったのです。近頃珍しいアルマイト。アルマイトはアルミの表面を加工したもので、お鍋としては(毒性があると主張する学者もいた)アルミよりいいと思うのですが、近頃とんと見かけません。ステンレスやテフロン加工したものが主流のようです。各種ありましたが、うちで一番使うのは片手鍋です。普通のと小さめと迷いましたが、小さいほうにしました。という所でまわりを見ると、それが家具屋さんだったので、面白いなあと思いました。(直径16センチ、850円くらい)
いろいろ高級化するご時勢ですが、高級ならいいとも限らないのがお鍋だと思います。(厳密に調べると、アルミ、ステンレスなど種類によって、スパゲティがよく茹だるとか煮物が美味しい等々適性があるそうです。私はそこまで気にしませんけど。)私がここ数年好きなのはちゃんと作った雪平鍋です。おかずを作っているという気分がします。いっぽう昔ながらのアルミやアルマイトのお鍋は軽いところが好きです。(とくに最近は後遺症で左手が弱くなってしまいましたから。)ゆで卵、お味噌汁、あるいは野菜を茹でたりお出汁を引くなど、火にかける時間が短く焦げる心配のないものには厚くて重いのやノンスティック(焦げつき防止)のお鍋である必要もなく、軽いのが一番です。(4月29日)
4月29日、靴作りのI親子、理系のYさんと一緒に、4人で「三鷹天命反転住宅」に行きました。荒川修作の「死なない家」の一つとして、世界中に紹介されている建物ですが、ここにお住まいの写真家・飯富崇生さんと芦刈いづみさんを訪問したのです。とても強烈な体験で、すぐに言葉にできません。とりあえず行ったという記録です。