ガザ地区緊急支援のクッキー
「ふぇあうぃんず」の商品の続きです。
ちょっとしか入っていませんよ。クッキーそのものは国産です。生産が追いつかないくらい人気だそうです。なぜなら…………仙台に「コッペ」という障害者の施設があり、もともとパレスチナのオリーブオイル、東北の小麦、種子島の砂糖などでオーガニックなクッキーを作っていたそうです。いっぽう「パレスチナと仙台を結ぶ会」という市民団体とパレスチナのオリーブオイル生産者を支援する団体があって、これをパレスチナ支援に使おうと企画した商品というわけです。代金500円から200円をパレスチナの聾学校に寄付するという仕組みです。4割寄付とはなかなか気前が良くていいと思います。オリーブオートミール・クッキー。小麦粉のクッキーに比べてすこし素朴な香りのする、おいしいお菓子ですよ。(私は試しに1袋だけ買いましたが、おいしかったからプレゼントにもいいし、またいくつか買いたいと思います。)100g/500円
ふぇあうぃんずのサイトの説明によれば、寄付先であるアトファルト聾学校はガザ地区唯一の聾学校で、ガザの障害者の支援センターでもあるといいます。少しでも役に立てばと思います。
● 「ガザ緊急支援」オリーブオートミール・クッキー
去年はこのブログでどらえもん基金、クリック寄付、日本赤十字や日本ユニセフなど、寄付について思うままを書きました。アクセスも多く世間の感心の高さを感じましたが、それは「何か人のためになることをしたいが本当にそれで良いのか」という、つまり大手メディアの大々的なキャンペーンに対する疑問の現れだと思いました。
寄付金では間に入る人がある程度の運営費などを「ピンはね」するのはしかたないこと(あるいは認められた権利)であす。またどの団体でも、具体的にどれだけの割合をどう寄付して、それがどれほど役に立っているかを確認するのは簡単ではありません。たとえ会計報告があっても、その数字が事実かどうかとか。(そこまで疑う人はぜひ疑って調べて結果を公表してほしいものです。)その意味ではこのクッキーも疑う人が疑えばきりがないでしょうし、私が何かを保証するものではありません。でも要は説得力の問題で、これはかなりいい寄付のしかただと私は思いました。(3月6日)
● ブログ内の寄付の記事は、画面再上部の紺色の帯にある「ブログ検索」で「寄付」を検索するか、右側の茶色いところにあるアーカイブの2008年5月分にある「寄付はお買い物?」等々をご覧ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿