お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2009年3月5日

岡林信康の「ホビット」


金色のライオン(CD)
岡林信康
Sony Music Direct/2006年4月
(オリジナルは1973年発売)

ハタチくらいの頃、夜中に居間で一人おコタに入ってラジオを聞いていました。そこ岡林信康の歌がかかったのですが、おかしくておかしくて、おなかがねじれるほど笑いました。「ホビットに行くのは死んでももういやだ、ホビットへ行くのは死んでももういやだ…………」繰り返しが耳に残ります。曲名は忘れもしない「ホビット」。そのあとレコード屋さんに行きましたがその曲の入っているレコードが見つからず幾年月。ときどき思い出して探してみてもやはりなくて、気になったままウン十年…………。去年の秋にamazonで集中的に音楽を探しているときにこのアルバムを見つけました。でもこれだけ時間がたつと気分は少し屈折していて、すぐに買う気になれなくて、やっと今日手にしたというわけです。

歌の中に金沢大学が出てくるので、「ホビット」とは金沢にある喫茶店か何かだとずっと思っていました。しかし一昨年知ったことに、西荻窪のホビット村だというのです。驚きでした。70年代の半ば、高校以来の友人のIがホビット村に出入りするようになり、私も何度か行きましたから。それなのに一昨年まで知らなかったとは間抜けな話です。この歌の詳細な背景はIが知っていますが、彼女が教えてくれたいいサイトもあります。数年来放置状態のようですが、岡林に興味があれば是非どうぞ。

● 自分自身をもパロるファンキー岡林 Cilture Trush、「危ない歌」のファイルより

やっぱり今聞いても可笑しいのでした。ちょっとでもあの時代を覚えている人にはいい歌です。他の歌は明日以降少しずつ聞くつもりです。(3月5日)

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