古Mac 対 新PC
先日みつけた面白い動画です。
M「できた。」
M「何かすることないかな!」
P「オレもMacだったらなァ......」
M「たぶんアンタがリサイクルに出された後にね。」
P「ナンダト。」
M「起動が終わってから喋りなよ。」
M「クラッシュした?」
P「ローディング中、ローディング中、ローディング中……」
P「ホイ、できた。」
M「世界新記録だネ。」
1992年2月に最初のMacを買いました。Macintosh ciII という機種でありました。(FXという最上機種の次のやつです。)ハードディスクを200メガに増設してフルカラーのビデオボード(5枚ほど連写できるビデオキャプチャー)を付けて130万円でした。友達からはカラーディスプレイというだけで羨ましがられたものですが、家族にはその値段を絶対に言えませんでした。そう頻繁に買い替えられる身の上ではないため現在6台目で、MacBook Proを使っています。ノート型は4台目ですが、だいたい2年前後で壊れます。ひどいものです。
このビデオに出てくるのは1984年のMacとありますが、この形は90年代にもありました。私は法律事務所に勤めていて、そこは書類製造工場みたいに猛烈にワープロを使う所でしたが、アメリカ留学から帰った弁護士が一人だけMacを持ち込み、それがこれと同じ形のもので、興味を持った私にしばらく貸してくれたのでした。その頃の私はアニメや音楽を作ることに憧れており、何もわからないまま買うならアタリかなと思っていたところ、実際に使ってMacを買うことにしたのです。(しかし高いハードを買ってしまったため、ページメーカー、フォトショップ、イラストレーター、エクセルその他の主要ソフトはかき集めたものの、結局10万以上〜150万円くらいする音楽やアニメのソフトは買うことができませんでした、とさ!)
もちろん昔のMacのほうが好きです。ウシイヌ(イヌウシ)とかイミグレとか、そういう時代にはMacを使う楽しさがありました。コンピュータの中身なんかわからない素人の使い手にとっても、「当時の限られた性能で最大限面白かった」というより「無駄なく完成されていたんだなァ」と感じます。こんにちのMacの性能はもの凄く進歩して当然その恩恵に浴していますが、使い勝手としてはファインダーひとつをとっても見た目の装飾が過剰でうっとうしいのです。アイコンはいらないし、ゴミ箱だってただの灰色のバケツでいいし。システム6までの時代のあの単純な「見た目」(スキン)を選択できたらいいのになァと思います。(と言いつつプレビュー機能は便利ですけど。)ついでに別売りのソフトでもいいから、古いソフトを使える機能があったらなあと。ソフトのバージョンアップについていくのはお金がかかるだけでなく、携帯電話みたいに使い切れない機能がいっぱい加わったり、使い方が変わったり、利用者にとって必ずしも便利に変わると限らないからです。たとえばどのMacにおまけで付いてくるGarageBandという音楽制作ソフトでは、私はインテルになる前のGarageBand2が一番好きです。(現在はGarageBand11、バーション6。)
まあ何につけ、生まれて最初に見たものを一生お母さんだと思い込むヒヨコみたいな所のある私の意見ですけど。
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