お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

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2013年12月19日

zazzle で包装紙!

このブログ以上に zazzle を放置していました。もういやになっちゃったし、あまり無駄遣いしたくないから頻繁に届く広告メールも無視です。しかし11月になるとアメリカではクリスマス商戦に入って zazzleもじわじわと大安売りを始めます。私は友達にあげるために作っておいた絵はがきとグリーティングカードを安く買うために、ちょっと注意をしはじめました。カードが半額になっても金額として大きくありませんが、一緒に買うと送料が安くなる品物があるんです。例えばカードとふきんを買うと送料が別々に計算されますが、カードとトートバッグなら送料が一緒でかなり割安になります。(ふきんはランチョンマットやクッションと一緒に買うと割安です。)セールはそういう送料節約のためのまとめ買いの機会でもあるのです。

そんなわけで数ヶ月ぶりにzazzleに行くといろいろ新しい商品が加わっていました。その中で驚いたのが「包装紙」です。包装紙ですよ、ラッピングペーパーというやつです。あれを自分で作れるというのです! えーっ、すごい! 私は興奮しました。だって私は、中学2年生のときに池袋パルコができて、その5階か6階にあった「カミカ」という紙のお店を見たときから包装紙が大好きなんです!! いくら家庭にパソコンとプリンタが普及しても、包装紙だけはプロッターでもなければ作れません。私は嬉しくなって zazzle の包装紙を作り始めました。

そして何日かすると突然「包装紙が半額」というメールが舞い込みました。うわっっっ……

私はもともと怠けている家事を一切放棄し、ただちに包装紙作りに専念して、限られたセール終了時間ぎりぎりにグリーティングカード、トートバッグと共に発注しました。(zazzle の大安売りはメールで知らされますが、突然「今日1日限り」とか「今から夜11時59分まで」とか、人を急かせるやり口です。いつ何が安くなるかわかりませんから、欲しい物は日頃から用意していないといけないのです。それが zazzle とのつきあい方というものなのです。)

興奮のため前置きが長くなりましたが、11日に注文したその包装紙がもう届きました。(カードとトートバッグはまだです。)送料も顧ず二回発注した内の先の3種類です。

こういうのを作りました。(今カメラが家の中で行方不明で実物の写真が撮れません。)
結論を先にいえば「トレビア〜ン!」です


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(画像の下の商品名をクリックすると売り場で見れます。
KRfabric はお店の略称です。下の行をクリックすると
他の人達の作った包装紙も見れます。もちろん購入もできます。)

いずれも Patterno というソフトを使って作った簡単な模様を zazzle のデザインツールで「タイル(連続模様)」にしました。紙は3種類から選べます。安い順に glossy、linen、photo gloss で、ここでは glossy と linen にしました。包装紙は贈り物を包むだけでなく、厚紙を入れてノートの表紙を作ったり、箱に貼ったり、封筒にしたり、切れ端だってしおりになるし、はたまたドールハウスの壁紙にしたり……全ての紙工作に使えます。もっと作って来年の「小野路やまいち」で切り売りをしたくなりました。

(1)紙が大きい!
もともと6フィートと書いてありますが、現物を見るととっても大きくて嬉しくなります。伊東屋などで広げて売っている物の3倍か4倍あります。(アメリカ人はクリスマスには大きなプレゼントをたくさん包むのでしょう。一番短くて6フィート巻きですから、かなり大きな箱でもつぎはぎ無しで包めます。)これが16ドルとは有り難い話です。送料を払っても、これなら作って買う価値があると思いました。(しかも半額で買ったのですから踊りたくなります。)

(2)デザインがよく再現されている
「正確に」再現されているとは言いません。細かいことを言えばきりがないでしょう。glossy の印刷ではぼかしをいれた茶色と赤の区別がつきません。しかし意図した雰囲気がよく出ていると思います。満足です。zazzle にすれば家族やペットの写真入りの包装紙が念頭にあるわけで、たぶん値段が一番高い photo gloss ならさらに原案に近づくのかもしれません。(色の正確な再現を一番に求めるなら黒一色でデザインすれば間違いないと思いますヨ。)

(3)紙の質がよい
市販の輸入物の包装紙と同じです。大きな箱をきちんと包める厚さがあります。

謎が残る点は

(1)「艶あり」と「艶消し」が逆?
glossy というなら艶のある紙のはずで商品説明にもそう書いてありますが、実際はどう見ても艶消しです。しかも品のある艶消しです。いっぽうlinen には麻の織物を模したテクスチャーがあり(タテヨコに細かい筋)、表面に光沢があります。艶消しの紙(matte paper)と書いてあるんですけど。買うときには注意してくださいね。(といっても zazzle のこと、私が受け取った物が正しいという保証はありません。)

(2)紙の大きさが違う
商品説明によれば大きさは3種類とも共通で、幅が2フィート、長さが6フィートと15フィートと30フィートです。しかし glossy と linen では大きさがまるで違うのです。ちゃんと計っていませんが、 linen はすごく大きくて幅が15センチ近く広いんです。どうなっているんでしょう?(そのため国際宅配便だというのに2つの筒に分けて届きました。大きい筒に小さいのも一緒に入れるということを何故しないのか? アメリカ人だから?)photo gloss は買ってないから判りません。

たまたま在庫切れで手持ちの紙を使ったんでしょうか? 次回そのつもりでデザインしたら本来の大きさで届いて計算が狂ったり? わかりません。カスタマーサービスに問い合わせる気もおこりません。


ところで、この包装紙を発注して何日もたたずに「包装紙75%引き!」というメールが届きました。でも見なかったことにしました。来年は75%引きで買いますヨ。(いいのをいっぱい作っておこうっと♪)


(追記:12月24日現在、上の包装紙と一緒に注文したカードはまだ届きません。上の包装紙と同じ日に注文した別の包装紙もまだ届きません。私はクリスマスに関係ないから急いでいませんけど……。)

2009年8月19日

箱を作りました


高校時代の恩師が病気療養中です。そこで皆でお手紙を書こう!ということになり、集まったお手紙を先生に届ける箱を私が作ることになりました。

そういう工作にドールハウスの壁紙は最適です。もともと全面を糊で貼るのが目的ですから、紙の質や厚さが糊に強く、色も柄も実にたくさんあり、しかも小さい家に合うように柄や模様が小さいのです。手持ちの紙の中ですぐにひらめいたのが「China Grove」という名前の紙。白地に黒の風景で、東洋趣味の陶磁器によくある「Willow(柳)」の柄です。先生は中国に造詣の深い方ですから、ぴったりですよ。しかし、蓋も身も中も外も全部これで作るか、それとも他の柄と組み合わせるか、無地の色と組み合わせるか、というところで徒らに何日も悩みました。あれこれ紙を重ねて試したところ、手持ちの紙だけではどうも今ひとつ。というわけで、久しぶりに銀座の伊東屋の裏にある「伊東屋2」に無地の紙を探しに行きました。

伊東屋2はカトルナージュというのか、紙の工作の材料を売っている所ですが、思ったほど種類がなくて、とくに無地の紙は少しでした。でも好みの紙を数枚買いました。そして、再び悩んだのち、今度の箱作りには上等ななめし革のような風合いの茶色い紙を使うことにしました。形は片手で開けられるように一面をくっつけました。箱を作るのは十数年ぶりで、その間にだいぶ手が不器用になり、思うように出来なかったのですが、少なくとも色と形はよく出来たと思います。よかった。



また、ついでと言ってはナンですが、先日の「第二回ちっちゃいものクラブ」にHの名代として参加してくれた「マミちゃん」の箱も作りました。1950年代のお人形ですから、レトロな雰囲気で作ろうと思いました。身はボール紙の色のまま、蓋には駅前の文房具屋さんで買った包装紙を使いました。そういうほうが雰囲気が出ます。薄い紙で、ちょっとしわが寄りましたが、まいっか。

2009年8月18日

スポンジブラシ



これを最初に見たのはeBayのドールハウス関連のお店でしたが、説明がなかったため、広い範囲に絵具を塗る刷毛の一種かと思いました。ところが先日銀座の伊東屋2に同様の物があり、糊を塗る道具だというのです! 目から鱗でした。

私は自分の指で糊を平らにのばすことには自信がありました。しかし道具というのは大事ですね。いつものように木工用ボンドを紙切れにしぼり出して、(一度塗らして水を切った)スポンジブラシに均等に付けると、紙の上にみごとに塗ることができました。また、先が三角に削ってあるため、大きな紙を少しずつ糊をつけて貼っていくときや、貼ったのにはがれてしまった部分を貼り直すときなど、隅っこまでよく塗れます。そうすると、やはり、とてもきれいに紙を張り合わせることができました。

使った後は糊が乾かないうちに水で洗います。何度でも使えますが、先の細い所は徐々にボロくなりそう。でも値段が手頃だから許します。柄が木だし。


(真横から見たところ。この先細りがミソです。)

大中小の3種類があり、写真の大きいほうが「大」。幅75ミリ、262円。銀座、伊東屋2。

2008年8月3日

三沢厚彦 と Damien Hirst


上野の続きです。博物館を出て休憩がてら芸大アートプラザに行きました。(すっかり味をしめました。)そこで100円のアイスコーヒーでしばし涼むと、おもむろに店内に入って「石膏デッサン入門」のガチャポンのガチャポンを2つ買いました。(一つは「石膏タイプ」の「マルス」でした。やった!)

次に iichiko のピンバッヂの「マーガレット」を買うつもりでしたが、白い木綿のキャップに付けるには白い花は映えないからやめました。そして前回見なかったお店の奥のほうへ行ってみました。段を上った細長い所で、書籍とCDの売場でした。

CDは芸大の先生たちが演奏するクラシックです。音楽関係の本に混じって面白かったのは「白のバイオリン」。先っちょの渦巻きやツマミも再現しています。他に「チェロ」と「グランドピアノ」がありましたがいずれも「上級者向き」と明記されていますから、私には無理だと諦めました。(細かい作業は大好きでしたが、近年とみに手先が不器用になりまして。)黒い背景のアクリルケースに入った見本は(実は完成品の商品)、バイオリンの渦巻きやツマミも再現されていて、とてもきれいでした。何を言っているのかというと、これのことです。

● Handoson オリジナル ペーパークラフト 

美術書もごくたまにしか見なくなって、知らない名前ばかり。それでもあれこれ手にとって見るうちに惹かれたのが「三沢厚彦」。独特の木彫で動物ばかり作る人のようで、しかもたいへん多作家のようです。動物の絵も大胆な筆さばきがカッコいいんですよ。洋書では「Damien Hirst」。ヒルスト? 本の造作や図版の感じや作品の雰囲気からドイツ人かと思いましたが、後できいたらハーストというイギリス人でした。タハッ。立体を作る人です。社会に向けてかなり強い問題意識とメッセージを持っている人のようです。その姿勢がアートとしての表現のしかたとうまく融合しているように見えました。かなり高い本ですが欲しくなり、三沢の本と一緒にレジへ持っていきました。

ところが。今日はあまり現金を持たずに来で、ここでは書籍とCDだけはカード払い不可というのです。しかしお店が取り置きしてくれるというので、Hirstの本だけお願いしました。(三沢の本は今出ているもので、他でも買えそうですから。)そんなやりとりをしていると、そのときのお店のお嬢さんは、なんとHirstのその本を名指しで注文した本人でした。それで、こんなに無知な私でもその本が気に入ったのを喜んで、いろいろ教えてくれました。イギリスでどれくらい有名か、いつどの作品で世に出たか、作品の傾向がどうで、どういう賞を取り、どういう連中と、どういう活動をして、いろいろ物議をかもしている‥‥‥‥等々。すごい! 快感です。さすが芸大アートプラザ!

帰ってからネットで damien hirst を検索すると、ま〜出るわ出るわ。あるブログによると、幅の狭い桟を何段も作ってそこに色とりどりの錠剤とカプセルを並べた(だけの)作品は、昨年のオークションでカタールの王室が1920万ドルで落札したと書いてありました。あまりにもあまりっぽくて、へ〜え。ちょっとつまんないかも‥‥‥‥

続きは本を手に入れてから書きます。





私が気に入った本とは別ですが、amazon.com にあったHirstの本から適当に。"Void""The Agony and the Ecstacy: Selected Works from 1989 to 2004"

2007年6月25日

缶入りの色鉛筆



これもソニープラザでみつけた色鉛筆です。スペイン製で、スペインの小学生がよく使っているとの説明が書いてありました。24色入りで840円とはうれしいことです。しかも缶入り。片付けるにも持ち歩くにも便利です。また、缶には隙間があって、手持ちの色を何本か一緒に入れておくこともできます。色はきれいで描き心地もなめらか。軸は日本のものより幾分か細めで、長さは普通です。

実はステットラーの74色入りの色鉛筆を持っているはずなのですが、ずーっと行方不明でした。編物の図案に色づけするときには色鉛筆が必要ですが、持っているのに買いなおすには値段がはりますし不本意ですから、ありあわせの最小限で我慢してきました。24色あればとうめん不都合はないと思います。

アイロンプリント用のクレヨン



ソニープラザで見つけました。アメリカ製のクレヨラというクレヨンは、クレヨン自体の色はきれいなのですが、実際に描くと色によってひじょうに発色が悪く、欲求不満になったものです。こちらはどうでしょう? クレヨラのアイロンプリント用のクレヨン(8色入)です。生地にじかに描いてアイロンを当てれば定着するというもので、紙に左右逆に描いたものを生地に当ててプリントすることもできます。パソコンを使うアイロンプリントのように複製は作れませんが、いちばん簡単にアイロンプリントが楽しめる手段のはずです。

子供の頃にはこういうものでよく遊んだ気がします。当時使ったのは「ぺんてるそめ〜る」という名前でした。渋紙をくり抜いたステンシルのサンプルなどついていましたっけ。今思えば姉も小学生だったでしょうに、アートのセンスが素晴らしい人で、白い木綿のハンカチになんともいえないいい絵を描くのを不思議なうらやましい気持ちで眺め、後から真似しては描いたのを思い出します。今の私はどんな絵を描くことでしょう???

2007年6月12日

アイロンプリント顛末の記

先日「あやしげなキャラ製造中」でアイロンプリントに失敗した話を書きましたが、原因がわかりました。何のことはない、それはアイロンプリント用のシートではなかったのでした。「印刷布」という名前の、文字通り印刷用の布でした。印刷した時点で完成ですから、後のアイロン転写などできるわけがありません。なんという思い違い! 実は去年買って使わずじまいで、そういう布も買った覚えもありましたが、これはアイロンプリント用と思い込んでいました。包みのどこにも「アイロン」と書いてないのに、おそらく去年中を見たくて開封したときに説明書を紛失したのではないか?などと思ったのですから、お恥ずかしい限りです。

それがわかったのは昨日のこと。あらためてアイロンプリント用の素材を買おうとお店に行って商品を見比べていたときです。そういうわけで、この機会に「パソコンプリントと生地」について理解を深めようと、関係する素材を買い集めてみました。(こんな間違いをするのは私くらいだと思いますが。)

大きくわけて、(1)生地などにプリントするためのシートと、(2)直接印刷するための生地の2種類がありました。同種のものはいろいろなメーカーから出ていると思いますが、地元で入手したものを並べてみます。(たまたま全部異なるメーカーでした。)


アイロンで転写するもの/いわゆるアイロンプリント

(商品名)アイロンプリントシート
(メーカー)エーワン
2枚入、税込525円

いわゆる「アイロンプリント」をするためのシートです。絵柄は裏返し(反転)でシートに印刷し、アイロンの熱で生地に転写します。
絵柄を生かすためには、生地は無地の白または明るい色に限られます。


印刷した絵柄をアイロンで貼りつけるもの

(商品名)アイロンプリントメーカー(白、カラー生地用)
(メーカー)エレコム
2枚入、税込980円

いわゆる「アイロンプリント」ではなく、プリンタで印刷した絵柄のシートをそのままアイロンの熱でTシャツなどの生地に貼り付ける、というものです。そのため絵を反転印刷する必要がありません。不透明の背景がある絵柄になるので、濃い色柄ものにも使えるのが特徴です。生地は綿50%以上の木綿生地で、ポリエステルは不向き。またインクの性質で黒がにじみやすいから、なるべく黒を避けた絵柄にせよとのことです。


プリンタで印刷できる生地

(商品名)印刷布
(メーカー)セイレン
5枚入、税込714円

紙のように、プリンタで直接印刷できる生地。ポリエステル100%。
しっかりした肉厚の生地(0.3mm)ですから、ワンポイントのアップリケだけでなく、オリジナルの生地として小さいバッグやポーチ、スリッパ、あるいは簡単なぬいぐるみやお人形など、何でも作れそうです。(なんと私はこれでアイロンプリントをやろうとしたのでした。写るわけがありません。)


プリンタで直接印刷した後に、アイロンで他のものに接着できる生地

(商品名)コットンラベル
(メーカー)プラス
4枚入、税込840円

「アイロンの熱で貼るコットンラベル(布製ラベル)」と書いてあります。パソコンで印刷できる綿100%の生地です。薄手のブロードくらいでしょうか(220μm)。絵柄を印刷してから必要な大きさに切り、それをワッペン、アップリケ、名札としてアイロンの熱で他のものに接着できるというものです。生地以外にも紙、ガラス、ベニヤ板などに貼れるようです。(逆に、糊付きの生地なので、貼らないわけにはいきません。)ラベルという商品名にとらわれず、きれいな絵や模様をプリントしたら、箱の全面に貼ったり、冊子の装丁やブックカバーに使ったり、いろいろに使えそうです。


いずれも多様な使い道があり、とても面白そうです。まずはアイロンプリントのTシャツを作ってみますが、それぞれの特性を生かした品物を作っていこうと思います。(6月11日)

2007年6月9日

FIMO(工作粘土)のへら


(画像をアップするとなぜか黒と赤のコントラストがぼやけてしまい、不本意ですよ。とってもきれいなへらなのです。)
FIMOというのはどこか外国の工作用の粘土で、そのメーカーが作った粘土べらです。小学校の工作の時間に使ったのは竹べらでしたが、大人になってからはつげの木をきれいに削ったへらを使いました。プラスチック製があったとは! 初めて見ました。しかもつげのへらの形をしています。きれいで安くていいもんですね。4本セットとは私にはぜいたくなほどですが、700円くらいなのです。(6月6日)

もう2、3年前ですが、大好きだった広尾の伊東屋が店じまいして、かわって伊東屋系の「紙」と関連グッズの専門店Papierium(パピエリウムというのでしょうかネ)になりました。それはそれでオシャレで素敵なお店なんですけど。
Wonderful FIMO's modelling tools for clay; right shaped plastic with reasonable price.

2007年6月7日

インターナショナル・クライン・ブルー


4月の「タケノコ掘りの会」の午後、みんなでお喋りしていると美術愛好家のSさんがイブ・クラインの話をしました。私は自分が「インターナショナル・クライン・ブルー」を持っていることを思い出し、それを言いますと、「え!」とか「わ!」とか、ちょっといい反応でしたので、これは自慢できそうだと思いました。

International Klein Blue、略してIKB。イブ・クラインという画家が作り、特許を取得し商標登録した色の名前です。ウルトラマリンに似ています。(コンピュータ上の値は《#002FA7》。)

このボトルに入っているのは粉末状で、絵具として使うにはオイルやカゼインなど適当な材料と調合します。顔料ですから水に溶けず、生地などを染めるのには使えません。

有名な色でありながら画材屋さんで普通に手に入る品ではなく、私は20年くらい前に当時隆盛をきわめた西武美術館の売店で買ったと記憶します。大瓶小瓶があり、これは小さいほう。瓶の後ろに黄ばんだART VIVANT1400円の値段シールがついていました。(もっと高いと思っていました。)
My treasure in a modest bottle; genuine "International Klein Blue".

そのものずばり、International Klein blue.com
この色についての蘊蓄(英語版Wikipedia)
かっこいいイブ・クライン・アーカイブのサイト

ブログ主のお店 KNIT-RIT FABRIC の宣伝 アメリカ版

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