お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

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2012年1月18日

新しいケーキ屋さん「Abloom」


昨年12月(先月)、石神井に新しいケーキ屋さんができたのに気づきました。ふだんあまり通らない富士街道ぞいの、駅の回りの再々開発みたいな場所にある小さなビルの1階の小さなお店ですが、窓からのぞくと都会のお店のようにお洒落な感じで期待がふくらみました。なにしろ一昨年「クレムドール」が閉店してしまってから、石神井公園駅周辺にはちゃんとしたケーキ屋さんがなくなっちゃったからです。でもたまに通ると夜で、閉店後で、昨日やっと買ってきました。名前は「アブルーム」と読めばいいんでしょうか。

見てくれが派手ではないから、Colcloughのきれいでレトロなケーキ皿にのせてみましたよ。

いやー久々にほんとののケーキ屋さんのケーキを食べました。上の白いのはチーズのお菓子です。私は下の茶色いのを食べました。バナナとチョコのお菓子で、何種類ものムースとかクリームとかスポンジとかが複雑に重なっていて、ナッツが入っている所もあって、一口ごとの変化がおいしくて楽しいのでした。じゅうぶん味わえる大きさもちょうど。こんなお菓子なら毎月1回食べたい!と思いました。こんなケーキ屋さんが地元にあるなんてうれしいことです。お店のおにいさん、おねえさんもやさしそうだし。

お菓子の種類はあまり多くない印象で、クッキーも小さな袋入りが少しだけですが、徐々に増やす予定でしょうね? 石神井村の住人においしいケーキというものを教えてやってください。このつぎは紅茶も一緒に買います。


ところでこのお皿は私のお気に入りで、一昨年イギリスのeBayで、3枚だけ売っていたのを3枚買ったものです。古いケーキ皿はこのように四角っぽいものが多く、1930年代くらいの紅茶の碗皿とケーキ皿のセット(トリオ)では、ケーキ皿はこういう形ばかりです。紅茶碗皿とお揃いでもバラで使っても私はこの形のほうが好きで、どうしてみんな丸くなっちゃったのかと思います。このお皿の製造年はわかりませんが、私の勝手な印象では四角っぽいケーキ皿は1960年代か1970年代(いや1960年代以前?)には廃れたのじゃないかと思います。ですから、とてもきれいな状態ですが50年前くらいのものかもしれません。わかりません。Colclough(コルクロフ?)は日本ではあまり知られていませんが、ほかにも素敵なデザインがたくさんあるイギリスのメーカーです。

2009年9月14日

朝の4時半、逃しました。


数日前にイギリスのeBay(ネットオークション)で素敵なコーヒーセットを見つけました。1914年のロイヤル・ウースター製だそうです。1914年ですよ。いかにもきれいなトルコブルー。簡潔な形にして、取手についた竹の節のような金色のアクセント。なんとすっきり、洒落てます。しかもお揃いのポット、ミルク入れ、砂糖入れのセットも出ていたのです。ポットは高さ20センチほど。写真から受ける印象より小ぶりで、実物は繊細な感じさえするのじゃないかと思わせます。華やかで本当にきれいな花柄のティーカップなど数々ありますが、こんなにきれいな色で無地の品物はかなり稀ではないでしょうか。


開始の値段は椀皿2客が4.99ポンド、ポットのセットが9.99ポンド。売り手に送料を尋ねるとエアメイルで18ポンド。高いけれど丈夫な箱に入れている、と。いい値段ですが、陶磁器は重いからもともと送料はかかるのです。しかし値段が値段ですから、このまま行けば送料が高くても合計2800円?!?! すばらしすぎる!

両方に入札して落札日を待ちましたが入札者は他に現れません。しかしだんだん油断できない気分になりました。落札時刻(日本時間午前4時31分)の1時間前くらいからこのページを見ている人が若干名増えたのがカウンターでわかりましたから、少し警戒して入札価格を上乗せしました。しかし(例によって)最後の瞬間に持っていかれました。落札価格は椀皿が17.66ポンド、ポットが19.88ポンド。もしこの価格で私が競り落としたとしたら送料込みで8600円ほど。2800円とはいかなくても、悪い買物ではなかったかもしれません。

落札者がいったいいくら付けたのか知りませんが、十数年前に都内のデパートで買ったロイヤル・ウースターの素敵なティーカップはセールの単品で確か3600円でしたから、もっとはずんでも良かったのかなあ......と少しウジウジしています。

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