お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2007年11月23日

(雑談)その後の話

11日に動かなくなった左手はその後少しずつ回復しています。お医者(整形外科)の診断では「サタデーナイト・シンドローム」のようなものではないか、就寝中にトウコツ神経を痛めたのではないかと。(艶っぽい設定がない場合でも、熟睡すると寝返りを打たないために寝相によっては体の一部に負担がかかり続けて痛めることがあるそうです。)それなら1ヶ月ほどかかるというわけで、様子見が続いています。今は指が固まらないようにグーパー運動をしています。ゆっくりですが少しの時間なら編物もできますし、キーボードもトロトロ打てるようになりましたから、そろそろ(なまけ癖がつく前に)ブログも再開しなきゃいけないと思います。

最初はどうしたのかと思い、病院へ行くまでにはこのまま動かないこと悪化することを含めていろいろ考えました。片手だけで絵は描けても編物だけは無理‥‥‥‥手編み機にすればいっか。しかし幸い利き手ではなかったしパニックもなく過ごしました。私は小さい頃から病気や怪我がわりと好きなのかもしれません。いつもと違う特別な感じ、日常の不便さを工夫すること、そういうのを面白いと感じるふしがあるようです。

身の程も知ったし、もとより好き勝手に暮らして「いつ死んでも悔いは無い」と思っていました。しかしこの年になればいつ何が起こっても不思議ではありません。本当に悔いないように、何か機能を失なっても突然倒れてそれきりでも対応できるように、日頃から部屋や持ち物を整理整頓しておくとか、できるときにできることを存分にやっておくことが大事だと再認識しました。とまれこの間も展覧会を見たり有用無用のお買物をしたり昔の上司が逮捕されたり、いろいろありましたから順次書いていこうと思います。

さて、ブログを見てくれた友達の中には私のお買物なぞより右上の youtube がいいと言う人もありまして、ご期待にこたえるべく今回は元米国陸軍少将のジョン・バティストにしました。ウエストポイント出の3代続いた職業軍人で「スリースタージェネラル」(陸軍ナンバー2)の昇進を蹴って退任した人物です。目下日本の国会で最重要課題とされている案件について当のアメリカでは公の場で何が議論されているか、というお話であります。また「ビデオニュース・ドットコム」のマル激トークオンディマンド先週号(第346回)も必見ですよ、山田くん。なんちゃって。

2007年11月12日

お誕生日の出来事

11月11日は私のお誕生日です。だからって特別なことは何もありませんが。お誕生日は祝ってよし、平常どおりもまたよし、です。

いつものとおりの怠惰な眠りから覚めると、左腕に少々痺れがありました。寝相が悪くて変な重みがかかったのだろうと思いました。しかしその違和感はなかなかとれず、ふと気づくと左の手にも痺れがあり、手首から下が動きません。手のひらを上に向けると指は曲がりますし、軽く握ることができますが、下に向けると手首はダラリと垂れて、まったく力が入りません。どう頑張っても動かないのです。肘は自由に動きますから肘と手首の間の筋がおかしいのか、糸の切れた操り人形です。脳性麻痺か脳溢血の後遺症みたいな感じです。何の発作も怪我もないのに、こんなことってあるんでしょうかね。この状態は夜になっても変わりません。明日は月曜日ですから、病院へ行こうと思います。

(そういえば昔、岡田史子の心酔者で「死んでしまった手首」が好きでした。)今日のおかずは常備菜と、昨日白菜スープを作りだめしたし、夜に鶏肉をにんにく+ヨーグルトに漬けておいたので焼くだけで済んでたすかりました。左手が動かないととても不便です。右手で包丁を握り菜っ葉を切るにも、左手がままならないと思う巾に切れないとは驚きました。そんなときにも左手は自動的に力加減をして右手と共同作業をしていたのですね。ご飯茶碗も(指の支えもなく)手のひらにのせて食べると変な感じです。先々週と先週の2回、毛糸をたくさん買い込み、いろいろ作り始めて浮かれ気分の毎日でしたが、今日は編棒も握れません。(もっと大事なことをしろとの思召しでしょうか。)ビデオニュース・ドットコムを見て、ちょっと飽きてきた「禁断のゲーム」をしただけの1日でありました。

2007年11月9日

これは何?

毛糸玉を転がしながら編んでいるうり、こんなものが出てきました。毛糸にはゴミがくっついていることがあります。羊にくっついていたもので、たいていは草の枯れたみたいなのの小さいものが糸の撚りにからまった感じです。毛糸は羊の毛を刈ってから毛糸になるまでに絵梳いたり伸ばしたりかなり手荒く扱われるそうですから、ゴミが残るのはよほどのことで、たいていは小さいのです。また概して輸入糸に多く、国産ではまず見たことがありませんでした。なのにコレハナンジャ?! 私の親指と比べてくださいよ。草のようであり、虫の目がついてるようでもあり、刻んだ藁のように大きくて、こんなのは始めてです。(気にしませんけどね。)ちなみに、ニッケ・リファインというとっても素敵なツイード糸です。


(訂正!)
糸の名前を間違えました。Varallo(ヴァラッロ・販売元・パピージャルダン)というイタリア製の糸でした。たいへん申し訳ありませんでした。

2007年11月8日

カエルの小物入れ


かつてこういう小物入れはリモージュ製でたいへん高価でしたが、その普及版(庶民版)も今はおそらく中国製なんでしょうね、800円くらいなのですから驚きです。カエルの夫婦がシーソー遊びしているの図です。夫婦じゃなくて初々しい恋人かもしれませんが、太ってまるい背中が恰幅のいい老婦人みたいなところがいいと思うのです。色がきれいですし、わりと凝っていて、容器の側面の蓮の葉や岸の草などかわいいもんです。ぴっちの手帳と同じくブルブルで買いました。(高さ 6.5 cm)

Simply irresistible!



来年の手帳は、100円ショップで見つけたものに自分でいい表紙を付けて使おうと決めていたのに、恵比寿のブルブルでこれを見てしまい、手に入れずにはいられませんでした。(735円もするのにですよ。)

「Pitschi」とあるのはまさしく「ぴっち」。私が小学校に上がって最初に借りた学級文庫の絵本「こねこのぴっち」(岩波書店)の「ぴっち」じゃありませんか。この絵本は大好きで、似顔絵を描きたいのに、何度やっても上手く描けなくてじれったかったのを覚えています。高校時代に本屋さんで見つけたときは「まだ売っているんだ!」と感激して購入し、勿論今でも持っています。今見てもとても素敵な絵です。(私って何て趣味のよい子供だったんでしょ。)

2007年11月2日

フェアアイルの帽子



フェアアイルは下手ですが、久々に編みました。有名なサラ・ドンの本の表紙のセーターからモチーフをとりました。(一昨年初めてeBayで落札した本です。)ゴム編みは2号針の平編みで後ではぐとして、模様編みはゲージの都合と手元にあった3号の輪針が60センチだったことから、頭回り60センチにしました(標準は53センチくらい)。ブカブカしますが、かぶり方しだいですからね。簡単にやりたかったのでトップは絞る形にして、絞った所を隠す意味でポンポンを付けました。大きいと子供かワカモノっぽいから小さめです。折り返した黒の2目ゴム編み部分は伸びやすいので、すぐにゆるくなるでしょうから、巾の合うゴムを入れたほうがいいかもしれません。

ダイヤ、ニッケ、ハマナカの普通の純毛の中細毛糸を使いました。

2007年11月1日

(雑談)今日から11月


天気予報どおりの曇天で、午後には雨が降り出しました。でも11月は私のお誕生月。なんとなく特別な気分です。
10月はとっても忙しく過ごしました。人に会ったり、展覧会を見たり、音楽を聞いたり、珍しく外出が続きました。お買い物もいっぱいしました。しかるに外に出ればすぐ草臥れるヘタレで、ブログが追いつきません。追々書くつもりですが。実は8月頃から少しずつたまっています。知らん顔して過去にさかのぼって書き足すかもしれませんから、たまに見てみてくださいね。

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