お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2008年6月28日

GBUC デビュー!


ガレバン・デビューしました!

「ガレバン」とは「GarageBand」のことです。それはアップルのコンピュータのおまけに付いている音楽ソフト。内蔵音源を使って音楽(または音楽のようなもの)を作ることができ、楽器をつないで生演奏を録音したり編集することができます。そういう音遊びをしたあとは、作ったものを公開する場もあるんです。GarageBand Users Clubはインターネット上にあるコミュニティーで、アレヨアレヨとすごく大きくなり、今では毎日のアクセスが1万以上、歴代の作品は8000曲以上蓄積されています。このサイトはずいぶん前から知っていましたが、なかなか度胸がなく投稿できませんでした。そうするうちに、投稿者のレベルはどんどん上がり、GarageBand以外の、もっと高度な音楽ソフトの作品も出てきたようです。でも自由投稿ですから、我が道を行く‥‥‥‥。

GarageBandで作った音楽はケロログという音声ブログで公開していますが、月に一度もアクセスがないことも珍しくないくらい本当に閑古鳥。(でも今聞けば音楽の編集のしかたが未熟でヘタクソですから、それでいいんですが。)いっぽうGBUCでは、27日金曜日の午後投稿して、夜までに18もアクセスがありました。好意的なコメントもあり、なんだかとっても嬉しくなってしまいました。

デビュー曲はこのブログにも載せたバッハの「フーガの技法」です。少し音質を良くしたつもりです。よろしかったらお聞きくださいませ。

● ガレージバンド・ユーザーズ・クラブ(GBUC)
● GBUC の Create & Listen のページ(投稿作品を聞くページ。毎日新しい作品が追加され、順次後ろのページへ流れていきます。)

2008年6月18日

ビックリ・レコードプレイヤー


にわかに信じがたい、すごいアナログ・レコードプレイヤーが出たらしいのです。Quuノタワゴトというブログで紹介されているのを見ました。さっそく探してみました。

ELP社製「レーザー・ターンテーブル」

国内メーカーですよ!! アナログ・レコードを針を使わずに再生?! レーザー光線で読み取るのです。しかしデジタルを使用しないため、アナログのままの音を再生する?! 針を使わないからレコード盤を痛めないし、針のこすれる音も出な〜い?! 割れ、反り、傷も関係な〜い?! 選曲、リピート、プログラムなどの設定はデジタルなプレイヤーと同じ?!

なんなのだ、これは!

「デジタルを使っていない」ということは、レコードの音をデジタル・データに変換してパソコンに入れるためには、別にインターフェイスが必要ということでしょう。しかしすごいことになったものです。問題のお値段は、メーカーのサイトを見る限り「オープン価格/お問い合わせください」‥‥‥‥なんですけど。10万円くらいかしらむ‥‥‥‥甘いかしらむ‥‥‥‥実は‥‥‥‥100万円くらいとの噂。へ〜え。

● ELP社のホームページ (上の写真はELP社のホームページより拝借いたしました。)

ブログ内関連記事
● IONのレコードプレイヤー(5月17日付)


(追記:7月18日)
● どらく この製品の紹介記事。昨年1月29日付の記事のようですから、発売からだいぶ経っていたのですね。3機種の値段もしっかり載っていました。

2008年6月14日

パイユドールは2周年

6月13日、原宿のすてきな帽子屋さん「パイユドール」。
私に似合う帽子なんて、ほんとうはあまりないの。だってだって‥‥‥‥
でもね、なんだかとっても好きなお店です。
そこにいる自分が特別に幸せに思えてしまいます。
とっても不思議。

「パイユドール」とは「黄金の麦」とか。小さな麦畑が入り口を飾ります。

日の長い6月の金曜日がようやく暮れると‥‥‥‥

開店2周年のお祝いです。

お仕事を終えた日本美術研究のPさん、理系の研究者のYさんとも合流しました。二人が会うのは今日が初めて。でも会ったらもう友達です。嘘みたいでしょ? 2階のお店には新しい帽子やコサージュが並んでいます。他のたくさんのお客さんに混じって、私達もあれこれいろいろな帽子を試しました。Pさんは背が高くて顔が小さいから、とっても有利。えっと思うものに手を伸ばしても、かぶるととても似合うのでした。私達はYさんに不思議と似合うブローチを発見しました。

こうしてお店がお洒落する機会を作ってくれるのは何とも楽しいことですね。こんなときだからできる格好をしたり、お店で買った帽子や服を思うままに着こなしたり、そうやって繰り出せます。永遠の女の子達の夢かも。ビュスチエ、ゆる〜いチュニック、アートなエプロン‥‥‥‥お店のマヌカンさんたちはさすがの着こなしです。みんなが素晴らしいのは何よりセンスと閃きがあること。あやかりたい。来年また機会があったら、私、もっと芝居っぽくがんばっちゃおかな?と意欲にもえるのでした。


←「悪い女」ふうのポーズ、きまってる!(撮影はPさん)



素敵なお料理を作ってくれたのはラ・フェデリース

宴もたけなわ。シェフくんがパパパッと花火をつけました。
いよいよケーキの登場です。

じゃ〜ん。小さなピンクの薔薇と大きな青い薔薇を飾った大きなケーキ。
(中にすばらしい色彩を秘めていたことをまだ知らず。)
これもシェフくんが帽子のテーマに合わせて作るのですって。
パイユドールとラ・フェデリースのオーナーさんが切り分けてくださって、
皆でごちそうになりました。おいしかった!

☆   ☆   ☆

2周年おめでとうございます。
上客にはなれないけれど、また私に幸せを分けてね。



● オッティ 子供服のお店オッティのブログ、6月13日14日にパーティーのことが書いてあります。その 2nd anniversaryでは会場の写真をたくさん見ることができますよ。

ブログ内関連記事
● パイユドール、春の巻
● パイユドールとバラ色の淑女
● ラ・フェデリースでおやつ
● ラ・フェ・デリースと秘密の部屋

Tシャツ for パイユドール


原宿の帽子屋さん「パイユドール」から2周年のお祝いの招待状が届きました。そんなパーティーに何を着ていけばよいのか?? 実は昔姉がアンティークで見つけてくれたシルクや総レースのシース(丸襟、袖無し、超シンプルな形のワンピース)、ちょっと早いかもしれませんが真っ白な麻のフリフリドレスなどがあり、アクセサリも靴も、こんなときに良さそうな、ちょっとレトロな雰囲気を作る素材さえ各種持っているはずなのですが‥‥‥‥今年はデブって衣類が全て不可です。

あんなお洒落なお店の常連さんたちがどんなお洒落をして現れるのか楽しみ‥‥‥‥と思いつつ、もとより私は張り合うタマじゃありません。そして根がお洒落じゃない私みたいなおばさんが一番カッコわるいのは、無理して頑張ることだと思います。これら諸条件を考慮すれば、脇から攻めるしかないでしょう。

というわけで「特製・2周年お祝いTシャツ」を作りました! 

あとは(着用可能な)いつものジーンズ。たいへんカジュアルですが、この格好なら春に買ったパイユドールの帽子(ニットキャップ)にも合うでしょう。(そう、帽子が主役です。)シャツの上から太めのベルト、足下は4月に買った銀色のミュールにしました。


20枚くらい描いた中から中心の絵を選びました。あとは2周年の「2」をたくさん描き、お料理を出してくれるクレープ屋さんの「ラ・フェデリーズ」の名前と、ANTIPASTを連想する靴下を加えました。スキャナでMacに取り込み、画面上で色を付け、大きさを決めて、アイロンプリント用紙に出力。ハサミで適当に切り抜き、シャツの上に適当に配置して、アイロンでぎゅ〜。出来上がった後、背中が物足りなくなってヘビのプリントを追加しました。

パーティーですから多少の華やぎがないと、とケータイのデコ用のキラキラを4種類買いました。プリントの上からペタペタ・キラキラ貼りたかったのです。しかし、プリントを終えたのはパーティー当日のお昼過ぎで、ひと安心したらキラキラのことなど忘れてしまったのです! 気がついたのはお店に着く5分前くらいでした。トホホでした。

一緒に行くYさんもPさんもお仕事があるため、到着は遅れるもよう。私は先に行くことにしました。お店は新作を展示してパーティーの前から開いているというからです。パイユドールに入ると、お店のお嬢さんたちは全員集合でたくさんいて、いつもに増して華やかで、にこやかに迎えてくれました。私はなんとなく胸を隠しぎみの揉み手状態で「エヘヘ、コンニチワ‥‥‥‥」。お店の中を見ているうちに、「バラ色の淑女」(と私が名付けたお嬢さん)が現れて声をかけてくれました。Yさんのことも尋ねてくれたので「もちろん来ますよ」と。そして私はお喋りついでにTシャツをアピールしました。「今日のお祝いに作ったんです」と。するとお店中のお嬢さんたちが一斉に「きゃ〜っ」と喜んでくれて、私、ほっとしました。

「パイユドールは2周年」へ続く


今回使ったアイロンプリント用紙は「ELCOM やわらかアイロンプリントペーパー/白・淡色生地用(5枚入)」です。発色が良く、薄くて柔らかで(写真のようにたくさん貼付けても)生地になじみます。生地の伸縮に合わせてのびます(!)から、Tシャツにぴったりです。

2008年6月11日

光回線、復活

夜も更けてまいりましたが、我が家の光回線が復旧いたしました。過去に遡って写真の追加などいたしましょう。またこれを機に、懸案であった GarageBand Users Club にも登録してビジバシ「名曲」を送り込みたいと思います。ナハハ。

(メディアコンバーターの中がカタカタいったのは全然関係なく、またも電源アダプターの問題だったのでした。本当に天敵です。)

2008年6月9日

「釜出し一番」という石鹸


うちにキッチンハイターはあったかしらと思い出して、西友の2階の洗剤の棚を見に行くと、コレハナンジャと目を惹きました。

これは「坊ちゃんマーク」なのでした。仙台市の(有)東北石鹸佐藤工場というメーカーの石鹸です。

純粋無添加で無香料の台所用石鹸で、皮膚の弱い人にも大丈夫だそうです。「食器洗い、その他ウール、絹物の洗濯等‥‥‥‥」あり、驚きました。台所用の固形石鹸は、ふきん洗いだと思っていたからです。食器洗いには、スポンジをこすりつけて、泡立てて洗う、ということでしょう。(石鹸を固定する吸盤のついたゴムの石鹸置きが欲しくなりました。)175グラムで198円。

ウールや絹を洗って縮んだり風合いを損ねたりしないんでしょうか。失敗しても構わないもので試そうと思います。

ところで茶渋取りのほうは、キッチンハイターではなく重曹にしました。(6月5日)

パパイヤの産地



たまにパパイヤでもと買ったんです。メキシコ産ということは、値段と一緒に見ました。しかし帰ってから見ると‥‥‥‥別の所、ラップの下、パパイヤの皮に直接「ハワイアン・パパイヤ」のシールが貼ってありました。「P・Q・ハワイ」とも書いてあります。「ハワイ産」とは書いてありませんね、「ハワイアン・パパイヤ」という品種かもしれませんね、「PQ」の意味もわかりませんしね。でも、これって、ハワイ産?(6月4日)

「まなマート」とはかつて「丸正」と呼んでいたお店で、石神井の駅前商店街で最古参の一つです。
(こればかりは写真が必要と思い、フンパツしてアップしました。)

2008年6月8日

激安SDカード


1GBのSDカードなんですけどね、997円なんですよ。

石神井の西友の二階で雑貨を買おうとしたら、レジの横の棚に一つだけ掛かっていたのです。ホンマカイナ。997円で済むなら、こんないいことはありません。

シリコンパワージャパン(株)という都内のメーカーの製品で台湾製です。「永久保証」と書いてあります。製品の不良で問題が起こったときは新品と交換してくれるのでしょう。しかし撮った写真がパソコンに転送ができないとか消えてしまったとか、そうした写真はどうすることもできません。ですから一にも二にもカンジンなのは信頼性です。とりあえず使ってみることにしました。

(追記)6月6日、カメラに入れて渋谷に持って出ました。写真を取って、マックに取り込んで、要はそれだけの「メディア」ですから全然問題ないのでした。もとよりこうして販売しているのですから、写真がうつっていないわけがありませんよね。

疑うとしたらデータの入力と削除の繰り返しの「耐久性」、データを長期保存するときの「信頼性」でしょう。「耐久性」ではすぐに元が取れる気がしますし、保存はふつうコピー先のハードディスクですから、これはお得かもです。


(追記:08年8月2日)
なんと4GBで1780円というSDカードが売っていました。
● Transcend 4GB SDHC CARD (Class6) TS4GSDHC6 amazon の「GOODS通販」というサイトです。送料も無料ですからね。

2008年6月7日

iPodの充電


iPod はたいへん合理的に設計された機械ですが、便利さが逆に不便なことがあります。充電と同期を同時に行なえるため、充電したいだけなのにiPodの中身がiTunesと同じになってしまいます。つまりニュース番組などをiPodに入れてiTunesから消すと、次の充電のときにまだ聞いてなくてもiPodから消えてしまうのです。(そのへんは「手動」にすればいいはずですが、未だにうまくいかなかったりして。)充電のためだけにマックを立ち上げなきゃならないときもナニだと思います。

「USB-ACアダプター」とは、コンセントから直接かつ充電だけできる道具ですよ。とても便利です。ソニーのウォークマン、プレステ、東芝のギガビート、シャープのザウルス、ケータイ電話など、他社製品の一部とも共用です。

多くはありませんが複数のメーカーから出ているようで、iPodのケースと組んで売っているのも見たことがあります。これはアダプターだけ。ダイヤテック(株)の製品で商品名は「モバイル・クルーザー」、1260円です。(6月6日)

フランスパン VIRON


広尾のフランス雑貨のお店「リュー・ド・セーヌ」さんに教わった渋谷のパン屋さんです。東急本店の向かいにあり、黒いお店に赤い看板で、高級感が漂います。パンも見るからに高級そう。美味しそうなケーキや焼き菓子もありました。

全体にパンの色が濃いんです。焼き色のことです。焦げた苦みを想像し、う〜む‥‥‥‥と思いました。いいフランスパンは何といっても粉の香ばしい味わいが好きですが、外側はかなり堅くて厚く、私はコーヒーに浸したり、小さくして口でゆっくりふやかして食べます。でもそれが焦げていると少々苦手です。

カンパーニュは直径22センチで1050円。もちろん半分にしてもらいました。「調理パン」の類もたくさんあり、300円台。どのパンにも説明が添えてあり、興味をひくもの初めて見るもの、いろいろありましたが、ペストリー生地に包んだハムとチーズ、ジャガイモとチーズのフォカッチャ、アップルパイを選びました。初めてですから他のお店と比較できるものにしたわけです。

VIRON(ヴィロン)とはフランスの製粉会社の名で、そのバケット用の小麦粉を輸入して伝統的な作り方で焼いたバケットが「レトロドール」という名で、このお店の目玉なんでしょう。しかし説明書によれば「残念なことに湿度の高い東京では、せっかくの「レトロドール」もすごいスピードで劣化が始ま」るため、家で食べるときに「焼き戻し」が必要とのことです。私が買ったカンパーニュは冷凍をすすめられました。

結論をいえば、私には本物すぎましたよ。いい材料を使っているとわかりますが、やはりお焦げは‥‥‥‥苦い。(フランス人はお焦げが好きですか。コーヒーも真っ黒に焙煎しますし。)さらに「ハムとチーズ」はしょ〜〜〜っぱい。翌朝まで舌に残ります。(恵比寿ガーデンプレースにあったタイユバン&ロブションのパン屋さんの「エピ」も信じられないしょっぱさでした。)私はお酒がダメなのでわかりませんが、こういうのはワインと合うのでしょうか? カンパーニュは全粒粉にしても黒いと思ったら、ライ麦が入っているのか、酸味を感じました。皮は堅いのなんの‥‥‥‥それにお焦げの苦さは‥‥‥‥。好きになったらやめられない味?‥‥‥‥と思いつつ‥‥‥‥。(サンドイッチを予定している場合はお店で薄く切ってもらいましょう。) 

「フィレンツェ人はケチだからパンに塩を入れない」といいますが、じっさいにフィレンツェで塩味のないロールパンのようなパンを食べたときオイシかったんです。東京では何処にもなくて、食べたいなあと長いこと思ったものでした。それを思うとVIRONはリュー・ド・セーヌさんのようなフランスとフランス文化に通じた人達のお店でしょう。この日は二階の「ブラッセリー」(軽食堂)がお休みでしたが、私のような素人はそこで「本場の味」を確かめてからがいいと思います。(6月6日)

2008年6月4日

サバの燻製@酒悦


上野で西安風の軽食をとった後、大通りを駅に向かって歩きはじめると、看板が目にとまりました。「サバの燻製、3枚880円」。即お店に入りました。実は私、サバの燻製を求めて幾年月‥‥‥‥。そこは上野の「酒悦」でした。酒悦といえば子供の頃、家に届くお中元やお歳暮の詰め合わせで馴染みがありました。サバは半身ごとビニールの真空パックで冷凍してありました。帰るまでにだいぶ溶けてしまうでしょうから、2枚にしました。(1枚440円ですから、3枚買うのと同じ値段ですけど。)小さなお店ですが、他にも佃煮、お漬け物など実に沢山の種類が並んでいます。ですから、小女子の佃煮、蕗と山椒の佃煮、山芋のお漬け物を買いました。(全部で2千円くらいです。)帰宅するなりつまみ食いすると、どれもオイシイ〜! 上野で寄り道すべき場所が増えました。嬉しいことです。

実は数年前にサバの燻製というものを、なんとコンビニで初めて買いました。私はサバも燻製物も好きで、きっと美味しいと思ったのです。そのまま食べても美味しかったのですが、その包装にこんな食べ方が書いてありました。サバの燻製をほぐし、クリームチーズを柔らかくして、あさつきを小口切りにして、全部を混ぜて、これをパンに塗って食べる‥‥‥‥というのです。そのとおりにすると「!!」のおいしさでした。また食べたい‥‥‥‥しかしサバの燻製はその後二度と現れなかったのです。「上野の酒悦に行けばある」とわかって、ご機嫌です。(6月3日)

(追記:7月22日)
上野の酒悦は、上野公園を出てから大きな道(広小路)を右に進み、大きな交差点を渡った2件目。TSUTAYAの看板を目印にすれば、その隣です。

2008年6月2日

海外通販・関税還付の完結の巻

海外通販で買った商品を返品するにあたり、払った関税のうち返品する分を返してもらう手続きを5月25日にしました。(そういう場合は返品と還付の手続きを同時に行ないます。)

このたびはアメリカの Peruvian Connection という洋服屋さんが相手でしたが、「5月1日付で品物を受け取った」「代金をクレジットカードに返した」という知らせ(封書)を5月7日に受け取りました。(外国のカタログはよく見ないと、セール商品は「返品・交換を受け付けない」という場合があります。そのときは返品してもナシノツブテです。返品の送料を損するだけですからご注意を。)

関税の還付お金は1ヶ月後くらいに指定の口座に振り込まれるとのことでした。本日6月2日、5月30日付で東京税関より送金した旨の通知(葉書)が届きました。還付金1083円+消費税・地方消費税還付金が590円、合計1673円。手続きに行った交通費になるかならないかの金額ですが。

とまれ、やっと一件落着しました。結論として、手間と時間と金額を考えあわせると、この金額の還付であれば諦めたほうがいいと思います。

このブログで海外通販の失敗の顛末を書いて以来、「海外通販」を含むキーワードで検索して来てくれる人が頻繁にあります。何も問題なく買えたときは楽しいのですが、ひとたび問題が発生すると本当に戸惑ってしまいますからね。(おかげでキーワードの組合わせによっては検索結果の1ページ目まで上りました。)でも私の書いたことで解決になったのか、助けになったのか気になります。人様の役に立てるように、近いうちに読み返して、必要な事柄は調べて書き足して、中身を充実させたいと思います。(そのためにも、できましたらコメントをお願いします。)

また、eBay(英米など数ヶ国をまたぐネットオークションのサイト)での経験もまとめるつもりです。eBayは過去に一度上陸して、すぐ撤退しましたが、こんどまた上陸するそうです。前回を知らないので、今度が日本国内専用になるのか外国と共通になるのかわかりませんが、いずれにせよ海外のネットオークションについても役に立てることがあればと思っています。乞うご期待でございます。

共同募金の心得?

今日みつけたサイトを「募金‥‥‥‥善意の花園」に追加しましたが、興味深いのであらためて載せておきます。

● 2ch ニュース速報+ダイジェスト 2ちゃんのスレ「【ミャンマー】日本ユニセフ協会、サイクロン被災者支援のため緊急募金を開始」の1000のカキコから80ほどを選んだダイジェスト版です。日本ユニセフ協会のよくある噂を無駄なくまとめて見ることができ、ちゃんとした意見もあります。先月はじめ、中国地震の直前のものです。

さて、募金関連の記事では私も揶揄して「ピンはね」という言葉で書きましたが、「独立採算」というべきでしたか。集めた募金の一部で運営しています。日本ユニセフ協会はユニセフ本部から経費が出ないからです。(そのために直接の関係を持たないのかもしれません。)募金が仕事の団体では団体の維持と募金活動のお金を収入(募金)から得るしかないわけです。その諸経費の金額が妥当かどうかは外からはわかりません。(そこに問題があるなら公にされるべきです。)そしてニューヨークのユニセフ本部のお金の使い方、さらに現地に渡ってからのお金の使い方‥‥‥‥遠くへ行くほどわかりません。知る術がありません。共同募金とはそういうもの、役には立つが非常に効率の悪い手段と思うしかないのです。

テレビでよくアフリカのグッタリ横たわる子どもを見せて「50円の薬でこの子の命が救えるのです!」というような訴えがあります。例えば日本からの支援で50円の薬が届いてその子が助かったとして、それを日本まで遡ると何百円だったんじゃい?ということです。実際はけっして「私達の50円」では助けられません。先週金曜日のニュース番組で、エチオピアのコーヒー農家のおじさんに番組の記者が「東京でコーヒー1杯いくらだと思う?」ときくと「17円くらい?」と答え、「300円ですよ」「どうしてそんな値段になるのか」というやりとりを写しました。そういう種類の話には事欠かず、ちょうど寄付金の逆みたいに見えます。慈善事業とビジネスは違うといわれるかもしれませんが、お金が後進国へ動けば善意の寄付の先細り、先進国へ動けば企業の搾取の末広がり、というわけで何か滑稽ささえ感じます。いずれにせよ遠くに離れるほど人と人の間にはいろいろな人や組織が介在し、そこで動くのがお金であればいろいろあって当然なのが人の世だ‥‥‥‥。

多くの人が漠然と思い込んでいる節がありますが、ちょっと考えてみましょうよ。「日本ユニセフや日本赤十字が‥‥‥‥集めたお金を100%困っている人に届ける」としたら、代表者が自宅を事務所に提供し、職員は全員無給で働き、光熱費も宣伝費も交通費も通信費もタレントの海外視察旅行と活動報告のテレビ放送も自分の預貯金からの持ち出し‥‥‥‥ということですよ。ありえません。仮に不労所得が腐るほどある大金持ちの有志ばかり集ってその覚悟で始めたとしても、数十年維持して年間140億円160億円を拠出するのは(なんとなく)不可能だと思います。(それが可能なのはもっともっと小規模なもの、地域に根ざしたものではないかと。)黒柳徹子が「1円残らず送金する」と言うとしたら、それは彼女には本業があって収入があるからに他なりません。その黒柳徹子でも送金した後のことは関知できません。いくら日本の中で清く正しくしのぎを削ったところで、国の外に出れば「世界の常識」にさらされます。日本の中でも他人に委ねた時点で同じことかもしれません。そもそもお金なんてアナタの手を離れたらもうわからないのです。100%使ってほしいならアナタが行動する以外になく、ボランディアができないなら寄付金は委託料込みということです。ネット上で無責任なコピペを繰り返す人達にはそう言いたいと思います。

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