お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

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2012年2月4日

ケロログでカラオケ


何年ぶりかで「ケロログ」に行きました。「音声ブログ」です。IDもパスワードも忘れて自分のブログに入れませんでした。新しいアカウントを作ろうと思います。ブログを作ってもそうそう人様に来てもらえるものではありません。しかし間違って誰に聞かれてしまうかわかりません。そういう緊張感のある「カラオケ上達への道、進行形」をやりたいんです。ところがいつものようにユーザー名に悩んで先に進めません。ああ、自分を何と名付ければよいのか......。

埒があかないから、他にもカラオケをする人がいるはずだと見回してみました。すると

● 歌のない歌謡曲 AMIさんの素人カラオケ音源制作室

がお見事でした!

懐メロのカラオケ音源を作っておられるのです。歌謡曲、ポップス、童謡をふくめ何百曲とあります。一曲ごとの解説が歌への愛情を感じます。カウンターはついていませんが、ファンが大勢いることでしょう。

滋賀県の75才! 63才からパソコンとDTMを始めたと書かれてあり、このカラオケ音源制作にあたってはきちんとJASRAC(日本音楽著作権協会)のきまりもまもっていらっしゃる。スラバスイ! 歌ってみたい歌があちこちにあります。カラオケでやる前に曲や歌詞を覚えるのにお借りしたく思います。(AMIさん、よろしくお願いします。)

2011年8月17日

パソコン用スピーカーのケーブルの話


● 「プロケーブル」の iPod 用ケーブル

たいへん遅くなりましたが、パソコン用のスピーカーにつなぐべきケーブルの話を本日(ただし7月28日付で)アップしました。関心のある方は上のリンク先をぜひごらん下さい。

2011年7月28日

「プロケーブル」の iPod 用ケーブル

(諸般の事情により投稿が遅れて申訳ありません。
なんと8月17日の公開になってしまいました!
でも原稿を書いた日の7月28日付にします。)



本日26日、愛知県の「プロケーブル」さんからケーブルが届きました。
はやる心をおさえ、記念撮影をしてから繋ぎました。

どういう順番で書けばいいのかもわかりません。結論を先に言いましょう。このケーブルをつないだら、パソコン用スピーカーがオーディオに変わってしまいました。試しに元のケーブルに戻してみると、薄い膜がかかったように聞こえました。でも単に「くっきりした」というのでもありません。何とも形容しがたく、あれこれ書いてもしょうがない気がします。イギリスの60年代のポップス、ボサノバ、ジャズ、昭和歌謡、バロックなどで聞き比べたところ、いずれも新しいケーブルの音の良さが明らかで、中でも室内楽のバイオリン(イ・ムジチ)のソロの差がもっとも顕著でした。これはITMSで衝動買いしたのでよくわからない曲なのですが、現代音楽かもしれませんが、バイオリンのぴんと張った弦の上で弓が踊っている様がありありと聞こえたのです。(その後インターネット・ラジオでいろいろ聞きましたが、50〜60年代のジャズのベースはボンボンきます。これだけ来たら低音は充分です。かなりの大音量でもいい音です。)

要するに、このケーブルをつないだだけで音がとってもとっても良くなりました。音楽の質が上がった感じです。一日中聞いていたくなります。

これが「プロケーブル」さんのいう「フラットな音」なのかもしれません。「フラットな音」とは平板で単調な音のことではなく、レコードが作られた状態をそのまま再現する音のことです。ですから楽器も違えば歌手も違う、和太鼓のソロでも千人の大合唱でも、あらゆる音楽の録音時の個性をそのまま再現することが「フラットであること」です。私はそういう音を出すのは「モニター・スピーカー」だと思っていました。ですからケーブルの役割が大事なのだと知って驚きました。事実、良いケーブルが音楽を良い状態で運んでくれれば、こんな小さなスピーカーでも能力の限りの音をちゃんと出してくれるということなのですね。

すでに「パソコン用スピーカー GX-100HD(B)」で書いたとおり、Mac(MacBook Pro)で手軽に音楽を聞くために、パソコン用としてはちょっと上等なスピーカーを買いました。ネット上のユーザーの意見では「低音が弱い」「同梱のケーブルが貧弱」という意見が多いのが気になりましたが、実際に品物が届くと、私には気にするほどではありませんでした。ただMacとスピーカーをつなぐ同梱のケーブルが私には少し短くて不便でしたから、長いのに買い替えたいと思いました。とはいえべつに急ぐでもなく暮らしていたある日(先週のこと)、ネットで偶然にも「プロケーブル」というオーディオ専門店のサイトを知りました。音楽業界のプロやその道何十年のオーディオ・マニアが出入りするお店のようなのですが、とっても興味深い面白い情報が満載のサイトでしたから、読み始めると止まらなくなり朝になってしまったくらいです。そして私が欲しかったケーブルが「iPod用ケーブル」として売っていましたから、どうせ買うならそういうお店のいいケーブルを使ってみたくなったというわけなのです。商品のページは以下のとおりです。

● プロケーブル iPod 用ケーブル
● プロケーブル スピーカー・ケーブル

興味深い記事が満載のサイトですから、ぜひあちこち見て回ってほしいと思います!


<私が買ったもの>

「iPod用ケーブル」はイギリスの音楽に一番いいというイギリスのバイタル社製のケーブルを選びました。一番上の写真がそれです。長さは3メートル。先っぽはステレオ・ミニプラグ、もう一方はRCAで、ともにアメリカのノイトリック社製で金メッキです。4900円。(値段はケーブルの長さで変わります。20メートルまであります。)

スピーカーに付いていたケーブルに比べて太い! 鉛筆のような太さです。


同梱のケーブルとはこんなに違います。


左右のスピーカをつなぐケーブルは「特注品」です。針金のようにしっかりした……というか正に針金です。銅の単線で(AE線)メートル単価100円のを1メートル、片方は切りっぱなし、もう一方に同じノイトリック社のRCAを付けてもらいました。650円。

(これは自分では選べなかったため、私のスピーカーではどのケーブルが良いか相談して作ってもらいました。オーディオに何十年の人生と何百万何千万のお金をつぎこむようなお客さんを相手にしているお店なのに、ド素人のこんな質問にも答えてくれるのですよ。すごいと思います!)



接続するために、切りっぱなしのケーブルのビニールを剥いて銅線を出しました。(私はこの種のことが得意だったはずなのに、なんと下手くそな…… でもここは銅線を見てください。)左側がAE線で、太い一本の銅線です。右側は同梱のケーブル、赤と黒のよくあるやつで、細い細い銅線が束になっています。

太さもだいぶ違います。AE線は銅線を赤と白でくるんだものを更にベージュ色でくるんでいるからです。

「いいケーブルを使わないといいスピーカーもいい音が出ない」という話は、十代の頃に聞いたか読んだかしました。ですから30年前に自分のステレオを買ったときには、「秋葉原」に「ケーブルを買いに」行ったことがあります。でもいきなり行って買えるものではなく、また買える値段ではなく、ただただ驚き、空しく手ぶらで帰宅しました。ケーブルのことはそれっきり忘れていました。

しかしプロケーブルさんのサイトを読むと、ことオーディオの世界では何につけ高いものが良いものと限らないことがよくわかりました。

音楽が好きなら誰でもいい音で聞きたいと思います。しかし質が良いといわれるオーディオ機器は高価だし、そこまでいい音や究極の音を求めるわけでもないのが普通です。いってみれば「ちょっといい音にしたい」という感じじゃありませんか? そういうときに例えば質の高いケーブルを使うだけで音の質をうんと高められるとしたら、これは大いなる喜びではありませんか! ケーブルを見直して、まずは自分が持っている機材に本来の力を発揮してもらいましょう!

<私のつなぎ方>

「iPod用ケーブル」のRCAプラグをアンプ付きスピーカーにつなぎ、左右のスピーカーをスピーカー・ケーブルで繋ぎました。(つまり同梱のケーブルを付け替えただけ。)それでCD、DVD、ダウンロードした音楽、ラジオその他音声を聞くときに「iPod用ケーブル」のミニプラグをMac(MacBook Pro)のヘッドフォンジャックに挿して、聞き終わったら抜きます。(いわゆる「直挿し」の「アナログ出力」です。)

ただ、新しいケーブルに替えると音量がとても小さくなりました。スピーカーの音量つまみを12時にしていたものが、3時でも物足りないくらいです。プロケーブルさんにそのことを伝えますと、Macの場合は自動的に音量が半分になってしまうからMac側で設定しなおせばよいと教えてくれました。そこでMacのユーティリティの中にある「Audio MIDI 設定」で設定しなおしたら全部OKでした。何から何まで本当に親切なお店です。

<いわゆる「ノイズ対策」>

PCのユーザーではUSB接続のオーディオボードやサウンドボードをつないで、そこに挿す人が多いようですが、音を良くするというよりはノイズ対策のようです。そこで試しに「直挿し」の無音の状態でMacの音量とスピーカーの音量を同時に最大にしてみましたが、まったくノイズがありませんでした。少なくとも私には聞こえませんでした。過去にもヘッドフォンでノイズを感じたことなく、どんなもんかと思っていましたが。ですからMacの場合にはノイズ対策はいらないと見なしました。オリンパスのICレコーダを「直挿し」してもノイズはありませんでしたし。(iPodはまだ試していません。)

そういうわけでWindowsのユーザーは最初からノイズ対策が必要かもしれませんが、Macのユーザーにはオーディオボード(主にゲーム用)もサウンドボード(主に音楽用)も必要ないと思います。もちろんCDプレイヤーもiPodドックもいりません。(欲しいなら別ですが、なくても問題ないのです。)コンピュータ音楽を作ったり演奏や朗読の録音するなど他の用途がある場合に限り、目的に応じた適切な機材を揃えるのが正解ではないでしょうか。

2011年6月15日

梅酒づくり



去年Pさんのお宅へ行ったとき、お友達のお土産だという12年物の梅酒をオンザロックでご馳走になりました。下戸だから遠慮したのですが、「おいしいから」とすすめられて一口ふくんでビックリ。「ウマイ」とうなって飲み干しました。私は自分も12年物を作りたい!と思いました。

それで梅酒の季節が訪れると、初めて挑むべく瓶を用意して1キロ入りを2袋買いましたが……ぐずぐずしているうちに梅の実を悪くしてしまいました。

今年も最初の2袋を駄目にしてしまいましたよ。(トホホ。)でも負けずになんとか4キロを仕込みました。梅酒を3キロ分と、梅ジュースに1キロを1瓶。さらに梅ジュースをもう1キロ作る予定です。

梅ジュースとは梅とお砂糖だけで作るものです。作り方が複数あり、一つは梅を冷凍してから砂糖だけでエキスを抽出するもの。もう一つは生の梅と氷砂糖に加えて「醗酵を止めるため」の酢またはホワイトリカーを適宜加えるものです。(他にもいろいろあるかもしれませんが)その両方を試してみます。1週間でできるそうですから楽しみです。

☆     ☆     ☆     ☆     ☆

写真は6月20日に撮りました。なんのかんの3日がかり。左の2つが梅酒、右の2つが梅ジュースです。ジュースの瓶は口まで梅でいっぱいでしたが、お砂糖はどんどん溶けて果汁も出ているようで、もうずいぶん縮みました

去年使おうとした瓶をどこにしまったか判らず、探していると遅くなるから4リットルと8リットルのを買いました。右から2つ目の、梅ジュースの瓶は近所のケーキ屋さんの店先に「ご自由にお持ちください」と出ていたものです。フランスの桜桃のリキュール漬けが入っていたようです。私が通ったときに3つ出ていたので1つ貰いました。この時期に放出してくれるなんて、ありがたいことです。

合計5キロ漬けました。梅1キロにつき費用は1200〜1500円です。5キロ漬けるとけっこうな支出です。失敗はできませんね。

2008年8月16日

アナログ・シンセサイザー作りました。


毎日の暑さにうなされながら「microKorg が欲しいなあ」と思っていました。しかし実際に使いこなせるのかといえば疑問です。すぐに投げ出すような無駄遣いかもしれません。つまり、私のアナログ・シンセサイザー1号機として相応しいかどうか迷います。

そんな折り、たまたまジュンク堂を見ていると、たまたま音楽の手作りコーナーのテーブルがあり、バイオリンやウクレレのキットに並んでこれを見つけたてコレダと思いました。GBUCで見たやつです。即決です。3360円ですからね! 「別冊・大人の科学マガジン/シンセサイザー・クロニクル(ふろく・アナログシンセサイザーSX-150)」です。(買うのは初めてですが、いつもとても面白い付録の雑誌です。)

本のほうが付録に思えてしまいますが、あくまで本が本体でシンセサイザーは付録です。読めば充実、ビジュアルも内容も豪華です。シンセサイザーの歴史、現在のプレイヤー達、富田勳やYMOなど巨人達のインタビュー、作る側のコルグ、ローランド、ヤマハへのインタビュー等々。そして付録のシンセの作り方、実に洒落た「改造」版の紹介、遊び方、シンセの音についてのお勉強‥‥‥‥ 今の私にぴったりでした。(思い出にひたる人にもいいでしょう!)

「音」には(ちょうど「色」の三要素のように)三つの構成要素があり、その組合わせで音が変化するのですって。音程=周波数=VOC、音量=振幅=VCF、音色=波形=VCA。ナルホド。シンセの仕組みもMIDIによく出てくる用語の説明が有用でした。エンベロープ、カットオフ、アタック、ディケイなど、こういう単語はGarageBandで音を改造するときに出てきますが、いつも適当にいじっていました。基礎知識を得れば欲しい音を合理的に作れるようになるでしょう。ここにあるのは限られた機能ですが、実際にいじりながら理解していくのは最高のお勉強です。超初心者にとっていい入口であり、次へ進むためのいい足がかりです。



必要なものは全部入っています。用意するのはプラスのねじ回し(ドライバーともいう)とセロテープ(一ヶ所だけ線を固定するための)。アナログ・シンセを作るといってもハンダをあてたりコイルを巻いたり電気っぽいことは何もないのでした。基盤はすっかり出来ており、作業はネジを止めるだけです。すぐできました。(あっけない‥‥‥‥)


このアナログ・シンセ「SX-150」は赤い棒の先で炭を塗った所(下の茶色い横長の中の黒い横長の部分)に触れると音がします。聴力検査のような種類のポーという音です。ツマミを回しながらこの音の波の幅や振りを変えると、ポ〜〜〜になったりポポポになったりポワーンになったりします。また若干音の色合いを変えるとネコになったりピアノになったりします。炭素の帯は左が低音、右が高音で、自分で見当をつければ音階を鳴らせますよ。(8センチの幅で4オクターブ出ます!)本体に入出力の端子があり、他から音をもってきてここで変化させたり、ここの音をヘッドホンで聴いたり、他の機器へ送ったりできます。知識や機材が増えれば次の遊び方ができそうです。

そういうわけで、次は Korg DS-10 だな、と密かに思うのでした。(8月14日)

2008年8月15日

MACで録音


マイクつながりです。アップルストアにBlueというメーカーのマイクが載っていました。(わりと最近だと思われます。)三本足のついた白い球体で、名前は「Snowball」。なんともいい形をしています。サスペンション・マウントというある種の保護らしいのですがRingerという商品名の飾りのようなものを付けるとさらに魅力的。販売者のサイトには色違いもあり、ほかにも古いのか新しいのかわからないような、面白くて美しい形のマイクがいくつも載っていました。

● ブルー・マイクロフォンズ (上に並んだ色をクリックするとそれぞれのマイクが現れます。)

しかし値段を見るとSnowball以外の機種はたいへん高価。Snowballだけがお買い得に見えます。

素人がポドキャストを楽しむ時代。あたりを見れば5千円以下でもちゃんといい格好をしたマイクがあるのですね。すると1万9800円は素人に贅沢でしょうか。(ちょうどヘッドフォンを選ぶときの迷いに似ています。)しかし解説によればこのマイクは、


キッチン・テーブルでギターをレコーディングする場合も、またスタジオでバンド全体を録る際にも、これまでUSBマイクでは実現不可能だった、細部に渡るサウンドをキャプチャー可能です。

とあります。「キッチン・テーブル」が泣かせます。マイクと一対一でも、取り囲む形でも、静かな朗読もバンドの大音響もアリなんですね。しかもMac本体でBlueのマイクであることを設定すればUSBポートにつなぐだけで音声をGarageBandのトラックに録音できる‥‥‥‥というのは、すご〜く簡単ということ‥‥‥‥しかもこの外観ですよ。

このマイクを使いたいがために、発生練習や朗読を始めたりして。寒くなった頃には、炬燵に入ったまま棚に手を伸ばしてこのマイクを取り、炬燵板の上にMacとマイクを並べてポドキャストのレコーディング、なんて‥‥‥‥それくらい話すことがあったらいいのに。

● アップル・ストア 買うなら送料無料のアップルストアがお得のもよう。

(写真はアップルストアとブルー・マイクロフォンズのサイトから拝借いたしました。)

2008年7月29日

パソコン回りのスピーカー(3)


お店でネットであれこれ見て回った結果、「アンプ付スピーカー」ならオンキョーの GX-D90(Y) がいいと思うに至りました。(シッポの(Y)は木目仕上げのことで、他に黒の(B)があります。)購入者の中には「木目がチャチイ」と言う人もいましたが、立派そうじゃありませんか。写真では大きさがすぐにわかりませんが、幅は12センチ余り。パソコン回り用の小さいスピーカーです。アップルのサイトやお店で見たときはボーズの Companion もいいじゃないかと思いましたが、別にボーズが好きなわけではないし、日本にいい専門メーカーがあるのですから、まずはそっちへ行きたくなったのです。

オンキョー(音響)は私が子供の頃から専門メーカーとしてステレオ売場にデンと存在していました。家にはモノラルのレコード・プレイヤーがありましたがステレオが欲しくて、親の予算の10倍20倍のカタログばかり集めてきては熟読したものです。わかりもしないのに「stereo」なんて雑誌も買いました。当時のトリオはKenwoodになって普及品を作って時流に乗り、サンスイ(山水)は経営でたいへんな目にあってその後どうなったのか、DENONはデンオンだった記憶しますが、今見るとデノンになっていたり。40年もたてばいろいろあります。そんなことを思い出しました。

さて、このスピーカーは2003年の発売だそうで、もう終わりに近いのでしょうか。アマゾンでは残り5台(8月2日時点で残り3台)とあり、量販店では見かけませんでした。あちこちで読んだ購入者のレビューではいずれも中高音がかなりの好評で、低音では各人の好みで評価がわかれます。低音が出るかでないかではなく、その出方についてです。私の耳がそこまで繊細かは知りません。

値段はオンキョー直営の販売サイト「オンキョー・ダイレクト」で1万6590円、アマゾンでは1万3748円、どちらも送料無料、その差2842円。ただしオンキョー・ダイレクトは購入、返品、相談、ユーザー登録、修理、など全部が一本で便利です。また返品期間30日、無料修理保証3年間、手数料なしの代引きもあります。一方アマゾンのページのどこを見ても保証のホの字もありません。もちろん普通の保証は付くでしょうが、売ったら自分は何もしない=安い、というとでしょう。(バッタ屋か?)

今頃知りましたが、オンキョーは大阪のメーカーでした。保証期間中の修理は家に宅配便が来て持って行ってくれて、修理が済むとまた宅配便で届けてくれるという仕組みだそうです。保証期間後はそれを自分でやるから、都内に窓口のあるメーカーの品物よりお金も時間も余計にかかることになります。Kenwoodの修理なら神田の本社にターンテーブルを持ち込んで、帰りに薮蕎麦でザル一枚なんて楽しみがありましたが、今調べたら引越しちゃったようですね。しかしソニーみたいにああも頻繁に修理窓口に出向かにゃならん、ということはないだろうと期待します。

というわけで、オンキョーの GX-D90(Y) をオンキョー・ダイレクトで買うことに決めました。(しかし今はクレジットカードの再発行待ちのため、しばしお預けです。)

● オンキョー 公式サイト。製品紹介以外に、オーディオの楽しみ方、知恵、テク、音質重視の音楽ダウンロード、購入後の製品の使い方やユーザーからのアドバイスまで、たいへん充実したサイト(+ブログ)です。エライ!

● オンキョー・ダイレクト

それでも気になるのは「パソコン回りのスピーカー(1)」で書いた「Dwarf」というあやしげなスピーカーです。天井から吊るしたいという好奇心に負けていまうかもしれません。でもそれだったら「モニター」を買うべきだと思います。しかし「モニター」との違いを今一つ理解していませんので、自分の用途と環境と予算をふまえて確認しておこうと思います。


(ブログ内関連記事)
パソコン回りのスピーカー(1)必要になった理由
パソコン回りのスピーカー(2)どれにしようかな
パソコン回りのスピーカー(4)モニターについて(予告)

2008年7月28日

パソコン回りのスピーカー(2)

「パソコン回りのスピーカー(1)」に書いたとおりで、スピーカー選びを続けています。この種の品物は値段はピンキリ、デザイン千差万別、機能チンプンカンプン、おまけに安くても名機があったり高くても評判がボロクソのものがあったり、日頃情報に接していない素人にはわけがわかりません。まずは目的を明らかにしてみます。

ふだんは内臓スピーカーとイヤホンで充分ですが、音楽制作ソフトで作った曲をモニターするために、必要なときだけ簡単に繋げてそこそこの音が出るもの、左右の音がわかるもの。そのあたりが条件です。

USBケーブルで繋ぐスピーカーが、コードも邪魔にならず便利だと思いましたが、今はAC電源、ヘッドホン・ジャックで繋ぐのが主流だそうです。理由はいろいろあるようで、判ったような判らないような。聞きかじりを寄せ集め、好みを反映しつつ、候補にあがったのはこんな感じです。


● ヤマハ NX-10

探し始めて最初に目を奪われたのはヤマハの〈NX-10〉でした。高さ10センチ程の横長で、最高にカッコイイと。スピーカーを4つ使って音が良いそうだし、電源はUSB、ACアダプタ、乾電池の3つ巴。ステレオが一つに収まっているから接続のコードが邪魔にならず、使いたいときだけ繋いで使うのにいいと思いました。ヤマハの宣伝もリキが入っています。しかしヤマハが量販店に置いてあるのは稀で、現物をまだ見ていません。低音も出るといいますが、この大きさで実際どんな感じでしょう? 定価が2万5千円ですからね。高すぎますけどね。


● Dwarf

しかしこんな変なものを見つけてしまいました。興味津々です。潜水艦のソナーの技術を応用したとかで、直系5センチのカメラの交換レンズみたいな物。これ一つでステレオ・サウンドが360度に広がると。本棚やテーブルに載せれば共鳴して、本棚もテーブルもスピーカーになってしまうと。いいお酒の瓶を載せると音が良くなる、お酒のグラスを載せていい音楽をかけるとお酒が美味くなると。等々。1万9800円のところ期限付きセール価格9800円。いや〜、このいかがわしさに心が揺れます。


● ソニー SRS-U10

お店で見て、すっりした姿が気に入ったのはこれ。家の中で作業場が定まらず、やりかけのいろんなものが散らかった中で、使いたいときだけ持って来て使う、という使い方になるのですから、左右に分かれていない方が便利だと思うのです。ツマミは電源と音量だけ、入力はミニプラグのジャックが1つとは一見トホホですが、実際の用途では問題ないかもしれません。電源はACだけです。音を聴かせてもらいましたが、お店が騒々しくて他機との違いの判別は困難でした。でもポドキャストを聞いたり、軽く音楽を聞き流すには充分かもしれません。税抜きのメーカー価格は8300円。1万円のスピーカーの音がずっといいなら、そちらが欲しくなるはずの微妙な値段です。プレゼンはもとより屋外で使うこともないでしょうから、ヤマハNX-10 との比較ならこちらのほうが賢明かもしれません。


● Bose Companion 2 II

見た目のカッコよさ、ある程度の重さ、邪魔にならない大きさ、一般の評判のよさ、騒々しい店内でもわかる音の良さ、こうした点でいいと思ったのはボーズのCompanion 2。パソコンの両脇に置くこと=近い位置で聞くことに特化した製品であること、したがって小さな音でも音質が落ちないという特徴があるそうです。アップルのサイトでもユーザーの評判は上々で、6畳8畳くらいなら、部屋全体で聞いても悪くないようです。またお店でヘッドホンも試しましたが、これを通すと音がよくなる気がしました。割引率は大きくなくて、量販店でも1万4千円台です。ボーズは音に癖があるとか、音楽の種類を選ぶとか、人によって好き嫌いが分かれるとか、いろいろ聞きますが、今のところ候補の一つです。


● Harman/Kardon Soundsticks II

お店で聞いて明らかに音がよかったのはハーマンののSoundStick II。いわゆる2.1ch(にーてんいち・ちゃんねる)で、低音用のスピーカーを一つ加えた3点セットです。美しい居間に3つを並べてもいいけれど、この棒みたいのをパソコンの机の両脇に立てて、机の下に大クラゲ(ドームともいう)を置けば、邪魔にならずに重低音を楽しめる、というわけです。しかし空間占拠の絶対量というものが問題です。足下まで整然とした作業机を持っている人でないと‥‥‥‥ またアップルのユーザー評では、音はいいけどクラゲのてっぺんが穴だから埃がたまるのが心配だ、という話もあり‥‥‥‥ 値段も量販店で2万円超と少々高めです。(まあ、私には現実的じゃありませんが。)


● オンキョー GX-D90(Y)

さらにあれこれ見ているうちオンキョーのスピーカーが気になり始めました。木目と黒があり、私なら木目です。販売価格帯は1万3千円台〜1万6千円台で、ちょうどボーズのCompanionと比較できそうです。細かいところを調べているところですが、こんなに小さいのに入出力のジャックが金メッキとは泣かせます。とはいえ大きさは上のボーズの倍もあり、重さもツマミの付いている右側は3キロ以上です。そうなると、まずスピーカーの置き場所を定め、使いたいときにMacをそこへ持って行き、Macにプラグを差して使う、ということになりそうです。


ところで、スピーカーにはいわゆる「スピーカー」と「モニター」というのがあって、素人にはよくわかりません。モニターでは edirol や M-Audio 以外は聞いたこともない外国物が多く、メーカー名ががらりと変わります。

モニターは音楽を作る人が作っている音を確かめるための道具で、出来上がった音楽を楽しむのに使う普通のスピーカーとは少々造りが違うそうです。音質が大事になりますから、大きさや重さや値段がある程度以上になります。いわゆるパソコン回りのスピーカーのような多様な色もデザインもなく、昔ながらの四角い形で、左右2本をセットで使うのが普通です。だからといって、CDやダウンロードした曲を聞くのにモニターでは不都合があるのかどうか、そのへんはわかりません。

私のレベルでは音が出ればいいのかもしれませんが、いちおう素人なりにDTM(デスクトップ・ミュージック)で使いたいのですからモニターのほうがいいのかもしれません。というわけで、次回はモニターのことを調べてみようと思います。


(ブログ内の関連記事)
パソコン回りのスピーカー(1)必要になった理由

2008年7月18日

パソコン回りのスピーカー(1)


今月はMacに繋ぐスピーカーを真面目に探しています。音楽はあまり聞かなくなりましたが、CDやネット上の音楽やダウンロードした曲を聞くときは主にイヤホンで聞いています。ポドキャストでラジオ番組を聞いたり海外ニュースのビデオを実kるならMac内臓のスピーカーで充分です。それで不自由を感じないのですから、Macと他の音の出る機械との連携はまったくありませんでした。いろいろ事情もあって、もし外部スピーカーで聞こうとすれば、その都度アンプを出して配線しなおして、終わったら片付けて配線を戻すような、とても面倒くさいことになります。

ですから GarageBand(音楽制作ソフト)もイヤホンで楽しんでいました。あまり音を外に出したくありませんしね。しかしある日作ったものをCDに焼いて外の音で聞いてみました。すると一番いい出来と思った曲が‥‥‥‥ドッヒャ〜!!! 音質もひどいけれど、音のバランスが滅茶苦茶でした。なぜなぜなぜ? それでパソコン用のスピーカが必要だと思いました。さっそく買いに行ったのですが、値段が安いのに驚きました。3千円くらいであるのです。これで音が出るの? そこで周波数特性など見ると、買う気が失せました。

しかしその後気づいたことには、どうやら私の耳は左右ビッコらしいのです。(昔やった帯状疱疹の後遺症で右の聴力が落ちたのかもしれません。当時へんな感じが残ったので検査を受けましたが、異常無しと言われてそのままです。改めて検査を受けなきゃいけないと思います。)ですから、自分がいいと思うほど音の配置は滅茶苦茶になるらしいのです。

ですから GarageBand ではイヤホンをときどき左右逆にして確認するようにしました。そんなことでもだいぶ修正できると自分では思っています。そのように自分で楽しむ分にはいいんです。しかしGarageBand Users Club にデビューしてしまいましたからね、もっと客観的に聞こえるように、使いたいときにすぐに繋げるスピーカー、ある程度の音の出るスピーカー、そういうものが欲しくなったのです。

(品物選びの巻に続く)


(ブログ内の続編)
パソコン回りのスピーカー(2)どれにしようかな

2008年4月17日

こんがらがって V


ヴィヴァルディ「調和の幻想」第8番1アレグロ
Antonio Vivaldi
L'estro Armonico 8-1(Concerto Grosso 1, Allegro)



(music)(vivaldi)(garageband)

2008年4月12日

魑魅魍魎が跋扈する

 JSバッハ/「フーガの技法」13a

J. S. Bach
The Art of Fugue
Contrapunctus 13a




身のほどをわきまえぬ浪費を続けたからとうぶん自粛します。

(music)(bach)(garageband)

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