お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2013年12月24日

zazzle: クッションとメッセンジャーバッグ

怒濤のように押し寄せた zazle の割引セールのメールもアメリカ時間で12月23日で終了。今日は静かです。しかし私には心残りがあります。日本時間の21日に「クッション半額」という驚くべきメールを受け、私は買うつもりでいたのに買いそびれてしまったのです。

最後の投げ売りとも言うべき、Tシャツ、クッション、トートバッグ、マグカップ、ポスター、マフラーの5割引セールでした。クッションが半額になるなんて初めてです。Tシャツやマグカップのような常に人気のある商品と違い、全然セールに出ません。あるとすれば「全品15%引き」とか「全品20%引き」とか、そういう時だけです。しかも来年またやるとは限りません。なぜなら今年はクリスマス商戦をひかえた頃にクッションの種類を増やしたため、その宣伝も兼ねているのじゃないかと思うからです。かえすがえす惜しいことをしました。


なぜ買いそびれたかというと、このセールのお知らせには終了時間が書いてなかったからです。一昨日22日の午後にお昼寝をして、目が覚めたら4時で、そうそうクッションを注文したいのだったとMacに向かったときにはまだセール中でした。しかし一緒に布巾(tea towel)を買おうとしていて、全部買うとすごい出費だからどれを削ろうかという悩みは前の晩から続いていていたのです。あれこれ家の中の仕事をしながらやっと決めて5時3分過ぎぐらいにクリックしたら、セールが終わっていました。日本時間の5時が期限だったようです。

zazzle のクッションはすごく高いんです。私が始めた時にすでにあったかどうか覚えていませんが(この頃なんでもすぐ忘れてしまいます)、私が最初に作った時の値段は45ドルでした。もともと高かったのが(アメリカでは諸物価高騰の折)今では63ドルです。町に出て一つ6300円のクッションを探したらいい物がたくさんありますから、いくらオリジナルでも高すぎてあまり売れなかったのでしょう。そのため先ほど書いたように今シーズンは種類が増えました。四角のクッションはこれまで20インチ(50センチ)だけでしたが16インチ(40センチ)の物ができ、さらに綿100%だけだった所に安いポリエステル製が加わりました。ポリエステルで16インチだと値段も30ドルぐらいで、ぐっと手近になったわけです。

しかし価格よりも大きな問題がありました。私は自分で作ったものを2つ購入しましたが、とにかく発色が悪いのです。一つは暗い模様で黒と赤を効かせたもの、もう一つは灰色っぽい中で濃いピンクをアクセントにしたものです。届いた物はどちらも全体が煙の向こうにあるようなくすんだ色でした。真っ黒であるべき色が茶色の混じったネズミ色で、真っ赤もショッキングピンクもぼーっとしています。これで45ドル?!と思いました。それが今は63ドルですからね、冗談じゃありませんよ。売れないからいいようなものを、これでは恐くて作れません。しかしポリエステル製ができ、化繊ならもっと発色がいいんじゃないかと期待します。その確認もしたかったんですけど。

絵はがきや封筒では単価が安いので半額で買っても一枚あたりの送料を加えると高くて売れませんから足が出ます。でもクッションが半額だと売りに出すときに1個あたりの送料を加算しても定価で売れれば計算上少しは利益があります。自然派の「小野路やまいち」でポリエステルのクッションが売れるかどうかわかりませんが、アートフェスタもあるし、お店の飾りにはなると思って4つは欲しかったんですけど。

(逃した魚の群れ。自分では気に入っていますけど。)

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(↓他にも変てこりんがいろいろあります。どうぞご覧ください。)
Knit-Rit Fabric のクッション売り場


近頃の zazzle はワンパターンが多くて退屈ですが、探せばいいクッションがありました。この機会にどちらか買おうかと思ったんですけど。

Victorian Design #2 @ VictoriaShaylee Pillow

これはナイル川ほとりのパピルスでしょうか。このまま刺繍の図案にしたくなります。VictoriaShaylee さんのクッションです。(人様の作品の画像を引用してはいけないのかもしれませんが)この人はルノワールや浮世絵をはじめ既成の有名な作品を使っているようですから、これもアールヌーボー時代の作品かもしれません。)


Louis Wain の "Cats at the theater" クッション

これはルイス・ウェインという猫画家の作品です。もっときれいな絵もあるのですが、この不気味さがたまりません。劇場の桟敷席に集まった猫だそうですが、舞台を反射している目だけ色がついています。こんな絵を描くなんて、たぶんビクトリア時代のイギリス人じゃないかと思います。このお店(Artworks)にはWainの絵がたくさんあって、私は去年絵はがきやグリーティングカードをたくさん買いました。


でもこの大特売ではメッセンジャーバッグも5割引になっていたんです。クッションとは送料が別ですから品物を決めた時点で先に4個買いました。2年前に作った物を今見るといろいろ粗が見えて、急いで修正したものもあります。私は自分で作った物はなるべく自分で買って確認していますが、このバッグはちゃんとしていますよ。リックショーというアメリカの小さなメーカーで作っており、中国製ではないんです。柄がきれいに出ていれば来年4月の「小野路やまいち」に持って行きます。(ぜひお手に取ってご覧下さい、ぬあんちゃって。)

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2013年12月23日

CafePress で家事放棄

zazzle は作る時にデザインの自由がきくのがいいけれど、買うときに送料が高くてたまりません。

cafepress(カフェプレス)は zazzle と双璧といわれている所です。ロン・ポール支援グッズなど何度かお買物したことがあり、この種のサイトを知らないで最初に遭遇していたのはcafepressのほうでした。(cafepress のほうが政治色の強いものが多いようです。)去年か一昨年か忘れましたが、cafepress もやってみようとお店作りを始めたところ、お店作りも品物作りも zazzle とはまるで勝手が違ってわからなくて途中でやめました。でもそれをまたやってみようと思います。zazzle を初めて2年半、私が作った物では商売にならないとわかりましたが、自分で売ったり自分が使うために作りたい物がたくさんありますから、似た物なら安く入手できるほうがありがたいからです。

cafepress も今年大きく変化しました。(いちばんわかりやすいのは送料の計算が zazzle に似た形になったことです。送料そのものも変わったかもしれません。)でも商品を作るのに前はどういう操作だったか細かく覚えていませんから気にしません。

このブログで今やアクセスが一番多いのは zazzle 関連です。(I Will Survive を超えました。)この手のサービスあるいはビジネスに関心を持つ人が多いのだと思います。というわけで、私は今お店の作り方その他を最初からやり直していますから、その手順なども紹介したり、あらためて zazzle との違いについて書いていこうと思います。

とりあえずcafepressリンクを貼っておきましょう。
クリックすれば cafepress のホームページへ飛びます。


 

  Design your own products at CafePress.com!


2013年12月19日

zazzle で包装紙!

このブログ以上に zazzle を放置していました。もういやになっちゃったし、あまり無駄遣いしたくないから頻繁に届く広告メールも無視です。しかし11月になるとアメリカではクリスマス商戦に入って zazzleもじわじわと大安売りを始めます。私は友達にあげるために作っておいた絵はがきとグリーティングカードを安く買うために、ちょっと注意をしはじめました。カードが半額になっても金額として大きくありませんが、一緒に買うと送料が安くなる品物があるんです。例えばカードとふきんを買うと送料が別々に計算されますが、カードとトートバッグなら送料が一緒でかなり割安になります。(ふきんはランチョンマットやクッションと一緒に買うと割安です。)セールはそういう送料節約のためのまとめ買いの機会でもあるのです。

そんなわけで数ヶ月ぶりにzazzleに行くといろいろ新しい商品が加わっていました。その中で驚いたのが「包装紙」です。包装紙ですよ、ラッピングペーパーというやつです。あれを自分で作れるというのです! えーっ、すごい! 私は興奮しました。だって私は、中学2年生のときに池袋パルコができて、その5階か6階にあった「カミカ」という紙のお店を見たときから包装紙が大好きなんです!! いくら家庭にパソコンとプリンタが普及しても、包装紙だけはプロッターでもなければ作れません。私は嬉しくなって zazzle の包装紙を作り始めました。

そして何日かすると突然「包装紙が半額」というメールが舞い込みました。うわっっっ……

私はもともと怠けている家事を一切放棄し、ただちに包装紙作りに専念して、限られたセール終了時間ぎりぎりにグリーティングカード、トートバッグと共に発注しました。(zazzle の大安売りはメールで知らされますが、突然「今日1日限り」とか「今から夜11時59分まで」とか、人を急かせるやり口です。いつ何が安くなるかわかりませんから、欲しい物は日頃から用意していないといけないのです。それが zazzle とのつきあい方というものなのです。)

興奮のため前置きが長くなりましたが、11日に注文したその包装紙がもう届きました。(カードとトートバッグはまだです。)送料も顧ず二回発注した内の先の3種類です。

こういうのを作りました。(今カメラが家の中で行方不明で実物の写真が撮れません。)
結論を先にいえば「トレビア〜ン!」です


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See gift wrapping paper online at Zazzle 

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(画像の下の商品名をクリックすると売り場で見れます。
KRfabric はお店の略称です。下の行をクリックすると
他の人達の作った包装紙も見れます。もちろん購入もできます。)

いずれも Patterno というソフトを使って作った簡単な模様を zazzle のデザインツールで「タイル(連続模様)」にしました。紙は3種類から選べます。安い順に glossy、linen、photo gloss で、ここでは glossy と linen にしました。包装紙は贈り物を包むだけでなく、厚紙を入れてノートの表紙を作ったり、箱に貼ったり、封筒にしたり、切れ端だってしおりになるし、はたまたドールハウスの壁紙にしたり……全ての紙工作に使えます。もっと作って来年の「小野路やまいち」で切り売りをしたくなりました。

(1)紙が大きい!
もともと6フィートと書いてありますが、現物を見るととっても大きくて嬉しくなります。伊東屋などで広げて売っている物の3倍か4倍あります。(アメリカ人はクリスマスには大きなプレゼントをたくさん包むのでしょう。一番短くて6フィート巻きですから、かなり大きな箱でもつぎはぎ無しで包めます。)これが16ドルとは有り難い話です。送料を払っても、これなら作って買う価値があると思いました。(しかも半額で買ったのですから踊りたくなります。)

(2)デザインがよく再現されている
「正確に」再現されているとは言いません。細かいことを言えばきりがないでしょう。glossy の印刷ではぼかしをいれた茶色と赤の区別がつきません。しかし意図した雰囲気がよく出ていると思います。満足です。zazzle にすれば家族やペットの写真入りの包装紙が念頭にあるわけで、たぶん値段が一番高い photo gloss ならさらに原案に近づくのかもしれません。(色の正確な再現を一番に求めるなら黒一色でデザインすれば間違いないと思いますヨ。)

(3)紙の質がよい
市販の輸入物の包装紙と同じです。大きな箱をきちんと包める厚さがあります。

謎が残る点は

(1)「艶あり」と「艶消し」が逆?
glossy というなら艶のある紙のはずで商品説明にもそう書いてありますが、実際はどう見ても艶消しです。しかも品のある艶消しです。いっぽうlinen には麻の織物を模したテクスチャーがあり(タテヨコに細かい筋)、表面に光沢があります。艶消しの紙(matte paper)と書いてあるんですけど。買うときには注意してくださいね。(といっても zazzle のこと、私が受け取った物が正しいという保証はありません。)

(2)紙の大きさが違う
商品説明によれば大きさは3種類とも共通で、幅が2フィート、長さが6フィートと15フィートと30フィートです。しかし glossy と linen では大きさがまるで違うのです。ちゃんと計っていませんが、 linen はすごく大きくて幅が15センチ近く広いんです。どうなっているんでしょう?(そのため国際宅配便だというのに2つの筒に分けて届きました。大きい筒に小さいのも一緒に入れるということを何故しないのか? アメリカ人だから?)photo gloss は買ってないから判りません。

たまたま在庫切れで手持ちの紙を使ったんでしょうか? 次回そのつもりでデザインしたら本来の大きさで届いて計算が狂ったり? わかりません。カスタマーサービスに問い合わせる気もおこりません。


ところで、この包装紙を発注して何日もたたずに「包装紙75%引き!」というメールが届きました。でも見なかったことにしました。来年は75%引きで買いますヨ。(いいのをいっぱい作っておこうっと♪)


(追記:12月24日現在、上の包装紙と一緒に注文したカードはまだ届きません。上の包装紙と同じ日に注文した別の包装紙もまだ届きません。私はクリスマスに関係ないから急いでいませんけど……。)

2013年12月15日

来年の「小野路やまいち」



昨日「小野路やまいち」の事務局からメールが届き、来年4月に第二回を開催するとのことです。すぐに参加を決めました。

やまいちは町田市小野路にある彫刻家の宮沢氏の「アトリエIZUMI」の敷地(すばらしい里山)を使って開かれるフリーマーケットです。日頃からいろいろ手仕事で物を作っている人たちと買い手とが直接売買する場として企画されたものですが、ほかに食べ物屋さんの出店と音楽やダンスのパフォーマンスもあってお祭りのようです。私は初めて自分の作った物を売る体験してとても楽しくて、恒例行事になるのを期待していました。

今年はIさんが教えてくれたのが2月。実はとっくに申込期限を過ぎていたのも知らず、友達のよしみで参加させてもらいました。40日あれば zazzle の商品を取り寄せる以外に新しいものも作れるだろうと思って子供用やミニチュアのセーターなどを編み始めたらドッコイ、例によっていくつか同時に進めたものだからどれも間に合わず、出来上がったのはコースターだけでした。今は4ヶ月前。こんどはちゃんと準備できるでしょう。(たぶん。)

とはいえ、当日は一緒に行こうというだけの話だったのに、私より早く着いたために結局朝からずっと(終電間際のカラオケまで)つきっきりでお店を手伝ってくれたSさんは九州へ引越してしまいます。荷物の搬入搬出もそうそうMくんに頼ってばかりではいけないし、どうしよう? そういうことも一人でちゃんとやれるようになりたいと思います。

2013年7月9日

パナソニックの「スマートビエラ」

パナソニックの公式ページです。青い矢印の所を大きくすると

さりげなく「WEB限定CM」と書いてありますが。


● パナソニック、スマートビエラ(パナソニックのページ)
● 各界で活躍する著名人にスマート美エラを体験していただきました!!(パナソニックのページ)

パナソニックが「スマートビエラ」という新しいテレビを発売して、ちょっと凄いことになっているというのです。特徴は、スイッチを入れた時にメニュー画面が出て、そこに地上波テレビもYouTubeも一緒に並んでいて選べるようになっている......これまでもネットを見れるテレビはありましたよ。しかし最初から地上波とネットを同列に扱うテレビは初めてだということで......だから? 私は何につけ「スマートなんとか」という便利過ぎる品物は好みませんから、こんなもの良いとも欲しいとも思いませんけど......

実は私はチャンネル桜の番組でこのことを知りました。その動画の解説はこうです。

Panasonicが発売した新型TV「スマートビエラ」。これは従来のTVと異なり、TV放送とインターネットの受信を同列に扱った機種であり、今後のTVの当然在るべきスタイルとも言えるものである。ところがこれに関し民放各局は、「CM拒否」という恥も外聞もない対応で普及を阻止しようとしている。果たしてTV局が守ろうとしているものは何なのか?(以下略)

つまりインターネットの情報に無縁であるためにマスメディアの流す情報を鵜呑みにしている大衆が真実に目覚めてしまうかもしれない、それはインチキばっかりこいてるマスメディアには都合の悪いこと、だからテレビ(民放全局)はこの製品を宣伝しない、ということのようです。詳しくは下の動画をご覧ください。(それにしてもずいぶん大袈裟な題名ですね。)

● 【スマートビエラ】TV業界激震!民放各局「CM拒否」の醜態


しかしテレビでネットを見るためにはプロバイダー契約をして毎月数千円の支払いをしなきゃなりません。ですからネットに興味がない人がいきなりこのテレビを選んで、ましてや意味もわからずプロバイダー契約をするとは考えられません。ですから現実には「コンピュータを扱えない老人が居ながらにしてネットの動画を見られるようになる」ということは起きないでしょう。でも老人本人ではなく、たとえば家族が買ってあげるときに、情報弱者にならないようにプロバイダー契約込みでスマートピエラを選ぶ、ということはあるかもしれません。

ですから天地がひっくり返るほどの話じゃないと思いますけど、テレビにとってはコマーシャルを拒否するほどの大問題なのですね。なんだか笑っちゃいますね。ビビっちゃったんでしょうかね。

ところで私、今年の2月にテレビを買いました。自分が見るためではなく、家族が2ヶ月ほど老人施設で暮らすことになって、年寄りにテレビは必要だろうと思ったからです。(でも実際はほとんど見ていなかったようですが。)私はテレビを買うのが初めてで、我が家にとっても何十年ぶりのことで、電気屋さんに行ってもわけがわからず頭がクラクラしました。ですから「シャープは日本で作っていて評判よかったみたい」な気がしてシャープを買いました。しかし日本での生産はとっくの昔に終わっていたのでした。でも大きな画面できれいな画像で、これで3万円台とは大したものだと思いました。その後家族が荷物とともに自宅に戻ると、そのテレビは廊下に放置されたままです。うちでは相変わらずソニーの13型のブラウン管(80年代のトリニトロン)のをJ-COMにつないでいます。(注:つないであるが見てはいない。)

ですからとうぶん新しいテレビを買う予定はありませんし、賢すぎる便利すぎる機械は大嫌いですが、チャンネル桜が指摘するような情報の解放の第一歩という意味だけにおいて、このパナソニックの「スマートビエラ」は支持したいと思います。

2013年7月5日

「じっくり学ぼう!日本近現代史」


(何故かコメは青字が好まれています。)

いやはや面白いサイトを見つけました。
倉山満の「じっくり学ぼう!日本近現代史」です。

● 「じっくり学ぼう!日本近現代史」 ニコビューアでの番組一覧
● 「じっくり学ぼう!日本近現代史」 番組による一週間ごとのリスト(連続再生が可能)

(上の一覧の最初に出て来るペリーの動画(開国を請うペリー)はこの番組と無関係の駄作です。すごい閲覧数ですが、間違ってもご覧になりませんように!)

● CGS(チャンネル・グランド・ストラテジー)のブログ

倉山満という人は、日頃から「大日本帝国憲法」が素晴らしいとか「大日本帝国陸海軍」は世界最強であったとか、ネットの外で聞いたら時代錯誤な右翼の煽動家のような主張ばかり行なっている人です。しかしネットでは絶大な人気があり、「信者」と呼ばれる熱烈な支持者も多くいて、若手保守論壇の先端を行っている観があります。実際に話をきけばなるほどと思わせます。考えが偏っているというよりは、「普通に真面目に資料にあたって研究したら、教科書で教えることや新聞記事やテレビ番組のほうがおかしいという結論に達してしまったのではないか?」という印象を受けます。倉山満の肩書きは「憲政史家」で、いったいどれだけ知識が詰まっているのかと思わせる人物ですが、もともとは畑違いであったという意外な話題も番外編に出てきます。

この番組では学校で歴史の授業をちゃんと勉強した人達にとって、教わらなかった事や教わった事の本当の事情など、目から鱗の話が満載のようです。(私はちゃんと勉強しませんでしたからそのへんの驚きが希薄ですが、ついつい続きが見たくなります。)私は歴史が嫌いではありませんが、日本の幕末や明治の歴史は苦手です。ごちゃごちゃしてよくわかりませんし、何か読んでも白人の横柄に腹の立つことが多くて関わりたくないと思ってきました。NHKの大河ドラマは男の怒鳴り声ばかりでうるさくて嫌だし、司馬遼太郎の小説も興味がないし。ですからこの連続講座を見ても、視聴者としての水準に達していない状態です。しかし今を生きる日本人として、今を理解するためにも「近現代史」は必須科目だとずっと思ってきました。ですからこの番組を自分にとって

(1)単純にお手軽に、幕末から大東亜戦争の敗戦と戦後処理までの(あるいは今日に至るまでの)現代史の大きな流れを理解する
(2)戦後の価値観にとらわれない現代史を理解する

という二つの意味をもつ教材としたいと思います。

私が育って来た戦後の昭和の時代では「保守」は「親米」を意味し、左翼は「革新」とよばれて、事実上の「親ソ(旧ソ連)」か「親中」でした。「革新」という言葉はだんだん使われなくなりましたが、同じ状態がついこの間まで続いていた気がします。つまり、政治の右も左も外国にすり寄っていて、自分の国の地面に足を踏ん張っている政治家がいるのかいないのかわかりませんでした。それがすなわち「戦後レジーム」の姿なのでした。戦争に負けて、それまでの日本はすべて間違っているという理屈に基づいた世界観がすっかり出来上がっており、学校でもその理屈にもとづいた教育がなされてきました。私をふくめ戦後に生まれ育った人間は、みな普通にそういう世界に慣らされてきたわけです。(私はそれを「無自覚左翼」と呼んでいます。)

しかししだいに自分の国と歴史に色眼鏡をかけずに向かい合ってみようという立場の学者や言論人が現れてきました。また内外であらたに公開された資料などにより、戦前戦中戦後の歴史が徐々に書き換えを迫られています。そのことをメディアは「右傾化」と言いますし、まだまだ一般の人々もそう感じることが多いようです。しかし自分の国の歴史について、悪いと思っていた事が実は悪くなかったと知ることや、平和だと信じていた所に大変な問題が潜んでいたと知ることに何の不都合があるんでしょう? この歴史の見直しがいつから始まった動きかは知りません。一つだけ確かなのは、テレビ新聞などマスメディアはこうした動きを一切無視しているということです。マスメディア自身が、そうした戦後レジームの維持に大きく貢献する存在だからです。

今保守論壇を牽引する人達の多くは40代かと思います。皆さん著作活動が盛んですが、ネットで直接語りかけもします。個性派ぞろいで、話が上手くて面白くて引き込まれます。ほんとにおなかを抱えて笑いたくなるような、そういう面白さで語るから、若い人達にも支持されるのでしょう。そうした個人の魅力も思想を伝えるには大事な要素なのだとあらためて思います。

ところでこの番組は「チャンネル・グランド・ストラテジー(CGS)」というチャンネルで公開されており、聞き手である地方政治家の金谷宗幣という人の「龍馬プロジェクト」の一環のようです。この「龍馬プロジェクト」という活動メンバーの話は以前ネットで聞いたことがあり、あまりパットしないなあと思っていました。(私は坂本龍馬にまったく魅力を感じませんし......)しかしこのような番組をネットで無料公開するとはエライと思います。そしてスギタハウジングという不動産屋さんがスポンサーだそうです。何処のどういう企業かわかりませんが、何の宣伝ビデオも流さずに支援するとは、なんとも奇特だと思います。

一方この番組は公開録画で、収録時の参加費用は2000円だそうです。動画には「高い」とか「タダにしろ」とかコメントが流れます。しかし一回十数分の動画とはいえ、これだけの内容の講座を毎日無料で配信しており、それを面白いといって見ている視聴者が言う台詞でしょうかね。人様の技術や知識はタダで使うものではない、相応の対価が必要であることは少し前までは当然でしたが。そういう所にも日本人の劣化を感じざるをえません。

2013年6月28日

zazzle:またまた無断の大変革決行


cafepressのメールを見たあと、今 zazzle の自分のお店に行って目を疑いました。スキンというのか、サイトのデザインが昨日とまったく変わっているのです。 自ら「ザズル・ブラック」と名乗っていた黒が消え、ロゴとトレードマークさえ変わっていました。まあ、確かにゴチャゴチャしたページだと思いましたし、これまでにも小さな変更はあったものの、ページの構成も何もかも、一夜にして変わったとは驚きです。ユーザーに何のことわりもなく!

......と思ってeメールをよく見ると6月25日にStore design changes - coming soon!」というメールが入っていました。(毎日毎日スパムとしか思えないセールのメールばかりなんですから、かんじんのお知らせを見落としがちです。)メールでは「詳細は追って知らせます。でも皆さん準備しておくように」「詳しくはフォーラムで」と書いてあります。とはいえォーラムは英語のみです。日本のサイトでお店を出している人はどうやって知ればよかったのか。(日本のサイトも勿論変わっていますよ。)フォーラムでは6月20日からスキンの変更に関して活発なやりとりが行なわれていたようです。しかし3日前にお知らせが入っていようと、フォーラムで議論されようと、ユーザーの希望も都合も無視した一方的な決定であることに違いありません。なんという専制!

URLで出てくる最初のページはお店の表紙で、作った品物を種類別、あるいはデザイン別に並べて紹介するのが普通でした。自分で用意した写真やイラストを使うことができました。最初のページでお店の雰囲気やデザインの傾向がわかるように作り、お客は興味を持った所をクリックしてその先にあるたくさんの品物を見たわけです。またお店のデザインはテンプレートを選ぶだけでもいいし、個々のユーザーがある程度自由に作ることも可能でした。(たとえば私はこのブログと共通の雰囲気にし、敢えて素人っぽいあっさりした感じにしました。)技術のある人はさらに別のソフトを使って自由なデザインができたようです。つまり、何万人何十万人のユーザーが自分の雰囲気を出す為に努力して個性的な最初のページを作ったわけです。それをパッと一瞬で消してしまうのですね。数十万足の靴を削除したときと同じですね。すごい専制ですね。

あまりといえばあんまりです。私は作業のためゆうべから表紙を含めて4ページほど出しっぱなしにしていたのですが、こんなこととは知らず更新して消してしまいました。今はクッションのページだけ残っているのでコピーします。こんな雰囲気でした。



しかしなんと、今度の新しいスキンでは一番上に画像を入れる以外は何もできないようで、背景の色さえ変えられません。何故?!と思わずにいられません。さらにここにコピーした二つの画像には一目瞭然の重大な違いがありますよね。ここ数年来?の世の中で顕著な傾向らしいのですが、インターネットでは黒から灰色への流れがあるらしいのです。私がこのブログで使っているブロガーというサイトでも、1年か2年か忘れましたがある程度の移行期間を経て管理画面のデザインが変わりました。紺色とオレンジ色をアクセントに黒い文字でくっきりしていたものが、灰色、灰色、灰色......です。見にくいったらありません。そして zazzle もご覧のとおりで、お店の画面も管理画面も灰色、灰色、灰色......に変わっていました。若い人には関係ないのでしょうが、年寄りにとって薄い灰色や薄い水色の小さい文字を読むのは苦痛です。ほんとに嫌です。

今は出かけなくちゃいけませんので、詳細はまたのちほど。


(続き)
3年は続けようと始めた zazzle ですが、ほんとに嫌になってきました。

フォーラムの質疑応答を少し見ると、スキンを変えた最大の理由はどうやらスマートフォンやタブレット(iPadなど)に対応させるためで、はっきり言えばはそういう小さい画面用に変えたということなのです。(私はiPhone も iPad も持っていませんのでどのように見えるのか判りませんが。)スマフォ用の画面をPCで見せられるんですから、そりゃあ画像や見出しが異様に大きくなりますよね。慣れるのにどれだけかかるか...... 見る人を増やせば売上げも増えるという皮算用で、ここでもユーザーの気持ちを無視して zazzle.comの売上げが増えればいいという考えを貫いています。こんな画面じゃPCで見る人が減るのじゃないかと思いますが、購入者が明らかにPC層からスマフォやタブレット層に移っているのなら、こういう変化も仕方ないのもしれません...... 当然ながら画像の大きさにとまどうユーザーの意見はフォーラムにもありましたけど。

お店づくりの機能がほぼ全部そがれて、千差万別のお店ごとの個性が失われたのが残念です。自分のことをさらけ出すか、ただ売るだけの味気ない場所になってしまいました。私にとってはお店の見た目を作ることも大きな楽しみだったのに。また来訪者数のカウンターが2900を越え、まる2年を待たずに3000に到達しそうで最近はとくに毎日楽しみに見ていたのに、その機能もなくなりました。がっかりです。新たにお店を作り直す気がおこりません......どうしよう?(でもすぐに他のユーザー達がいろいろな工夫を見せてくれることでしょう。それを参考とし励みとしたいと思います。)

同じ時期にcafepressも大きく変わりますよと言っているのは、こういう zazzle の姿勢を意識したものでしょうか。 zazzle と同じ方向へ流れないでほしいものですが、cafepressだって儲けなくちゃいけませんから何ともいえません。様子見です。




cafepress:近々大変身の予定とか

 cafepressはお店の作り方が(私には)わかりにくくて何もしてきませんでしたが、 今朝下にコピーしたメールが入りました。cafepressが近いうち大々的に変わるというのです。例にあるのはメンバー間の交流とメンバーの個人情報の公開についてです。私はそういう方面は興味がありませんので嬉しい変化とは思いません。(個人情報の扱いには皆さんひどく神経質である一方、自分から露出したい人がこんなに沢山いるのは驚きです。グーグルやアマゾン等のサービスを無批判に利用することも含めて。)私はそういうことより、デザインツールをもっと使いやすくしてほしいんですが......。

 zazzle もだんだんアレなので、cafepressとちゃんと比較してみようと思っていたところです。cafepressは来月変更するそうですから、その後で再びお店作りを試してみようと思います。

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2013年6月12日

西部ゼミナール(平成25年6月1日〜)

このブログはお買物と私の商売の話だけに特化しようと決めたばかりなのに、いい話を聞くと載せたくなります。

● 西田ゼミナール 若き日本人が語る古き良き日本論【1/4】
東京MXテレビが毎週放送している「西田ゼミナール」で、今月1日から放送している4回物の第一回。今年(平成25年)の4月の収録だそうです。



● 続き(第二回)はこちら 第三回は6月29日放送予定

2013年6月11日

恵比寿アトレのロシア料理店

昨日恵比寿の部屋の掃除の帰りに、時間つぶしを兼ねて軽く夕飯を食べることにしました。家族と二人なのでお手軽にアトレ(駅ビル)の6階へ。夕方すこし肌寒くなったから温かいものがいいし、つばめグリルの洋食や飲茶と迷いましたが、せっかくだからふだん食べないものがいいねということで、「マトリョーシカ」というロシア料理店にしました。

表に出ている見本を見ると、ピロシキ、ボルシチ、つぼ焼きなど、おなじみの食べ物が体裁良くならんでいます。どれにしようか迷うほどいろんなセットがあります。しかしよく見ると野菜サラダは「はと麦入り」、つぼ焼きのシチューは「豆乳入り」など不安要素の文言があり、普通ビーフ・ストロガノフであるものが鶏肉のストロガノフだというのも少し気になりました。経験から、こういう小細工をするお店の食べ物はおいしくないからです。でも「ハズレでもいいということにして、食べてみよう」と入って、サラダ、ピロシキ、ボルシチだけの一番簡単なセットと、もう少し入ったセットを注文し、分けながら食べることにしました。1000円と1500円程度です。しかしその後テーブルにさらに変なものを見つけました。「今月のつぼ焼きのふたは抹茶味です」というような貼紙です。決定的に「しまった」と思いました。

果たして予測どおり。ピロシキもボルシチも私が作ったほうが何倍も美味しいんですけど。私がピロシキを作ったのはロシア文化に興味を持った大昔ですが......またロシアのピロシキも地域や家庭によって種類はいろいろでしょうが......ここのピロシキにはキャベツもゆで卵も春雨も入っていないし、ほとんどひき肉だけみたいで、あんまり味もないのでした。ボルシチは酸味が強く、肉のだしのこくはなく、大きなじゃがいも一個以外具が見えないぐらいで、アラララ......でした。つぼ焼きに至っては、かぶさっているパイ生地が抹茶味だそうで......おいしいわけがないでしょう。こういうものを作る感覚が私には理解できません。

普通の洋食屋さんや「ヘルシー」が売り物の食堂のメニューにひょっこり入っているお料理ならともかく、いくら値段が安くてもロシア料理店を標榜するにはあまりにもお粗末でございました。お店の雰囲気は悪くないのに残念です。

2013年6月8日

引越:クレインの便箋と封筒


引越の片付け+荷造りで出て来たものの第二弾。クレイン社の便箋です。そうそう、これがお気に入りだったんです。すっかり忘れていましたけど。アメリカ製ですからレターサイズです。50枚の箱入りです。いくらだったか忘れました。2500円ぐらい? 蓋をあけるとまだ半分ほど残っていて、日差しも埃もさえぎられていたからきれいなままです。英文をタイプした1992年6月1日付の手紙とお揃いの封筒が入っていました。

封筒は8枚残っていました。帯に25枚入りと書いてあり、1300円という伊東屋の値札がついています。25枚で1300円とは当時かなり高価だったはずですが(今はいくらでしょう?)、 zazzle の封筒が送料込みで1枚あたり140円近いのですから、高級品のクレインがえらく安く感じます。

あたたかみのあるクリーム色です。紙の種類はコットン。「kid finish」すなわち子山羊のなめし革のようなしっとりと上品な仕上げというわけ。社名ロゴの透かし入り。インクで書いてもプリンタで印字しても見栄えのするとっても素敵な紙です。

なんて趣味が良かったのだろう!

20年ぶりというわけですが、こういう物が出てくると私はちょっと戸惑います。自分は飾りのない質の良い物が好きだったのだ......と思い出してしまうからです。今 zazzle でやっていることと正反対じゃありませんか。 zazzle で作った封筒はもちろん気に入っています。だから自分の中でどっちつかずの分裂が起こってしまうのです。


2013年6月7日

zazzle:ロイヤルティの基準を変更するそうです

こうやって何度も zazzle について書いているわけですが......これは一つの体験記みたいなもので、実は私はあんまりzazzle が好きじゃないかもしれまない......と思う今日このごろです。あそこで物を作るのは間違いなく楽しいし、(まだ3回ですが)自分の作った物が外国で売れるのもとても嬉しいことです。でも品物を買えば不良品や間違いばかりだし、クッションやランチョンマットは注文して1ヶ月以上たっても製作中だし、苦情や質問の窓口の担当者はいいかげんだし、作者からピンハネするし、国内は送料無料のくせに海外発送はまだまだ高いし、デザインするときのインターフェイスは前のほうが使いやすかったし......ナ〜ンダカ常にもやもやした気分が同居しています。よくわからないのですが。

さて、今日入っていたメールの件名はこうです。
June Seller Newsletter: marketplace changes, kids' apparel & more!

なんでも近々「zazzle市場」に変更があるそうです。「zazzle全体のアクセスと売上げを伸ばすためにロイヤルティとボリューム・ボーナスを変更する」と。ロイヤルティとは作り手に支払われるデザイン料のようなもの、ボリューム・ボーナスとはまとまった金額分を買ったときのポイント還元みたいなものですが、こういう場合はユーザーである我々に不利なほうへ変わると考えるのが普通です。

具体的には、これまで「最低10%」であったロイヤルティを「5%」に下げるそうです。これまで設定したものは据え置きですし、今後も何%に設定するかは作り手の自由でしょうが、今後あらたに作る物のロイヤルティは5%で設定できますよ、というのですが...... 

これまで10ドルの商品であれば、そこに最初から10%のロイヤルティが含まれていました。15%に設定したければ値段が10.5ドルになる、という具合です。しかし今度の変更は商品に含めるロイヤルティを5%にするということであり、5%を超えるロイヤルティを設定すると商品の値段が高くなる、という意味です。では差額の5%は何処へいくのでしょうか?

その分すべての商品の値段を5%下げるのでしょうか?

じゃっかん詳しい zazzle のフォーラムでFAQを見ると、どうやら全商品の値段を5%下げるようです。売上げを増やす目的で販売価格を下げるといっても自分が確保している利益には指一本触れず、その負担をまるまるユーザーに負わせるんですね。ひどいやり方ですね。つまり、作り手が受け取るロイヤルティが5ドルあるとしたら、これまでzazzleはその20%、すなわち1ドルをピンハネして実質4ドルでした。しかしこれからは最初からその半分しかあげませんよ、ということです。(たぶんそこからさらに20%を奪うでしょうから)ですから実質2ドルになります。本来5ドルであるべきものを2ドルにするわけです。もし作り手がこれまでどおり10%のロイヤルティを設定するなら、その分だけ価格が上がり、(沢山売っている人ほど)販売に不利になるでしょう。そうでなくても zazzle は年がら年中割引セールをやるんですから、作り手は踏んだり蹴ったりです。 一方 zazzle にとっては、もし値下げして売上げ点数があまり増えなかったとしても支払いが半分で済むのですから、すぐに確実にお金が残ります。「売上げを伸ばす」とはあくまでzazzle.com にとってのことです。

zazzle長者も今後は売上げ半減ですネ。zazzleで生活できると判断して仕事を辞めた人、どうするの?

私はこれまでどおり10〜15%の設定を続けたいと思います。

日本にも小口の特注品を作ってくれる所があちこちにあります。zazzleのように何でもかんでも扱うのではなく、ノート、マグカップ、Tシャツなど、種類ごとに別の会社ですが。そこでは数に応じた「商品の値段」と「印刷料」の一覧を出している所があります。実に会計明朗です。 zazzle もそれくらい明らかにしてほしいものです。

zazzle は販売の代行もしますから、それなりに手数料が発生するのは当然です。ロイヤルティが存在するのも私が作ったものを他人が買える仕組みだからです。しかしどうみても100円ショップで買えるような、あるいは100円ショップで200円で売っていそうな中国製のマグカップを15ドルで売るのですから、すでにそこに充分な経費も利益も入っていそうなものです。(アメリカではそもそもずっと物価が上がっているそうで、マグカップは私が zazzle を知った一昨年の夏から2〜3ドル値上げしています。メッセンジャーバッグなど当初から20ドルぐらい値上げしています。そもそも zazzle は今年に入って全商品の値上げをしたばかりです。)しかし今こうしてユーザーの利益を犠牲にしても zazzle がさらに利益を求めるのは、取扱い商品を増やしすぎて——それは品物ごとに専用の高価な印刷機を購入することを意味しますから——お金が回らなくなってきたのかしらと邪推したくなります。それとも単に売上げが落ちて、強欲な株主のために一番簡単な「搾取」でお金を得たいだけでしょうか?

これら変更にともない zazzle は地元のタウンホールで説明と質疑応答の会を持つそうです。ユーザーの利益に重大な影響が及ぶ事柄であることを物語ります。しかし変更を取り消すことはありえませんね。(その説明会もメールの2日後に開くという慌ただしさです。何かとんでもないことが起きているのでしょうか。)(注:よくよく見ると、この「タウンホール」とは場所を借りて集まるのではなく、ネット上のライブ集会のようです。)

● June seller news and updates

(追記6月9日:よくよく見ると、この「タウンホール」とは場所を借りて人が集まるのではなく、フォーラムのページを使ったライブの質疑応答でした。 当然ユーザーの関心は高く、投稿数が856ですって。私が自分が知りたい答えを探すのも大変です。その内容は下のリンクで読めます。もしかしたら閲覧に制限があるかもしれませんが。)

● Zazzle Forum: town hall iv

2013年6月4日

すごくカワイイ織りネーム



ネオ・ジャパンの織りネームやアイロンプリントを何度か購入したことがあります。このたびは(これから売り出すぞ!との気合いをこめて)あやしげな私のブランド「KNIT-RIT FABRIC」のラベルをいろいろ注文しました。

ネオ・ジャパンにカタログ請求したかたはご存知でしょうが、ネオ・ジャパンには自社で作る物とアメリカに発注するものがあります。写真のかわいいネームはアメリカに発注する方の物です。

こういう感じのラベルがカタログにはたくさん載っています。(公式サイトでは見せていないようです。)これは凝った既成の織りネームに指定の文字を印刷するセミオーダーです。ただしこちらで指定できるのは下の文字だけ、その文字の色も書体も位置も決まっています。でもこんなにかわいいのが出来ました。文字が印刷だといっても、微妙に厚みのある印刷で見劣りしません。これはちょっとお勧めしたくなりました。

上の写真はほぼ実物大、24枚で3000円か3500円ほどだったと思います。(すみません、調べておきます。)

● ネオ・ジャパン

実は4月20日の「小野路やまいち」で売る品物に付けたらカッコイイだろうと思い、「KNIT-RIT FABRIC」のラベルをいろいろ注文しました。3週間かかってもいいようように、ひと月前には注文を出しました。しかしいつまでたっても届きません。結局やまいちには間に合いませんでした。

届いたのはやまいちから10日以上過ぎた頃でした。中にメッセージが入っていて、「ネオ・ジャパンからアメリカに発注した分の織りネームが間違って仕上がっていたから作り直させた、今送れる物だけ送る」とのことでした。そうか、アメリカに発注する織りネームはもともと一ヶ月以上かかるのか、それなら2〜3週間で出来るものと別々に注文すべきだった、とわかりました。

そのとき届いたのは普通の織りネーム(クラフト・タイプ)、二つ折りにして縫い込むピスネーム、小さい物にいいと思って幅の狭い織りネーム(スタンダード・タイプ)、さらにアメリカに発注するアイロンで貼付けるリボン状の物です。(こんなに作って、果たしてこれだけの点数を編めるんでしょうか、私は......?)

作り直しの織りネームが届いたのは5月31日でした。それが写真の品物です。注文してから2ヶ月以上かかりましたが、その出来ばえときたらご覧のとおりムフフフというくらいかわいくて、すっかり楽しくなってしまいました。

当初「小野路やまいち」では三歳ぐらいの子供用のセーターやカーディガンを一着でも二着でも編んで出したいと考えていました。ですから子供のニットがさらに可愛く見えるようなネームが欲しくなったのです。でも結局時間が足りなくて編めなかったから、織りネームが間に合わなくても困りませんでした。しゃんしゃん。

● ブログ内関連記事「織りネーム」(2008年3月16日)

2013年5月30日

馬渕睦夫「国難の正体」


「国難の正体」——日本が生き残るための「世界史」
馬渕睦夫・著
総和社、2012年12月発行
1575円

元ウクライナ大使・馬渕睦夫氏の著作です。チャンネル桜の討論番組での発言と、下に貼った渡部昇一との対談でとても興味を持ち、この本をすぐに読みたくなってアマゾンへ行きました。しかし購入のボタンがありません。在庫切れでしょうか。入荷の見込みも書いてありませんでしたから、これは町へ出て探すしかなさそうです。本はなるべく地元の駅前の本屋さんで注文して買うのですが、2週間ぐらいかかるのですよ、これが。

この本に関連してネット上に対談番組が二つありましたから貼ります。ぜひご覧ください。これまで多くの人が「なにか怪しい」「もしかしたら」と思いながらも「でもトンデモか陰謀論じゃないか......?」と思ってきたはずの様々な事柄や、誰も考えてみなかったような事柄を、元大使は自身の体験と研究と分析から確信をもって語っています。説得力があります。対談で語られているのは本のごく一部だそうですから、ぜひ本を読みたく思います。


● 渡部昇一「大道無門」——馬渕睦夫と国難の正体を暴く(2013年5月24日投稿)

● 西村幸祐放送局——対談スペシャル『国難の正体』を読み解く―元ウクライナ大使、馬淵睦夫さんと、日本が生き残るための世界史を語る(2013年2月12日投稿)


(追記:2013年6月2日)
金曜日に池袋を通ったから西武の書籍売場へ行ってみました。何フロアもある大きな売場ですが、やはりこの本は売っていませんでした。(少なくともみつかりませんでした。)(続き:8日に池袋のジュンク堂と恵比寿の有リン堂に行きましたが、やはりみつかりませんでした。何故?!)

(続きの続き6月9日:やはりこの本はamazonをはじめネットで人気爆発、売切ちゃったようで、5月28日に総和社で増刷が決まったとのことです。(このページには本の見出し小見出しがびっしり紹介されています。わくわくします。)書店に並ぶのはいつ? 待ち遠しい! 6月は馬渕氏の講演、インタビューなど目白押しだそうです。あの宮脇淳子氏をいち早く紹介したシアターテレビジョンでも6日に公開生放送があったのですって。情報たっぷりのブロマガはこちらです。でも動画(激論!「国難の正体」ゲスト:馬渕睦夫『そのまま言うよ!やらまいか』生放送)を見るには有料の入会手続きが必要です。)

ところで土曜日のお楽しみ、チャンネル桜の討論番組に馬渕氏が出席していました。(今度で二度目でしょうか。)馬渕氏の発言はもちろんたいへん興味深いのですが、この番組じたいが面白いので貼付けることにします。3時間番組の1時間目です。これくらいの討論をNHKの普通の教養番組として3チャンネルあたりでやってくれるのが筋と思いますが、現実にはこの国の地上波テレビが放送することはありえないのです。ですからぜひ見てみてください。

● 1/3【討論!】米中アジア管理か?東アジア情勢の行方[桜H25/6/1]


● (続きを見るにはここをクリック。)
● ついでに、馬渕氏が最初に桜の討論に出たのはここですです。→1/3【現代史研究会SP】「反日の米中連携」その実態と行方[桜H25/4/27]

ところで、この方がネットの対談や討論で人気が出た理由の一つに、物腰のやわらかさがあるのじゃないかと思います。厳しいことを穏やかに言う語り口、とくに討論で誰かに反論するとき——見習いたいと思います、もし誰にでも真似してできるものであるなら......。


(追記:6月20日)増刷が決まったというので地元の書店に注文しました。今日届いたのでさっそく取りに行き、読み始めました。感想は追って書きます。


2013年5月29日

zazzle: 住所シールが売れました

昨日の夜 zazzle で「住所シール」が売れました。差出人の名前と住所、あるいは宛先を印字して郵便物などに貼るシールで、 zazzle には3種類があります。ここではレターサイズに8枚おさまっているシートを5枚、ニューヨークに住んでいる人が買ってくれたもようです。

使っているのは私が「においやかなソックス」と呼んでいるヨレヨレのくさそ〜な靴下の絵で、同じ絵のマグカップを「小野路やまいち」でYさんが買ってくれました。そして私は「そうよ、きっと誰かはわかってくれる」と思っていました。(でも実はこの人、私がわざわざ「一番小さいシール専用ですよ」とことわって作ったシールを一番大きなシール(宛名用シール)で注文したようです。絵と大きさのバランスがちょっと心配です。)

いやもう嬉しくて、ゆうべは一人でニコニコしていましたよ。

売れたのは3回目ですが、これまで細かい計算をしたことがありませんでした。しかし自分で買うときのピンハネを知ってしまった以上、売れたときのピンハネも調べておきましょう。

zazzle で自分の商品が売れると「Sold!」というメールが届き、何がいくつ売れたかがわかります。↓



そこでアカウントのページを見ると、



1枚3ドルのシールが5枚売れました。その時点で通常の割引があるため売上げは15ドルではなく12ドル75セントです。この商品のロイヤリティは11%に設定していますから1ドル40セントのはずですが、例によってピンハネされて1ドル10セントでした。ピンハネ率は22%ですかね。

zazzle で売ろうと思う人は、自分で作った物を自分で買う場合も人様が買ってくださった場合も、ロイヤリティは自分の設定から約20%がピンハネされることをよくよくご承知おき下さい。

またロイヤリティは25ドルに達するまで支払われないこともね。

しかし zazzle の計算はさらにややこしく、自分が乗せた広告で誰かが買ってくれれば「紹介料」が発生しますし、このアカウントのページの下欄に薄い灰色のものすごく小さい文字でいろいろ書いてある中に「ロイヤリティを20%以上に設定した商品が売れた場合は5%の上乗せをする」?みたいな記述がありますし、どうせまたピンハネするんでしょう?ということも含めて、私にはまだよくわからないことが沢山あります。

2013年5月15日

zazzle:実はピンハネ

当ブログの5月12日付「zazzle:ロイヤリティの計算て?」に書いたとおり、zazzleで自分で作った商品を買った場合の割引の計算がおかしいのではないかという疑問を送ったところ、今日やっと返信が届きました。それについて上の記事の最後に着き足しました。ご覧下さい。

2013年5月14日

Etsy について(2013/5月)

(この記事は後ほど「ページ」に転載し、そちらで随時更新する予定です。)

 ←クリックすると Etsy へ飛びます。

「エツィ」とか「イツィ」と読むのだろうと思います。意味は知りません。

Etsyはアメリカのサイトで、誰でも参加して物を売り買いできるマーケットです。アメリカにしかありませんが、アカウントを持てば誰でも(日本人の私も)メンバーとなり売り買いができます。

私は売ったことがありませんが買ったことはあります。流れはどこも同じです。品物を選び(日本で買う場合は事前に日本への発送の可否と送料を売り手に確認する必要のあることが多い)、クリックして購入し、paypal やクレジットカードで支払い、品物が届くの待ち、受け取ったらフィードバックする、ということです。

売り手は私達と同じ個人ばかりです。(お友達どうしのグループもあるかもしれませんが、いわゆる商店や企業ではありません。)注文を受けると売り手本人が荷造りをして発送します。もし品物が届かない、品物が壊れていた等々の問題が起これば、売り手に直接問い合わせたり苦情を訴えることになります。ありがとうを言いたい場合も同じです。事故があれば保険の手続きを頼む場合もあるでしょう。マニュアル化されて卒のない企業のお客様窓口に言うのとは、良くも悪くも勝手が違うということです。そうしたことと後から述べる事情があって、 Etsy への参加はある程度の英語が使えること、若しくは英語を手伝ってくれる人がいつでも身近にいることが条件かもしれません。

◎  Etsy は手作り支援マーケット

Etsy の特徴はまず「手作り支援」です。
値段は売り手が決めます。競りにはかけません。

自分で作った絵やオブジェなどアートな作品、手芸やアクセサリーなどのハンドメイドの作品を売るマーケットです。またそれに付随する手作りのための素材があります。

手作り以外の品物を売ることができますが(実際にはだんだんそちらの割合が増えているのじゃないかと思ったこともありますが)、古い物(ビンテージ物)に限られます。要するに今お店に行って普通に買える品物や大量生産の物......以外の品物、といいうわけです。

eBay で手作りの品物を、オークションではない「Buy It Now」という売り方で値段を決めて売ることもできますが、 Etsy では逆にオークションがありません。また、zazzle のように「売ってお金を稼ごう」という方針でもないため、割引セールや紹介料もありません。分野を限っている分だけ品物が大事にされている気がします。

そのせいかサイトのデザインが洗練されていてオシャレ。ごちゃごちゃした eBay とは比べものになりません。説明の写真も大きくてわかりやすく、品物が見栄えします。

私は自分の欲しいものが古いオモチャや古い食器だったため、アートな作品はたまにしか見ませんでしたが、正直なところ「これが売れるのかなあ」という感じが多かったような...... しかしそうやって出展できる場があるということが肝心なのです!

◎ 海外発送(日本への発送)

eBay で個人と取引をするときと基本的には同じです。

《送料》
ネット・オークションと同じく売り手が梱包と発送をおこないます。なるべく安く送ってくれる人、高くても早くて安全な方法を好む人、臨機応変に対応してくれる人、いろいろです。売り手が海外発送をしない場合もあります。苦い経験して二度と嫌だという人もいます。交渉して送ってもらえることがありますが、海外発送に慣れていない売り手だと梱包が不完全で破損する心配もあり、そこは注意が必要です。そして(人間関係の基本として)あまり強引なお願いはやめたほうがいいと思います。

Etsy では最初から海外宛送料の一覧に日本が載っていることもあります。そうでないときは事前に送料の確認が必要です。品物を買った後で「え、そんなに送料が高いの、それならイラナイ」とは言えないからです。

《支払い》
支払いは米ドルです。クレジットカードよりもPayPalが便利です。(海外の買い手に対しては「PayPalの口座がある人のみ」と制限する売り手は多くいます。)PayPalではその日のレートの円で支払うことも可能です。

《フィードバック》
買った品物が届いたら必ず「フィードバック」を行ないます。品物は説明どおりだったか、品物はちゃんと届いたか、その他。Etsyはコメント欄がeBayよりもずっと大きいので、いい買物をした後では売り手をうんと褒めたらいいと思います。不満があった場合は、その不満が売り手に責任のあることかよく考えて、感情的にならずに書くよう努めましょう。

◎ コミュニケーション

Etsy の特徴としてもう一つあげられるのは、メンバーどうしのコミュニケーションを大事にしていることだと思います。メンバー間のメール欄の文字数がとても大きくて(eBay の文字制限も以前より大きくなりましたが Etsy にはかないません)、やりとりの記録のあるページのデザインも見やすい作りです。ということはつまり、メールを頻繁に書くことが推奨されているということであり、人によって向き不向きがあるかもしれません。

(eBay や amazon や abebooks がフィードバック(評価)を公開するのは、お互いに相手が信用できるか見定めるためです。それとは違う感じでここ数年、一般に「メンバー間のコミュニケーション」が流行の傾向にあると思います。 zazzle なんかモロそうです。フェイスブックやツイターなどが広く浸透した影響でしょうけど、公開が条件で自分自身についてあれこれ書かせたり、フィードバック以外に誰かに何かをひとこと書かせることがやたらに増えたと思います。書かなきゃいけないわけではありませんが、少なくとも何か言われたら返事したほうが印象や評判がいいわけで、すぐ書ける場合もなかなか書きにくい場合もあって、書いて楽しい場合も楽しくない場合もありそうで、こっちゃー英語のネイティブではないんですから面倒といえば面倒です。(それに、とかくそういうのはお互いに愛想のいいことばかりを書きがちで、人気のある人のコメント欄などを見ているとやたらにハイで、疲れるというか......なんだか嘘っぽい気がしてくるんですよね......)その点、相手と直接のやりとりをしなくても購入可能なことが多い eBay のほうがユニークといえるかもしれません。だからかどうか知りませんが、こちらが何か問い合わせてもぶっきらぼうな返事をよこす売り手は eBay に多いような印象があります。勝手な印象だけどサ。)

 Etsy では値段を売り手が決めるため、全体的に高めです。eBay で他に競る相手がいなかった時のような、とびきり安い値段で手に入るということはありません。またオークションではないから他の人が先に買えば終わりです。

 Etsy を知るきっかけは、ネット上でたまたま見かけたマック関連の面白い小物でした。(MacBookのふたにある白いアップルのマークにぴったり合う、昔のアップルの虹のリンゴのシールです。)その購入をきっかけに、 Etsy では古い食器類やドールハウスの家具、ドールハウスに使う小物を作るシリコンの型など、いろいろ買いました。

とくに面白かったのは陶器のコーヒーポット、ミルク入れ、砂糖入れがお揃いのお盆に載ったセットです。古い日本製でとってもカワイイ。アメリカ人の女の子から買いましたが、「どうしてこんな物を持っていたの?」と尋ねたことからメールが始まり、「隣に住んでいる仲良しの日系人のおじいさんから貰った」「おじいさんはカクカクシカジカで手に入れた」と話してくれました。よくお喋りをしに行くのだそうです。この品物は古い食器を扱った本にも載っていて、本当は×××ドル以上の価値があるんですよ、とも。(たしかに彼女の売値は破格だと私も思いました。)そして日本製のセットが日本に戻るのが嬉しいと言ってくれました。何も尋ねなければそれまでですが、そんなのどかなやりとりは Etsy ならではと思います。(届いた品物はもちろん傷一つない、すばらしい状態でした。)

他にも気に入っているのが昔の大きな魔法瓶です。届いてから見るとシアーズ製でした。なんとも派手でレトロなデザイン。中はもちろんガラスです。(普通のエアメイルで無事に届きました。なんという荷造り上手!)落としたら最後なので未だに使っていませんが、ガラスの魔法瓶はステンレス製より冷めにくいといいます。ここにコーヒーを入れて持って行くような素敵なピクニックの機会があればと思います。

実は先ほどの古い日本製のコーヒーセットが届いた直後に311の大地震がありました。その頃までの私はあっちこっちでこの手のお買物ばかりしていましたから、地震のニュースが海外に伝わるなりeBay や Etsy の売り手たちからメールが届きました。みんな心配してくれたんです。ありがたいことです。

地震の後はお買物をする気が失せました。eBay には去年の夏ごろ戻りましたが(再び買いはじめましたが)、 Etsy はまだです。今年になって2回ほど見に行ったぐらいです。というわけで、最新情報でなくてすみません。


今日見に行ってみると「アート」の中に「Art Zine」というジャンルがありました。アートなマガジンすなわち手作りの冊子というような物で、自分でも作れそうなのが面白いと思いました。(80年代にイギリスで流行った「fanzine」を連想しますが、ずっとまともです。)

zazzle は「印刷屋さん」ですから、アートもメディアに関係なくすべてデジタル化して印刷した物を売っています。それにしてもドローイングやペインティングは色づかいもテーマも暗くて陰気なものばかり、そうでなければ精神世界っぽいコンピュータグラフィックス......という感じで、ナンナンダと思います。(アメリカはここまで病んでいるのかと。見たタイミングが悪かったのかもしれませんが。)それに対してEtsy のアートでは油絵ならそのキャンバス、刺繍ならその布というぐあいに一点物を売っているのが大きな違いです。作風はいろいろですが、少なくとも zazzle より明るい雰囲気を感じました。(2013年5月13日)


2013年5月13日

ウィンウッドのお誕生日とドキュメンタリー番組



ゆうべからチャンネル桜の討論番組を見たりこのブログの記事を書いたり、年甲斐もなくネットにかじりついて夜明かししてしまいました。それはともかく。

明け方なんとなくスティーヴ・ウィンウッド関連を検索したら、いつものダラーっと並んだ検索結果に「1948年5月12日生まれ」という文字列が見えたんです。あ、そう......あれれ?それって昨日ではない? おっとイギリスではまだ今日なのだわ!と思いました。

というわけで、心の中で「お誕生日おめでとうございます」と言いましたよ。

大昔から好きなミュージシャンでもお誕生日まで知りません。たまたま当日知るなんで、何やら勝手にご縁を感じてしまいます。今日は久しぶりにCDを聴こうかしらん。なにかいいことがあるかもしれません。そしたら続けて英BBC制作のこんなドキュメンタリーをみつけました。放送は2年前だそうです。

● BBC 4:  Steve Winwood English Soul
● 関連記事



2013年5月12日

zazzle:ロイヤリティの計算て?

一年ぶりにブログに戻ると zazzle の記事へのアクセスがすごく増えていました。見に来てくださる方々が「作りたい」のか「買いたい」のか「売りたい」のかわからず、どれだけ期待に応えているかわかりませんが、 zazzle に関する事ばかり続いてもいいかもしれないと思って書きます。



 新作! 変な動物が踊っているマグ(画像をクリック!)

 新作! 変な動物のマグ(画像をクリック!)


一昨日の晩、 zazzle から「マグカップ、本日限り50%引き」というメールが入りました。私はちょうど新しいのを作っていたところでしたので、早く仕上げて買おうと思い、(セールの期限はアメリカ時間ですから)昨日は作りたてをショッピングカートに入れてお会計へ進みました。そして「あれ?」と思いました。これまで zazzle で何度も沢山買ってきたのですが、きわめて無頓着な性格ゆえ細かい数字を見たことがありませんでした。昨日に限って半額にしては値段があまり安くない気がしたのです。

といいますのも、ただの半額だと10ドルか5ドル、15ドルが7.5ドルで簡単なのですが、作った本人が買う場合はさらにロイヤリティ分が引かれて少し安くなるため、ぱっと見てすぐに正確な数字がわからないのです。(私は算数が苦手な上、作った時の気分でロイヤリティを11%とか13%とか設定をしています。)それで数字をよく見てあらためて自分で計算してみました。

これまでの私の理解では、作者が買う場合、定価あるいは割引価格に対して作者が設定したロイヤリティ分を差し引いた値段になるはずでした。例えば私が100ドルの商品に20%のロイヤリティを設定していて、それを自分が半額セールで買う場合、

商品の値段   100ドル
割引値段     50ドル
割引値段に対するロイヤリティ
(20%)= 50 X 20% = 10ドル
購入金額    50 ー 10 = 40ドル

という具合になるのだと思っていました。
しかし実際の私のショッピングカートから切り取ってきた数字を見てください。
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商品の値段  17.95ドル
50%割引  ー8.98
10%割引(ロイヤリティ分)0.72
販売価格    8.25ドル(8.98 ー 0.72 = 8.25)


というわけです。しかし、
半額で8.98ドルの10%なら0.89ドル(または0.90ドル)で、購入価格は8.09ドル(または8.08ドル)であるはずです。
もし0.72ドルであるなら、その基となる7.20ドルって何?

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こちらはセールではない通常価格の絵はがきです。ふだんでも8枚以上は1枚あたり12セントの値引きがあります。この計算によると、

1枚あたり  0.95ドル 8枚で  7.60ドル
1枚あたり値引き 
       0.12ドル 8枚で ー0.98ドル(値引後6.62ドル
10%割引(ロイヤリティ分)  ー0.48ドル
販売価格     6.16ドル


7.60 ー 0.98 ー 0.48 =6.16 
という計算じたいは正しいのですが、ここでも割引価格である6.62ドルの10%がどうして48セントなのか?......その基となる4.80ドルって何?......よくわかりません。

7.60 ー 0.98 = 6.62 
ですよね。その10%は0.6(または0.63)ですから、10%を引いた購入価格は

6.62 ー 0.62 = 5.90ドル
じゃないんでしょうか。
0.48ドルが10%であるなら、100%にあたる4.80ドルって何の値段?
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10ドルの商品に20%のロイヤリティを設定しても、割引セールで売れたなら作り手に入るのは、あくまで売値に対する20%でしかない、半額セールのときにはロイヤリティ収入も半額の1ドルに減ってしまう、というのはわかっていました。しかし zazzle の計算方法がこうであるなら、

上のマグの場合のロイヤルティは設定の8がけ、絵はがきの場合は7.7がけということになります。売れたときには思ったより安く、買うときには思ったより高くなるというわけです。


私はロイヤリティの計算がおかしい。ロイヤリティの数字は何に基づくのか。これらの商品の最終的な値段はは実際より高いのではないか。そういう質問を zazzle に送りました。返事はまだですが、とりあえず私の疑問をここに書いておくことにします。

それで50%割引のマグなんですが、ショッピングカートを開いたままこんな計算をしたりメールを書いていたら、アメリカ時間の「1日限り」が過ぎてしまいましたとさ。めでたし、めでたし。


(追記:2013年5月15日)
日本時間の午前2時半に zazzle からの返信が届いていました。
なななんと、彼らは表立って言わないだけで、商品を作者自身が買うときには作者が設定したロイヤリティの金額から20%をピンはねしているのだそうです。抜け目のない商売ですね。

あれだけ年がら年中割引きセールをやっているのですから、それでも zazzle が絶対に儲かる仕組みになっているのだろうとは思っていましたけど。一つ一つは小さい額でもあの大規模なマーケットでやっているのですから、全体では大した額になるでしょう。でもロイヤリティからのピンはねに正当性はあるんでしょうかね。しかもそれが「手数料」とは。いったい何が手数なの? それに、それならそれで作者への還元は「ロイヤリティの80%」と正しく表記するべきではないでしょうか。

現実には zazzle の商品の大部分が誰の目にもとまらぬままデジタルな倉庫の奥深くへうもれていくのだと思います。次に多いのが二つ三つ売れたという人達かもしれません。しかしロイヤリティは25ドルに達するまで支払われない決まりだから、マグやTシャツが二つ三つ売れても作り手はロイヤリティを得られません。(cafepressでは50ドルだという噂ですが。)一方、自分で自分の欲しい物を作る人達がいます。そういう人達からはロイヤリティのピンハネするのですね。ロイヤリティが発生しても支払わなくていい分と、還元すると思わせてピンハネする20%......この金額、全部合わせるといったいどれだけになるでしょう?!?! 作者以外の人が買ったときには設定どおりのロイヤリティが作者に支払われるそうです。ということは、実は自分で作って買うよりも、他人に売れる商品を作ることが奨励されているという意味ですか? いやはやしたたかなビジネスモデルでございます。( 他にも海外宛の送料からかなりの上澄みを得ているはずですからね。)


(参考: zazzle からの返信)
Thanks for contacting the support team at Zazzle.com.

You are correct that the calculations are not showing as you would expect for what we state. 10% of $8.98 should be $0.90. Let me explain why, when a Seller purchases their own product they are actually receiving a larger discount on the product than the base price we sell the product for online.

In an example for create your own (no royalty added) standard mug purchased by any customer on the site would cost $17.95. When you as the Seller have posted this item for sale and then proceed to purchase the item you receive a discount. That discount will drop the price of the product lower than the original base price. Due to this we remove a 20% fee from the discount.

We do apologize that we do not show this online for you to see. However within the calculations you can see it here:

Price of the mug: $17.95
Discount 50%: $8.98
Seller Discount 10% : $0.90
20% fee of $0.90: $0.72
Total price of the mug: $8.25

Again we apologize for any confusion this may have caused but rest assured you are receiving the largest discount possible at this time and it is in your best interest to continue placing orders as you have thus far.

2013年5月11日

zazzle:消えた封筒のその後

昨日私の封筒売場がおかしくなっていた話の続きです。

zazzle からの返事は朝の6時過ぎに届きました。Flash Player の最新版をダウンロードして、Internet Explore か Fire Fox の最新版を使えとか、そうようような助言でした。そういうことを書いてきたからには、 zazzle のシステムエラーではないのですね。ですから昨日私が大変だ〜と言っていたとき、他の人は何の問題もなく見れたのかもしれません。(友達に問合せ中。→ ちゃんと見えてるそうです。

私はマックユーザーで Safari を使っています。そうかなあと思いつつ Internet Explore 以外を試してみましたが変化がありません。

「そうかなあ」と思った理由は、これまでと同じ条件で急に見えなくなったなら原因が私にあるはずがないからです。 zazzle の側に何か変化があったのじゃないか?

何があったか忘れましたが、ずいぶん前(1年ぐらい前?)に zazzle の画面か操作がおかしくなったことがあり、そのときはBBSへ行きました。すると何人かが話題にしていて、「 zazzle で大きなシステムの変更があるといつもこうなのよ」というような答えがありました。 zazzle はユーザーに予告などしないから、知らないと驚いてしまいます。そして2、3日してからだったでしょうか、まったくもとどおりになりました。

そこでまさに封筒を作るときのインターフェイスが変わっていたことを思い出しました。2、3日前のことです。封筒を作るときの操作は同じですが、操作の画面(表示のしかたやアイコンなど)が変わったのです。その変化にともなって、私のマック+Safari その他の条件に齟齬をきたしたということではないでしょうか。

ですから広い世界には同じトラブルにあった人が実は沢山いるのじゃないかと思います。徐々に苦情が集まって、何か対策がとられることと思います。

封筒は一つずつ再公開すれば画像が出るようでした。(商品はだぶってしまいますが。)しかしそれをやっているうちに、どの封筒にも模様が戻りました。しかし今のところ全部が前を向いています。マーケットプレースは相変わらずです。復旧には今しばらくかかるのでしょう。放置することにしました。

2013年5月10日

zazzle: 私の封筒がハックされた?!


今日の夕方、zazzle の私の封筒がおかしなことになっているのに気づきました。このブログで封筒について書いたとき zazzle の広告を載せましたが、そこの画像が変になってました。私は封筒の内側が見えるように、どれも後ろを向けて展示していますが、すべて表向きになっています。しかもその多くが真っ白です。

あわてて zazzle へ行くと、お店の画面も管理画面もブログの広告と同じでした。一つ一つをクリックすれば商品のページに行きついたから、データは消えてないのだろうとひと安心。しかしどの封筒も表を向いています。しょうがないから一つ一つ修正しようと、作者だけが操作できる「Edit」のボタンを押し、修正しました。しかし、修正を終えて画面に戻ると、やはり表を向いています。


いったいどうなってるんですか?

おなじカテゴリーの中にあるグリーティングカードは無傷です。
封筒だけがすべて表向きになり、多くの画像が抜けているとは?


システムがおかしいの?
他にもそういう人がたくさんいる?

とにもかくにも封筒の絵が見えないのですから、見に来てくれた人のためにも「封筒とカード」という売場の商品を非公開に切り替えました。(「すべて」を選択して非公開に切り替えたのに、なぜか一つだけ落ちこぼれたのが残っていますが。)

 zazzle には「Contact Us」という連絡窓口へメールしました。夕方6時過ぎでしたが、夜9時を過ぎても返信はありません。あちらの朝9時はたぶんこちらの夜11時頃だと思うので、今日はもう無理でしょう。それで zazzle のマーケット(全ての人の商品が種類別に並んでいる場所)へ行ってみたら、他のの封筒も全部やられていました。システムがイカレたんですね。早く復旧するといいのですが。


2013年5月6日

お喋り会をカラオケで?

北京市在住のKちゃんが帰国するときは高校時代の友達が集まってお喋り会をします。こんどは4月の末でした。去年の11月は私の家の庭でやったのですが、今は引越荷物の山で足の踏み場もありません。4月末ですから、お天気がよければ石神井公園でピクニックしたら気持ちがいいだろうと思うのですが、準備していた頃はお天気が不安定で、しょっちゅう雨が降るわ冬に戻るわで見通しがたちません。やっぱり駅前のお蕎麦屋さんが一番わかりやすいかしらと迷いました。そこはお蕎麦がおいしいし、お料理もいろいろあって、ふだんからよく行くお店です。しかしお店だと時間の制約があります。昼間に宴会として予約しても2時間が目安でしょうし、宴会ではなく昼食として行くなら、やはり1時間ぐらいで出なきゃなりません。(長居して嫌がられるのは嫌ですし、そもそもランチタイムが終わればお店が閉まってしまいます。)私達のお喋りがそれで終わるはずはなく、しかし二次会へゾロゾロ流れるというのは、次のお店を決めることも、遅れてくる予定の人に連絡することも、あらたに飲み食いのお金がかかることも、私にはナンカこう、面倒くさいのです。どうしましょ?

しかしあるとき閃きました。カラオケという手がある。一番わかりやすいお蕎麦屋さんのお向かいですし、有名な看板がかかっています。他の町から来る人達にも遅れてくる人達にもすぐわかるはずです。カラオケに集まることの利点はいろいろあると思います。

  • 昼間の料金が安い(30分100円=夜の三分の一)。
  • 簡単な食べ物しかないが、その分安上がり。飲物だけでもよい。
  • 食べ物屋さんより長時間の予約が可能、延長も可。
  • 歌っても歌わなくても問題はないはず。
  • 大きな声で盛り上がってもお店の迷惑にならない。
  • 遅れて来る人にもわかりやすい。

料金をお店に確認したところ、お店の会員が一人でもいれば全員が会員価格になるというじゃありませんか。(私は会員です!)その案をSさんに相談したところ、なんと彼女の勤務先の福利厚生でそのカラオケチェーンの大割引があるというのです! もちろん社外で家族や友達とも利用できるものです。もう決めました。

お喋りが中心の集まりでしたが、ちゃんと歌も歌いましたよ。ひととおり集まったところで、私が好きな夕方のアニメのテーマソングである「勇気100%」を歌いました。Dさんはカラオケが初めてだそうで、入ってくるなり「わー暗い、わー不健全」と大はしゃぎ。そして「歌わなければ帰れない」と言って、カラオケ・デビューを果たしました。

北京のKちゃんは、歌おうとした中国の曲はなかったけれど、代わりにテレサ・テンの「野の花を摘まないで」という題の歌を中国語で歌ってくれました。(意味深な歌詞の解説付き。)Kちゃんのやさしくて高い声が中国語のリズムによく合って、とってもいい感じで最高でした!

食べ物屋さんにいて途中で歌いたくなることはありませんが、時々こうやって歌いたくなった人の歌が入るお喋り会は思いのほか楽しいのでした。3時間を予約し、その後延長して都合4時間! 終盤になると70年代フォークが次々に出て、おのずと皆で声を合わせて歌ったりして、これはいいもんですよ。たくさん飲んだり食べたりしたのに7人で1万6千円ほどでした!

2013年5月5日

zazzle 長者

(ほかのブログで5月3日に書いた話を転載します。)


ごくたまにzazzleのブログなどを読むと、必ずいるんですよ、zazzleで食べている人が。zazzleで収入を得られるようになったから仕事を辞めたとか。今日もいました。

the BeezKneezという名前のお店を出している人で、独学でグラフィックデザインを勉強し、zazzleで成功したそうです。「毎朝起きて5つ6つ『売れました』というメールが入っているのは気分がいい」とかのたまっています。

そのお店を見てみますと、まず広告代理店が入っているのじゃないかと思えるような華やかな作りに驚きます。商品は確かにどれもソツなく上手にまとまっていますが、商業的というのか、わざわざこれを買う理由があるのか?と私などは思ってしまいます。でもそれこそが「売れる理由」なんだろうなあ......と思い直したり。ちなみに昨日見た時点での一日の訪問者は730人あまり、累計64万人。はあ......大したものです。ただこの人は商品を自分自身でデザインしているらしいので、そこは偉いと思いました。著作権の切れたレトロなイラストや世界の名画を集めてきて売っている人も多いからです。それも zazzle の活用法なのですが、そういうのが品物として魅力的なのはあたりまえですから、うーん、なんかちょっとずるいと思わないでもありません。

その人のブログがリンクしてあったので見てみますと(あら、URLが日本ですよ、日本で見てるから?)、

アメリカの本物のセレブが集まるアースデイのパーティーのお土産に、この人の品物が使われたそうです。しかしzazzleだけで生活できるって、いったいどれだけ売れるんでしょう。

zazzleで物を作って売る時、ロイヤリティを自分で設定できます。普通は商品価格の10から20%のようです。(99%まで設定が可能ですが、値段が高くてかえって売れないでしょう。)基準となる値段に10%を超えるロイヤリティがあればそれを上乗せして売値とし、売れたときにはロイヤリティの分が作った人の収益になります。(自分で買うときにはその分が引かれます。)

たとえばマグカップの基準の値段が1個15ドルとしましょう。ロイヤリティを10%とすると、10%のロイヤリティはもともと含まれていますから、15ドルで売ることになり、売れたときの収益は1ドル15セント。円安になった今でも100円そこそこです。それでもし月に10万円を得ようとしたら、マグカップを1000個売らなきゃならないことになります。町の賑やかな雑貨屋さんだって毎月1000個のマグカップが売れるでしょうか? 30ドルのTシャツだって同じようなものです。

しかもzazzleはしょっちゅう割引をするので、買うにはよいのですが、売るにはそのたびに受け取り分が2割、4割、5割と減ってしまいます。それでも高収入を得られるのは、1件で100個200個の注文がボカボカ入るんでしょうか? よくわかりません。

それぐらい売れるなら直接メーカーと組んでデザインしたほうが利益率(ロイヤリティ)が高いのじゃないかと思いますが、それくらいの人になると逆にネットの力こそ有効なのかもしれません。メーカーの販路の及ばない僻地でも海外でもネットは浸透しています。またzazzleでは買い手が商品に家族の写真を入れたり自分のイニシャルを加えたり好きにアレンジできるのが売りですから、それができる製品への需要が、実はものすごくあるのかもしれません。

現にzazzleには世界を席巻する既存の大メーカーがいくつも zazzle に参入しています。ホールマーク、ディズニー(「でずにー」と打つと変換しないのだわ)、あるいはハリー・ポッター、スーパーマン、サウスパークといった超メジャーの映画やアニメのキャラクター・ブランドとでもいうべきものなど。彼らでさえ買い手に商品をアレンジさせて売ることに食指をのばしているのです。

「zazzle長者か、いいなあ」と思います。私には(よくも悪くも)ああいう物は作れません。でも私にとってのzazzleの魅力は、これまでは桁外れの値段の特注品か、メーカーの大量生産でしかありえなかったマグカップや封筒が、デザイン学校を出てプロにならなくても、自分で好きに作って、たった一つでも形になって、とりあえずは普通の値段で手に入るようになったことです。さらに他の人にも見てもらえる(かもしれない)喜びです。雑でデタラメな仕事っぷりには本当に辟易しますが、それでもなお自分で作る楽しみには代えられず、愛憎いりまじった気持ちです。でもそんなレベルで喜んだり怒ったりしているようでは、たぶん長者にはなれないんだろうなあ...... 日本ではまだまだ出遅れているこのビジネスを日本にいてどう活用しようか、私なりに試行錯誤を続けることにします。

ブログ主のお店 KNIT-RIT FABRIC の宣伝 アメリカ版

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