お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

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2013年7月9日

パナソニックの「スマートビエラ」

パナソニックの公式ページです。青い矢印の所を大きくすると

さりげなく「WEB限定CM」と書いてありますが。


● パナソニック、スマートビエラ(パナソニックのページ)
● 各界で活躍する著名人にスマート美エラを体験していただきました!!(パナソニックのページ)

パナソニックが「スマートビエラ」という新しいテレビを発売して、ちょっと凄いことになっているというのです。特徴は、スイッチを入れた時にメニュー画面が出て、そこに地上波テレビもYouTubeも一緒に並んでいて選べるようになっている......これまでもネットを見れるテレビはありましたよ。しかし最初から地上波とネットを同列に扱うテレビは初めてだということで......だから? 私は何につけ「スマートなんとか」という便利過ぎる品物は好みませんから、こんなもの良いとも欲しいとも思いませんけど......

実は私はチャンネル桜の番組でこのことを知りました。その動画の解説はこうです。

Panasonicが発売した新型TV「スマートビエラ」。これは従来のTVと異なり、TV放送とインターネットの受信を同列に扱った機種であり、今後のTVの当然在るべきスタイルとも言えるものである。ところがこれに関し民放各局は、「CM拒否」という恥も外聞もない対応で普及を阻止しようとしている。果たしてTV局が守ろうとしているものは何なのか?(以下略)

つまりインターネットの情報に無縁であるためにマスメディアの流す情報を鵜呑みにしている大衆が真実に目覚めてしまうかもしれない、それはインチキばっかりこいてるマスメディアには都合の悪いこと、だからテレビ(民放全局)はこの製品を宣伝しない、ということのようです。詳しくは下の動画をご覧ください。(それにしてもずいぶん大袈裟な題名ですね。)

● 【スマートビエラ】TV業界激震!民放各局「CM拒否」の醜態


しかしテレビでネットを見るためにはプロバイダー契約をして毎月数千円の支払いをしなきゃなりません。ですからネットに興味がない人がいきなりこのテレビを選んで、ましてや意味もわからずプロバイダー契約をするとは考えられません。ですから現実には「コンピュータを扱えない老人が居ながらにしてネットの動画を見られるようになる」ということは起きないでしょう。でも老人本人ではなく、たとえば家族が買ってあげるときに、情報弱者にならないようにプロバイダー契約込みでスマートピエラを選ぶ、ということはあるかもしれません。

ですから天地がひっくり返るほどの話じゃないと思いますけど、テレビにとってはコマーシャルを拒否するほどの大問題なのですね。なんだか笑っちゃいますね。ビビっちゃったんでしょうかね。

ところで私、今年の2月にテレビを買いました。自分が見るためではなく、家族が2ヶ月ほど老人施設で暮らすことになって、年寄りにテレビは必要だろうと思ったからです。(でも実際はほとんど見ていなかったようですが。)私はテレビを買うのが初めてで、我が家にとっても何十年ぶりのことで、電気屋さんに行ってもわけがわからず頭がクラクラしました。ですから「シャープは日本で作っていて評判よかったみたい」な気がしてシャープを買いました。しかし日本での生産はとっくの昔に終わっていたのでした。でも大きな画面できれいな画像で、これで3万円台とは大したものだと思いました。その後家族が荷物とともに自宅に戻ると、そのテレビは廊下に放置されたままです。うちでは相変わらずソニーの13型のブラウン管(80年代のトリニトロン)のをJ-COMにつないでいます。(注:つないであるが見てはいない。)

ですからとうぶん新しいテレビを買う予定はありませんし、賢すぎる便利すぎる機械は大嫌いですが、チャンネル桜が指摘するような情報の解放の第一歩という意味だけにおいて、このパナソニックの「スマートビエラ」は支持したいと思います。

2012年3月22日

災難:こんどはICレコーダー

写真は追ってのせます。大した写真じゃありませんが。


今月は魔の月です。
月の初めにデジタルカメラと携帯電話を一度に壊しました。
買い替えたソフトバンクのルーターは機能不全で、なぜか夜間はYouTubeが見れません。
おまけに差し歯が抜けて、そのあと歯医者さんでとんでもないことになりました。
そして昨晩はICレコーダーでした。

壊したのはオリンパスの「ボイス・トレックV75」です。
とても使いやすい録音機です。(これしか使ったことがないんですけど、ICレコーダーの中ではいちばん優秀だと思っています。だから必要のたびに3台買いました。)

話を逆の順番でしましょう。


● パーソナル製品|修理について オリンパス公式ホームページ内の修理のページ

精密機器・デジタル機器全般の基本として、メーカー保証が保証するのは「自然故障」。これは「普通に使っているのに動かなくなった」とか「何かができない」といった種類の故障だそうです。精密機器、デジタル機器に致命的な「濡らした」「落とした」など、持主の過失による故障は保証外のため、修理はしてくれますが保証期間内でも有料なのです。(販売店の保険に入っている場合はそちらの契約内容によります。)

修理に出すには、オリンパスに届ける方法が3つあります。
(1)オリンパスを通して宅配便で運んでもらう——この場合、梱包資材を宅配便が持って来てくれるそうです。
(2)自分で梱包して宅配便で送る。
(3)サービスステーションに持ち込む。(東京では小川町。地下鉄小川町または淡路町下車。)

東京に住んでいて良かったと思うのは、たいていのサービスステーションが自分の足で行ける場所にあることです。(でも沖電気のプリンターの修理のときは、持ち込みより宅配便で運んでほしかったようでした。)私が持ち込みを好むのは(a)早く持って行きたい、(b)宅配便の送料がもったいない、(c)サービスステーションはたいてい都心にあるから、帰りに町歩きができる、という理由です。(今は違うかもしれませんが、ケンウッドにトリオ時代のステレオのターンテーブルを持ち込んだとき、受付からして作業場みたいでカッコよかったし、薮蕎麦に近い神田の風情もよかったのでした。ソニーの修理にはよく行きましたが、昔は数寄屋橋でしたから銀ブラできました。その後つまらない所に引越してしまい、10倍くらい?広い場所になっていたことから、よほど故障の持ち込みが多いのだろうと思いました。キャノンは銀座と新宿で、新宿三井ビルでは働いていたことがあります。)

どの方法で届けるにせよ、さいしょに電話するのがよいと思います。そもそも修理できるのか、修理する意味があるのかの確認が必要です。その時点で修理代の目安がつく場合もあります。修理を依頼することになったら、サイト内にある「修理用カルテ」をプリントして「症状」を書いて添付できるようになっています。(病院と同じですね。)先に状態がわかればすぐに修理に取りかかれて、その分作業が早いということです。技術者さんにとって大事でしょう。

● 修理用カルテ

私の場合、結論をいえば修理を諦めました。電話で話をすると、単純な話、1万円はかかるそうで、買った値段とあまり変わらないからです。ああ、そうでした。技術者さんがドライバーでネジを回した時点で1万円、とはよく言います。簡単でも難しくても「技術料」です。さらに部品を交換すればその分が加算されます。(そういえば昔、シャープのちょっと上等なビデオデッキの修理に来てくれた技術者さんが、ひととおり調べた後に「私が触わると技術料が発生しますから、あなたがここをこうしてください」と言って、すごく簡単なことだったためにタダですませてくれたことがありましたっけ。)

10万円20万円するものを1万円か2万円で直してもらえたらありがたいことです。でも1万円2万円のものは修理に出すのは高いし、みすみす買い替えるのも安くないし、いつも複雑な気分になります......。


というわけで、以下はそれに至った「おバカにも程がある・パート2」というべき話です。


昨日の夜は卓袱台の上のネスカフェの瓶だったかお茶筒の上に愛用のオリンパスV75をのせて、家族の会話を録音していました。(私はそういうことを日常的にやっています。)それで、私がよそを向いている間でしたが、たまたま家族がどちらかを無頓着に取ったときだと思うのです。私が卓袱台に向き直ったときには、すぐに片付けなかった器に残っていた夕飯の煮っころがしのおつゆの中にV75がひたっていたのです!
「ぎゃああああ!」
あわてて取り出し、周囲を拭きました。落ちたのを見ていてすぐに取り出したなら大したこともないと思うのです。でも1分、いや2〜3分たっていたかもしれません。

電源は入っていますが録音は止まっていました。でもよく見ると、表示されているデータの日付が2月11日です。本体メモリーのデータが出ているのでした。マイクロSDに切り替えようとすると、その操作は可能ですが「カードを挿入してください」と出てしまいます。マイクロSDカードを取り出すと一部が濡れていました。ということは中も濡れています。でもあんなに小さい穴の中を拭けません。(拭いて済む話でもありませんが。)

MacにつなぐとV75を認識しましたから、本体メモリーの内容を全部コピーしました。(一部または全部を既に移していた気がしないでもないのですが念のため。)いっぽうマイクロSDは認識しないのでした。

というわけで本体メモリーは無事で、ファイルを選ぶことも再生できることもわかりました。ただし本体メモリーは満タン状態でしたから、初期化しないと新しい録音が可能かどうかわかりません。(まだ試していません。)マイクは露出していますから最初に濡れたはずで、それも心配です。

たまたま同機種のV85も持っていますから、マイクロSDカードをそちらに入れてみますと再生が可能でした。(とりあえずデータは全部無事で助かりました。)ということは、V75のSDカードを読み取る部分が濡れて壊れたのでしょう。

ネットでオリンパスのサービスステーションを調べ、朝の10時すぎに電話しました。
(コンピュータは同じ水害でもジュースなど「砂糖水」のたぐいが最悪でイチコロだと聞いたことがありますが)煮っころがしのおつゆも残った塩分が後々内部を腐食させていくことがあるそうで、修理したからといって完治は難しいとのことでした。その上での修理代が1万円+なのです。今回は第一に「濡らした」こと、第二に液体が「煮っころがしのおつゆであったこと」がまずかったのでした。


さて、いじっているうちに充電切れの画像が出ました。それで再びUSBをMacに繋ぐと、律儀にもいつもどおりの充電が始まりました。壊れたのはたぶん一部なんでしょう。幸いまだV85がありますから急いで買う必要はありません。(カメラのときはどうかしていました。)あとで全部を初期化してみて、また使えるようなら使える部分を使おうと思います。

今月の反省:(1)私はデジタル機器の取り扱いについて、根本的に態度を改めなければいけないようです。
      (2)食事の後片付けはさっさとやりましょう。

2012年3月7日

携帯電話で迷い中



先週の土曜日に携帯電話を壊してしまいました。(しかもデジタルカメラと一緒にです。)とても気に入っていたのに同じ機種はもう作っていず後継機種もないということで修理に出したのですが、治らない場合を考えて次の機種を選んでいるところです。

電話なんか大嫌いなのに、事情があって一昨年の7月に初めて携帯電話を買いました。長年のMacユーザーとして「どうせ買うならiPhone」と思っていましたが、当時は品切れで入荷待ちだったため、お店の中で一番よかった「お子様ケータイ」を買いました。それなら今度こそ「iPhone」かというところですが、この1年半の間に考えが変わり、私は「スマートフォン」というやつがとても嫌になりました。

ところが世間では今やスマートフォンが主流で、「携帯電話」が過去になりつつあるというのですから驚きました。「スマフォ」の良さはわからないでもありません。でも誰もがあんなものを持つ社会がいい社会のわけがない、と私には思えるのです。

それでケータイですが、私は周囲の人達が持っているようなケータイが嫌なんですヨ。「人と同じものを持ちたくない」というのではなく、あの二つ折りの形が好きになれないのと、使わない機能のテンコモリが嫌なんです。はっきり言って私に必要なのは通話のみ。メールもしません。(メールはMacでやります。)いらない機能は使わなければいいだけですが、できれば必要だけを満たす機種がないものかと。ですから「らくらくフォン」が有力候補でした。でもお店にいくと、老人用のケータイも今では二つ折りで、文字がゴチャゴチャ書いてあって、うっとおしい姿をしていました。残念なことです。

家電の量販店へ行くと各社の製品を一度に見れますから、地元のヤマダデンキでいろいろ吟味しました。そして今候補にあるのは「ハニービー4」(上の写真)と「ルミックスフォン」です。

「ハニービー」はPHSなのでした。(PHSってサービスを終了したと思っていました。)小さくてチャチくて、文句ナシにカワイイ! 色がきれいだし、ボタンが少ないし、文字がゴチャゴチャ書いてないし、二つ折りじゃないし、軽いし、形だけじゃなく中身の画面のデザインもカワイイし、それに維持費が他社より安いんです。高校生や大学生にとても人気があるそうですし、二つ目に持ったり家族で色違いで持つ人もいるそうで宜なるかな。(ハニービーのスマートフォンもすご〜くかわいいんです。iPhoneより好きです。)問題はソフトバンクから電話番号を持ってこれないことです。(でも下4桁の番号なら同じものを取りやすいそうですが。)

● ウイルコム、HONEY BEE 4

いっぽう「ルミックスフォン」はカメラに電話がついたものです。実は一昨年お子様用を買った後にレトロなカメラに似せたデザインの同様のケータイを見つけて「オモシロイ!こういうのが欲しかった!」と思ったことがあり、カメラとケータイを一度になくした今の私には一番いい品物です。(壊したカメラもルミックスですから上手いぐあい。)ソフトバンクのお店で見たときには4万円以上して、私にはとても買えないと思ったのに、同じものをドコモに乗り換えて購入すると「タダ」だと教わってビックリ。しかも今月末まで2万円のキャッシュバックがあり、ソフトバンクの解約とドコモの契約にともなう諸経費も相殺されてしまうというのですから。もちろん電話番号も持って行けます。がぜん欲しくなりました。ただ問題は、これを見る直前にリコーのコンパクト・デジカメを注文してお金も払ってしまったのですよ。(取り消してもらえないこともないでしょうが。)


● ルミックスフォン/ドコモ
● ルミックスフォン/パナソニック

とはいえ「ルミックスフォン」のルミックスはデジカメのルミックスとは違います。店員さんのお話やメーカーのサイトなどを自分でまとめてみますと、人がケータイで撮りたがる種類の写真の機能に特化した感じで、そちら側へのサービスはテンコモリですが、カメラとしての性能は、たとえば望遠など遥かに劣ります。とてもデカくて重い。今はカッコよく見えるけれど、契約期間の2年の間には飽きそうな気もします。ヤマダデンキのカメラ売場のおにいさんが言うように、所詮は「カメラとしても電話としても中途半端」でしょうか?

「ルミックスフォン」とデジカメの両方を持ち歩くなら意味がありません。どのみち通話の契約しかしない予定ですが、いろいろ考えれば「ハニービー」が賢明か......。迷います。

といいつつ、ソフトバンクの「お子様ケータイ」の修理がうまくいけばまた使います。それを祈るばかりです。


(追記:3月21日)
ソフトバンクに修理に出したケータイは、2週間たっても音沙汰がありません。修理が無理なら早く連絡がきそうなものですが、遅いのは治りそうだということ? とまれ昨日はお天気もよくて、お散歩がてら駅前のドコモに行きました。ケータイというものは他社へ乗り換えるのが一番お得だと知りましたが、2万円のキャッシュバック(商品券だそうですが)は今月末までですから、修理を待たずに乗り換えるべきかもしれないからです。駅正面の新築ビルにあるドコモはソフトバンクの何倍も広くて、店員さんもお客も何倍もいて、こういう世界をよく知らない私は驚きました。

そこであらためてルミックスフォンも見ました。でも新しいデジカメを買ってしまった今では非現実的です。ドコモで見たケータイの中では1年前に出たという「F−O5C」というのがいいと思いました。色は白、黒、ピンクのみ、裏側がいかにも手抜きなトホホな姿をしていますが、ほどよい大きさで持ちやすい形をしており、二つ折りではないし、数字のボタンはスライド式で必要なときだけ出せばいい作りです。鉛筆型のタッチ用の棒のような物がぶらさがっていますが、おそらく通話に必要ありませんから、外せば邪魔じゃないでしょう。

● ドコモ F−O5C

2012年2月4日

ケロログでカラオケ


何年ぶりかで「ケロログ」に行きました。「音声ブログ」です。IDもパスワードも忘れて自分のブログに入れませんでした。新しいアカウントを作ろうと思います。ブログを作ってもそうそう人様に来てもらえるものではありません。しかし間違って誰に聞かれてしまうかわかりません。そういう緊張感のある「カラオケ上達への道、進行形」をやりたいんです。ところがいつものようにユーザー名に悩んで先に進めません。ああ、自分を何と名付ければよいのか......。

埒があかないから、他にもカラオケをする人がいるはずだと見回してみました。すると

● 歌のない歌謡曲 AMIさんの素人カラオケ音源制作室

がお見事でした!

懐メロのカラオケ音源を作っておられるのです。歌謡曲、ポップス、童謡をふくめ何百曲とあります。一曲ごとの解説が歌への愛情を感じます。カウンターはついていませんが、ファンが大勢いることでしょう。

滋賀県の75才! 63才からパソコンとDTMを始めたと書かれてあり、このカラオケ音源制作にあたってはきちんとJASRAC(日本音楽著作権協会)のきまりもまもっていらっしゃる。スラバスイ! 歌ってみたい歌があちこちにあります。カラオケでやる前に曲や歌詞を覚えるのにお借りしたく思います。(AMIさん、よろしくお願いします。)

2012年2月3日

ポケットにハモンド



(1年ちょっと前の情報ですが)まるでスティーブ・ウィンウッドのファンのためのソフトですね! 
ス・ゴ・イ・デ・ス・ネ! 
Pocket Organ C3B3 (開発: insideout Ltd.)
でももう iphone、いりませんけどねネ。
iPod Touch ならいいかも?
え、iPadにつなぐとペダルまで入ってる?!

2012年1月26日

「田中ニュース」が見るSOPAとPIPA

アメリカで問題になった2つのネット規制(=言論統制)法案について田中宇(さかい)氏が1月25日付で記事を配信しました。アメリカだけの話と思わずに多くの人にぜひ読んでほしいと思い、リンクを貼ります。とくに後半でスマートフォンの危険性、日本への影響等にも言及しているからです。

● 米ネット著作権法の阻止とメディアの主役交代 

 (田中ニュース 2011年1月25日付)

SOPAとPIPAはお流れになったそうですが、1月26日付Infowars.comによると、実はオバマ大統領はそれが議論になる何ヶ月も前に、もっとひどいACTA(国際インターネット協定らしきもの)に署名していたといいます。中国をはじめ世界のどの国の企業でもインターネットのプロバイダにアメリカのコンテンツの削除要請を可能にするものだそうです。これでもかこれでもかと、アメリカによるアメリカいじめが進行中。まったくどうなっているんですか?!

(続きは追って書きます。)

2011年10月6日

スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズのニュースを聞きました。ひとりでに涙がでました。きれいな最期でした。今のアメリカが世界に誇れるほぼ唯一の人物だったのじゃないでしょうか。56才だったんですか! ビートルズの「アップル」を社名にしたから、もっと年が上だと思っていました。R.I.P. 合掌。

2011年7月28日

「プロケーブル」の iPod 用ケーブル

(諸般の事情により投稿が遅れて申訳ありません。
なんと8月17日の公開になってしまいました!
でも原稿を書いた日の7月28日付にします。)



本日26日、愛知県の「プロケーブル」さんからケーブルが届きました。
はやる心をおさえ、記念撮影をしてから繋ぎました。

どういう順番で書けばいいのかもわかりません。結論を先に言いましょう。このケーブルをつないだら、パソコン用スピーカーがオーディオに変わってしまいました。試しに元のケーブルに戻してみると、薄い膜がかかったように聞こえました。でも単に「くっきりした」というのでもありません。何とも形容しがたく、あれこれ書いてもしょうがない気がします。イギリスの60年代のポップス、ボサノバ、ジャズ、昭和歌謡、バロックなどで聞き比べたところ、いずれも新しいケーブルの音の良さが明らかで、中でも室内楽のバイオリン(イ・ムジチ)のソロの差がもっとも顕著でした。これはITMSで衝動買いしたのでよくわからない曲なのですが、現代音楽かもしれませんが、バイオリンのぴんと張った弦の上で弓が踊っている様がありありと聞こえたのです。(その後インターネット・ラジオでいろいろ聞きましたが、50〜60年代のジャズのベースはボンボンきます。これだけ来たら低音は充分です。かなりの大音量でもいい音です。)

要するに、このケーブルをつないだだけで音がとってもとっても良くなりました。音楽の質が上がった感じです。一日中聞いていたくなります。

これが「プロケーブル」さんのいう「フラットな音」なのかもしれません。「フラットな音」とは平板で単調な音のことではなく、レコードが作られた状態をそのまま再現する音のことです。ですから楽器も違えば歌手も違う、和太鼓のソロでも千人の大合唱でも、あらゆる音楽の録音時の個性をそのまま再現することが「フラットであること」です。私はそういう音を出すのは「モニター・スピーカー」だと思っていました。ですからケーブルの役割が大事なのだと知って驚きました。事実、良いケーブルが音楽を良い状態で運んでくれれば、こんな小さなスピーカーでも能力の限りの音をちゃんと出してくれるということなのですね。

すでに「パソコン用スピーカー GX-100HD(B)」で書いたとおり、Mac(MacBook Pro)で手軽に音楽を聞くために、パソコン用としてはちょっと上等なスピーカーを買いました。ネット上のユーザーの意見では「低音が弱い」「同梱のケーブルが貧弱」という意見が多いのが気になりましたが、実際に品物が届くと、私には気にするほどではありませんでした。ただMacとスピーカーをつなぐ同梱のケーブルが私には少し短くて不便でしたから、長いのに買い替えたいと思いました。とはいえべつに急ぐでもなく暮らしていたある日(先週のこと)、ネットで偶然にも「プロケーブル」というオーディオ専門店のサイトを知りました。音楽業界のプロやその道何十年のオーディオ・マニアが出入りするお店のようなのですが、とっても興味深い面白い情報が満載のサイトでしたから、読み始めると止まらなくなり朝になってしまったくらいです。そして私が欲しかったケーブルが「iPod用ケーブル」として売っていましたから、どうせ買うならそういうお店のいいケーブルを使ってみたくなったというわけなのです。商品のページは以下のとおりです。

● プロケーブル iPod 用ケーブル
● プロケーブル スピーカー・ケーブル

興味深い記事が満載のサイトですから、ぜひあちこち見て回ってほしいと思います!


<私が買ったもの>

「iPod用ケーブル」はイギリスの音楽に一番いいというイギリスのバイタル社製のケーブルを選びました。一番上の写真がそれです。長さは3メートル。先っぽはステレオ・ミニプラグ、もう一方はRCAで、ともにアメリカのノイトリック社製で金メッキです。4900円。(値段はケーブルの長さで変わります。20メートルまであります。)

スピーカーに付いていたケーブルに比べて太い! 鉛筆のような太さです。


同梱のケーブルとはこんなに違います。


左右のスピーカをつなぐケーブルは「特注品」です。針金のようにしっかりした……というか正に針金です。銅の単線で(AE線)メートル単価100円のを1メートル、片方は切りっぱなし、もう一方に同じノイトリック社のRCAを付けてもらいました。650円。

(これは自分では選べなかったため、私のスピーカーではどのケーブルが良いか相談して作ってもらいました。オーディオに何十年の人生と何百万何千万のお金をつぎこむようなお客さんを相手にしているお店なのに、ド素人のこんな質問にも答えてくれるのですよ。すごいと思います!)



接続するために、切りっぱなしのケーブルのビニールを剥いて銅線を出しました。(私はこの種のことが得意だったはずなのに、なんと下手くそな…… でもここは銅線を見てください。)左側がAE線で、太い一本の銅線です。右側は同梱のケーブル、赤と黒のよくあるやつで、細い細い銅線が束になっています。

太さもだいぶ違います。AE線は銅線を赤と白でくるんだものを更にベージュ色でくるんでいるからです。

「いいケーブルを使わないといいスピーカーもいい音が出ない」という話は、十代の頃に聞いたか読んだかしました。ですから30年前に自分のステレオを買ったときには、「秋葉原」に「ケーブルを買いに」行ったことがあります。でもいきなり行って買えるものではなく、また買える値段ではなく、ただただ驚き、空しく手ぶらで帰宅しました。ケーブルのことはそれっきり忘れていました。

しかしプロケーブルさんのサイトを読むと、ことオーディオの世界では何につけ高いものが良いものと限らないことがよくわかりました。

音楽が好きなら誰でもいい音で聞きたいと思います。しかし質が良いといわれるオーディオ機器は高価だし、そこまでいい音や究極の音を求めるわけでもないのが普通です。いってみれば「ちょっといい音にしたい」という感じじゃありませんか? そういうときに例えば質の高いケーブルを使うだけで音の質をうんと高められるとしたら、これは大いなる喜びではありませんか! ケーブルを見直して、まずは自分が持っている機材に本来の力を発揮してもらいましょう!

<私のつなぎ方>

「iPod用ケーブル」のRCAプラグをアンプ付きスピーカーにつなぎ、左右のスピーカーをスピーカー・ケーブルで繋ぎました。(つまり同梱のケーブルを付け替えただけ。)それでCD、DVD、ダウンロードした音楽、ラジオその他音声を聞くときに「iPod用ケーブル」のミニプラグをMac(MacBook Pro)のヘッドフォンジャックに挿して、聞き終わったら抜きます。(いわゆる「直挿し」の「アナログ出力」です。)

ただ、新しいケーブルに替えると音量がとても小さくなりました。スピーカーの音量つまみを12時にしていたものが、3時でも物足りないくらいです。プロケーブルさんにそのことを伝えますと、Macの場合は自動的に音量が半分になってしまうからMac側で設定しなおせばよいと教えてくれました。そこでMacのユーティリティの中にある「Audio MIDI 設定」で設定しなおしたら全部OKでした。何から何まで本当に親切なお店です。

<いわゆる「ノイズ対策」>

PCのユーザーではUSB接続のオーディオボードやサウンドボードをつないで、そこに挿す人が多いようですが、音を良くするというよりはノイズ対策のようです。そこで試しに「直挿し」の無音の状態でMacの音量とスピーカーの音量を同時に最大にしてみましたが、まったくノイズがありませんでした。少なくとも私には聞こえませんでした。過去にもヘッドフォンでノイズを感じたことなく、どんなもんかと思っていましたが。ですからMacの場合にはノイズ対策はいらないと見なしました。オリンパスのICレコーダを「直挿し」してもノイズはありませんでしたし。(iPodはまだ試していません。)

そういうわけでWindowsのユーザーは最初からノイズ対策が必要かもしれませんが、Macのユーザーにはオーディオボード(主にゲーム用)もサウンドボード(主に音楽用)も必要ないと思います。もちろんCDプレイヤーもiPodドックもいりません。(欲しいなら別ですが、なくても問題ないのです。)コンピュータ音楽を作ったり演奏や朗読の録音するなど他の用途がある場合に限り、目的に応じた適切な機材を揃えるのが正解ではないでしょうか。

2011年7月20日

iPhone、持っていないのに

iPhone を持っていないのに、こういうバカバカしい周辺機器を見ると欲しくなります。iPhone を固定電話のようにしたり、わざわざ受話器で通話したり。



iPhone を充電しながら、固定電話のように受話器で通話できる道具です。通話しながら端末の操作もできるそうです。説明の中に通話用のプラグが差しにくいことが書いてあり、機能的にあまり優れていない品物のようですが、色がこれ以外に白、黒、まっピンク、まっ黄色があり、充電目的とわりきれば楽しそうじゃありませんか。商品名「Phone + Phone」、「ハシートップイン」というのがメーカー名でしょうか? 本体がタテ12センチ、ヨコ13センチくらい、定価2100円。くわしくはこちら



お次は電電公社時代の家庭用電話機の受話器の復元みたいな形をしていますが、「つや消しの黒」なんですね。Native Union 受話器型ハンドセット Moshi Moshi 01H」というもので、ステレオミニプラグでiPhoneにつなげて通話する道具です。高いだけあって「高品質の小型スピーカーと感度のいいマイク」で、受話器についているボタンで通話と終了の操作ができるというのが便利そうです。(わざわざラジオやICレコーダにつないでみようかしら。)メーカーはフォーカル・ポイント・コンピュータ、値段は4980円。色違いは公衆電話を思わせる赤があります。くわしくはこちら

こちらはiPhone の中身が丸見えのスキン。といっても、シールでペタと貼るだけのものですから防水にも衝撃にも効果はなくて、お値段はアイデア料ですネ。ずいぶん前にアメリカのEtsyでみつけたもので、買ったのは今年の1月か2月。(買ってしまいましたねえ……。)おそらく個人か小規模なグループで製造販売しているものじゃないかと思います。9.99ドル。他にも面白いデザインがありました。くわしくはこちら。(ここはEtsyの売り場ではありませんが、その売り場がどこだかわからなくなってしまい、買った商品にこちらのサイトを見るよう書いてありましたからこちらを紹介いたします。半年ぶりに見てみるとこのスキンはもう作っていないのか、載っていませんね。カセットテープやカメラは人気があるらしく、「iphone skin cassette tape」などのキーワードで普通に検索すると他のメーカーの物もいろいろ出てきます。)

iPhoneではありませんが、一緒に買ったのがこのシール。私のMacBookのリンゴは往年の虹色なんです。4.99ドル。

2011年7月16日

テレビ放送の終わり

もうすぐアナログ放送が終わりますね。テレビも終わりですね。

放送してから受信までの2秒か3秒の時間差のため時報がありえなくなり、朝の時計の字幕がなくなるし、何よりもう地震予報が出せなくなるんですよ。こんなときによくやりますね。「グルメ番組を見ながらお店の情報が得られますよ」「ドラマを見ながら出演者の来ている服を売っているお店がわかりますよ」「クイズ番組にお茶の間で参加できますよ」等々どうでもいい利点は数々あるそうですが、今こういう時代になって、地震予報も津波警報も得られない事実をどう補うのでしょう。またラジオでも聞けたNHKのテレビ番組が聞けなくなってしまいます。少なくとも私が思うに、受け取る側の人々にとってのデジタル化は損失のほうが大きいと思います。これで日本中が「テレビの時代」から脱却できるなら、それはそれで幸いですが。

日本のテレビのデジタル化とは、お役所と携帯電話会社がらみの本当に出鱈目の極みだったようですね。(ずいぶん前にビデオニュース・ドットコムで見ました。)そうじゃなかったとしても、日本式のデジタル化が実現したら莫大な経費で地方局は総倒れ、東京のテレビ局も番組制作に回すお金がなくてバラエティとショッピングばかりになるだろうと何年も前からいわれていました。

視聴者側にしたって日本中がテレビを買い替えなきゃならないのに、どう計算してもテレビの生産が間に合わないとか、同時に日本中のテレビがゴミに出るのをどう処理すればいいのかとか、そういう滅茶苦茶な課題も全部ほうったらかしのままで、「地デジ」だの何だの、変な言葉を作り変なコマーシャルをたくさん流して既成事実をつくってきたのです。

外国のデジタル化では放送局の設備を変えるだけで、各戸でテレビ受像機を買い替える必要などなかったともききます。

私の家ではもちろんデジタル対応なんかしていませんよ。誰がわざわざテレビなんか買いますか。30年前のソニーのトリニトロンの13型です。(トリニトロンというのは実に優秀なブラウン管なんです。)ただし10年前にケーブルテレビに加入して、CATV、BS、BSハイビジョン、地上デジタル、さらにスカパーにも加入するなど、ばかみたいな完全武装しました。実際は朝日ニュースターくらいしか見ていませんが。

とまれこの地域のケーブルテレビはジェイコムで、ここは加入者を対象にあと2年間ジェイコムが変換したものを送ってくれることになっています。ですからどのみち今のままのテレビで番組を見ることができます。その後のことは考えません。テレビなんかなくなっているかもしれませんしネ。

でも……前にNHKの「美の壷」という番組で「更紗」をやったとき友達に録画を頼んだことがありました。そのときたまたま録画したものを彼女の家で見る機会がありました。彼女は古い機種だと言いましたが、薄型大画面でみるアートな番組はほんとにきれいで、初めて大型テレビはいいなあと思いました。受像機は進歩できますからね。(「番組の質」の問題だ、ということです。)

2011年7月15日

USB充電対応ACアダプタ


近頃では「あったらいいのに」と思う品物はちゃんと売っていますね。しかも近所で普通に売っているんですね。USB接続で充電するものはパソコンに繋ぐのが一番便利ですが、パソコンのUSBポートを他で使っていたり、そもそもパソコンを使ってない間には逆に不便です。このアダプタはコンセントに差し込んだアダプタにUSBを差し込むことで充電できる道具です。



上の写真はタップに差し込んで充電しているところ。充電が空っぽの状態でしたが1時間ほどで満タン。計ったことがありませんが、Macで充電するより倍以上早いと思います。USBのポートが2つあり、「過大な電流が流れたとき」にはLEDランプが消えて充電が止まる仕組みだそうです。ふつうのタコ足用に100ボルトの差し込み口も2つ(合計1400ワットまで)ついています。

充電できるものとして iPod、デジタルオーディオ機器、携帯電話、携帯ゲーム機、PDAなど」。(バッファローコクヨサプライ、西友石神井公園店で1480円)

(追記:7月17日)前にiPod用に白い一口の充電アダプタを買ったような気がします。行方不明なのかもしれません。まあ、いろいろ付いているほうが便利な気がします。

2011年7月1日

パソコン用スピーカー GX-100HD(B)

一昨年くらいにこのブログでパソコン回りのスピーカについて書いたことがありますが、諸般の事情で結局買わなかったのです。(ちょっといいヘッドフォンを買ってしまいました。)

このたびやっと、6月26日付の「オンキョー・ダイレクトのアウトレット」で書いたように、WAVIOシリーズのGX-100HD(B)を買いました。(アウトレットですから正確な商品番号はGX-100HD(B)-Qです。)フラッシュをたいて記念撮影をしたら左のようになりましたが、実際はコーン以外全部真っ黒です。

このスピーカはオープン価格で、オンキョー・ダイレクトでは2万9800円、アマゾンで2万4800円のところ(あらら、今見るとアマゾンでは2万3900円3万1580円)、アウトレットでは送料込みで1万9800円でした。アウトレットは出たもの勝負で次があるとは限りません。「わけあり品」ですから吉と出るか凶とでるか、わかりません。本当は別のスピーカを買うつもりでしたが、この製品がここまで安くなるならばと、ここはギャンブル気分で買ってみました。注文した翌々日の6月28日に届きました。

スピーカーは無地の白い段ボールに梱包されて配送用の茶色い段ボールに入っていました。説明書の入った袋は未開封でした。何処を修理したのかしなかったのか等はわかりません。

以前の経験から、パソコン用のスピーカーは量販店に行っても試聴できる機種は少なく、試したい機種があるとは限らず、騒々しい店内でどこまでわかるか自分に自信もありません。ですからお店には行かず、ネット上の評判とメーカーの説明で決めました。また私は音響機器に詳しくなくて手持ちの古いステレオやヘッドフォン以外に比較できないのですが、繋いでみるといい音がしました。アマゾンのレビューには「低音が弱い」という意見が多くあり、それに対して低音は効いているという反論は僅かで、そこが少し気になっていましたが、実際に聞いて私は満足です。

年をとったせいか、ただ大きい低音よりも「きれいな低音」がほしくなります。その点このスピーカは小さいのが無理して出している低音ではなく、大きさに見合った自然な低音で、耳に快適です。そもそも低音の質と量はその曲を録音した時点でかなり決まっているはずで、数十年前のモノラル時代のビッグバンドはどうしても甲高いし、最近の曲でも作り手があまり低音を強調していない場合もある、という具合にやみくもに低音を求めても無理なことがあります。(アマゾンのレビュアーには何を聞いて「低音が弱い」と感じたかを書いてほしかったものです。)このスピーカーでは、いかにもベースを効かせたジャズではカッコいい低音がボンボン響きます。一方クラシックの大オーケストラの重厚な低音域では大きいスピーカーの迫力にかないません。しかしこの値段と小ささにそれを望むほうが間違っていますし、全体に品のいい音で、きれいに聞くことができますから文句を言うほどではないと思います。(もし物足りなければ木製の本箱や箪笥の上などに置いて共鳴させるのはどうでしょうか。さらにうんとお金をかける方法もありますが。)

古今東西のいろいろな種類の音楽で試し聞きをするとどれも上等です。ポップスはもちろん、とくにアコースティックな音楽がいいと思います。室内楽、古楽、フォークロア、昔のジャズなど。(今ラジオの美空ひばりがかかっていますが、歌謡曲もイケます。)iTunesのイコライザーで調節するとボーカルもベースも打楽器もさらに生き生きします。私の場合日によって強調したい音や耳障りな音が変わるため、イコライザーをよく使います。

写真ではわかりづらいでしょうが、本体の高さは26センチです。しかしアンプの入っている右側は4.5キロ、左側も3.3キロあり、箱は厚さ15ミリの木製です。小さいのにきちんとした作りで(前面のネットも外せます)、よく出来たミニチュアのようです。そして音も、ステレオの時代の大きなスピーカ・システムの音をそのままミニチュアにした感じで、とくに夜間に小さな音で聞くときに安定感とバランスの良さを感じます。パソコン回りのスピーカーであれば離れて大音量で聞くより近くで小さい音を聞く方が多いでしょうから、ここは大事です。パソコン用にしては高価ですが、音楽を聞くにはやはりこれくらいがいいと思いました。大正解です。今はインシュレーター(スピーカーを載せる足)も、ましてやサブ・ウーハー(低音用のスピーカー)も必要ありません。(ちなみに私はMacBook Proを使っています。)

アンプ内蔵でアナログとオプティカルのインプットが可能ですから、ミニプラグをつなげばICレコーダでもテレビでもラジオでも何でもきけます。iPodにつなぐにはインプットのケーブルの先のプラグをiPodに差し込むことになります。充電はまた別途です。専用のドックみたいに便利ではありませんが、たいていのドックよりいい音じゃないかと想像します。

アンプ内蔵の右側は後ろがすごく熱くなります。「放熱を兼ねているから熱くなるけど大丈夫」と書いてあるものの、心配になるくらい熱くなります。でも心配はいらないそうです。

(比較したもの)
● GX-D90(Y)
同じWAVIOシリーズのGX-100HD(B)の一つ下の機種です。前にスピーカを探していたとき一番いいと思いました。本当は真っ黒いのは苦手で、この明るい色の木目と灰色のネットという全体のデザインが好きです。今見てもいいし、何より値段が4千円ほど下がっていました。ですからこれを買うつもりでした。しかしアマゾンのレビューを読むと低音がとても効いているという意見のほかに、「低音がブーミー」とあり、「ブーミー」の意味がわかりませんがど〜も否定的な意味のようで気になってしまいました。でもアウトレットのGX-100HD(B)がなければこちらを買ったと思います。

● 【レビュー】 高音質スピーカー WAVIO GX-100HD 買ってからみつけたemdesgin.comさんのレビュー、2008年11月25日付

(追記:この記事を上げたとたんにアクセスが続いたため、7月7日に少し書き足しました。)

(追記:7月28日)
愛知県の「プロケーブル」というオーディオ・ケーブル専門店で、Macとスピーカーをつなぐのにも使える「iPod用ケーブル」を買いました。同梱のケーブルが私には少し短くて不便だったため長いケーブルが欲しかったのですが、どうせならいいケーブルを試してみようと思ったのです。結果、すばらしい変化がありました。前日まで満足していた音などお話になりません。イコライザーもほとんどいりません。オーディオのことはわかりませんが、たぶん「いいケーブル」とは同梱の一般的なケーブルよりもスピーカーへ「音楽を運ぶ能力」に優れているのでしょう。いいケーブルに替えることはスピーカーが持つ力を引き出す事であり、サブウーハーを足したりオーディオボードを足したりするより前にするべきことで、お手軽に、そして(おそらくアレコレ足すよりも)いい音を得る方法かもしれませんよ! とても興奮しています。詳しくは別項に書きます。乞うご期待!


(追記:8月17日)

● 「プロケーブル」の iPod 用ケーブル

たいへん遅くなりましたが、本日このブログ内でケーブルの話を公開しました。皆様の参考になれば幸いです。

2011年6月26日

オンキョー・ダイレクトのアウトレット


オンキョー・ダイレクトは老舗の音響機器メーカーのオンキョー株式会社の直販サイトです。とくべつに安売りが自慢ではなさそうで、価格では量販店やamazonに負けます。しかし欲しい製品が確実に買えることやアフターサービス、ポイント制などに利点がありそうです。

特記すべきは産地直送ならではのアウトレットがあるのですよ。初期不良その他の理由で開封後に返品されたものを、オンキョーの技術者が調べた上で必要なら修理を施し、使用に問題ないことを確認して販売しているとのこと。ですから製品や付属品や説明書などは使用に差し支えないわずかな傷や汚れがあるかもしれず、返品・交換はナシで、送料は一律無料、メーカー補償は1年間です。そういう物がハナから苦手は人は別ですが、これはかなりおとくでしょう。

すごく神経質な人がどうでもいいようなことを理由に返品したものなら「アタリ」ですね。機械に変な癖のあるものだと「ハズレ」かもしれませんけど。

そこでかなり上等なパソコン用のスピーカー「GX-100HD(B)-Q」が出ていましたから買いました。(GX-100HD(B)と同じものです。)この続きはまた後日。(6月26日)


● このブログ内の関連記事です。スピーカーは6月28日に届きました。続編をパソコン用スピーカー GX-100HD(B)という題名で書きましたので、こちらもどうぞ。

2011年6月18日

アップルのキーボード


去年の12月に買ったMacBook Proの13インチです。15日に左のシフトキーが突然きかなくなりました。英単語や英文を打つときに大変不便です。左にあるコントロール・キーもときどききかないから、近々止まるかもしれません。(いつも飲み食いしながらダラダラ使っているため、気をつけているつもりでも飲物などが飛んだのでしょうね。懲りないやつです。)

数年前までのiBookでは、キーボードが表面に乗っかっている作りでしたから、我慢ならないまでキーが壊れれば2万円ほどでキーボードを買って自分で付け替えれることが可能でした。(やったことはありませんが。)でも今のノート型では本体に穴が空いていてキーだけ出ている形です。まるごと修理に出さなきゃならないんでしょうか。時間もお金もかかり、さらにハードディスクを空っぽにされても構いませんと一筆書かされたりするんじゃ嫌ですね。

それに比べたら新たにキーボードを買うほうが簡単で安上がりでしょう? というわけで渋谷に出たついでに買いました。アップルのキーボードにはUSBケーブルでつなぐのと、BlueTooth のワイヤレスがあります。ケーブルのキーボードは古いMacで使ったことがありますが、大きいしケーブルの位置がよろしくありませんでした。(そのキーボードがあれば兼用できましたが、マグカップのコーヒーをばちゃっとかけて即死しました。)こんどはBlueToothにしてみました。

同根の電池を入れてMac本体に合図を送れば、ドライバーのインストールなしにすぐ使えるのでした。これは便利です。またテンキーがない分小さいから扱いやすいし。MacBookのキーボードにちょうど載るし、膝の上でも使えます。ケーブルのキーボードより2000円高いのですが、こちらにしてよかったと思います。

別売りのキーボードは、MacのOSにも対応したwindows用がごく稀にあり、値段が安いのですが、アップル純正のほうがいいので念をおしておきます。第一に、アップルストアやアップルのサイトからいつでも買えること。サードパーティーの商品は量販店でもほとん売っていないので、探すのは時間の無駄かもしれません。第二に、当然ながら全てのキーがMacの配列です。コマンド、コントロール、オプションのキーとファンクションキーがそのまま使えます。(ウインドウズ兼用ですと、Mac独自のキーがありません。)第三に、各キーをカスタマイズしていても、自動的に読み取るらしく、キーボードが使えるときにはキーもそれまでのキーボードと同じになっている、という具合です。

ところでアップルストアの白人の店員さん、そうとう無知だゾ......。
(アップルストア渋谷店、6800円)

2011年5月15日

古Mac 対 新PC

先日みつけた面白い動画です。




M「できた。」

M「何かすることないかな!」
P「オレもMacだったらなァ......」
M「たぶんアンタがリサイクルに出された後にね。」
P「ナンダト。」
M「起動が終わってから喋りなよ。」

M「クラッシュした?」
P「ローディング中、ローディング中、ローディング中……」

P「ホイ、できた。」
M「世界新記録だネ。」

1992年2月に最初のMacを買いました。Macintosh ciII という機種でありました。(FXという最上機種の次のやつです。)ハードディスクを200メガに増設してフルカラーのビデオボード(5枚ほど連写できるビデオキャプチャー)を付けて130万円でした。友達からはカラーディスプレイというだけで羨ましがられたものですが、家族にはその値段を絶対に言えませんでした。そう頻繁に買い替えられる身の上ではないため現在6台目で、MacBook Proを使っています。ノート型は4台目ですが、だいたい2年前後で壊れます。ひどいものです。

このビデオに出てくるのは1984年のMacとありますが、この形は90年代にもありました。私は法律事務所に勤めていて、そこは書類製造工場みたいに猛烈にワープロを使う所でしたが、アメリカ留学から帰った弁護士が一人だけMacを持ち込み、それがこれと同じ形のもので、興味を持った私にしばらく貸してくれたのでした。その頃の私はアニメや音楽を作ることに憧れており、何もわからないまま買うならアタリかなと思っていたところ、実際に使ってMacを買うことにしたのです。(しかし高いハードを買ってしまったため、ページメーカー、フォトショップ、イラストレーター、エクセルその他の主要ソフトはかき集めたものの、結局10万以上〜150万円くらいする音楽やアニメのソフトは買うことができませんでした、とさ!)

もちろん昔のMacのほうが好きです。ウシイヌ(イヌウシ)とかイミグレとか、そういう時代にはMacを使う楽しさがありました。コンピュータの中身なんかわからない素人の使い手にとっても、「当時の限られた性能で最大限面白かった」というより「無駄なく完成されていたんだなァ」と感じます。こんにちのMacの性能はもの凄く進歩して当然その恩恵に浴していますが、使い勝手としてはファインダーひとつをとっても見た目の装飾が過剰でうっとうしいのです。アイコンはいらないし、ゴミ箱だってただの灰色のバケツでいいし。システム6までの時代のあの単純な「見た目」(スキン)を選択できたらいいのになァと思います。(と言いつつプレビュー機能は便利ですけど。)ついでに別売りのソフトでもいいから、古いソフトを使える機能があったらなあと。ソフトのバージョンアップについていくのはお金がかかるだけでなく、携帯電話みたいに使い切れない機能がいっぱい加わったり、使い方が変わったり、利用者にとって必ずしも便利に変わると限らないからです。たとえばどのMacにおまけで付いてくるGarageBandという音楽制作ソフトでは、私はインテルになる前のGarageBand2が一番好きです。(現在はGarageBand11、バーション6。)

まあ何につけ、生まれて最初に見たものを一生お母さんだと思い込むヒヨコみたいな所のある私の意見ですけど。

2009年9月12日

ビートルズのデジタル・リマスター盤



9月11日、ビートルズのデジタル・リマスター盤というのが出たそうです。その日、テレビの「タモリ倶楽部」では旧盤との聞き比べをやりました。

だいたいのところ、実際に演奏したり歌ったりしているのにレコードやCDでは音声がよく聞こえなかった部分があり、デジタル・リマスター盤ではよく聞こえるようになった、ということのようです。曲ごとに「ドラムの音」「オーケストラの音」「バックのボーカル」等々、ポイントを解説しながら聞き比べると、確かに違いはわかりました。でも「違い」=「優劣」なんでしょうか。

番組を見たかぎり、私は聞き慣れた昔の音のほうが好きです。今後はデジタル・リマスター盤が公式なビートルズとなるそうなので、なくならないうちに従来のCDを買っておこうと思いました。(全部持っていないのがバレましたが。)(9月11日)

2008年8月26日

amazon.com の音楽配信

(クリックして大きくできます)

久しぶりにモノ探しでアメリカのamazonを見に行くと、音楽売場ではMP3のダウンロードを始めていました。これがなかなか凄いのです。結論を先にいえば、アメリカ国内からしか購入できなかったのですが。ITMSなら裏技がありますが、amazonの場合、住所も名前も登録済みですからごまかし用がありません。(日本のamazonでは未だないサービスなだけに残念です。)でもITMS(iTunes Music Store)よりすぐれていると思った点を書いておきましょう。

◎ビットレートが256kbps
ビットレートは音の質をきめる数値の一つです。MP3は音声データをすごく圧縮したものですが、それなりに種類があります。数値の大きいほど音質が上がります。ITMSでは標準が128で、一部のプラス(+)が付いているものだけが256です。

GarageBandのトラックが2822、CDをそのまま読み込ませた非圧縮が1411、ストリーム(ラジオのトーク番組)のポドキャスト配信は40。音楽配信の128と256の違いがどれほどかはよくわかりませんが、256のほうがいいのは確かです。

◎アルバムを通しで試聴できる
曲名の一覧表の上に「Preview All」というボタンがあって、これをクリックすると1曲目から通しで試聴できます。別のページを見ながらでも試聴できるのは便利です。ITMSでは1曲ずつクリックしなければならないし、サインインしていないと何度もメッセージボックスが出てきて煩わしいところですが。もちろん1曲ずつ選んで試聴することもできます。サンプルの時間はITMSより短い気がします。

2枚組、3枚組、ボックスセットさえ通しで試聴できます。ダウランドの12枚組は282曲入り。サンプルとはいえ2時間以上ですよ。別の作業をしながらバックグラウンド音楽がわりです。気になるフレーズが耳に入れば、即タイトルの確認もできます。(おすすめサンプル/エマ・カークビーの美しい声が聞けます。)

◎安い
値段は曲の長さで45セント、99セント。ITMSでは売れ筋を「アルバム・オンリー」として単品で売らないような印象がありますが、amazonでは7分〜8分くらいから「アルバム・オンリー」になるようです。(とくにクラシックの場合、1曲が1分少々〜30分以上など、いろいろですから。)アルバム全体の値段はITMSより1ドル安いものもあります。

◎MP3以外と比較できる
MP3、CD、さらにCDの中古、と3つを同時に見比べながら選べます。amazonならではの強みが最大限生かされています。何しろ本から衣類から家電から何でも売っていますから、他の物ともいっしょにお買い物できます。(そのために1日がそれで終わってしまうこともあります。)

◎検索しやすい
検索機能はITMSとは比べものになりません。ITMSの集計表のような限られたページではなく、本を検索するのと同じにできます。とくに、曲名、演奏家以外の、「バロック・オーボエ」などというキーワードで検索すると、単品のリストと、アルバム(写真付き)のリストが出てくるところがとても見やすいと思いました。

◎情報量が多く、見やすい
ふつうのwebのデザインの中にあるため、大きさと色に変化のある文字情報と画像がいっしょで見やすいのです。本を探すときと同じに、複数のウインドウで、気になるものを全部並べておくことができます。MP3になる前のオリジナルの発売年月、レーベル名をはじめ、書籍と同様の基本情報を得られます。(ITMSではまったく配慮のない部分です。)同じページに購入者の批評、関連商品の紹介、BBS,、等々情報量は圧倒的です。

画面作りと機能の両面から、amazonはネット時代の最初に通販サイトというものの形を作ってしまったのですが、あらためて面目躍如というか、さすがだと思いました。

▲購入ボタン後はITMSの勝ち、かも
ITMSはiTunesと一心同体なるがゆえ、ITMSで購入ボタンをクリックすると購入の確認画面が出るだけで、その後ただちにダウンロードが始まり、終わったときにはiTunesのリストにちゃんとおさまっています。amazonでは(最初だけでしょうが)ダウンロード用のソフトのダウンロードが始まります。小さな表のようなもので、そこに購入した曲が表示されるのでしょう。私は購入できなかったのでそこまでしかわかりませんが、おそらくダウンロードしたものの置き場所を自分で設定するのだと思います。iTunes以外のソフトにも対応しているという意味では、Mac以外のユーザーには関係ないかもしれませんが。


さて、amazonでは本と同じに、一つ品物をを見ると関連の音楽がズラズラズラ〜と出てきます。「これを買った人はこういうのも買います」という前例や傾向も示されます。そういう仕組みからこのような魅力的なアルバムを見つけました。スペインのレーベルから出ているようです。


Orient - Occident (by Jordi Savall)

● ここで試聴できます。画面をずっと下がってください。

米amazon‥‥‥‥24.98ドル。(輸入盤のせいか高いほう/送料は3ドルほど)
米amazonの中古‥‥‥‥16.23ドル〜(送料は7ドルほど)
日本のamazon‥‥‥‥3396円(輸入盤/送料無料)
日本のiTunes‥‥‥‥1500円(256kbps)
ところが米amazonのMP3なら8ドル99セントなんですよ。送料いりませんし。(解説書もありませんが。)
こういうのは迷いますね、ほんと。

《 結 論 》
MP3はアメリカのamazonで検索して日本のITMSで購入、しょうかネ。

● ベースオントップ ← 外国のITMSで購入する手段はこちら

2008年8月25日

ITMS でヴィヴァルディ



Il Pastor Fido
Antonio Vivaldi
Pal Keleman, Zsuzsa Petris

今朝ITMSで音楽を買いました。ビバルディ(ヴィヴァルディともいう)の「忠実な羊飼い(Il Pastor Fido)」をききたくなったからです。恵比寿の部屋には昔買ったクラウディオ・シモーネ(指揮)のレコードがあるはずなのですが、探すのが面倒なのと、その演奏がとくに好きだったわけではなかったという理由です。(というのは、さらに遡ること、毎朝きいていたNHKのFMの「バロック音楽の楽しみ」のテーマ曲だった「忠実な羊飼い」が私の基準になっているからです。)

ITMSでは3つを聞き比べました。リコーダーの音が一つは甲高く、一つはまあまあ。しかし記憶に残る馴染みの色に似ていたものがあったのでこれにしました。Pal Keleman という人です。(どこの国の人でしょうね?)聞きたかったのはバッハもパクった有名なアダージョだけで、1曲150円です。しかしアルバム全部なら28曲で900円、お得!と飛びつきました。演奏時間1時間のアルバムでダウンロードは1分か2分。驚きです。(いかにデータ量が小さいか‥‥‥‥。128kbpsです。)30秒の試聴の部分ではわかりませんでしたが、演奏方法は私の「なじみ」とはずいぶん違う所もありました。あらためて、あれ(「バロック音楽の楽しみ」)は誰の演奏だったのかと思います。でも全体では伴奏を含めて耳にしっくりくるものでした。

さて、夜になって他の探し物のついでにamazonを調べると、なんとこのアルバム、1500円で新品のCDがありました。中古では780円から。CDのほうが音がよいのですから少し反省しました。CDをMacに読み込ませるのは(さらに容量節約のため圧縮するのは)手間ですが、CDなら他の機器でも聞けるし、コピー権の面倒も考えずにすみます。でもデジタルデータは(1)場所を取らない、(2)どのみちMacにイヤホンを差して聞くことが多い、(3)実際の支出の額が(いちおう)小さい,等々理屈をつけました。

ITMSでは一昨年たくさん買いました。(アルバム1枚とバラを2、30曲ですが。)しかしMacを壊してバックアップしなかった一部はパーです。バックアップは大事ですね。空CDも安くなりましたから、700MBいっぱいにならなくても、ジャンルがチャンポンでも、さっさとバックアップを取らなきゃいけませんね。今は外付けハードディスクにもコピーしています。

それにしてもこのアルバム、通して聞いても最後まで心地よく、耳にやさしく、廉価盤なのにいい感じです。

2008年8月15日

MACで録音


マイクつながりです。アップルストアにBlueというメーカーのマイクが載っていました。(わりと最近だと思われます。)三本足のついた白い球体で、名前は「Snowball」。なんともいい形をしています。サスペンション・マウントというある種の保護らしいのですがRingerという商品名の飾りのようなものを付けるとさらに魅力的。販売者のサイトには色違いもあり、ほかにも古いのか新しいのかわからないような、面白くて美しい形のマイクがいくつも載っていました。

● ブルー・マイクロフォンズ (上に並んだ色をクリックするとそれぞれのマイクが現れます。)

しかし値段を見るとSnowball以外の機種はたいへん高価。Snowballだけがお買い得に見えます。

素人がポドキャストを楽しむ時代。あたりを見れば5千円以下でもちゃんといい格好をしたマイクがあるのですね。すると1万9800円は素人に贅沢でしょうか。(ちょうどヘッドフォンを選ぶときの迷いに似ています。)しかし解説によればこのマイクは、


キッチン・テーブルでギターをレコーディングする場合も、またスタジオでバンド全体を録る際にも、これまでUSBマイクでは実現不可能だった、細部に渡るサウンドをキャプチャー可能です。

とあります。「キッチン・テーブル」が泣かせます。マイクと一対一でも、取り囲む形でも、静かな朗読もバンドの大音響もアリなんですね。しかもMac本体でBlueのマイクであることを設定すればUSBポートにつなぐだけで音声をGarageBandのトラックに録音できる‥‥‥‥というのは、すご〜く簡単ということ‥‥‥‥しかもこの外観ですよ。

このマイクを使いたいがために、発生練習や朗読を始めたりして。寒くなった頃には、炬燵に入ったまま棚に手を伸ばしてこのマイクを取り、炬燵板の上にMacとマイクを並べてポドキャストのレコーディング、なんて‥‥‥‥それくらい話すことがあったらいいのに。

● アップル・ストア 買うなら送料無料のアップルストアがお得のもよう。

(写真はアップルストアとブルー・マイクロフォンズのサイトから拝借いたしました。)

2008年8月13日

iPod で録音


今日お店を歩いていて面白いものを見かけました。Degitec社製「ボイスレコーダー」あるいは「iPod ドックコネクタ搭載 iPod 対応録音アダプタ」、型番 LIC-iREC01 です。パッケージには「iPod用マイク」と書いてあり、写真のとおり、iPodの長さが少し長くなるだけの大きさのステレオ録音マイクです。へえ、こんなことができるんですか。

iPodの下部のドックコネクタの所に突っ込むとそれ用の画面表示に変わり、iPod上で操作するそうです。マイクを向けて、普通に録音です。電源はiPodですが、この録音アダプタとMac(パソコン)をUSBで繋げば充電しながらの録音再生できる‥‥‥‥ アナログ機器各種、たとえば手持ちのレコードプレイヤーをミニジャックに繋げばアナログ・レコードがWAVデータとしてiPodに録音できる‥‥‥‥ iPodに入れたWAVデータはiTunesへ転送できる‥‥‥‥ ほんとかいな。

アナログ・レコードの録音では音質が気になります。元のレコードプレイヤーの性能が第一かもしれませんが、WAV、ということはiTunesにダウンロードしたMP3の音楽よりも音がいいこともありえます。(アナログ・レコードで持っている昔の曲をiPodで聞くためにITMSで買いなおすなんてこと、ありがちですからね。)ちなみに録音周波数帯域は20Hz〜16kHzとのことです。(FMラジオの上限は15kHZとか。)WAVのサイズがAIFFと同じなら1分あたりの目安は1MB。8GBのnanoなら半分使ってもかなりの量が入りそうです。iPodドック付きのレコードプレイヤーなどを買うより、小さいし安いし、普通のボイスレコーダーにも使えるし、お試し気分でそそられます。

量販店での販売価格は7980円でした。即買いそうになりましたが、今日の目的ではないと深呼吸。なにしろ今はあれこれ欲しいものがいっぱいです。(でも明日かあさって買っちゃうかも。あーでもMicro Korgが‥‥‥‥)


● カタログはこちら PDF書類をダウンロードしてください。(上の写真はここから拝借いたしました。)

● アナログ音源のデジタル化については、たとえば「アナログ音源からCD作成スレ」など手がかりになるかもです。


(追記:8月14日))
ヘッドフォンを求めて町の量販店に行ったついでに見ると6980円でした。これは買っておいて無駄ではないと思います。マイクは他にも4種類あり、録音、再生、iTunesへの転送ができるものと、さらに他の機器からの録音(ライン入力)ができるものの2種類があり、6980円と7980円でした。たとえばiTalk Proはライン入力ができませんが、こんな感じです。↓ 黒しかないのが残念ですが。

● iTalk Proの フォーカル・ポイントのサイト。

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