お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

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2015年1月27日

zazzle: 生地のプリントを始めたとか

今日の zazzle からのメールは新商品の紹介でした。なんと生地のプリントを始めたそうです。


自分の絵でプリント生地を作るのは30年以上前からの憧れでした。昨今では日本でも個人の注文を受けてくれる所があり、市販の布と同じ本物のプリントをしてくれるのですが購入が50メートル単位で、現実的じゃありません。それに対して「プリント・オン・デマンド」と呼ばれるサービスでは、たぶんパソコンのプリンタのようにデザインの色を何色かに分解して最低限の色数で再現して一度にプリントするのだと思います。ですから画面上で作った色のとおりには出来上がるとは限らない、色の再現は布の種類によってもかなり違うということを覚悟しておかなきゃいけません。

そういう気楽なオリジナルの生地をプリントしてくれる所だとアメリカに SpoonFlower というサイトがあります。(去年の夏に知りました。)ここは zazzle のようにいろんな製品にするのではなく、生地、包装紙、壁紙の三つに特化しています。生地なら1ヤードから購入できます。すごいことです! 生地の種類がすごく多くて、ごつい帆布から綿ジャージーやクレープデシンまで豊富にあってすごくいいと思ったのですが、肝心の「オリジナル・デザイン」がちっとも作れないままでした。

zazzle のプリントも同じだと思います。生地は綿、麻、ポリエステルなど7種類あり、衣類、雑貨、インテリアのいずれにも使えるように布幅が54〜60ヤード(約137センチ〜152センチ)です。値段は1ヤード(90センチ)あたり一番安くて約23ドル〜32ドルですが、これを高いと見るか安いと見るかは人によるでしょう。しかしこれに高い高い送料を加えたら、さすがにちょっと考えてしまうかもしれません。

zazzle の布の種類一覧のページ





2014年12月18日

フィリップ・ジェイコブの「Iznik」

http://freespiritfabric.com/core-pages/gallery.php?gal_id=617&sw_id=10253










イギリスの布のデザイン会社 Free Spirit にスノウ・レオパード(Snow Leopard)というブランドができて、フィリップ・ジェイコブ(Philip Jacob)という人が現れて、イズニック(Iznik)というトルコの模様のコレクションを発表しました。キルト用の木綿とインテリア用のサテンです。これはニュースではなくて今年の春ごろのようですが、私は最近知って驚きかつ喜んだのでした。

トルコのタイル壁そのもののような鮮やかな色づかい! 手抜きのない美しい模様!!

● Free Spirit Fabrics/Snow Leopard Designs

↑フリースピリットのサイトでコレクション全部を見ることができます。(ここにはスノウ・レオパードの「Botanical」というコレクションも紹介されています。ついでに見てみましょう。こちらはイギリスらしい素敵な花柄です。)

フィリップ・ジェイコブという人を紹介しているページはウェストミンスターのサイトにありました。

● Product Line - Westminster Fibers

ウェストミンスターはイギリスの繊維会社で、日本でも有名になったローワンのエイミー・バトラーやケイフ・ファセットのプリント生地を作っている所です。フリースピリットはキルト用のプリントを作っている所で、そのサイトはローワンと連名ですが、よくわかりません。ウェストミンスターに出入りしているデザイン会社、という関係なのかなあ、と思います。ちなみにローワンはもともと毛糸を作っている会社です。

フィリップ・ジェイコブはケイフ・ファセットと仕事をしているんですね。ブランド名はケイフ・ファセットですが。過去の作品を見るとケイフ・ファセットか?という模様がいくつもあり、ナンナンダーって感じです。1980年代からいろんなイギリス大手の企業でデザインをやって、今はフリーランスで、長年勉強してきた18世紀来の古典美術を元にデザインを続けているとか何とか。哲学の本なんか出版しているんですね。さらに恐竜の骨を調べたり、facebookで動画を発信したり、zazzleでマグを売っていたり、あらららら……

● philip jacob iznik fabric の画像検索結果

↑上の検索結果を見るとケイフ・ファセットとエイミー・バトラーの有名なプリントも出てきます。実際にはフィリップ・ジェイコブが手がけたデザインだったとか???

さて、Iznik を紹介しているページはここです。

● Iznik Swatch Gallery


最初に載っているのはこのコレクションを使ったエキゾチックなキルトです。一つ一つの模様が大きいので作るのはあんがい難しくないかもしれません。中央の四角いパーツの一辺は20センチ以上。全体で150センチ四方の作品です。こんなキルトが家にあったらウキウキします。こんなキルトなら作ってみたくなります。作り方(英文)は上のリンク先でダウンロードできます。


上の写真はアメリカの生地屋さん Hancock's が実際に作った物でしょうか。裏地もすばらしい。写真を拝借したのでお店の宣伝がてらリンクを貼っておきます。↓

● Hancock's の Iznik の売り場

Hancock's ではこのキルトのキットを販売していましたが既に売り切れでした。私は必要な分をバラで買おうとしましたが、他に使い道がないような模様ほどたくさん必要で、不本意に高くつくのと、このキルトに使っていない模様(最初に載せた模様など)のほうが欲しかったからやめました。

生地は流行り物。シーズン限りで生産をやめてしまうプリントは数多です。イギリスでも滅多に出ない模様ですから、こういうのがお好きな方は今のうちに海外通販で買っておきましょう。円換算で合計1万円をちょっと超えるぐらいまでは関税もかかりませんよ。




2014年12月15日

ネルのパジャマ

8月に十条の商店街を歩いていたら昔ながらの寝具店にワゴンが出ていて、もう夏物のパジャマを安売りしていました。見ているうちに「あ、そうだ私はネルのパジャマがいるんだった」と思い出して、お店の人に尋ねました。すると「ネルのパジャマはありませんよ」と言うのです。「何年か前まであったけど。」いわれてみれば、私が最後にネルのパジャマを買ったのは3年か4年前で、その後買ったのは普通の木綿、二重織りの綿ジャージー、あるいはフリースでした。その都度いいと思う物を買っていただけですが、確かに回りにネルを見なかった気がします。

何故? 世の中の皆さんは冬でも普通の木綿のパジャマなのだそうです。夜中暖房するからでしょうか。あるいは、雑貨屋さんでもよく売っている安くて暖かいフリースのパジャマに人気が移ったんでしょうか。いずれにせよ無いというなら自分で作るしかありません。(その後吉祥寺のユザワヤに行きました。子供のパジャマ用しかないかしら、でも無地ならあるだろう、水色やピンクの無地ならあるだろう、と思ったのですが……ところがネルそのものを売っていませんでした。)

日本の流行についていけない時には海外を頼ります。ネットでアメリカの生地屋さんを見るといっぱい売っていました。(英語だとフランネル flannel です。) 子供用も大人用も無地も模様もマンガも、実にいろいろ。マイケル・ミラー一社だけでもこのとおり。

●  Michael Miller のフランネルのページ

私は一番気に入ったこれを買いました。

Michael Miller It's a Girl Thing Aretha on Cotton Flannel
何度見ても好きです、この柄。バラは直径5〜6センチ、白地にチャコールグレイ、灰色、かなり強いピンクの3色使い。こんなに単純な図案なのに楽しくのどかな感じで、生地は両方向から使えます。つくづくデザインのプロってすごいなーと感心します。








Riley Blake Cotton Jersey Knit Happy Flappers Main Blue
ついでにこれも買いました。ライリー・ブレイクの綿ジャージーですが。お花の間に所々すごく小さいフクロウがいます。背景がピンクと水色と茶色の3種類あり、水色系にしました。ズボンを無地の水色の綿ジャージーにしてもいいと思います。








でもパジャマって生地をたくさん使います。普通のサイズの長袖長ズボンの上下で5メートル。1メートル千円なら5千円ですよ。フリースなら出来ているのが千円で買えるのに。(そりゃ5千円のフリース・パジャマもありますけど。)作る作業もたいへんで、ブラウスとズボンの2着を作るのと同じです。パジャマはズボンの方がくたびれやすいから、自分で作るならズボンを2つ作りたいところですが、お金も手間もかかり過ぎ。パジャマは既製品を買ったほうが絶対とくです。

型紙は市販品を買いました。何の変哲もない形でちょうど良いのですが600円+税もしました。でも雑誌の付録とは違い、別の紙に写さなくても切ってそのまま使えます。(近頃は縫い代をつけた線で切るのが良いようです。) 形が気に入れば何度でも使えます。売ってる型紙ではまともな服は作れないと言う人もいますが、そこはまあ寝間着だし、とりあえずパジャマの形になって着やすければいいんです。



2012年2月29日

zazzle: あれよあれよと第3位!



昨日(2月28日)いくつかまとめて商品を公開しました。こんどはアナトリアの伝統的な模様を使ったものが中心です。アナトリアとはトルコのアジア側の地域で、模様の名前は「アップル・スライス」。(リンゴの輪切り、というよりリンゴの芯のように見える模様です。)そのときメッセンジャー・バッグも二つ作り、夜になって公開しました。↓これです。

「Apple Slice」の多色使いの一つ目

「Apple Slice」の多色使いの二つ目
私は一つ目のほうを気に入っていましたが、今朝お店を見ると二つ目のほうにアクセスがあり、その後見るたびにこっちだけアクセスが増えているのでした。それでランキングをときどきのぞくのですが、じわじわ上がり、夕方にはとうとう人気の順の1ページ目に出たのでした。「ヤッホー!」の気分でした。ところがですね、夜の11時頃にはナナナナント「メッセンジャー・バッグ」の中の「パターン(模様)」のカテゴリーで第3位じゃありませんか!!! 8400個以上ある中でです。(記念撮影をしました。一番上の画像です。クリックすると大きくなります。

さらに、そのとき、より広い「メッセンジャー・バッグ」のカテゴリーでは4万1000個以上あるなかで第17位です!!
(追記: このブログをアップした後16位になりました。その後は寝たので知りません。)

すごすぎます。

コメントも2つもらいました。いずれも「TBA おめでとう」というのですが、「TBA」って何? Pさんがインド旅行中のため、英語ワッカリマセーン。



(追記)その後3月1日未明、私は発見したのです。左の図は私のお店のサイドバーですが、「like」の欄に「1」とはじめて数字が入っているではありませんか。どこのどなた様か存じませんが、私のお店を「好き」と言ってくださる方が現れました! なんの造作もない見てくれのお店ですが、中身を気に入ってくれたなら、こんな励みはありません。去年作ったテキトーなやつは消していき、いいもののあるお店づくりをしたいと思いました。



(追記:2012年4月5日)「TBA」の意味がわかりました。「TBA」とは「Today's Best Award」すなわち「本日のベスト賞」という意味で、私は2月28日に受賞したのだそうです。今日久しぶりにこの朱色っぽいバッグのページに行ってみたら、上のようなご褒美のリボンが付いていました。(しかしその「本日のベスト賞」がどこに載るのか、いまだにわかりません。)

2012年2月8日

バーチャルなクッションを作りました

zazzleで新たにいくつか布製品が作れるようになり、さっそくクッションを作ってみました。気分はテキスタイル・デザイナー。わりとあくの強いのが好きです。


すごい、日本価格55万7740円です!!! 以下同様。
A la South East Asia throw pillow throwpillow
A la South East Asia throw pillow by KRfabric
Browse other pillow designs on Zazzle.



このクッションは木綿で50センチ四方の大型で、長四角のもあり、両面に印刷できます。(CafePressのクッションよりずっと上等です。)ただし詰め物付きのため、買うときはまたもや送料が高くつくと思われます。

私なりに自分の好きなものを作っています。これでも作った中からいいと思うものを選んでアップロードしています。本当は図案や写真ばかりでなく自分で描いた絵をもっと使いたいのですが、私がとっておいた子供時代からの絵はほぼすべて捨てられてしまったし、今は落ち着いて描く時間がなかなかなくて、こういうのばかりです。(ここを見た人はたぶん3つ目のクッションが一番いいと思うのではないかと予測するのですが、これはどなたかが作ったコピーライトフリーの、おそらく10年以上前の画像です。私はまだまだだと思います。トホホです。)

zazzleにもeBayのようにプロがいて、売れるものをガンガン作ってそれを商売にしている人がいるようです。でももし私が月に10万円を得ようとしたら、マグカップが毎月1000個売れなきゃならないのですよ。普通なかなかそうはいかないでしょう。私だって煙草銭くらい得られたらいいと思いますが、(このブログが人様に見てもらえるようになるまでを考えれば)最初の1個が売れるまでに2〜3年、そのあと年に数点売れたら大大大成功なんじゃないでしょうか。

でもここには作る楽しさがあり、ついつい夢中になってしまいます。タダだし。



See other gifts available on Zazzle.

2012年1月31日

初めてのニット・ソーイング


実は去年の11月に吉祥寺のユザワヤでロックミシンを買いました。2本の針と4本の糸を使って裁断しながら縁かがりと本縫いができるミシンです。その特典として講習を1回受けることができます。なにしろ先生と1対1で教われるぜいたくな講習ですから、やっと予約を取れたのが1月31日でした。その間には家でニットや生地や紙の試し縫いのほか、普通の生地(ブロードのプリント)で巾着袋を作ってみました。ブロードをロックミシンで縫うのには少々無理がありましたが。(糸の調子がニットの伸縮性を考えて設定されているミシンなので、普通の伸びない生地では縫い目がゆるくなるからです。)ニット・ソーイングは先生に教わるまで我慢しました。

生地だけ持参すれば他はすべて貸してくれて、2時間ほどでプルオーバーを1着縫ってしまうというすごいコースです。(ロック・ミシンはそれくらい簡単に服を作ることを可能にする、ということです。)講習では自分が買ったのと同じ機種を使い、ミシンの操作と縫い方の両方を教わることができます。しかもすごーくやさしい先生です!

型紙は決まっており、サイズを選ぶだけ。私はLにしましたよ。多少の変更は可能で、私は丈を普通より5センチ長くしてもらうことにしました。既製品の着丈はたいてい55センチですが、かねがねもっと長いのがほしいと思っていたからです。ハイネックの襟も幅を少し広くしてもらいました。生地は先生が手際よく裁断してくれます。どうやるって、型紙を待針で止めたりしません。ロック・ミシンでは待針を使ってはいけないそうで、生地に型紙を置いたら重しをのせて、そのまま丸いカッターを転がして切ってしまうのでした。あっという間です。生地を裁断するときは型紙を待針で止めて、重ねた布がずれないように注意しながらシロモでしつけして、重たい裁ちバサミで切ったものですよ。それからしつけを一目ごと糸切りハサミで切ってトントン叩いて......縫った後にはしつけを毛抜きで抜いて......ですよ。ロックミシンでは縫うときも待針は使わず、洗濯バサミを小さくしたようなクリップで止めるのです。へえ〜〜〜、ひたすら驚きでした。



生地で服を縫うとき、私にとって一番難しいのは袖付けです。ところがニット地をロック・ミシンで縫うときは、しつけも無しにまるで直線縫いのように縫うのでした。そのかわり一番難しいのは意外にも襟付けでした。襟の部分は直線の長四角ですが襟ぐりは丸いからです。さらに、ニット・ソーイングでは身頃側の襟ぐりに対して襟は必ず85%になっているそうで、襟のほうを伸ばしながら身頃の襟ぐりに沿わせて縫うことになるのです。その引っぱる塩梅がなかなかわからず、途中でちょっと引きつりました。とうめんの私の課題はこういうときの布送りだと思います。

裾かがりは「裾びき押さえ」という専用の押さえに交換しておこないます。この押さえは別売りで2千円ほどだというので買うことにしました。

模様のあるモコモコしたニット地を選んだのは正解でした。下手な縫い方が全然目立ちませんよ! 「最初だから基本を」などと考えて白のTシャツなど作ったら悲惨だったでしょう。私は作業がそうとう遅かったのですが、それでも2時間ちょっとで1着が完成しました。(いちばん上の写真は先生に服を持ってもらいました。本当は先生のお顔も写させてほしかったんですけど。)

さあ、これからはいろんな物を作りますよっっっ!

2012年1月27日

今年も国際キルト・フェスティバル



行ってきました、東京ドーム。今日も奥様がたがいっぱいでした。でもカメラを忘れたので証拠写真はナシです。(意味なく冒頭はお土産のテープです。)

今年のテーマは「不思議の国のアリス」。でもいま一つぱっとしません。「マッド・ティーパーティー」の雰囲気が全然出ていないし。作品でいちばん好きだったのは南米の「モラ」という手芸の技術を使った「カメレオン」のバッグでした。全体に暗い濁った色が多い気がして、私は明るい楽しい華やかなものに飢えているのかもしれません。(かなり疲れているのかもしれません。)そもそも私じしんはキルトをしないため、自分が好きな種類の作品にしか興味がないのです。すみません。

キルト・フェスティバルの会場の半分はキルト関係のお店です。ついついそそられてテープやはぎれをたくさん買いました。

上のテープは1m210円でものすごくたくさん種類があり、計り売りもありましたが、市松模様が気に入って2m巻きを3色買いました。ボール紙に巻いてあるのは同じテープですが、アイロンでくっつけられるよう加工したものです。なんとなく買っちゃいました。

キルト用の生地には模様の小さい柄も多く、ドールハウスのカーテン、お布団、クッション、ソファなどに使えそうなものがけっこう見つかるからです。(ドールハウス用の壁紙とおそろいに特別に作った生地をアメリカなどで売っていますが、ノートを広げたほどの大きさで千円くらいするんです。)ここでははぎれの大きさはいろいろで、200円から400円くらいです。今年はドールハウスの家具を作ってみたいと思っているんです。作り方の本があるのに作らないのはいけませんから。色の濃いのはこげ茶のネルの千鳥格子で、昔っぽいソファを作ってみたくなりました。(がんばらなくちゃ。)花模様の赤い格子柄は、縁取りを付けたらこのままミニチュアのキルトとしてベッドに使えそうです! 


キルト展のお店で興味をひくのは古い着物のはぎれや内外のレトロな生地のデッドストックです。古い布を好むキルターも多いから。見ているだけで楽しくなります。(買うには高く、ぼってるのも多いから。)でも日本のこんなきれを買いました。ネルですから子供のパジャマ用でしょう。なんともかわいいヒヨコ柄です。(よく見ると嘴がしゃくれてるからアヒルの子かも?)子供達への愛情を感じますね。あてずっぽうで昭和40年頃でしょうか? 昔の日本の子供は幸せだったと思います。(私にとってこういう生地は観賞用です。)



国際キルト・フェスティバルのもう一つの楽しみは、何故か毎年やってくる有田焼の全品半額の特売です。私は去年お急須の柄をこわしてしまったため、何かいいのがないかと期待しました。でも今年お急須は少ししかなくて、会期末のせいか全体に種類が少ない気がしました。お店の人にきくといつもの同じだと言うのですが。去年買って大活躍した小さめのどんぶりも買い足したかったのに、こちらは絵が変わってしまいました。(これまでは同じものが何年か続けて出ることが多かったので、少しずつ試しながら買い足せたのに。)たくさん並んだソバ猪口などは絵付けがどれも雑で、まったく食指が動きません。また、これまではすごくきれいで半額でもすごく高いポットや器が奥にあって見るのが楽しみだったのに、やっぱり売れないのか、そういうのもありません。がっかりしました。でも無理して買う必要はありませんから、柄の違う小どんぶりや小さな器など買い足す予定だったものだけ買いました。



そのようにちょっと本命が期待はずれでしたので、半額セールではない、ちょっと上等でちょっと値段の高いほうのお店でミニチュアのお皿を買いました。直径は5センチです。10種類くらいあるシリーズ物の1万円のお皿と同じに作ったミニチュアです。小さくしてもきれいに絵が出ているのを3種類選びました。1枚840円なのですから酔狂なものです。

2012年1月23日

吉祥寺「コットンフィールド」のキット



あれ以来(とは、去年の夏のこと)ロン・ポールのトートバッグを愛用していますが、食糧の買い出しみたいな大きなズック袋です。値段のわりには内ポケットもなくて、ポーチがないとバッグの中がゴチャゴチャです。そのポーチですが、前に友達のHが持っていた、娘の北欧旅行のお土産とかナントカ言っていたポーチがすてきだったんです。平たくて大きめのがま口型でした。私のは普通のチャック(ファスナーともいう)の布袋で、もうヨレヨレでしたからネ。まあそれはそれとして。

21日にIが連れて行ってくれた吉祥寺の「コットンフィールド」はそうとうお洒落な生地屋さんでした。バッグ類のキットもたくさん売っており、その中にがま口型のポーチがあったのです! 既製品ならもっとよかったけれど、作るのも悪くないし、たぶん買うより安いでしょう。

柄はこれだけですが、くっきりしたきれいな縞模様じゃありませんか。生地、裏地、口金、紙ひも、型紙、作り方のコピーと完成品の写真が入っていて735円でした。作るには他に目打ちやペンチや生地用ボンドなどが必要だそうです。


(追記:2013年7月12日)
コットンフィールドは7月15日月曜日をもって閉店します。


2011年11月30日

布の展覧会ふたつ




私はなまけ者でなかなか自分で調べないのですが、幸い友達がいい展覧会を教えてくれます。

● 「苧麻の美」~福島・三瓶コレクションより~展

斎田記念館
12月7日まで

福島の復興かんれんのお手伝いをしているJさんから教わった、福島に伝わる「からむし・ちょま」なる幻の布の展覧会です。明治大正期の着物を中心に展示しているそうです。日本には各地に独特の織りの伝統があったのですね。そもそも日本の過去は今やすべて幻みたいなものですが。博物館として福島のために「節電や寄付以外にできることはないか」と模索して実現した展覧会だとのことです。斎田記念館は初めてですし、これを機会に行ってみたいと思います。

● 「世界の絣」展

文化学園、服飾博物館
12月17日まで
(当該サイトより上の写真を無断借用いたしました。)

文化学院といえば、まだ20代のときに今は亡きTさんが連れてってくれたことがありましたっけ。ロの字型をした灰色の建物がハイカラでレトロな素敵な校舎でした。今サイトを見たら、すごいビルディングになってしまったんですね。実はそこに1979年から「服飾博物館」があって、今イカットの展覧会をしているというのです。これは行かねばなりません! 明日は朝からPさんがお手伝いに行くから一緒にどうかと誘ってくれましたが、朝は家の用事で行けません。時間に追われた地域イベントの準備もありますし。いずれも4日の地元の防災イベントが終わってから、来週ゆっくり見に行こうと思います。

(追記:12月17日)
行ってきました、最終日の「イカット展」。素晴らしい展覧会でした。日本、アジア、中近東、ヨーロッパを網羅したみごとなイカット/絣(かすり)の数々。すべての展示品に解説がついていて、理解を促してくれます。カタログも1000円でした。

私はすっかり思い違いをしていました。「文化学院」と「文化学園」があるのですね。今日のは「文化学園」です。新宿の南口を出て西方向に5分くらい進むと大きな「ファイザー」のビルがあり、その1階に入口があります。

2011年8月19日

パジャマ入れの巾着


家族が定期的に外でお泊まりすることになり、パジャマと着替えを入れる袋を作ることにしました。そんな物はいくらでも売っていますが、久しぶりに(数年ぶり?)自分で縫ってみたくなったのです。

はぎれは沢山あるのですが、畳から1メートルくらいまでモノで埋まっている窒息しそうな部屋のどこかのあの箱の中......なので、すぐ手元にある最近買ったものの一つを使いました。申し訳ないけれど、100円ショップでカワイイナと思って買った布です。(一見木綿ですが、繊維を燃やすとすぐ溶けるので化繊でしょう。)

今いる家には昔の電動ミシン、骨董品のような足踏みミシン、電池で動くオモチャみたいなミシンと各種そろっています。でも私は物臭で、他の部屋まで動くのが面倒なので手で縫うことにしました。

布は前日に水通しをして地直ししておきました。それを二つに切って角を合わせたら、いきなり縫い始めます。大きさは縫いながら決めます。(セーターの形を編みながら決めるのと同じです。)手縫いだと布の端の始末がミシンのように簡単でありませんから、小学校の家庭科で習った袋縫いにしました。それで、途中で塩梅を見て幅を決めて、少し切りました。

いつもの場所で針箱を脇に置いて、夕食後の手のあいた時間に縫い物をするのは、なにか昔の人みたいでいい感じです。こんな簡単な物でも二日かかりましたが、やっぱり物を作るのは楽しい! 不揃いな縫い目がカワイイ! 毎日巾着ばかり作っていたい気分になりました。

家には灰色の紐があり、それでもよかったけれど、100円ショップにちょうどいい緑色の4メートル入りがありましたからフンパツしました。

2009年3月4日

インドの帽子とアジアの布



国際キルトフェスティバルでアジアの布を売っているお店で買いました。

<ミラー刺繍の帽子>
そうとうお気楽な縫製のインド製ミラー刺繍の帽子です。ミラーには「魔除け」の意味があるそうです。木綿地の小さい造りで、後ろ頭にかぶせる感じでしょう。夏のTシャツ姿に合うと思います。(こんなの500円でいいじゃないかと思いますけど。)

<イカットのストール>
いろいろな模様の絹のイカット(かすり織り)のはぎれを手縫いでつないだストールです。片面に3種類、反対側に8種類の布を不規則に(うまい具合に)配置してあって、どちらの面でも、二つ折りにしても広げてもいろいろな模様を楽しめるようになっています。きれいに縫ってあり、充分な幅と長さがあり、私の好きな模様がいくつも入っていて布のサンプルのようでもあり、思わず欲しくなりました。百の位をまけてくれて7千円でした。ちょっと高かったとは思います。(1月20日)

2009年1月14日

別冊太陽「更紗」


別冊太陽「更紗」
小笠原千枝監修
平凡社/2005年12月18日発行/大判208ページ
2800円

一昨年町田でやったインドネシアのバチック(更紗)の展覧会が、国内を何ヶ所も回った後、去年の9月に虎ノ門の大倉集古館にやってきました。私はまた見に行きましたが、展覧会のカタログはもうなくて代わりにこれを売っていました。ちょっといい本だと思いましたが、一緒に行ったPさんは自分が買って私に貸してくれるというので、とりあえず借りることにしてしまいました。しかし眺めるだにいい本でしたから、先月近所の本屋さんに注文したのです。それが今日届いたというわけです。

更紗が好きな人は必携です! 更紗の文化を広く網羅した素晴らしい「図鑑」です。インド、インドネシア、タイ……更紗を知って大好きになってしまった日本、夢中になってしまったヨーロッパ……というふうに地域別で、たいへん多くの図版がオールカラーで収録されています。ページ数では日本に残る輸入の更紗と日本製の更紗に多くがさかれており、お茶の道具を包んだり煙草入れにしたり、江戸時代の贅沢でウルトラ・ハイカラな趣味を垣間見せます。このあたりは昨年11月の「古渡り更紗」展(五島美術館)とも重なります。

印刷物の写真はきれい過ぎることがありますが、展覧会で見た布の風合いや色味を思い出しながら、自分の好みに修正しながら見ます。どの模様もすてきで、本当に楽しくなります。(自分もこんな布を作れたら……何をしよう? せめて好きな模様を水彩画にしてみようか。そんな気持ちで盛り上がります。)

発行から年月がたっていますが今でも普通に入手できます。お好きな人はぜひどうぞ。

ブログ主のお店 KNIT-RIT FABRIC の宣伝 アメリカ版

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