お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2011年10月6日

刺繍糸をまとめる「オーガナイザー」



ここ2週間というもの、インターネットでAlex Jones を聞きながら毎日針仕事にいそしんでいます。ししゅうで模様を描いています。例によって寝食を忘れます。(いったいいつになったら大掃除をするのでしょう?)

本当はキャンバスにウールのタペスリー用の糸でニードルポイントをやりたかったのですが、吉祥寺のユザワヤに行くともう扱っていないというので、普通のジャワクロスとDMCの刺繍糸を買いました。その後出かけたついでに新宿のオカダヤに寄り道してキャンバスも変えましたが、いつもの5目のキャンバス(1センチに5目刺すように織ったもの)がなくて、6目のを買ったら、これが想像よりずっと細かくて失敗でした。それでよく見ると、よく見て買ったつもりなのにジャワクロスもいつものより細かくて、クロスステッチが大変なのでした。(4年か5年ぶりの刺繍なので、すっかり調子が狂ってしまいました。)

25番の刺繍糸の3本どりではクロスステッチがきびしいので、スエーデン・クロスステッチという名前であったような気がする粗いステッチとか、バルジェロ(bargello)というイタリアの刺繍の真似とか、思いつくままインチキくさいステッチで模様を作り始めました。

クロスステッチなど升目を埋めていく刺繍では編物の模様とパターンを共有できますから、アナトリアだの西アジアだのフェアアイルだのケルトだのといろいろ集めたデザイン集を参考にしたいところですが、今は手元になく、空で覚えているものでお茶を濁します。

それで、なぜ模様ばかりいくつも作りたがるのかという理由は、そのうちお話しいたします。



ところで、久しぶりに買ったDMCの糸は少し勝手が違うのでした。以前なら上手にかせをほぐすと輪っかができて、それをハサミで切ってまとめておけば刺繍するのにほど良い長さの糸をすぐに取り出すことができました。しかし今のは糸の束の輪っかが広がらないのです。まあ、必要な分をその都度ひっぱり出して切ればよいだけですが......。すると二度目にお店に行ったときに奇妙なものをみつけました。作っているのはDMC。刺繍糸の帯を取って、そのまま輪っかをかける道具です。色番号の書いてある帯をはめる部分もあります。商品名は「Organizer オーガナイザー」。(ユザワヤ、オカダヤなどの手芸用品店で、10個入り210円。)

負担感の少ない値段でもあり、買ってみました。なるほどカセがぴったり収まって、これは便利だ! と同時に、これを売るためにこういうカセにしたのかしらと思ったり。しかし私のように刺繍糸が箱の中でゴッチャにしてしまう人間には、「オーガナイザー」どうしがからまってしまい、また、出し入れする間に色番号の帯が抜けてしまったり、便利なのか不便なのかわからなくなりました。

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