「ぜんまいざむらい」(雑談)
長年にわたり、私は3チャンネルのお子ちゃま番組を愛好していますが、近頃いちばん好きなのは「ぜんまいざむらい」です。リリー・フランキーの「おでんくん」もいいのですが、大人っぽいし時間帯が不便でなかなか見られません。やはり一番はだんぜん「ぜんまいざむらい」です。とにかくカワイくて色がきれいでお話も面白くて。
先月などお話の途中で「ABCの歌」が挿入されましたが、その歌の間、主要な出演者たちがかわるがわる体でAからZまでの形を作るという超豪華な場面がありました。テーマ曲として毎回流してほしいくらい凝っていてきれいで面白いもので、食い入るように見てしまいました。しかし、それを1回こっきりで終わらせてしまうほど贅沢なのです。
放送時間は10分で、一つのお話のときと二本立てのときがあります。沢山の出演者がいて、主役のぜんまいざむらい以外お話の登場人物は毎回変わりますが、終わった後の「声の出演」のところで(いわゆるクレジット)、その日の出演者の声の声優の名前が出るのです。クレジットがその都度変わるということです。贅沢です。
NHKも近年は商魂たくましいから、原宿のキディランドあたりではキャラクターグッズがたくさん並んでいるでしょう。でもモノにすりゃいいってものではありません。「ぜんまいざむらい」は動く二次元の世界にあってこそ素晴らしいと思います。あのかわいさは3次元の物質に替えられるものじゃありません。‥‥‥‥ありゃりゃ、今日は「欲しくないもの」の話になってしまいました。(3月4日)
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