お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2008年10月27日

Michael Praetorius の「La Boree」


ここ数日、ITMSよりも視聴が便利なアメリカのamazonで何かいい音楽はないかと回っていると、それとは別に、何やら昔聞いたメロディーが頭をめぐりだしました。あるときにわかに何かの曲がよみがえって、いつまでも頭をグルグルしてしょうがないことはよくあります。「これは昔買ったあのロビン・フッドかんけいのLPに入っていた曲ではないか? でも題名も作曲者もわからない。気になる」……。しかし好きな音楽を探して視聴しているうちにその曲に遭遇しました。「La Boree」という題でした。というわけで、ITMSに戻り、このアルバムの1曲を買いました。

クラッシック音楽で、「バロック音楽」はともかく「古楽」というと多くの人がピンとこないかもしれませんが、(ダウランドの所で書いたように)ヨーロッパの音楽ではバロック以前の古いものほど普通の日本人の感受性に近いんじゃないかと思います。歌の発声もオペラのようなベルカントじゃなく自然です。たとえばこの「La Boree」はアメリカのamazonで試聴できますから、ちょっと聞いてごらんになれば。同じ曲の演奏版も収録されており、それも欲しかったのですが保留です。

La Boree の視聴

ところでこの「NAXOS」というレーベル(ナクソスと読むのでしょうか)は古楽専門のようで、貪るように試聴しているとよく目にしました。ジャケットデザインは簡素でどれも同じで、いかにも廉価版ですが中身は充実しており、わりと信用できそうです。クラシックの中でもバロック、ルネサンス、それ以前といった時代の音楽ではハルモニア・ムンディが有名で、Naxosは廉価版ばかりという印象ですが、素人受けがいいのか私にはむしろNaxosのほうが聞きやすい演奏が多い気がします。

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