お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2008年7月29日

パソコン回りのスピーカー(3)


お店でネットであれこれ見て回った結果、「アンプ付スピーカー」ならオンキョーの GX-D90(Y) がいいと思うに至りました。(シッポの(Y)は木目仕上げのことで、他に黒の(B)があります。)購入者の中には「木目がチャチイ」と言う人もいましたが、立派そうじゃありませんか。写真では大きさがすぐにわかりませんが、幅は12センチ余り。パソコン回り用の小さいスピーカーです。アップルのサイトやお店で見たときはボーズの Companion もいいじゃないかと思いましたが、別にボーズが好きなわけではないし、日本にいい専門メーカーがあるのですから、まずはそっちへ行きたくなったのです。

オンキョー(音響)は私が子供の頃から専門メーカーとしてステレオ売場にデンと存在していました。家にはモノラルのレコード・プレイヤーがありましたがステレオが欲しくて、親の予算の10倍20倍のカタログばかり集めてきては熟読したものです。わかりもしないのに「stereo」なんて雑誌も買いました。当時のトリオはKenwoodになって普及品を作って時流に乗り、サンスイ(山水)は経営でたいへんな目にあってその後どうなったのか、DENONはデンオンだった記憶しますが、今見るとデノンになっていたり。40年もたてばいろいろあります。そんなことを思い出しました。

さて、このスピーカーは2003年の発売だそうで、もう終わりに近いのでしょうか。アマゾンでは残り5台(8月2日時点で残り3台)とあり、量販店では見かけませんでした。あちこちで読んだ購入者のレビューではいずれも中高音がかなりの好評で、低音では各人の好みで評価がわかれます。低音が出るかでないかではなく、その出方についてです。私の耳がそこまで繊細かは知りません。

値段はオンキョー直営の販売サイト「オンキョー・ダイレクト」で1万6590円、アマゾンでは1万3748円、どちらも送料無料、その差2842円。ただしオンキョー・ダイレクトは購入、返品、相談、ユーザー登録、修理、など全部が一本で便利です。また返品期間30日、無料修理保証3年間、手数料なしの代引きもあります。一方アマゾンのページのどこを見ても保証のホの字もありません。もちろん普通の保証は付くでしょうが、売ったら自分は何もしない=安い、というとでしょう。(バッタ屋か?)

今頃知りましたが、オンキョーは大阪のメーカーでした。保証期間中の修理は家に宅配便が来て持って行ってくれて、修理が済むとまた宅配便で届けてくれるという仕組みだそうです。保証期間後はそれを自分でやるから、都内に窓口のあるメーカーの品物よりお金も時間も余計にかかることになります。Kenwoodの修理なら神田の本社にターンテーブルを持ち込んで、帰りに薮蕎麦でザル一枚なんて楽しみがありましたが、今調べたら引越しちゃったようですね。しかしソニーみたいにああも頻繁に修理窓口に出向かにゃならん、ということはないだろうと期待します。

というわけで、オンキョーの GX-D90(Y) をオンキョー・ダイレクトで買うことに決めました。(しかし今はクレジットカードの再発行待ちのため、しばしお預けです。)

● オンキョー 公式サイト。製品紹介以外に、オーディオの楽しみ方、知恵、テク、音質重視の音楽ダウンロード、購入後の製品の使い方やユーザーからのアドバイスまで、たいへん充実したサイト(+ブログ)です。エライ!

● オンキョー・ダイレクト

それでも気になるのは「パソコン回りのスピーカー(1)」で書いた「Dwarf」というあやしげなスピーカーです。天井から吊るしたいという好奇心に負けていまうかもしれません。でもそれだったら「モニター」を買うべきだと思います。しかし「モニター」との違いを今一つ理解していませんので、自分の用途と環境と予算をふまえて確認しておこうと思います。


(ブログ内関連記事)
パソコン回りのスピーカー(1)必要になった理由
パソコン回りのスピーカー(2)どれにしようかな
パソコン回りのスピーカー(4)モニターについて(予告)

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