パレスチナの映画「ぼくたちは見た」
近所に住んでいる中学時代の同級生のHくん夫妻は、お金の支援をとおしてパレスチナの子供の里親をやっています。その関係で、遊びに行くたびにちょっとした話を聞きます。日曜日(7日)に家族とお昼ご飯をご馳走になったときには、8月9日からユーロスペースで上映される「ぼくたちは見た—ガザ・サムニ家の子どもたち—」という映画のビラをもらいました。
● 映画「ぼくたちは見た」公式サイト
-封鎖されたまち、封じこめられない、真実
-センセーショナルな報道の裏側で忘れられている、子どもたち
-子供たちの”生きる力””人間力”が、世界を変える!
といったキャッチが並びます。ああ、でも今の私には少し辛すぎます。若い頃は「目をそらしてはいけない」と報道写真やドキュメンタリー映画に積極的に向きあって、むしろ「慣れっこになってしまったら嫌だな」と心配したくらいです。でも今は感受性が昔とは違ってきたみたいで、あるいは既に私の許容度(キャパ)を超えてしまったのか、なにかもう見るのが辛くて「わかっているからもういいよ」と思うのです。それでいいのか悪いのか、わかりませんが。ただただイスラエル建国前のような、複数の民族と宗教が普通に共存していたパレスチナに戻ることを心から祈っています。
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