お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2011年8月2日

汚染牛を食べたっていいじゃないか

(追記:8月20日)この記事は8月2日に一気に書いたものの、公開する勇気がありませんでした。こうした文章を不快に思う人がいるんじゃないか、もし人体に危険なほど汚染されたお肉が本当にあって「それなら食べてみろ」とつきつけられたら私は食べられるだろうか?など考えてしまったからです。しかし先週のこと、(聞きづてで)小出裕章氏が「子供には安全な食べ物を食べさせなければいけないが、大人は各人の判断で少しばかり汚染されたお肉や野菜を食べてもいいのじゃないか」という内容の発言をし始めていると知りました。毎日そればかりを食べるわけではありませんし、50、60を超えたら体への影響は子供よりも緩慢だといわれています。また、僅かな汚染のたびに政府が全部を破棄していたら日本人の食べる物が不足してしまい、東北地方その他の第一次産業も成り立たなくなってしまうからです。そうした考えに私は同意します。少し卑怯ですが、今から公開することにしました。(探してみたら小出氏の発言はこちらにありました。)


今日は珍しくテレビがついていて、今NHKの7時のニュースをやっているのですが、こんどは栃木の牛肉が放射能汚染で、政府が出荷停止を決めたとの話です。

私はもともとあまりお肉を食べないし、ましてや牛肉はたまにしか食べませんが、食べれば美味しいと思います。当然です。そしておいしいお肉を供給してくれる畜産家達の努力は、農家のことと同じくらいにはわかっているつもりです。ですから全頭検査もせずにあっちの牛もこっちの牛も汚染されたから出荷停止だという話を聞くと、無性に腹が立ちます。それ以前に、長期避難させられている福島の畜産家の所では牛や豚が牛舎豚舎で餓死しています。こないだは宮崎の牛が壊滅状態。次は福島と栃木。次はどこ? 政府は日本の畜産を全滅させたいんですか? たぶんそうなんでしょう。日本から肉牛がいなくなれば、さんざん肉好きになってしまった日本国民はアメリカの狂牛肉でも喜んで食べるでしょうからね! でも私なら狂牛肉よりも放射能牛肉を選びますけどね!!

でも不思議じゃありませんか? どうして豚は汚染されていないんですか? どうしてニワトリもタマゴも話題にすら上らないんですか? 同じ地域で、同じ牧場で暮らしている人間は汚染されていないんですか? どうして人間は汚染されないんでしょうね?(そういえば、豚もニワトリも人間も稲藁を食べないのでした。だから大丈夫なんですね、へーえ。) そもそも放射能をかぶった稲藁を食べて牛が内部被曝して食肉としてふさわしくなくなったというのですが、畜産家というものは稲藁を外に放置したりしない、そういうものを牛に食べさせたりしないと言いますよ。でもまるで全ての畜産家が外に放置した稲藁を食べさせたかのようじゃありませんか。

でもまあ汚染した稲藁を食べた牛はダメなのだということにしましょう。それは「内部被曝」ですね。内部被曝は食べることと呼吸からおこります。しかし国は被災地の人間の内部被曝をまったくないがしろにしているんですよ。その実態は、ちょうど先週の土曜日のビデオニュース・ドットコムでリポートがありました。今回は無料放送ですからぜひ見てください。

● ビデオニュース・ドットコム、ニュース・コメンタリー 「NEWS 68分」のほうが毎週恒例となった「福島レポート」です。国が何もしてくれないので自治体が放射能と戦っている話です。Macだと見えないことがありますから、ページ左下のボタンでソフトをダウンロードしてください。それでもダメなときは(私のやり方ですが)「Safari 3.2.1」という古いブラウザと「Flip4Mac WMV」というソフトをダウンロードすれば大丈夫です。

人間の内部被曝は調査の対象外なんですって! お役所は外部被曝しか調べないのですって! でも牛肉だけは大騒ぎするのですね。すごく変ですね。本当に汚染されたんですか? いったい何が事実なんですか? これもTPPの準備ですか?

できることなら、私は100人くらい物好きを集めて、お天気のいい日に貸切バスで福島や栃木に乗り込んで、牛一頭分を買い取って、畑のまんなかで放射線量を計りながら、煙もーもーのバーベキュー大会を催したいくらいです。そういうのを毎月やって、同時に参加者の体を継続検査したら世のため人のためにもなり、面白いかもしれません。私は別にかまわないんですよ。50も半ばですからね。汚染されたといわれる野菜でもお肉でも食べちゃいますよ。(福島の人達は食べているそうです。チェルノブイリで汚染地域となった故郷に帰って暮らしている老人達も自給自足で食べています。)一生それだけを食べ続けるというのじゃありませんよ。これまでどおりいろんなものを食べる中で、汚染されたといわれる野菜やお肉をときどき食べる分にはどうでもいいと思っているのです。どうせそろそろお魚にも汚染が行き渡ります。食べるしかないじゃありませんか。日本はそういう場所になってしまったんですから。本気でちゃんと調べたらスーパーで売っているものなど得体の知れないものばかりの筈です。


話は変わりますが、8月2日のアメリカの危機が回避(延期)されたというので、ネットでオバマの会見を見ましたが、久しぶりに見るオバマは生気を欠き白髪が出てました。老けましたね。上のNHKのニュースでは、アメリカが国家存亡の危機に瀕していることには触れず、円高ドル安だけの話をしていました。ふざけてますね。(でもすごいドル安ですから個人輸入のチャンスですよ。いろんなことに注意しながら、お買物を楽しみましょう!!)

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