お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2013年5月4日

zazzle の封筒



封筒売場へ行くにはここからどうぞ

(5月10日午後5時45分: 現在上の封筒の紹介がおかしくなっています。 zazzle の管理画面上でもおかしな事が起こっていて、すべての封筒のデザインが空白もしくは正しく表示されません。何がどうしたんでしょう? とりあえず全部の封筒を非公開にしました。データそのものの破損はないようですので、状況がよくなりしだい再び公開するつもりです。)


zazzle の封筒はトレビア〜ン!です。印刷は鮮明で期待どおりの色、裏表や貼った所の模様合わせもぴったりで、とてもよい出来映えです。

手紙を書く場合、色や模様のある封筒に白か無地の色の便箋を使うのはその反対よりもいい感じだと思います。それに今は便箋に使えるプリンタ用の紙もたくさん種類があり、自分の便箋を作るのも簡単ですが、封筒だと切ったり折ったり貼ったりする必要があるので、なかなか自家製は面倒ですよ。10枚単位でじぶんの好きな色や模様の封筒を注文できるのは楽しいことです! いつもEメールで済ませる手紙を、ときには手で書いて郵便で送ろうかという気になります。

アメリカの封筒は日本とは規格が違いますが、大きさがいろいろあり、グリーティングカード用で普通の手紙にも使える長四角と、CDのディスクを入れるのにいい正方形の封筒がいいと思います。この大きさはデザインもしやすいんです。(ただし定形外になり、切手代は余分にかかります。)封筒の紙は4種類から選べます。私はいちばん安いのと「フェルト」で作りましたが、厚みがあって地のクリーム色に高級感のある「フェルト」が好きです。いずれも1枚当たり90セント前後、10枚単位で注文できます。例によって問題は送料で、最初の一つ(同じ模様で10枚)が8.89ドル、あと一つ増すごとに4.9ドル増し。(この送料はしばしば変わるようですが。)ですからたくさん買えば割安になりますが、どんなに安くなっても1枚あたり50セント以上の送料がかかるということです。 封筒は zazzle の売れ筋じゃないようで、しょっちゅうやっている特売の対象にはなりませんから、安く買うには半年に一度ぐらいの「本日限り、全品20%引き」というような機会を狙うしかありません。

そしてそういうときに上手く買えたとしても、 zazzle にはまだ心配が残ります。去年私が10枚ずつ3種類注文したら、一種類注文とは別の封筒が届きました。似ても似つかないまっかっか。素敵だったらいいんですが、全然私の好みじゃありません。それで「送料は zazzle の負担でただちに返品か交換、あるいは返金をしてほしい」とメールをすると、なんて返事がきたと思いますか?

要するに「日本へ送るには送料が高いから交換したくない、正しい商品も送りたくない、返金もしたくない、代りに絵を送ります、いい品物ですよ」というのです。頼みもしない代りの物を送れるなら正しい商品を送ってくださいっつーの。まったく話にならず、途中で諦めました。どうせデタラメをやって返品された商品がたくさんあるのでしょう。(そういう返品の山をチャリティで売ったというニュースのビデオを自画自賛の広告に使っています。)はっきり言いますが、 zazzle がうたう「100%保証」は100%の嘘です。そこはいつも覚悟しておかなければいけません。

とまれ私は自分の封筒に満足しています。すごくきれいなんですから! そもそも封筒は万単位で大量生産するものでしょうから、オリジナルを作れること、しかも10枚単位で何種類でも作れることじたいありえない話です。私はうれしくて、その後も買い足して、今手元には11種類あります。これは人様も気に入ってくれるのではないかと思います。私だったらこんな感じの封筒が伊東屋やデパートや美術館の土産物売場で10枚セットで1500円で売っていたら、高いなあと思いつつどれにしようか迷って買うでしょう。

でもこれを売るとなったら、たかだか封筒に1枚150円を出す人は多くないかもしれません。100円で10枚20枚入っている中国製と比較したくありませんが、これをいいなと思っても、ふつうは売値のとおりの1枚100円がいいところではないでしょうか。ですから4月に初めて参加したアート系のフリマ「小野路やまいち」では1枚100円で売り、何人かが買ってくれました。売るのも楽しいけれど、自分で買って原価と送料にさらに利益を乗せた値段で販売するのはとても難しそう。現実はきびしいものです。トホホです。(ですからもし上に出している封筒を気に入ってくださったら、どうぞ直接 zazzle で買ってくださいね。)

手紙を書く人が滅多にいない時代ですが、封筒作りはとても楽しくてやめられません。 zazzle では便箋(レターヘッド)も作れるので、今度はお揃いを作りたいと思います。お揃いだと模様よりも絵のほうが自由がきいていいかもしれません。

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