お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2008年12月15日

これでいいのか? お金のしくみ

お金のべんきょうをしましょう。皆さん、ご一緒に。

この種のことを怖がる人もいますが、慣れなければいけないと思います。まずは知ること。怖がるのは後です。それで、いいのか悪いのか自分で判断しなきゃいけません。なぜなら、本当に怖いものが何なのかわからないことが一番怖いからです。(私は「今頃なにを言っているの? アップは1年以上前で、もうみんな知っているよ」と言われたらいいと思っています。)

おかねのしくみ5・ON HIP-HOP
アメリカの話じゃないかと言わないで。アメリカがクシャミをすると日本は風邪をひく(あるいは肺炎になる)というでしょう? 歌も気がきいています。(本編は20秒後に始まります。)


日本語字幕の中で「ordo ab chao」というラテン語が出てきます。調べたら意味は「order out of chaos」で、平たくいうと「staged event」だそうですから、「(派手な)演出、お芝居」ということでしょう。(この名前で911の写真を冠したサイトがありました。)また「financial spiderwebbing」ですが、これは辞書になくてナニですが、もしかしたら文字どおり「クモの巣を張りめぐらす」ことかもしれません。財務に関して早い情報や裏情報を得るために世界中に仲間を送り込む、というような?

Money as Debt (日本語字幕版)
2006年制作(日本語版は2007年?)「お金」とは「負債(借金)」のことなんだよというお話。お金はお札を刷って生まれたものではなく、銀行が貸し出した金額のことだというのです。(注・なぜか映像が始まるまで10秒くらいお待ちください。)


(字幕は音量の右の黒い枡をクリックすると入/切できます。)

よけいなお世話かもしれませんが、素人には難しい話もあり、理解しようと考えながら読んでいると追いつかないときがあります。ポインタを停止ボタンに置いて、いつでも止められる準備をしておくとよいと思います。あるいは最初から「テキスト版」を読むという手もあります。→ テキスト版

さて。「サラ金地獄」「多重債務者」といった言葉は個人の失敗や不幸として聞いてきました。でもこれを見ると銀行と国家の関係や経済のシステムじたいが同じ悲惨な蟻地獄のようです。近年かまびすしい環境問題さえまるでマッチポンプかも。

まんなか過ぎたところ(28分あたり)で4つの疑問が出てきます。基礎知識があって日頃からうすうすおかしいと思っていた人なら、ここから見ても興味深いかもしれません。

1 なぜ政府がお金を発行しないのか
2 なぜ負債のためだけにお金を作るのか
3 永遠の経済発展と環境保持は矛盾しないか
4 そもそも永遠に経済発展しなきゃいけない現在のシステムって何なの

続いて答えが提示されています。そこからいろいろ考えてみることもできるでしょう。(たとえば私は昔「0円札」を考えたのですが。すべてのモノとサービスが0円で、しかしタダではなく0円札との交換だったら、水飲み場に集まる動物たちのような秩序が生まれやしないか。つまり、必要以上にほしがる強欲が意味を持たないんじゃないか、と。赤瀬川原平のアートな「零円札」がヒントでしたが。でも、お金持ちも度を超すと、お金のためではなくて、お金を介して得る権力、さらに絶対的な権力(支配)のためにお金を欲しがるのでしょうか。権力志向に乏しい私は想像力の壁にはばまれます。)


関連の動画
● Monoply Men -- Federal Reserve Fraud 「連邦準備銀行の手口」(日本語字幕付/47分)

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