zazzleで作った靴が届きました
zazzleの靴は12月下旬にすべて削除されてしまい、現在は作ることも買うことも、人様の傑作を見ることもできません。この靴は幸いその前に注文したため手にすることができました。(注文から1ヶ月半くらいです。)
ところがですね......梱包を開くといきなり不織布の袋。あれれ?「Keds」の箱に入って届くのじゃなかったの? そして中から靴を取り出すと......あれれ?! 小さいっ!!!
私の足は23.5で、イタリア製やフランス製の輸入物を買うときは「6.5」(6ハーフともいう)です。しかしzazzleの国際サイズ比較表を見ると「6.5」はすごく大きい靴で、「5」くらいらしいし、アメリカ人の友達に尋ねるとやはり「5ではないか」ということなので「5」を注文しました。しかし現物を見るといかにも小さいのでした。それで改めてzazzleに行ってみると——靴は削除されましたが一覧表は残っていました——やはり23.5は「6.5」くらいなのでした。えーっっっ、私はいったい何を見ていたのでしょう???
シンデレラ姫のお姉さんのように強引に足を入れてみました。入ることは入りましたが、タテにもヨコにも耐えられる状態ではありませんでした。これは「22」くらいでしょうか。トホホ。
靴の出来映えはナカナカのものです。この靴に使った画像は私が数年前に作ったニードルポイントです。アメリカのドールハウス用の絨毯の本を見ながら、1センチに4目か5目くらいのキャンバスにタベスリー・ウールを刺したものです。それを写真に撮りました。(スキャンしたより写真のほうが感じのいい画像でしたので。)zazzleはそういう画像データを送ると指示通りの靴にしてくれたのでした。(正確にはzazzleをとおしてKedsという靴屋さんが作るのですが。)ズック靴ですから布に印刷してあり、近くで見ると織目がじゃまして刺繍のステッチがよく見えません。また色が全体的にちょっと物足りないというか、思ったよりあっさりした色合いです。でもたぶんそういうのは、ここで使われている印刷が刺繍の細かい立体感や質感を再現するのにはあまり向いていないということだと思います。(ふつうに描いた絵や写真やコンピュータ・グラフィクスのほうが期待を裏切らないかもしれません。)靴としてはけして悪い出来ではありませんよ。縁取りの赤は画面上で見たより真っ赤で、いい感じです。靴としても、ゴムの底が二色使いだし(つまり固さの違うゴムを使っているから)履きやすそうです。
いや〜、かえずがえす残念です。zazzleの一覧表など見ないで、疑問を持たずに「6.5」を買えばよかったのに。しかももう製造中止で、再注文さえ不可能でしょうか。でも履けない靴だと未使用のままとっておけるということで、一つの「作品」と考えればそれも悪くありませんね。
ところで肝心なこと。品名が「ゴム、布」と表記されていたせいか、靴なのに関税はかかりませんでした。
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