今年も国際キルト・フェスティバル
行ってきました、東京ドーム。今日も奥様がたがいっぱいでした。でもカメラを忘れたので証拠写真はナシです。(意味なく冒頭はお土産のテープです。)
今年のテーマは「不思議の国のアリス」。でもいま一つぱっとしません。「マッド・ティーパーティー」の雰囲気が全然出ていないし。作品でいちばん好きだったのは南米の「モラ」という手芸の技術を使った「カメレオン」のバッグでした。全体に暗い濁った色が多い気がして、私は明るい楽しい華やかなものに飢えているのかもしれません。(かなり疲れているのかもしれません。)そもそも私じしんはキルトをしないため、自分が好きな種類の作品にしか興味がないのです。すみません。
キルト・フェスティバルの会場の半分はキルト関係のお店です。ついついそそられてテープやはぎれをたくさん買いました。
上のテープは1m210円でものすごくたくさん種類があり、計り売りもありましたが、市松模様が気に入って2m巻きを3色買いました。ボール紙に巻いてあるのは同じテープですが、アイロンでくっつけられるよう加工したものです。なんとなく買っちゃいました。
キルト用の生地には模様の小さい柄も多く、ドールハウスのカーテン、お布団、クッション、ソファなどに使えそうなものがけっこう見つかるからです。(ドールハウス用の壁紙とおそろいに特別に作った生地をアメリカなどで売っていますが、ノートを広げたほどの大きさで千円くらいするんです。)ここでははぎれの大きさはいろいろで、200円から400円くらいです。今年はドールハウスの家具を作ってみたいと思っているんです。作り方の本があるのに作らないのはいけませんから。色の濃いのはこげ茶のネルの千鳥格子で、昔っぽいソファを作ってみたくなりました。(がんばらなくちゃ。)花模様の赤い格子柄は、縁取りを付けたらこのままミニチュアのキルトとしてベッドに使えそうです!
キルト展のお店で興味をひくのは古い着物のはぎれや内外のレトロな生地のデッドストックです。古い布を好むキルターも多いから。見ているだけで楽しくなります。(買うには高く、ぼってるのも多いから。)でも日本のこんなきれを買いました。ネルですから子供のパジャマ用でしょう。なんともかわいいヒヨコ柄です。(よく見ると嘴がしゃくれてるからアヒルの子かも?)子供達への愛情を感じますね。あてずっぽうで昭和40年頃でしょうか? 昔の日本の子供は幸せだったと思います。(私にとってこういう生地は観賞用です。)
国際キルト・フェスティバルのもう一つの楽しみは、何故か毎年やってくる有田焼の全品半額の特売です。私は去年お急須の柄をこわしてしまったため、何かいいのがないかと期待しました。でも今年お急須は少ししかなくて、会期末のせいか全体に種類が少ない気がしました。お店の人にきくといつもの同じだと言うのですが。去年買って大活躍した小さめのどんぶりも買い足したかったのに、こちらは絵が変わってしまいました。(これまでは同じものが何年か続けて出ることが多かったので、少しずつ試しながら買い足せたのに。)たくさん並んだソバ猪口などは絵付けがどれも雑で、まったく食指が動きません。また、これまではすごくきれいで半額でもすごく高いポットや器が奥にあって見るのが楽しみだったのに、やっぱり売れないのか、そういうのもありません。がっかりしました。でも無理して買う必要はありませんから、柄の違う小どんぶりや小さな器など買い足す予定だったものだけ買いました。
そのようにちょっと本命が期待はずれでしたので、半額セールではない、ちょっと上等でちょっと値段の高いほうのお店でミニチュアのお皿を買いました。直径は5センチです。10種類くらいあるシリーズ物の1万円のお皿と同じに作ったミニチュアです。小さくしてもきれいに絵が出ているのを3種類選びました。1枚840円なのですから酔狂なものです。
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