お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2008年4月11日

お買物の検証(1)



今では多くの人が経験していると思いますが、カタログの通信販売では届いた品物に幻滅することがあります。とくに海外通販では自分の理由で返品交換するには高い送料を自分で払うのが普通ですから、下手なものを買うと事実上返品できず、本当にがっかりします。ですからカタログの写真から商品をどう読み取るかが腕だと思っていました。私はめきめきを腕を上げ、同時にアメリカのカタログの写真にはどういう知恵があるのか、カッコよく撮るだけでなく商品を上手く説明し表現しいると思ったものです。しかし十数年ぶりに衣類を買うと、やはり腕は衰えていました。関税を忘れていたのはお笑いですが、「似ても似つかぬものが送られることがある」ということに考えが及ばなかったのです。

革ベルト(Brown Studded Belt/カナダ製)
小包を開き、ひとめ見て呆れたのがベルトです。カジュアルで使いやすそうな物が49ドルから35ドルに下がっていて、セーターの上に付けるのにちょうどいいと思いました。上の写真がカタログの写真です。ネット上のeカタログではいろいろな着こなしで複数の写真があり、拡大して細部を見ることもでき、その写真は今見ても素敵なのですが。

Peruvian Connectionはアクセサリー類の値段がとても高く、ベルトも素材に関わらず150ドル前後が普通ですから、元の値段が49ドルなら土台大したものじゃないのかもしれません。しかし写真と現物ではデザインが同じなだけで、いまどき「中国製」でもこんな物はないだろう、「どれでも1000円!」のアクセサリーショップにあっても誰も買わないだろうと思う代物でした。

第一に革が薄い。前と後ろで革目がまったく違う。4カ所で色が褪せている。正面が折れて先がめくれている。そもそも色違いがないはずなのに届いたものは濃い焦げ茶です。大きな真鍮のバックルも薄っぺらでした。返品の送料がもったいないので残しますが‥‥‥‥交渉の余地はありますし、苦情は伝えなきゃいけないと思います。とても驚きました。




カタログの写真とは似ても似つかぬヨレヨレのベルト。
(peruvian connection)(fashion)(belt)


(追記)近々経過を書きます。


(追記:2009年1月30日)たいへんな怠慢でした。交換の手続きと関税の還付についてはすでに書きましたが、このページのことを少々。

まず、なぜこの記事を書いたかといいますと、ブログのネタにしたのと同時に、ブログというのは届いた商品に不満があるとき買ったお店に情報を伝えるのにとても便利なのです。

返品や交換を望むとき、普通は返品伝票に書いて品物を返送すれば済みます。しかし今の時代、まずメールで連絡を取ると状態を把握できて安心です。(交換するにもお店で在庫切れということもあるからです。またセールの商品は返品交換を受け付けないお店もあり、うっかり返送するとそれっきりということもあります。)メールでは「注文の商品が届いたが、商品に不満な点があるから返品したい(又は交換したい)」という旨を伝えます。

ところで今回の私はさらに「詳しくは私のブログを見てください」と、このページのアドレスを書き添えました。ただ返品したいだけでなく、私が何にがっかりしたかを伝えたかったからです。ブログはどこからでも見てもらえますし。商品の状態を写真で伝えることができます。英語の文章で説明するよりお互いにずっと簡単です。(このページでは当初4枚の写真を載せて、クリックするとうんと大きくなるようにしておきました。)

メールを送った後に自分のブログのアクセス解析をチェックすると、すぐにメールを見てすぐにブログを見て、しかも何人かの端末で見てくれたことがわかりました。もともとコミュニケーションのいいお店ですが、こういう反応を見ると信頼できる気がします。

見出しの下の「削除」というのは、比較のためにカタログから転載した商品の写真があった所です。メールでは「説明のために無断で使用しましたが問題があれば削除します」と書きました。先方からの返事で削除してほしいということだったので削除したわけです。

でも不満や苦情だけでなく、すごく商品がとても気に入ったときに使っている様子を伝えるブログのアドレスを送るのもいいかもしれませんね。それで返事がきたら「いいお店だ」ってわかりますし。

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