このカード、使えません
実は先日の呉服屋さんでそう言われました。引落日に銀行で確認しましたから、残高不足で止められたのじゃないことだけは確かです。なぜ? 何かの加減でカードの磁気が狂っちゃったとか? ともかくカード会社に連絡しなきゃいけません。
カード会社ではカード番号、名前、生年月日を告げたあと、「どこのお店でいくら使ったときにそう言われましたか」ときかれました。へえ、そんなことをきくのですね。答えると、電話は担当部署に転送されました。驚くことに、そこでは「◎月◎日◎時◎分に◎◎というお店からカードの照会があった」という記録があるのでした。実際にカードで買わなくても、お店がお客から預かったカードを照会すると記録が残るのですね。そして担当者はいともあっさり「このカードは現在停止しています」と言いました。なぜなら‥‥‥‥
驚きましたよ。たまたまですが、その日の午前4時頃アメリカから1米ドル(=108円)のカード決済が入って、これをあやしいと見なして、その時点でカードを止めたというのです。もちろん私には覚えのない取引です。ということは‥‥‥‥え〜、すごい。まさか人間がいちいち見ているわけがありませんから、自動的にわかっちゃうのでしょうか。しかし悪い奴はお金目的なのに、どうして1ドル? なんと、その1ドルはお試しで、それが通ったら次に大きい額をぶつけてくる手口だそうです。おお、こわい。(その1ドルは取引を拒絶したから、誰が何処でどうやって使おうとしたかはわからないそうです。)
25年近く使って初めてです。個人情報の流出とか、ネット上の不正アクセスとか、いかに身近な問題かということですね。しかし今の時代、いくら自分で気をつけても防ぎようがありません。ですからカード会社のセキュリティ対策を頼もしく思いました。(カード会社ではこういうのが年がら年中だそうです。)
一度そういう目にあったカードは即無効、新しい番号で再発行するそうで、今は待ちの状態です。さて、カード番号が変わると毎月カードで引落としている所には変更届をしなきゃなりません。公共料金や一部の企業は自分でやらなくてもいいそうですが、私の場合は1つだけ自分で変更するものがありました。amazonなど、たまに利用する所に預けてある情報も、次に買うときに変更するわけです。やれやれ。(でも無事でよかった‥‥‥‥。)
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