お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2008年7月10日

国立科学博物館のガチャポン

「異常巻きアンモナイトに吠える縄文犬」の図

本当は十人くらいでゾロゾロ博物館を見に行きたかったのです。しかし人数が増えれば日程が合わず、とりあえず3人で行こうということになりました。しかしこんどはPさんがお仕事の都合でドタキャン。博物館では専門家のPさんに解説してもらおうという魂胆だった私はがっかりして、予定を変更しました。Yさんも了解してくれて「バウハウス展」に行くことにしました。しかしその前に科学博物館の売店(ミュージアム・ショップともいう)に寄り道することになり‥‥‥‥ 

売店に入れるのは入館者のみですが、受付で言えば臨時の札を書いてくれて、売店だけ30分入れてもらえます。これはいいことです。(30分というのも、余計なお買い物をしないですむ時間かもしれません。)

前に来たのは十数年前。売店は広くて面白くて、すっかり様変わりしていました。理科系雑貨店です! 教材からオモチャまで実に様々なものがありました。ビーカー、フラスコ、試験管、薬の瓶など、理科の実験道具もひととおり売っています。私、理系はサッパリですが、理科の実験道具の姿には惹かれるものがあり、ここで買えるのだと喜んでいると、理系のYさんは「あら、これこんなに高いかしら」と覚めたコメント。そうでした、毎日そういう道具でお仕事しているんですもんね。二人とも面白がったのはフィギュア類です。カエルシリーズ、亀シリーズ、鳥シリーズ等々10個くらいずつセットになって売っています。(カエルは少々欲しかったのですが、1600円くらいで、かわいいものばかりじゃないからやめました。お土産にもらうなら大歓迎。)大きな恐竜などは、玩具店で買うより安いのじゃないかと思いましたが、どうでしょう。

売店の入り口にはガチャポンが並んでいます。「カプセル・ミュージアム」という商品名の、科学博物館所蔵品で作ったオリジナルのフィギュアなのですよ。忠犬ハチ公、虫、鳥、博物館の建物など300円で9種類があります。私は狙いどおり「縄文人」を手に入れました。Yさんは「異常巻きアンモナイト・ニッポニチス」。アンモナイトというのは蚊取線香の渦巻き状に成長するはずなのに、そうではない形、ねじれそこねたねじりパンのような形になってしまった珍しいものだそうです。(一見ヘビのフィギュアかと思うキモチワルさです。)

西洋美術館の「すいれん」でお茶にしました。さっそく戦利品を見せあいます。「縄文人」はこのような組立式なのでした。(袋から出しましたが、穴がきつくてここではちゃんと組み立てられず、記念撮影は断念しました。)いきいきとした姿の犬は館内の展示にはないもので、フィギュア用のおまけだそうです。シャケスズキを持った腕のパーツはシュールです。おもわず食べかけのケーキとコラボしてみると、なかなか面白いのでした。(訂正:説明書によるとスズキでした。)


科学博物館のお土産らしいお土産としては、動物の絵(イルカ、サメなど)の絵と説明を描いた缶に入ったお菓子が新発売。私はチョコが入ったサメ缶を買いました。700円のわりに中身は少なかったけれど、パフ入りのミルクとホワイトのおいしいチョコでした。(お土産として安心して買えますよ。)


● 国立科学博物館のミュージアムショップ案内 

● カプセル・ミュージアム 9種類のガチャポンの詳細が入手できます。(PDF書類)

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