節電はしないんです
国を挙げて節電の夏ですね。でも電力が足りないといわれているのは東京電力管轄内ではないんですか? 私は東京住みで東京電力の電気を使っていますが、20アンペアですからね。10アンペアで我慢しようなんて考えません。もともと昭和のような生活で節電のしようがありませんから、ここは目一杯使わせてもらいます。冷蔵庫は大型ですが、冷房が苦手でエアコンがありません。毎年暑くてたまらないときには窓を開けて換気扇を回して団扇とか、保冷剤を頭にのっけたり、外に出たり銭湯へ行ったりお店で飲み食いしたりします。カラオケで涼みがてら大声あげるのも好きです。僅かなりとも地元経済に貢献できますね。(赤坂のホテルで避暑するのもいいけれどね。)昨日7月9日から小さい扇風機を回し始めました。15ワットのスピーカーを買いましたから長時間鳴らしっぱなしますよ。電灯をつけて夜更かししますよ。そのままつけっぱなしで寝ますよ。いつも洗いっぱなしの衣類だけどアイロンをかけたほうがいいかしらむ? 20アンペア使うのはとっても大変ですが頑張ります。
電気が足りようと足りまいと公共の場所と夜間の街灯で「節電」するのは間違っています。
電気について知る人は誰でも「2003年夏、原発を点検のために全部止めても電気は足りていた、停電は1回も起こらなかった」と言います。電気消費のピークは決まっており「夏、平日、日中、午後2時から4時」。それに該当するのは1年のうち10時間。本当に節電が必要なら、問題にすべきはその10時間だけ。311では原発だけでなく火力発電所も被害を受け、電気の供給量が減っているのは事実だそうです。ですからもし節電が必要なら、原発の発電量を見ながら増やしたり減らしたり調節してきた「火力発電所も止まったから電気の供給が減っている」ことが理由なのに、「原発が止まるとこんなに困るのだぞ、原発はこれほど大事なのだ、思い知れ」とばかりに「節電」を訴えるのはおかしい、というようなことを田中優氏は話します。
さて、日本では電気料金が高すぎるため電気をたくさん使う企業は海外に出てしまったそうです。残った企業は自家発電に切り替えましたが、その電気の量は原発60基分だそうです。(法人税が高いと企業が海外で出てしまうという理由で法人税を下げたのでしたっけ。)
昨今の「節電要請」とそれに呼応する「節電」の流行は、これも多くの人が言うように戦時中の統制下のようです。お母さんのいいつけを守って節電する子供達はさながら少国民。私達は試されているんですか? 来るべき「何か」の予行演習ですか? ただただ原発推進のため? 「エコ」と同じに悪い企みが潜んでいるような嫌な感じがしてなりません。
家庭が消費する電力は全体の四分の一、その半分がエアコンだそうです。エアコンは30分ごとに5分を「送風」に切り替えるだけで(詳しい数字は忘れましたが)そうとうな実質的「節電」になるそうですよ。エアコンをお持ちの方は努力してくださいね。エアコンのつけっぱなしは体に良くありませんからね。
おまけ:
2011年7月9日放送の「パックイン・ジャーナル」の一部。
田中優さんのお話に注目しましょう。
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