リンゴの皮むき機
昔々、子供の頃に映画などでリンゴの皮むき機というものを見ました。取手を回すとくるくる皮がむけるのをすのを面白く思ったものです。ウクライナの物産などを売っているちょっと変わった喫茶店の前を通ったとき、思いがけずワゴンセールで見つけました。
現物を見たのは初めてです。高さは13.5cm、横は広げると40cmもあり、写真を何枚とっても上手く入りませんでした。それにこのリンゴは形が曲がっていたためきれいにむけませんでしたので、デモンストレーションは後日やりなおそうと思います。
右に曲がった金具が皮をむく刃です。意外だったのはリンゴのお尻の側で、皮をむきながら移動してこのワッカまで来ると、このワッカは実は刃で、リンゴの実を螺旋状に切り込んでいく仕組みです。同時に缶詰のパイナップルのように芯が棒状に抜けます。昔からそういうものでしたか? 丸ごとのリンゴのほうがいいんですが。薄切りのリンゴはあまり食べやすい感じではありません。4つに切ってジャムやパイの具にするのにはよさそうです。
箱も英文の説明書もレトロです。中国のメーカーが輸出用に作った、昔ながらの中国製でしょう。いまは中国製といっても日本やアメリカをはじめ海外のメーカーがデザインしたものの生産だけを中国で行なう中国製が多いので、このような昔ながらの中国物産にはレトロないい雰囲気があります。もっとも「中国製」とはどこにも書いてないのですが。(6月21日)
An old style equipment to peel apples.
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