「正しく生きるとはどういうことか」
「正しく生きるとはどういうことか」
池田清彦
新潮社/1998年5月刊/もともと1300円
池田清彦の本が届きました。この本の奥付では「日本における構造主義生物学の理論家のひとりである」と紹介されています。著書の中に「分類という思想」という題名を見て驚きました。私、これ、十数年前に読みましたから。失礼ながら、お名前をすっかり忘れていました。
著作は多く、今は養老孟司との共著2冊が大手書店で平積みです。トンデモ本との噂です。私は(上の本のことを忘れていたため)夏に「ニュースの深層」に出たときに知りました。バッサバッサと歯切れよく「CO2問題」を批判するのがお見事で印象的でした。ですからそちらの本をあらためて読んでみようとamazonを検索するうちこの本をみつけたのです。
この本は1998年刊で環境がテーマではありませんが、マーケットプレイス(古本の部)で2円でした。ですからああいう批判をする人が語る正しい生き方とはどんなものかと思って買ってみたのです。
私は古本でも古着でもあまり気にせず、気に入れば買います。「マーケットプレイス」では現物を手にとることができないので、状態の確認は売り手の説明が頼りですが、概して皆さん正直なのではないでしょうか。品物はきれいだし、梱包も丁寧で、今のところ困ったことはありません。むしろこの場合のような値段に戸惑ってしまいます。(「こんなに安いのだから他の本も一緒に買ってね」というメッセージだと聞いたことがありますが。)
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