アルマイトの片手鍋
三鷹の駅前商店街を歩いていると、歩道までせり出した陳列棚にお鍋が積んでありました。そこにアルマイトのお鍋があったのです。近頃珍しいアルマイト。アルマイトはアルミの表面を加工したもので、お鍋としては(毒性があると主張する学者もいた)アルミよりいいと思うのですが、近頃とんと見かけません。ステンレスやテフロン加工したものが主流のようです。各種ありましたが、うちで一番使うのは片手鍋です。普通のと小さめと迷いましたが、小さいほうにしました。という所でまわりを見ると、それが家具屋さんだったので、面白いなあと思いました。(直径16センチ、850円くらい)
いろいろ高級化するご時勢ですが、高級ならいいとも限らないのがお鍋だと思います。(厳密に調べると、アルミ、ステンレスなど種類によって、スパゲティがよく茹だるとか煮物が美味しい等々適性があるそうです。私はそこまで気にしませんけど。)私がここ数年好きなのはちゃんと作った雪平鍋です。おかずを作っているという気分がします。いっぽう昔ながらのアルミやアルマイトのお鍋は軽いところが好きです。(とくに最近は後遺症で左手が弱くなってしまいましたから。)ゆで卵、お味噌汁、あるいは野菜を茹でたりお出汁を引くなど、火にかける時間が短く焦げる心配のないものには厚くて重いのやノンスティック(焦げつき防止)のお鍋である必要もなく、軽いのが一番です。(4月29日)
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