お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2008年6月28日

GBUC デビュー!


ガレバン・デビューしました!

「ガレバン」とは「GarageBand」のことです。それはアップルのコンピュータのおまけに付いている音楽ソフト。内蔵音源を使って音楽(または音楽のようなもの)を作ることができ、楽器をつないで生演奏を録音したり編集することができます。そういう音遊びをしたあとは、作ったものを公開する場もあるんです。GarageBand Users Clubはインターネット上にあるコミュニティーで、アレヨアレヨとすごく大きくなり、今では毎日のアクセスが1万以上、歴代の作品は8000曲以上蓄積されています。このサイトはずいぶん前から知っていましたが、なかなか度胸がなく投稿できませんでした。そうするうちに、投稿者のレベルはどんどん上がり、GarageBand以外の、もっと高度な音楽ソフトの作品も出てきたようです。でも自由投稿ですから、我が道を行く‥‥‥‥。

GarageBandで作った音楽はケロログという音声ブログで公開していますが、月に一度もアクセスがないことも珍しくないくらい本当に閑古鳥。(でも今聞けば音楽の編集のしかたが未熟でヘタクソですから、それでいいんですが。)いっぽうGBUCでは、27日金曜日の午後投稿して、夜までに18もアクセスがありました。好意的なコメントもあり、なんだかとっても嬉しくなってしまいました。

デビュー曲はこのブログにも載せたバッハの「フーガの技法」です。少し音質を良くしたつもりです。よろしかったらお聞きくださいませ。

● ガレージバンド・ユーザーズ・クラブ(GBUC)
● GBUC の Create & Listen のページ(投稿作品を聞くページ。毎日新しい作品が追加され、順次後ろのページへ流れていきます。)

2008年6月18日

ビックリ・レコードプレイヤー


にわかに信じがたい、すごいアナログ・レコードプレイヤーが出たらしいのです。Quuノタワゴトというブログで紹介されているのを見ました。さっそく探してみました。

ELP社製「レーザー・ターンテーブル」

国内メーカーですよ!! アナログ・レコードを針を使わずに再生?! レーザー光線で読み取るのです。しかしデジタルを使用しないため、アナログのままの音を再生する?! 針を使わないからレコード盤を痛めないし、針のこすれる音も出な〜い?! 割れ、反り、傷も関係な〜い?! 選曲、リピート、プログラムなどの設定はデジタルなプレイヤーと同じ?!

なんなのだ、これは!

「デジタルを使っていない」ということは、レコードの音をデジタル・データに変換してパソコンに入れるためには、別にインターフェイスが必要ということでしょう。しかしすごいことになったものです。問題のお値段は、メーカーのサイトを見る限り「オープン価格/お問い合わせください」‥‥‥‥なんですけど。10万円くらいかしらむ‥‥‥‥甘いかしらむ‥‥‥‥実は‥‥‥‥100万円くらいとの噂。へ〜え。

● ELP社のホームページ (上の写真はELP社のホームページより拝借いたしました。)

ブログ内関連記事
● IONのレコードプレイヤー(5月17日付)


(追記:7月18日)
● どらく この製品の紹介記事。昨年1月29日付の記事のようですから、発売からだいぶ経っていたのですね。3機種の値段もしっかり載っていました。

2008年6月14日

パイユドールは2周年

6月13日、原宿のすてきな帽子屋さん「パイユドール」。
私に似合う帽子なんて、ほんとうはあまりないの。だってだって‥‥‥‥
でもね、なんだかとっても好きなお店です。
そこにいる自分が特別に幸せに思えてしまいます。
とっても不思議。

「パイユドール」とは「黄金の麦」とか。小さな麦畑が入り口を飾ります。

日の長い6月の金曜日がようやく暮れると‥‥‥‥

開店2周年のお祝いです。

お仕事を終えた日本美術研究のPさん、理系の研究者のYさんとも合流しました。二人が会うのは今日が初めて。でも会ったらもう友達です。嘘みたいでしょ? 2階のお店には新しい帽子やコサージュが並んでいます。他のたくさんのお客さんに混じって、私達もあれこれいろいろな帽子を試しました。Pさんは背が高くて顔が小さいから、とっても有利。えっと思うものに手を伸ばしても、かぶるととても似合うのでした。私達はYさんに不思議と似合うブローチを発見しました。

こうしてお店がお洒落する機会を作ってくれるのは何とも楽しいことですね。こんなときだからできる格好をしたり、お店で買った帽子や服を思うままに着こなしたり、そうやって繰り出せます。永遠の女の子達の夢かも。ビュスチエ、ゆる〜いチュニック、アートなエプロン‥‥‥‥お店のマヌカンさんたちはさすがの着こなしです。みんなが素晴らしいのは何よりセンスと閃きがあること。あやかりたい。来年また機会があったら、私、もっと芝居っぽくがんばっちゃおかな?と意欲にもえるのでした。


←「悪い女」ふうのポーズ、きまってる!(撮影はPさん)



素敵なお料理を作ってくれたのはラ・フェデリース

宴もたけなわ。シェフくんがパパパッと花火をつけました。
いよいよケーキの登場です。

じゃ〜ん。小さなピンクの薔薇と大きな青い薔薇を飾った大きなケーキ。
(中にすばらしい色彩を秘めていたことをまだ知らず。)
これもシェフくんが帽子のテーマに合わせて作るのですって。
パイユドールとラ・フェデリースのオーナーさんが切り分けてくださって、
皆でごちそうになりました。おいしかった!

☆   ☆   ☆

2周年おめでとうございます。
上客にはなれないけれど、また私に幸せを分けてね。



● オッティ 子供服のお店オッティのブログ、6月13日14日にパーティーのことが書いてあります。その 2nd anniversaryでは会場の写真をたくさん見ることができますよ。

ブログ内関連記事
● パイユドール、春の巻
● パイユドールとバラ色の淑女
● ラ・フェデリースでおやつ
● ラ・フェ・デリースと秘密の部屋

Tシャツ for パイユドール


原宿の帽子屋さん「パイユドール」から2周年のお祝いの招待状が届きました。そんなパーティーに何を着ていけばよいのか?? 実は昔姉がアンティークで見つけてくれたシルクや総レースのシース(丸襟、袖無し、超シンプルな形のワンピース)、ちょっと早いかもしれませんが真っ白な麻のフリフリドレスなどがあり、アクセサリも靴も、こんなときに良さそうな、ちょっとレトロな雰囲気を作る素材さえ各種持っているはずなのですが‥‥‥‥今年はデブって衣類が全て不可です。

あんなお洒落なお店の常連さんたちがどんなお洒落をして現れるのか楽しみ‥‥‥‥と思いつつ、もとより私は張り合うタマじゃありません。そして根がお洒落じゃない私みたいなおばさんが一番カッコわるいのは、無理して頑張ることだと思います。これら諸条件を考慮すれば、脇から攻めるしかないでしょう。

というわけで「特製・2周年お祝いTシャツ」を作りました! 

あとは(着用可能な)いつものジーンズ。たいへんカジュアルですが、この格好なら春に買ったパイユドールの帽子(ニットキャップ)にも合うでしょう。(そう、帽子が主役です。)シャツの上から太めのベルト、足下は4月に買った銀色のミュールにしました。


20枚くらい描いた中から中心の絵を選びました。あとは2周年の「2」をたくさん描き、お料理を出してくれるクレープ屋さんの「ラ・フェデリーズ」の名前と、ANTIPASTを連想する靴下を加えました。スキャナでMacに取り込み、画面上で色を付け、大きさを決めて、アイロンプリント用紙に出力。ハサミで適当に切り抜き、シャツの上に適当に配置して、アイロンでぎゅ〜。出来上がった後、背中が物足りなくなってヘビのプリントを追加しました。

パーティーですから多少の華やぎがないと、とケータイのデコ用のキラキラを4種類買いました。プリントの上からペタペタ・キラキラ貼りたかったのです。しかし、プリントを終えたのはパーティー当日のお昼過ぎで、ひと安心したらキラキラのことなど忘れてしまったのです! 気がついたのはお店に着く5分前くらいでした。トホホでした。

一緒に行くYさんもPさんもお仕事があるため、到着は遅れるもよう。私は先に行くことにしました。お店は新作を展示してパーティーの前から開いているというからです。パイユドールに入ると、お店のお嬢さんたちは全員集合でたくさんいて、いつもに増して華やかで、にこやかに迎えてくれました。私はなんとなく胸を隠しぎみの揉み手状態で「エヘヘ、コンニチワ‥‥‥‥」。お店の中を見ているうちに、「バラ色の淑女」(と私が名付けたお嬢さん)が現れて声をかけてくれました。Yさんのことも尋ねてくれたので「もちろん来ますよ」と。そして私はお喋りついでにTシャツをアピールしました。「今日のお祝いに作ったんです」と。するとお店中のお嬢さんたちが一斉に「きゃ〜っ」と喜んでくれて、私、ほっとしました。

「パイユドールは2周年」へ続く


今回使ったアイロンプリント用紙は「ELCOM やわらかアイロンプリントペーパー/白・淡色生地用(5枚入)」です。発色が良く、薄くて柔らかで(写真のようにたくさん貼付けても)生地になじみます。生地の伸縮に合わせてのびます(!)から、Tシャツにぴったりです。

2008年6月11日

光回線、復活

夜も更けてまいりましたが、我が家の光回線が復旧いたしました。過去に遡って写真の追加などいたしましょう。またこれを機に、懸案であった GarageBand Users Club にも登録してビジバシ「名曲」を送り込みたいと思います。ナハハ。

(メディアコンバーターの中がカタカタいったのは全然関係なく、またも電源アダプターの問題だったのでした。本当に天敵です。)

2008年6月9日

「釜出し一番」という石鹸


うちにキッチンハイターはあったかしらと思い出して、西友の2階の洗剤の棚を見に行くと、コレハナンジャと目を惹きました。

これは「坊ちゃんマーク」なのでした。仙台市の(有)東北石鹸佐藤工場というメーカーの石鹸です。

純粋無添加で無香料の台所用石鹸で、皮膚の弱い人にも大丈夫だそうです。「食器洗い、その他ウール、絹物の洗濯等‥‥‥‥」あり、驚きました。台所用の固形石鹸は、ふきん洗いだと思っていたからです。食器洗いには、スポンジをこすりつけて、泡立てて洗う、ということでしょう。(石鹸を固定する吸盤のついたゴムの石鹸置きが欲しくなりました。)175グラムで198円。

ウールや絹を洗って縮んだり風合いを損ねたりしないんでしょうか。失敗しても構わないもので試そうと思います。

ところで茶渋取りのほうは、キッチンハイターではなく重曹にしました。(6月5日)

パパイヤの産地



たまにパパイヤでもと買ったんです。メキシコ産ということは、値段と一緒に見ました。しかし帰ってから見ると‥‥‥‥別の所、ラップの下、パパイヤの皮に直接「ハワイアン・パパイヤ」のシールが貼ってありました。「P・Q・ハワイ」とも書いてあります。「ハワイ産」とは書いてありませんね、「ハワイアン・パパイヤ」という品種かもしれませんね、「PQ」の意味もわかりませんしね。でも、これって、ハワイ産?(6月4日)

「まなマート」とはかつて「丸正」と呼んでいたお店で、石神井の駅前商店街で最古参の一つです。
(こればかりは写真が必要と思い、フンパツしてアップしました。)

2008年6月8日

激安SDカード


1GBのSDカードなんですけどね、997円なんですよ。

石神井の西友の二階で雑貨を買おうとしたら、レジの横の棚に一つだけ掛かっていたのです。ホンマカイナ。997円で済むなら、こんないいことはありません。

シリコンパワージャパン(株)という都内のメーカーの製品で台湾製です。「永久保証」と書いてあります。製品の不良で問題が起こったときは新品と交換してくれるのでしょう。しかし撮った写真がパソコンに転送ができないとか消えてしまったとか、そうした写真はどうすることもできません。ですから一にも二にもカンジンなのは信頼性です。とりあえず使ってみることにしました。

(追記)6月6日、カメラに入れて渋谷に持って出ました。写真を取って、マックに取り込んで、要はそれだけの「メディア」ですから全然問題ないのでした。もとよりこうして販売しているのですから、写真がうつっていないわけがありませんよね。

疑うとしたらデータの入力と削除の繰り返しの「耐久性」、データを長期保存するときの「信頼性」でしょう。「耐久性」ではすぐに元が取れる気がしますし、保存はふつうコピー先のハードディスクですから、これはお得かもです。


(追記:08年8月2日)
なんと4GBで1780円というSDカードが売っていました。
● Transcend 4GB SDHC CARD (Class6) TS4GSDHC6 amazon の「GOODS通販」というサイトです。送料も無料ですからね。

2008年6月7日

iPodの充電


iPod はたいへん合理的に設計された機械ですが、便利さが逆に不便なことがあります。充電と同期を同時に行なえるため、充電したいだけなのにiPodの中身がiTunesと同じになってしまいます。つまりニュース番組などをiPodに入れてiTunesから消すと、次の充電のときにまだ聞いてなくてもiPodから消えてしまうのです。(そのへんは「手動」にすればいいはずですが、未だにうまくいかなかったりして。)充電のためだけにマックを立ち上げなきゃならないときもナニだと思います。

「USB-ACアダプター」とは、コンセントから直接かつ充電だけできる道具ですよ。とても便利です。ソニーのウォークマン、プレステ、東芝のギガビート、シャープのザウルス、ケータイ電話など、他社製品の一部とも共用です。

多くはありませんが複数のメーカーから出ているようで、iPodのケースと組んで売っているのも見たことがあります。これはアダプターだけ。ダイヤテック(株)の製品で商品名は「モバイル・クルーザー」、1260円です。(6月6日)

フランスパン VIRON


広尾のフランス雑貨のお店「リュー・ド・セーヌ」さんに教わった渋谷のパン屋さんです。東急本店の向かいにあり、黒いお店に赤い看板で、高級感が漂います。パンも見るからに高級そう。美味しそうなケーキや焼き菓子もありました。

全体にパンの色が濃いんです。焼き色のことです。焦げた苦みを想像し、う〜む‥‥‥‥と思いました。いいフランスパンは何といっても粉の香ばしい味わいが好きですが、外側はかなり堅くて厚く、私はコーヒーに浸したり、小さくして口でゆっくりふやかして食べます。でもそれが焦げていると少々苦手です。

カンパーニュは直径22センチで1050円。もちろん半分にしてもらいました。「調理パン」の類もたくさんあり、300円台。どのパンにも説明が添えてあり、興味をひくもの初めて見るもの、いろいろありましたが、ペストリー生地に包んだハムとチーズ、ジャガイモとチーズのフォカッチャ、アップルパイを選びました。初めてですから他のお店と比較できるものにしたわけです。

VIRON(ヴィロン)とはフランスの製粉会社の名で、そのバケット用の小麦粉を輸入して伝統的な作り方で焼いたバケットが「レトロドール」という名で、このお店の目玉なんでしょう。しかし説明書によれば「残念なことに湿度の高い東京では、せっかくの「レトロドール」もすごいスピードで劣化が始ま」るため、家で食べるときに「焼き戻し」が必要とのことです。私が買ったカンパーニュは冷凍をすすめられました。

結論をいえば、私には本物すぎましたよ。いい材料を使っているとわかりますが、やはりお焦げは‥‥‥‥苦い。(フランス人はお焦げが好きですか。コーヒーも真っ黒に焙煎しますし。)さらに「ハムとチーズ」はしょ〜〜〜っぱい。翌朝まで舌に残ります。(恵比寿ガーデンプレースにあったタイユバン&ロブションのパン屋さんの「エピ」も信じられないしょっぱさでした。)私はお酒がダメなのでわかりませんが、こういうのはワインと合うのでしょうか? カンパーニュは全粒粉にしても黒いと思ったら、ライ麦が入っているのか、酸味を感じました。皮は堅いのなんの‥‥‥‥それにお焦げの苦さは‥‥‥‥。好きになったらやめられない味?‥‥‥‥と思いつつ‥‥‥‥。(サンドイッチを予定している場合はお店で薄く切ってもらいましょう。) 

「フィレンツェ人はケチだからパンに塩を入れない」といいますが、じっさいにフィレンツェで塩味のないロールパンのようなパンを食べたときオイシかったんです。東京では何処にもなくて、食べたいなあと長いこと思ったものでした。それを思うとVIRONはリュー・ド・セーヌさんのようなフランスとフランス文化に通じた人達のお店でしょう。この日は二階の「ブラッセリー」(軽食堂)がお休みでしたが、私のような素人はそこで「本場の味」を確かめてからがいいと思います。(6月6日)

2008年6月4日

サバの燻製@酒悦


上野で西安風の軽食をとった後、大通りを駅に向かって歩きはじめると、看板が目にとまりました。「サバの燻製、3枚880円」。即お店に入りました。実は私、サバの燻製を求めて幾年月‥‥‥‥。そこは上野の「酒悦」でした。酒悦といえば子供の頃、家に届くお中元やお歳暮の詰め合わせで馴染みがありました。サバは半身ごとビニールの真空パックで冷凍してありました。帰るまでにだいぶ溶けてしまうでしょうから、2枚にしました。(1枚440円ですから、3枚買うのと同じ値段ですけど。)小さなお店ですが、他にも佃煮、お漬け物など実に沢山の種類が並んでいます。ですから、小女子の佃煮、蕗と山椒の佃煮、山芋のお漬け物を買いました。(全部で2千円くらいです。)帰宅するなりつまみ食いすると、どれもオイシイ〜! 上野で寄り道すべき場所が増えました。嬉しいことです。

実は数年前にサバの燻製というものを、なんとコンビニで初めて買いました。私はサバも燻製物も好きで、きっと美味しいと思ったのです。そのまま食べても美味しかったのですが、その包装にこんな食べ方が書いてありました。サバの燻製をほぐし、クリームチーズを柔らかくして、あさつきを小口切りにして、全部を混ぜて、これをパンに塗って食べる‥‥‥‥というのです。そのとおりにすると「!!」のおいしさでした。また食べたい‥‥‥‥しかしサバの燻製はその後二度と現れなかったのです。「上野の酒悦に行けばある」とわかって、ご機嫌です。(6月3日)

(追記:7月22日)
上野の酒悦は、上野公園を出てから大きな道(広小路)を右に進み、大きな交差点を渡った2件目。TSUTAYAの看板を目印にすれば、その隣です。

2008年6月2日

海外通販・関税還付の完結の巻

海外通販で買った商品を返品するにあたり、払った関税のうち返品する分を返してもらう手続きを5月25日にしました。(そういう場合は返品と還付の手続きを同時に行ないます。)

このたびはアメリカの Peruvian Connection という洋服屋さんが相手でしたが、「5月1日付で品物を受け取った」「代金をクレジットカードに返した」という知らせ(封書)を5月7日に受け取りました。(外国のカタログはよく見ないと、セール商品は「返品・交換を受け付けない」という場合があります。そのときは返品してもナシノツブテです。返品の送料を損するだけですからご注意を。)

関税の還付お金は1ヶ月後くらいに指定の口座に振り込まれるとのことでした。本日6月2日、5月30日付で東京税関より送金した旨の通知(葉書)が届きました。還付金1083円+消費税・地方消費税還付金が590円、合計1673円。手続きに行った交通費になるかならないかの金額ですが。

とまれ、やっと一件落着しました。結論として、手間と時間と金額を考えあわせると、この金額の還付であれば諦めたほうがいいと思います。

このブログで海外通販の失敗の顛末を書いて以来、「海外通販」を含むキーワードで検索して来てくれる人が頻繁にあります。何も問題なく買えたときは楽しいのですが、ひとたび問題が発生すると本当に戸惑ってしまいますからね。(おかげでキーワードの組合わせによっては検索結果の1ページ目まで上りました。)でも私の書いたことで解決になったのか、助けになったのか気になります。人様の役に立てるように、近いうちに読み返して、必要な事柄は調べて書き足して、中身を充実させたいと思います。(そのためにも、できましたらコメントをお願いします。)

また、eBay(英米など数ヶ国をまたぐネットオークションのサイト)での経験もまとめるつもりです。eBayは過去に一度上陸して、すぐ撤退しましたが、こんどまた上陸するそうです。前回を知らないので、今度が日本国内専用になるのか外国と共通になるのかわかりませんが、いずれにせよ海外のネットオークションについても役に立てることがあればと思っています。乞うご期待でございます。

共同募金の心得?

今日みつけたサイトを「募金‥‥‥‥善意の花園」に追加しましたが、興味深いのであらためて載せておきます。

● 2ch ニュース速報+ダイジェスト 2ちゃんのスレ「【ミャンマー】日本ユニセフ協会、サイクロン被災者支援のため緊急募金を開始」の1000のカキコから80ほどを選んだダイジェスト版です。日本ユニセフ協会のよくある噂を無駄なくまとめて見ることができ、ちゃんとした意見もあります。先月はじめ、中国地震の直前のものです。

さて、募金関連の記事では私も揶揄して「ピンはね」という言葉で書きましたが、「独立採算」というべきでしたか。集めた募金の一部で運営しています。日本ユニセフ協会はユニセフ本部から経費が出ないからです。(そのために直接の関係を持たないのかもしれません。)募金が仕事の団体では団体の維持と募金活動のお金を収入(募金)から得るしかないわけです。その諸経費の金額が妥当かどうかは外からはわかりません。(そこに問題があるなら公にされるべきです。)そしてニューヨークのユニセフ本部のお金の使い方、さらに現地に渡ってからのお金の使い方‥‥‥‥遠くへ行くほどわかりません。知る術がありません。共同募金とはそういうもの、役には立つが非常に効率の悪い手段と思うしかないのです。

テレビでよくアフリカのグッタリ横たわる子どもを見せて「50円の薬でこの子の命が救えるのです!」というような訴えがあります。例えば日本からの支援で50円の薬が届いてその子が助かったとして、それを日本まで遡ると何百円だったんじゃい?ということです。実際はけっして「私達の50円」では助けられません。先週金曜日のニュース番組で、エチオピアのコーヒー農家のおじさんに番組の記者が「東京でコーヒー1杯いくらだと思う?」ときくと「17円くらい?」と答え、「300円ですよ」「どうしてそんな値段になるのか」というやりとりを写しました。そういう種類の話には事欠かず、ちょうど寄付金の逆みたいに見えます。慈善事業とビジネスは違うといわれるかもしれませんが、お金が後進国へ動けば善意の寄付の先細り、先進国へ動けば企業の搾取の末広がり、というわけで何か滑稽ささえ感じます。いずれにせよ遠くに離れるほど人と人の間にはいろいろな人や組織が介在し、そこで動くのがお金であればいろいろあって当然なのが人の世だ‥‥‥‥。

多くの人が漠然と思い込んでいる節がありますが、ちょっと考えてみましょうよ。「日本ユニセフや日本赤十字が‥‥‥‥集めたお金を100%困っている人に届ける」としたら、代表者が自宅を事務所に提供し、職員は全員無給で働き、光熱費も宣伝費も交通費も通信費もタレントの海外視察旅行と活動報告のテレビ放送も自分の預貯金からの持ち出し‥‥‥‥ということですよ。ありえません。仮に不労所得が腐るほどある大金持ちの有志ばかり集ってその覚悟で始めたとしても、数十年維持して年間140億円160億円を拠出するのは(なんとなく)不可能だと思います。(それが可能なのはもっともっと小規模なもの、地域に根ざしたものではないかと。)黒柳徹子が「1円残らず送金する」と言うとしたら、それは彼女には本業があって収入があるからに他なりません。その黒柳徹子でも送金した後のことは関知できません。いくら日本の中で清く正しくしのぎを削ったところで、国の外に出れば「世界の常識」にさらされます。日本の中でも他人に委ねた時点で同じことかもしれません。そもそもお金なんてアナタの手を離れたらもうわからないのです。100%使ってほしいならアナタが行動する以外になく、ボランディアができないなら寄付金は委託料込みということです。ネット上で無責任なコピペを繰り返す人達にはそう言いたいと思います。

2008年5月31日

臨時休業のお知らせ

主に通信環境の都合でしばらく休業いたします。
(無駄な出費がショックでしたし、写真なしでは気分もでません。)
とりあえず1週間ほど?
またのお越しをお待ちしております。

くずぽん

不本意な大支出

光ケーブルのメディアコンバータという器具の電源アダプタが壊れましたが、実は本体も変です。空のお弁当箱のように軽い箱です。うちでは壁に固定するような使い方ができず、部屋の隅にころがした状態で、そこからコードを伸ばしてMacにつないでいました。ふだん動かすことも少ないのに、今手に取ると、なぜかネジが外れたように、中でカタカタいいます。メディアコンバータにも何かあったのでしょうか。これはプロバイダに交換してもらうしかないないそうです。しかし体調は悪いわ、部屋は散らかしているわ、プロバイダの都合もあるわで、すぐに来てもらうわけにもいきません。そのため今は臨時にダイヤルアップ(電話回線/56K)を使っています。光ケーブルに入ってからも、電話しかない場所でメールを開くことがあるために最初のプロバイダを解約していないので、こういうときにば予備になります。

しかしですね、今日は風邪の調子がまた悪くなって、午後銀行へ行き、ついでに食糧を買って帰るととても疲れて、夕方の「ぜんまいざむらい」が始まる前にぐったりしてその場で泥のように眠ってしまったようです。「にほんごであそぼ」は覚えているので、5時くらいでしょう。起きたら夜の12時前。そしてビックリしました。私としたことがインターネットの電話回線をつないだままだったのです!  ブログのアクセス解析を2〜3分チェックしたあと、7時間以上つけっぱなし!! ぎゃ〜っ!! ネットの接続料金と電話代、いったいいくら?! 1万円くらい?!

電話回線しかなかった頃には、インターネットの画面が5分か10分動かないと自動で回線が切れたものです。確かそういう設定があったのでした。あわてて確認すると、今は光ケーブルのつなぎっ放しが当たり前で、そういう設定がないのですね。トホホ、トホホ、トホホホホ‥‥‥‥

2008年5月28日

追記のおしらせ

5月21日付「募金‥‥‥‥善意の花園」、5月25日付「募金のいろいろ、やがてうんざり」の続きを足しました。(文章の変だった所もあちこち手を加えました。)

2008年5月25日

募金のいろいろ、やがてうんざり

5月21日付「『寄付は‥‥‥‥』追記しました」に追記して、タイトルを嫌味っぽく「募金‥‥‥‥善意の花園」に変更しました。


数日来風邪です。2日寝込んだ後も体は熱っぽさが抜けず、頭はぼーっとして、鼻ビービー、咳ゲホゲホ。1日1箱ティシューを消費しながら、おとなしく過ごしています。楽しいお出かけもお買い物もなく、その状態で募金のことなど考えていたせいか、頭痛がしてきたり、胃が痛んだり。楽しい話題ではありませんが興味がわき、いろいろ考えました。ブログの趣旨からは少々外れますが、文字数の多い雑談として、もう少し書きます。

すでに書きましたが、私には募金(とくに「募金キャンペーン」)に対して「しなきゃいけない」「しないよりはしたほうがいい」という感覚がないため、かまびすしい募金ブームに驚いています。これまで国内・外の大きな災害のたびにこうだったのでしょうか? 新聞社は昔からやっていますが、地上波テレビ、ケーブルテレビがあり、ネット上ではYAHOOやNIFTYがやっています。試しに「募金受付」でぐぐってみると、出るわ出るわ‥‥‥‥ナンジャコリャ〜状態です。「善意」のお金を出したい人がたくさんいるのはわかりましたが、「善意」のお金を集めたがる人がこんなにいるのか!と純粋に驚きです。もちろん人の善意は尊いものですが、何につけ誰も否と言えないものには「ほんとか?」と思う性分の私は、これは絶対に変だと思うことにしました。人々は日々の暮らしによほどの後ろめたさを感じているのでしょうか?

(つづく)

(体調不良でナマイキにも筆が進みません。おまけにマウスのプラグの接触不良と同じ日に、天敵の「電源アダプタ」(こんどは光ケーブルのメディアコンバータの)に問題が発生。現在なんとダイヤルアップで通信してます。とうぶん新しい写真のアップは困難と思われます。いろいろトホホです。またのお越しをお待ちしております。/くずぽん)

(つづく)


続き(5月28日)

はじめに余談ですが、このたびのミャンマーと中国の災害支援で善意のお金を集めている人達はふつう、集めたお金を日本赤十字社か日本ユニセフ協会に寄付するようです。海外の災害ですから、それら国際機関の出番なのでしょうが。(フジテレビは会長が日本ユニセフの役員であることからユニセフへ回すのでしょう。)その中で際立ったのはニフティです。壁紙をネットで販売して売り上げを寄付するというチャリティで、相手も「国境なき医師団」と個別であり、珍しく主体性を感じました。

さて、そのように募金についてあちこち見て回るうち、「クリック募金」という言葉を知りました。ネットを使った募金なら当然クレジットカードの引き落としでしょうから、いちいち氏名やカード番号を登録したり身元を明かしたり、便利そうだが嫌だな思いました。しかしそんなのは見当違いで、「クリック募金」とはこういうものでした。


クリック募金とは?
クリック募金とは、クリック募金サイト上の募金ボタンをクリックするだけで、無料で募金ができる仕組みです。あなたに代わって、スポンサー企業が寄付をするのであなたには一切お金がかかりません。

最初に見て面白かったのが「クリックで救える命がある」。13の大企業の名前が並び、一つの会社をクリックするとその広告が出るのでしょうね。するとその会社が1回につき1円寄付するという仕組みです。クリックは一人1日1回と決まっています(13社を1回ずつクリックすることはできます)。しかしこれほどの大企業ばかり。クリックを待たずにさっさとドカッと寄付すればいいのに?と言いたい気もします。

コスモ石油は「クリックで救える命がある」にも参加していますが、自身のホームページでもやっています。「ずっと地球で暮らそう」という嫌らしい名前の募金があり、8つの具体的な活動の中から好きなものを選ぶようになっています。野口健の「環境学校」など、思わずクリックしたくなります。

ためしに「シルクロード緑化」をクリックしてみました。
すると寄付の金額が出ました。本日886円、総額3,825,509円

前の画面に戻ると、8つの活動それぞれの写真に金額が表示されているじゃありませんか。

◆ 南太平洋諸国支援‥‥‥‥3,878,000
◆ シルクロード緑化‥‥‥‥3,825,520(画面切り替えの間にも増えている!?)
◆ 種まき塾‥‥‥‥1,313,029
◆ シンレイ山脈 森林・生態系回復‥‥‥‥1,044,476
◆ 熱帯雨林保全‥‥‥‥7,035,458
◆ 循環型農業支援‥‥‥‥2,447,936
◆ 野口健 環境学校‥‥‥‥2,439,183
◆ 学校の環境教育支援‥‥‥‥2,646,593   (5月25日のある時点)

ここは一人1日一つの活動に1回だけです。数千万回のクリック‥‥‥‥。10円寄付するのに10日間毎日クリックすることを思い出さなきゃならないわけで、毎日毎日広告が目に焼き付いて離れなくなるまでクリックさせるのが目的なら、クリックする側に負担だとは思わないのでしょうね。クリックする側にとって広告を見せられる対価が1円て‥‥‥‥妥当ですか?(ガソリンを買うカードを持っていると500円の寄付ができるそうですが。)

100万でも1000万でも、自分で決めてさっさと寄付せんかい! この数字の画面を見ていると、更にそう言いたくなりました。

私は車の運転をしませんからガソリン関連に無知です。こういう企業はふだんテレビで流れるCMでしか知りません。コスモ石油のCMは騒々しくないし、いろいろエコを支援しているというし、実は私、企業として比較的いいイメージを持っていました。だって砂漠の緑化、野口健‥‥‥‥あれ?‥‥‥‥あの中身がこれぇ〜?! 述べ数千万人のクリックとはいえ、こういう大企業の社会貢献にしては「ハア?」という感じのこの金額。実際の寄付金より、寄付しているという宣伝にいったいいくらかけているんです? 10倍や20倍ではないでしょう。アッケニトラレルとはこのことです。

現にこうして8つの活動を支援し、こういう活動とを紹介している点は買います。とはいえ会社のホームページに「当社はコレコレを支援しています」と書くよりも、見る人にクリックという動作を促すほうが、支援していることをずっと強く印象づけるでしょう。それどころか何日も続けてクリックしに来る人が沢山いることでしょう。しかも金額は見る人のクリックまかせ。金額が企業としての寄付の相場より小さくても自分のせいにはなりません。ナルホド頭のいいこと‥‥‥‥。でも、1000日かけて野口健を1000回クリックするのは「1000円に見合う広告を見せられている」だけのことです。用もないのに1000回この会社を思い出し1000回クリックすることに対して企業が払ってもいいと考える値段です。これが「募金」ですって? 野口健のために現金1000円集めることを募金というのです。

しかしもっと凄いのがありました。DONATION.JPというサイトです。FLASHの画面にこういう文字列が順次現れるのですよ。

分散設置型クリック募金 DONATION.JP

寄付はしたことがない。ボランティアまで行動できない。でも、社会貢献はしたい。街頭募金をみかけては、何もできない自分にもどかしく思っていました。

そんな、矛盾した気持ちを抱えていたある夏の日のひらめき。こんな、典型的日本人な自分でも、社会貢献できるスタイルはないんだろうか。

そんな素朴な疑問への答えが、クリックするだけでなく、バナーを設置することでも貢献できる、分散設置型クリック募金、という仕組みでした。

サイトオーナーの方へ(しくみの解説)

インターネットがもたらした、個人メディアの時代。数え切れない数のサイトやブログが存在し、今この時間にも増え続けています。

たくさんのサイトが入り口になり、訪問者が1秒の善意を提供するだけで、大きな、大きな、「善意のお金」が生まれます。

そのお金が、社会的に異議のある活動に循環していけば、今よりもっと、いい世の中に変わっていくのだと思います。

うへ〜、キモチワルイ! 甘ったれんのもいい加減にせいと思いました。クリック募金ができるブログパーツ(ブログの飾りに使える部品。音楽、アニメ、ゲームなどいろいろ)をアナタのブログに加えましょうというのです。これでアナタはクリックさえせず(してもいいけど)「社会貢献」ができるのです。アナタのブログに来た人がクリックするたびに募金がなされる仕組みによって、アナタは「よいこと」ができるのです、「社会貢献」ができるのです、「今よりもっと、いい世の中」になるのです、もう後ろめたくないのです‥‥‥‥

これはほんの一例でしょうが、コスモ石油のように自分のホームーページでクリック募金を展開できない小さい企業(スポンサー)を集めたものです。この DONATION.JP というクリック募金は2005年に開始したそうです。現在ブログパーツ/バナーを載せたブログやサイトは24万ヶ所(!)、スポンサーは現在7(←間違い)3社、毎月安定して8〜9万円台の寄付を続けている実績が記載されています。クリック1回で5円寄付とは、大企業に比べてずいぶん気前良く感じます。(といっても各社は予め寄付金の上限を決めています。)そしてなんと寄付する先はクリックする時点では知らせないそうです。でもクリックする人は気にしないのでしょう。本当に寄付したのか、どこに寄付したのか、それは自分の考えに沿うものか‥‥‥‥5円を企業に出してもらっただけではそこまでしないのでしょう。お手軽な分、後のことに無関心になりがちです。こんな、誰に寄付したかもわからない「偽装募金」が「社会貢献」なんてチャンチャラ笑います。スポンサーもクリックする人も、どうして自分でやらないのか。それなのに延べ数十万人がクリック‥‥‥‥ (追記:「広告募金」という呼び名もありました。こういうサイトがいくつあるのか想像もできません。)

誰も寄り付かない募金箱に小銭を入れに行きにくい‥‥‥‥その気持ちはわかります。でも募金は(大金持ちは別にして)したい人はする、したくない人はしない、できない人はしない、そういうものでしょう? 「自分も何かしたい」なら一歩踏み出すしかないのに、一歩退いてクリックしてしまい広告に取り込まれている感じに見えます。この主体性のなさは何なのですか? 「社会貢献」コンプレックスですか? 昔ならどの町にも村にも青年団や消防団があって、自分が暮らす地域のためにするべきことが誰にもちゃんとあって、そこで充実感も得られたでしょうに。こういう社会貢献コンプレックスも地域コミュニティの崩壊がもたらしたことでしょうか。

募金は「社会貢献」の一つにすぎず、しかも間接的な支援です。「社会貢献」はもっと多様です。他人依存で主体性のないクリックよりもっと他にあるでしょうに。今日直接顔を合わせる誰かに1回「ありがとう」と言うとか、誰かに1回口角を上げてニッコリしてみるとか、人にぶつかったら今日だけは「こめんなさい」を言おうとか、毎日1回の心がけでどれだけ確実に自分の世界をいいものに変えられるでしょう? あるいは今の時代(1クリックの協力でも大きな力になると信じる人なら)、普段買うものをなるべく地元の商店街で買う、同じ買うなら社会貢献している企業の製品を買う、フェア・トレードのコーヒー豆が何なのか調べてみる、そういうことこそ社会貢献の第一歩ではありませんか。そういう想像力を放棄して何もしないことの免罪符に「クリック募金」がなっているなら、ずいぶん迷惑な話だと思います。

それとも私の空想はぜんぶ間違いで、実はネットカフェ難民がせめてもの思いでクリックしているのですか? どちらにしても「クリック募金」というものが生まれて栄える土壌が健全とはとても思えないのですが。


さて話は少し戻りますが、もし募金キャンペーンや募金団体のピンはねを知ってショックを受けた人が「募金をしたいと言う子供にどう説明すればいいのか」という疑問を抱くとしたら、「募金はもう少し大きくなってから」と言ってもいいんじゃないでしょうか。「マスメディアの報道 → 何かしてあげたい気持ち = 募金(共同募金キャンペーン)へ直結 (→ あとは知らない)」という図式は単純すぎると思います。この図式を無条件に「よいこと」として子供に刷り込んでしまうのはどうかと思います。

お金を出すからには、支援を求める人達がどうしてそういうことになったのか知るのが大事ですし、そこ以外にも世界で日本で実はたくさんの場所が支援を求めていることを知るのも大事です。そもそも自然災害の被災地の支援と世界の貧困地域の支援では微妙に意味が異なります。飢餓ビジネス、援助ビジネス、募金ビジネスという言葉もあり、本当はそのへんも無頓着ではいけないと思います。そうした事柄を理解するのは大人でも多少の努力がいります。寄付という行為は、むしろ起こっている問題に関心を持ち、少しずつ知り、考えるきっかけにしなければ勿体ないと思います。

もしかしたら「知ること」は子供がお小遣いを差し出すよりも大事かもしれません。また、人のために何かしたいという気持ちを尊重するなら、乗り物では老人に席を譲る、視覚障害者が信号で戸惑っていたら教えてあげる、荷物を落として中身をばらまいちゃった人がいたら拾ってあげる‥‥‥‥自分の家族に、お爺ちゃんお婆ちゃんに、友達に、ご近所に、通りすがりに‥‥‥‥日々の小さな出来事のたびに親や大人が手本を示すことで「何をしたらその人が助かるか、自分に何ができるか」ということを子供に教えていくことがひじょ〜に大事だと思います。そういう気持ちの延長として、遠くの知らない人達も助けたいと思う‥‥‥‥それが順番ではないでしょうか。


このブログ内の「緊急特集/募金」(右欄の〈累積資産・5月〉からもどうぞ)
● どらえもん募金......寄付はお買物?
● 募金‥‥‥‥善意の花園
● 共同募金の心得?

2008年5月21日

募金‥‥‥‥善意の花園

5月20日付「ドラえもん募金‥‥‥‥寄付はお買い物?」に追記しました。
とても長くなりましたが、思うところを読んでいただけたら幸いです。

公共募金の「ユニセフ」について…………2つめのブタちゃんの下です。


私はふだん寄付をしませんし、テレビの呼びかけるおバカ騒ぎの募金にも、通勤時の駅でうるさい赤い羽にも関心がなく、長いあいだ注意を払いませんでした。ケチと思われてもけっこうです。(国家的な災害には国家が税金で援助するものと思うからです。これは昔ビックリハウスの高橋章子女史の意見を読んで目からウロコ、禿げしく同意して以来です。もちろん能力のある個人が現場に乗り込んでお手伝いする真のボランディアは素晴らしいと思います。それは単にお金を与える支援ではないからです。私が寄付するとしたら、災害復興であれ文化振興であれ、特定の個人や特定の団体の活動に感銘し活動の継続を望む場合であり、そこに直接届く形で行ないたいと考えます。)

近頃はテレビをつけっぱなしにしている時間が長いせいか、テレビで繰り返しながれる募金の呼びかけがちょっと変だとやっと気づいたしだいです。世の中では既にスマトラの津波災害の頃(2005年)には、電話を使った募金に疑問を持つ人がたくさんいたことを知りました。しかしお金を集める側からは一向に説明も改善もないようで、同じ疑問が今もささやかれているのには、とても奇妙な感じがします。現実には圧倒的多数が無頓着に寄付してくれるから平気なのでしょう。

もちろんピンはねがあろうとなかろうと、集まった寄付金の多くは被災地などに渡るものと思います。しかしお上を信じて天引きされるままに払ってきた税金や年金が、蓋をあけたらとんでもないことになっていたように、善意に訴える寄付金も少しは疑ったほうがいいんじゃないでしょうか。僅かな金額だと思わず、自分が寄付したなら、後で収支の報告を探してみるくらいはしてみましょうよ。どういう団体なのか、その団体がいくら集めて誰に渡したか、多少のピンはね/経費に使われても仕方ないが、それが正直に書いてあるか、それが理解できる範囲か、それくらいは確かめましょうよ。それがお互いの意識を高める第一歩だと思います。

さて、メディアが集めた寄付金は大きくいって日本赤十字か日本ユニセフ協会に渡るようです。日本赤十字社は寄付金で自分の事務所を建てて問題になったことがあります。巨額の寄付金に専用のお財布がなく、全部一緒の「一般会計」に入ってしまうのは、どう考えても致命的。いっぽうの「ユニセフ」は、国連直轄の「ユニセフ東京事務所」(黒柳徹子)と、任意団体の「(財)日本ユニセフ協会」(アグネス・チャン)が、まったく別の組織であることは知っておいたほうがいいと思います。どちらがいいのか知りませんが。(由緒正しいのは前者ですが、トット・チャンが寄付を1円残らず本部に送金しても、国連関係って、まず最初にピカピカ事務所設営とインテリ人件費にメチャお金を使いそうな気がします‥‥‥‥気、ですけど。)

ところで今回の募金で善男善女が不当にも納めた消費税分は、日本国政府が出す支援金に上乗せしてくれるといいんですけどね。


(追記)募金のことがどうも気になり、ネットをあちこち回ってみました。基礎知識として、これだけは貼っておきたいと思いました。(5月22日)

● Wiki/国際連合児童基金 国連の「ユニセフ」について
● Wiki/日本ユニセフ協会 日本の「ユニセフ」について


(5月24日)上記リンクの一部を削除しました。

(追記)5月24日に以下を加えました。/6月2日に文末のリンク先を追加しました。

トットチャンのユニセフとアグネスチャンのユニセフが別のものだとは聞いていましたが、上に書いたことは少し軽率であったと反省しました。なにぶんろくに関心がありませんでしたから、この機会にひとつ調べてみることにしました。

日本ユニセフ協会の評判の悪さには驚きましたが、多くは寄付金の100%が子供達に使われるものと信じていた人達が経費などを差し引くことを知って憤慨したり、寄付の集め方(DMなど)を嫌がっているということのようです。特別な裏情報が流れているとしたら私は知りませんが、日本ユニセフ協会は別にインチキや詐欺の組織ではありませんし、他の国のユニセフと基本的に同じはずです。寄付金でビルを建てるのはどうかと思いますが、言ってしまえば日本赤十字も同じ。「誰でもやっていること」といえるのかもしれませんから。しかしいろいろ紛らわしいのは事実で、日本ユニセフ協会自身にちゃんと説明する気がないんじゃないかという印象は受けました。

はっきりさせるべき第一は、日本ユニセフ協会とは募金が仕事の団体だということです。ニューヨークのユニセフ本部(UNICEF HQ)が世界の子供のために「活動するユニセフ」なら、先進国を中心にいろいろな国にある「国内委員会(Committee)」は「お金集めのユニセフ」というわけです。(ユニセフから支援を受けた国は、あとで国内委員会というものを作ってユニセフ本部のためのお金集めをしなきゃいけないらしいのです。)日本では日本ユニセフ協会が「お金集めのユニセフ」で、民間からせっせと集めます。ほかにユニセフ本部の活動を伝える広報、政策提言も仕事とされています。ただしユニセフ本部もお金を使うだけではなく、各国政府からの莫大なお金集めは本部が行ないます。そこがわかれば、日本ユニセフ協会がサービス業に分類される任意団体であっても「インチキ」ではないと理解できるでしょう。

第二に、「ユニセフ親善大使 UNICEF Goodwill Ambassador」の問題です。これは一つの役職(名誉職)で、ユニセフの活動に広く注目が集まるように、そしてお金が集まるように、各国の国民的有名人に手伝ってもらおうといういうものです。(1)International/国際、(2)Regional/地域、(3)National/国内、と3種類あり、すべてユニセフ本部の公認です。(国ごとにどの大使が何人いるかバラバラです。詳しくはユニセフ本部の〈UNICEF People〉のページで。左側の項目から全ての「大使」の名前がわかります。)

大まかにいって「お金集めのユニセフ」がある国には(1)と(3)、あるいは(3)だけがいます。(1)のInternational はユニセフ本部が任命するもので、日本では黒柳徹子。1984年にアジア初の親善大使に任命されて以来の最古参。他にはデビッド・ベッカム、ジャッキー・チェン、バネッサ・レッドグレーブなど世界の名だたるセレブが International で、いわば花形。ユニセフ本部の広告塔として方針や活動を伝え、政府への働きかけもおこなうといいます。数えると28名(ベルリン・フィルも「1名」で数えます)。英・米には何人もいることから、あくまでユニセフ本部から世界へ向けての国際的な宣伝力が期待されるのでしょう。(3)の National は文字通り各国の「国内委員会」が任命するもので、知名度や才能をいかして広報にお金集めに、その国のユニセフを手伝います。日本では日本ユニセフ協会が選任したタレントのアグネス・チャン(1998年〜)と医師の日野原重明(2007年〜)。

(なお、日本では(1)を「ユニセフ親善大使」(3)を「日本ユニセフ協会大使」と区別していますがあまり知られていず、やっているのがどちらも海外支援のよびかけで紛らわしいのでしょう。ところでイギリスでは International も National も数が多く、(3)の中にはスーパーモデルのクラウディア・シファーがいるわ、サッカー・チームのマンチェスター・ユナイテッドが丸ごとだわ、大使とは別でイギリス独自の High Profile Supporter に歌手のビョークがいるわ、見るからに華やかです。胡散臭い外国人と老人という日本の National のショボさが際立ちます。しかしアグネス・チャンがニセモノ大使だというなら、こうしたイギリスの大使もすべてニセモノといわなければなりません。)

以上が私の理解で、まことに大雑把ながらそれほど間違ってはいないと思うのですが。役割分担もわかってきました。

しかし‥‥‥‥ここで初めてとっても変だということが見えてくるのです。日本にはなぜか国連の支部というものがあって、さらに面倒です。「黒柳徹子は渋谷の国連ビル内に事務所を持ち、国連のユニセフから任命された人だから、彼女だけが本物の大使だ」とか。でもこれは間違いで、みんな本物です。国連ビルにいるのはユニセフから選任された本物の親善大使だからではなく、ユニセフ本部の仕事をしているからのようですよ。(ユニセフ本部の該当ページ)彼女の海外視察を準備するのもここだそうです。しかしいったいいつからこうなったのですか? つまり、彼女の海外視察をテレビで見て「寄付しよう!」と思った一般人は、10円でも100万円でも日本ユニセフ協会にお金を差し出すのが筋です。その点では彼女が個人名義で募金の口座を開いているのは変なのです。(黒柳徹子の「お願いチャンネル」) 彼女がそうしなければならない理由は、ネットの噂にあるように「日本ユニセフ協会が寄付金をピンはねするから」ですか? こんな分裂はよくないし、公に正しく説明されるべきですよ。黒柳徹子を疑う人はまずいないでしょうが、彼女のホームページは何年も捨て置かれたような状態で、説明になっていません。もちろん世界の現場をたくさん見ている彼女は誰よりも寄付を100%使いたいと願うでしょう。でもそれならイギリスで同じことをしないベッカムはただのバカですか? 表に出ないもっと根深いものがあるのじゃありませんか? なぜなら日本ユニセフ協会のピンはねは巨額とはいえ、裏帳簿があれば別ですが、ユニセフ本部の認める範囲内です。本部への送金(拠出金)も報告を見れば2006年の実績で、イギリスが集めたお金の72%、オーストラリアが71%であるのに対し日本は82%ですよ。ベッカムにはありえないことが黒柳徹子には起きた‥‥‥‥のでしょうね。まあ、そのように、ニューヨークの本部や他の国のユニセフのサイトと見比べながら、日本ユニセフ協会のサイトをつぶさに見ているとですね‥‥‥‥第一に視覚的センスがそうとう悪いし、訴えるポイントがずれてますよ、このサイト。単に下手なのか周到な意図なのか‥‥‥‥でも‥‥‥‥普通に考えて‥‥‥‥ぜったい変です。私、何も知りませんよ。公式サイトを見ているだけですよ。はじめは面白おかしいネタになるかと思ったのですが、でもだんだんこわくなってきたので、もうやめます。

ただ、ユニセフ本部のサイトからジャンプした日本ユニセフ協会のサイトが空っぽなのはとてもみっともない、と書いておきます。今はどこも一番に「中国の地震被害に募金を!」と訴えているのに。

● ユニセフ本部のサイト 右側の日の丸でジャンプしてみましょう。

● 日本ユニセフ協会のサイト 噂ではネットで何か話題になるたびにページの削除や更新があるそうですが。
● 日本ユニセフ協会の謎 野良里蔵狸さんのブログ(2005年)。ネット上に数ある日本ユニセフ批判の一つ。100を超えるコメントも興味深く読みました。

(追記:6月2日)
● 2ch ニュース速報+ダイジェスト 2ちゃんのスレ「【ミャンマー】日本ユニセフ協会、サイクロン被災者支援のため緊急募金を開始」のダイジェスト版をみつけたので追加します。2ちゃんが恐い人でも安心して読めますよ。よくある噂とその語り口をまとめて見ることができます。ちゃんとした意見もあります。先月はじめ、中国地震の直前のものです。


このブログ内の「緊急特集/募金」(右側の茶色い欄の〈累積資産・5月〉からもどうぞ)
● どらえもん募金‥‥‥‥寄付はお買い物?(ドラえもん募金について)
● 募金のいろいろ、やがてうんざり(クリック募金について)
● そのた

2008年5月20日

ドラえもん募金‥‥‥‥寄付はお買い物?


テレビ朝日が「ドラえもん募金」をやっています。サイクロンのミャンマーと地震の中国、二つの被災地への支援です。電話を使った寄付は他にもあり、ドラえもんに限ったことではありませんが、とりあえずドラえもん募金について先日来思うところを書きます。

(1)消費税?
以前は(何年か前は)「電話一回で100円」といっていたと思いますが、このたびは「105円」です。どうも「100円のお買い物+5円の消費税」という金額に思えてしょうがありませんが、これは「消費税込み」ということでしょうか。驚きです。どうして寄付に課税されなきゃいけないんでしょう。しかも消費税を? 寄付は消費なんですか???

寄付を募る側は何を売っているんでしょうか? 私達、かわりに何も受け取りませんよ。たとえば「赤い羽」を「商品」と見たてて定価+消費税を支払えというなら、そういうのもありかなと思います。しかし「消費税パーフェクトガイド.com」を見ると、その「赤い羽」を例にあげて共同募金の寄付金は経理上「不課税取引」であると解説しています。「一方的な金銭の贈与で対価性がないため」です。別の専門家向けのサイトでも「したがって、寄付金、補助金、贈与などの無償取引は原則として課税対象にはなりません」と書いてあるのですが。

● 消費税パーフェクトガイド 共同募金等への寄付金の支払い
● 消費税という税金のあらまし はじめて課税事業者として消費税を申告する方へ

NPO向けの経理指南のサイトでは、寄付金を受け取った側の経理処理として、集めたお金を何に使うかで(そこに消費税が発生するか否か、等々で)税率が違うといいます。プロでも難しい計算になるそうです。しかしそれはお金を集めたNPOの経理処理であって、私達お金を出すほうの問題です。下のようなQ&Aがありましたが、読んでも理解できません。しかも回答者は匿名です。

● ドラえもん募金に消費税がかかるのはどうしてですか?

(2)手数料
ずいぶん前に(阪神の地震のときだったか、もっと後か忘れましたが)、電話で100円寄付をするアレは、100円のうち30円が手数料で70円が寄付の正味だと聞きました。(その話にしたがえば)千円寄付しようと10回電話すれば、300円が手数料、700円が寄付なのでした。ですから私は「70円寄付の100円コースと970円寄付の1000円コース」というように電話番号を二本立てにするとか、できるだけたくさん寄付できる仕組みにしてくれたらいいのにと思ったものです。事実は、現在は、どういう割合でしょう。テレビ朝日のサイトを見ても、募金の案内だけで手数料には触れていませんね。

どんな寄付でもたいていは運営費などの経費をピンはねするものです。以前ある募金の収支報告で、集めたお金の半分以上を「運営費その他」に使っている所を見たことがあります。でも後々思い出すだに明細を公表している分エライと思いました。ドラえもん募金もピンはねが事実3割なのか、3割が妥当なのかを含め、その点を明らかにした上で堂々と理解を促す努力が必要ではないでしょうか。

● テレビ朝日ドラえもん募金「新潟県中越沖地震被災者支援」募金結果のご報告

(3)収支報告
上の「ご報告」で、集まったお金の100%を日本赤十字と新潟県に寄付したとありますが、問題はその金額が「ピンはね後」ではないか?ということです。1回100円(または105円)で合計金額「71,527,692円」とあり、下3桁が「692円」というのがナニです。そして、ピンはねの事実を含め、ピンはねの割合、金額、使途はすべて不明。千万円単位のお金ですから、こんな不明朗会計はないと思いますよ。せめて何件の電話があったのか併記してほしいものです。

寄付してもらった側の日本赤十字のサイトを見ると、寄付の受付などの案内の場所はすぐにわかりますが、使った結果はすぐに見られるようになっていません。(ないかもしれません。)「よくある質問」にも載っていません。皆さんよほど無関心、ということでしょうか。

日本赤十字は決算報告をサイト上で開示しています。私はこういう表を読むのが苦手ですが「NHK海外たすけあい」などの海外支援の寄付金およそ160億円が一般会計に計上されているのを見つけました。(一般会計?!)しかしそのお金がどう使われたのか、どこを見ればよいのかわかりません。国内向けの寄付金はどこにあるのか、それさえわかりません。(支出には自分の建物の改修などが目立ちます。)元々いい噂ばかりではない団体ですが。素人から集めた寄付金なのですから、素人にわかるように、円グラフなど大雑把でいいから正直なものをわかりやすい所に載せてほしいものです。

● 日本赤十字社/よくあるご質問
● 日本赤十字社/決算報告

(4)結論
ドラえもん募金の寄付を受け取った日本赤十字も、当然そこから「運営費その他」をピンはねした金額を支援に回すのですから、二重のピンはねです。それなら直接郵便振替で日本赤十字に寄付したほうが無駄が少ないと思います。

それにしても日本政府が大好きなアメリカでは、(承認された団体への)寄付は所得税控除の対象だというのに、この国では本当に「寄付」から「消費税」を徴収しているのでしょうか。万が一そうなら呆れてものが言えません。

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以上が私の疑問です。今しばらく調べて、当方に誤解があればここに追記する予定です。
もし事情に詳しい方がいらしたら、ぜひ正しい情報をお知らせくださいませ。

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(追記)
さっそくこういう質疑応答を見つけました。(5月20日)
「どうして消費税?」という疑問にたいし、「ダイヤルQ2を使う都合で発生するお金」との答え。

● 新潟の地震の募金について 

ドラえもん募金はNTTのダイヤルQ2というサービスを利用しているという事情により、電話したとき向こうから聞こえる音声は「番組」であり、「情報料100円」の「商品」であるということ。100円の商品を買うのだから当然「消費税5円」を納める、という理屈。

それなら以前「100円」だったのはなぜ? それが本当なら、善男善女に周知徹底するべきですし、それをしたところで無意味な納税を強いるこの仕組みは間違っていると思います。

当然NTTは「1個100円の商品」を「販売する」ことから通常どおりの利益を得ているはずですよね。いったいいくらでしょう? (‥‥‥‥ああ、これが最初のQ&Aにあった「9%の免除」でしょうか?)
それとも、テレビでは「105円が寄付されます」と言っているのですから、事実上消費税は免除されているのでしょうか。そしてNTTは「1件105円」をまるまる募金に回すべく、システムの提供と代金の回収業務を完全無料のボランティアで行なっているのでしょうか? にわかに信じられませんが、もしそうならNTTが最大の功労者であるはずで、「NTTの全面協力により」くらいの枕詞をつけてやるべきではありませんか? テレビ局は呼びかけるだけで何もしないのですから。

しかし‥‥‥‥やっぱり何一つ明らかではありません。寄付を集める主体が何も言いません。募金とは、有名でも無名でも、国内でも海外でも、似たようなものかもしれませんよ。(しかも昨今は募金詐欺さえ横行しています。)ですから一般論として、「経費を含めた収支報告」を公表しない募金にはそのつもりで関りましょう。そして、できるだけ、「中間業者」のいない寄付がいいと思います。 

(私の経験内で信頼できるのはアフガニスタンで活動する中村哲医師のペシャワール会だけです。)

こういうものに「ドラえもん」の名を冠するなんて‥‥‥‥嫌ですね。


(追記3)ちょっとネットをぐぐると、多くの人が同じ疑問を抱いているのがわかりました。またメディア業界の募金はダイヤルQ2だけではありませんでした。(5月21日)

● J-comの募金オンデマンド 

不特定多数に接する「メディア」業界は大衆に訴える力にかけて絶大です。あの手この手で募金を呼びかけます。これは流行ですか? いったいいくつあるんでしょう。ケーブルテレビのJ-comでは、どうやらテレビの画面操作で寄付ができる仕組みのようです。「(105円、525円、1050円、3150円)うち消費税を差し引いた額が、救援金として、「日本赤十字社‥‥‥‥」と書いてあり、ここでは明らかに消費税がかかっています。消費税がかかっている時点で「公的」に寄付とみなされていないのですから、こういう募金行為はやめてほしいと思います。それでも寄付したい人は消費税分を含めた金額を日本赤十字社に直接送金しましょう。(日本赤十字社もナニですし、お金が被災地に渡ってからの使い道はさらにナニなのですから、せめて自分で省ける無駄は省きましょうよ。)

本当に善意であるなら、ダイヤルQ2を使うにしても、全テレビ局で電話番号を一つにすればいいのにと思います。すでに実績を持つ全国規模の一大善行プロジェクトとして、その電話番号だけは政府から特別に消費税免除のお墨付きをもらい、会計処理も一元化。(といってもNTTが集めたお金を日本赤十字に回すだけ‥‥‥‥のはず。)各局は現金に触れることなく、ただ宣伝に励み、後に会計報告を公開する場を提供する、という形にすれば合理的だし、ずっと透明です。(放送局は現行のとおり番組内で言及するだけ。経費もほとんどかかりません。)そしてNTTは無料奉仕のボランディアをかって出てもいいし、寄付金から相応額の報酬を得てもしかるべきと思いますけど。(なぜそうならないのでしょうね?)

いっそ日本赤十字社が主体となり、NTTを使って募金するのをメディア各社が宣伝する、という形にすれば一番無駄がなさそうです。テレビ局にとっても「本当のボランディア」ができます。(本当に善行なら。)


日本赤十字社の「海外復興支援活動計画」を見つけました。

● きもちのしるし、2007年3月号 PDFファイル

昨日は見つからなかった「報告」ですが、日本赤十字社のホームページにリンクがありました。下のほうの「その他」の欄です。活動報告は「その他」なんですね。(J-comの募金のページのリンクで知りました。)
このパンフレットには私の好きな「円グラフ」の会計報告が載っていました。スマトラ、ジャワ、パキスタンでの活動における寄付金の使い道です。「皆様から寄せられた救援金△△億円」を運営費、人件費を含めた100%の使い道を表にしています。ただしそれ以外の被災地の会計報告はは国内外を含め、記載がありません。「きもちのしるし」のバックナンバーはサイト上に載っていません。

しかしここでもう一つ「お金の入口」に触れてほしいと思います。日本赤十字社はNHKたすけあい、ドラえもん募金など多くの団体が集めた寄付金と無数の個人から直接送られた寄付金を受け入れています。日本赤十字社を信じて託した人達に感謝するなら、どの期間にどこからいくら受け入れて合計いくらか、目立つ所に別項をもうけて明記すべきじゃないでしょうか。この表の「救援金△△億円」という被災地別合計金額の書き方では、たとえばそれが50億円とすると、50億円受け入れたうちの50億円なのか、100億円受け入れたうちの50億円なのかさえ不明じゃありませんか。そんなことまで書いていたら素人には煩雑だというなら、こういう大きな組織では報告も3段階くらいにして、簡単なもの、少し詳しいもの、かなり詳しいもの、というふうに寄付した側の必要に応じた参照を可能にする工夫をしてほしいと思います。


このブログ内の「緊急特集/募金」(右欄の「累積資産・5月」からもどうぞ)
● 募金‥‥‥‥善意の花園(日本ユニセフ協会について)
● 募金のいろいろ、やがてうんざり(クリック募金について)
● 共同募金の心得?

2008年5月19日

「鼓笛隊の襲来」



「鼓笛隊の襲来」
三崎亜紀/光文社/1400円

TBSラジオのお昼過ぎの番組「ストリーム」のファンです。(ラジオがあればラジオで聞きますが、近頃はpodcastで聞くほうが多くなりました。)毎週木曜日には面白い本を紹介する「ストリーム・ブックレビュー」というのがあります。私は隔週登場して内外の小説を紹介する「豊崎社長」が大好きで、低い声、辛口で歯切れのよい語りがいいんです。彼女が紹介する本はどれもとっても面白そうですが、じっさい年季の入ったプロの読み手として高水準の本を選んでいるのだと思います。

私はここ十年以上ほとんど本を読みませんし、たくさん読んだ頃も歴史や思想が中心でした。主に小説を読んだのは二十代で、その後は、おおまかに言って村上春樹を最後にだんだん遠のいたように思います。ですから「ストリーム・ブックレビュー」聞いて「面白そう」と思っても、読むわけがなく、本屋さんに行くことはありませんでした。でも先週の木曜日に紹介された「鼓笛隊の襲来」は読んでみたくなりました。本屋さんで手に取ると200頁ほどの小さい本で、しかも短編集ですから、読みつけない私でも読めそうだと思い買ったのです! ちゃんと読み終えたら感想を書きたいと思います。


鼓笛隊の襲来
彼女の痕跡展
覆面社員
象さんふべり台のある街
突起型選択装置(ボタン)
「欠陥」住宅
遠距離・恋愛
校庭
同じ夜空を見上げて

という題名の短編9編が収録されています。「豊崎社長」がいうには「階段があると思ってなかったときの感じ」がする読後感なのだそうですが、私にとってはどうでしょう。(5月19日)

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