ほとんど同窓会
3月1日に中学校の同期会の幹事会がありました。私は幹事ではありませんが、友達が幹事でお呼びがかかり、嬉々として出かけたのでした。石神井でお昼に集まるというので場所も「おさる」(正式名称「yato cafe」)です。
行ってみると、なんと9人の集会でした。(本当の幹事は3人なんですけど。)個性豊かでお仕事っぷりもまばゆいばかりの、そうそうたる顔ぶれ。ということは、どう考えても私一人がおちこぼれ。ときどき思うのですが、どうして私がこういう人達ばかりと親しかったのか、不思議というか、幸いというか、やっぱり謎です。でもおかげでとても楽しいのですから、ありがたいことです。
私達の時代にはよほどのお金持ちか特別に教育熱心な家庭でなければ地域の公立学校へ行くのが普通でした。そして、私達の住む3つか4つの町の中に学区の境があるため、全体的にある幼稚園を出ると主に2つの区立小学校へ別れ、小学校を出ると主に2つの区立中学校へ別れ、中学校を出るといくつかの都立高校に別れるという大きな流れがありました。したがって誰もが、多くの人と一緒になったり離れたりまた一緒になったり‥‥‥‥という具合で、面白く複雑にこんがらがっています。たとえば私の小学校の友達と中学校の友達が別の高校で友達だったとか、その一方で小中高とも一緒という人が何人もいたり。そういう中学の同期の集まりでは、幼稚園から高校までが共通の時間軸となり、間接的な知り合いが何倍にもなり、盛り上がらないわけがありません。
今回の特記事項は、18歳から今もサーフィンを続けているYが、なんとサーファー役で北野武の映画に出演したという話です。サーファー達の事務所に北野側から出演依頼があったというのだからカッコイイ。しかも台詞付き。題名は忘れてしまいましたが、長かったし、海っぽかったから、「あの夏、いちばん静かな海」かな?と一覧表を見ながら思います。こりゃ見なきゃいけませんね。
とりあえず集まって皆でお昼ご飯を食べ、それから次へ流れて行く予定でしたが、遅れる予定の人達がいたため「おさる」で長居することになりました。大勢で陣取って激しく盛り上がってしまいましたから、せめてたくさん飲んだり食ったりおかわりして、テーブル単価を上げるよう努めました。そして9人が4時間を費やして決めたのは‥‥‥‥「11月5日土曜日にやろう」ということだけ。しかし同期生名簿の充実という当面の課題があるのです。私は「自分の一番会いたい人を自分で探そう」と提案しました。(これは去年の同期会でSちゃんが言い出したことです。)みんなで名前を書いて並べましたが‥‥‥‥果たして本当に探すかしらむ‥‥‥‥?
5時頃いったん解散し、主婦達は帰路につきました。私は男どもと大昔からある赤提灯へ行きました。地元ならずも初めて入るお店でしたが、本物の赤提灯はいいものでした。ウーロン茶で宴の続きを楽しみ、3人が飲み干した焼酎の瓶をもらって帰りました。(コルクをガラスでくるんだ蓋がしゃれています。)
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