サクラガサイタ
今日は素晴らしいお天気です。近くの小学校(わが母校)でも桜が咲きました。花がこのように丸くまとまって枝にもこもこついているのは古い桜の貫禄です。(種類でしょうか? でもこれが桜だと思っています。)そういえば昔の絵本や挿絵など、桜といえばこんもりと丸く描くものでした。この木は50年近くになるでしょうか。若い木ではこうはいきません。
枝の太さがちがいます。黒々とした太い枝から、こぼれんばかりの丸い花。下の写真は住宅街の公園の桜ですが、十年くらいでしょうか。違いは歴然。でもこの木にも界隈の名物になる日がくるでしょう。
桜が花でいっぱいになって満開だと思う頃はまだ八分咲きで、本当に全部が開花したときにはもう先の花が散り始めているそうです。今はその八分。花が全部枝についているときの桜は若々しくて晴れがましく、力をいっぱい感じます。
恵比寿のすみかの近くにはすごい桜がありました。古いお宅の大きな門の傍らにあって、大きいだけでなく、立派な枝はつっかえ棒をあてがわれながら平屋の母屋の上まで広く伸びて屋根を覆っていました。人通りの少ない路地で、それが満開となり、花が散って舞いはじめたら夢のようです。誰でも立ち止まって眺めずにはいられません。町なかの密集地といっても古い住宅街ではそういう楽しみが所々にありました。しかし去年の花の後、そこは桜もろとも更地になりました。
(cherry blossm)(spring)(shakujii)
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